JPS5849071Y2 - コンバインにおける前照灯取付け構造 - Google Patents

コンバインにおける前照灯取付け構造

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Publication number
JPS5849071Y2
JPS5849071Y2 JP3790179U JP3790179U JPS5849071Y2 JP S5849071 Y2 JPS5849071 Y2 JP S5849071Y2 JP 3790179 U JP3790179 U JP 3790179U JP 3790179 U JP3790179 U JP 3790179U JP S5849071 Y2 JPS5849071 Y2 JP S5849071Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlight
lug
side cover
view
combine harvesters
Prior art date
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Expired
Application number
JP3790179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55139629U (ja
Inventor
勝人 清成
光一 津賀
清 飯泉
Original Assignee
井関農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井関農機株式会社 filed Critical 井関農機株式会社
Priority to JP3790179U priority Critical patent/JPS5849071Y2/ja
Publication of JPS55139629U publication Critical patent/JPS55139629U/ja
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Publication of JPS5849071Y2 publication Critical patent/JPS5849071Y2/ja
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  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンバインにおいて機台の最前部にあって前方
を照射する前照灯の取付は構造に関するものである。
自脱型コンバインには、作業者が機台の操縦席(こ乗用
して機台を操向する乗用型と、機台の後方を歩行しなが
ら機台を操向する歩行型とがある。
そして乗用型にあっては薄暮時の作業や路上走行等を考
慮して一般の車輛と同様に左右一対の前照灯を備えてい
る。
この前照灯は通常、機台最前部にあって殻稈を起立させ
る引起し装置のγ−ス側部を安全と外観上覆って設けら
れたサイドカバーに取付けられているが、この取付は位
置が操縦席から見て丁度圃場の殻稈を掻き分ける分草体
を見通す位置であり、従来のごとくこれがサイドカバー
から側方へ突出していると、分草部に対する見通しが遮
蔽されるので、機台0.、)操向を誤るという不具合が
あった。
またこの前照灯を覆うためOこサイドカバーを膨出させ
るなど、その加工および外観を複雑化させていた。
そこで、これをサイドカバーから突出しないように内側
−・、寄せて設けることが考えられるが、その箇所には
引起し装置におけるラグの走行径路に当るので、これと
干渉しないようfこ設けることが困難であった。
本考案は以上のような点Gこ鑑みなされたもので、サイ
ドカバーの側端部よりも内側に設けた凹陥部に前照灯を
収納してその内側にラグの案内体を設けることにより、
操縦席からの前方−\の見通しを良好にして機台の操向
を容易にし、かつサイドカバーの加工ならびに外観の簡
素化を計るとともに、これによって生じる前照灯と引起
しラグとの干渉ならびに騒音発生を防止するごとく構成
したコンバインにおける前照灯取付は構造を提供するも
のである。
以下、その構成等を図に示す実施例により詳細に説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案に係る前照灯取付は構造を
示し、第1図はこれを実施したコンバインの平面図、第
2図はおなじく刈取機の正面図、第3図は前照灯取付は
構造を第4図のAIごおいて破断して示す正面図、第4
図は第3図のBB断面図である。
これらの図において、コンバイン1は、圃場の殻稈を刈
取って搬送する刈取機2と、搬送された殻稈を脱穀選別
する脱穀機3とを備え、その操縦席4は脱穀機2前端部
の側方に設けられている。
刈取機2の前端部には、圃場の殻稈を掻き分けて刈取幅
を決める複数個の分草体5が分草杆6/lこ支持されて
設けられており、その後方には、倒伏した殻稈を垂直状
態に起立させる引起し装置7(後述)が設けられている
さらに分草杆の後端部には、引起された殻稈の根元部を
刈取るバリカン状の刈刃8が地面(こ近接して支架され
ている。
また、刈刃8の上方には、刈取られた殻稈の根元部およ
び穂先部を保持して脱穀機3へ向って搬送する根元搬送
装置9と穂先搬送装置10とが上下にほぼ平行して装架
されている。
さらに、脱穀機3の扱き室11内(こは、刈取機2から
引継がれてフィードチェーン12によって搬送される殻
稈を脱穀する扱き胴(図示せず)が軸架されており、そ
の下方の選別室内には、選別装置が収納されている。
13は脱穀後、扱き室11から排出される殻稈を搬送す
る排わらチェーンである。
概略以上のごとく構成されたコンバイン1における前記
引起し装置7をさらに詳述すると、この引起し装置7は
、多数のラグ14を一定間隔をおいて配設した左右一対
の引起しチェーン15を備えており、この引起しチェー
ン15は、箱状に形成された引起しケース16内の上下
両端部に軸着されたスプロケット(図示せず)に張架さ
れている。
そして、引起しケース16内には引起しチェーン15の
内側走行端に沿ってラグ14の走行を案内するラグガイ
ド1−7が設けられており、ラグ14はその基部をこの
ラグガイド17(こ沿わせて走行すること(こより、殻
稈搬送経路側においてのみ起立するようになされている
またラグ14は、殻稈の非搬送側である引起しケース1
6の外側においては倒伏し、その脚部を引起しケース1
6の内面(こ沿わせて走行する。
さらに、引起しケース16の外方には、断面コ字状に形
成されたサイドカバー18が側端縁に沿って設けられて
いる。
そして、引起しケース16は、その側板が高さ方向の中
央部よりやや下方において内方へ向って長方形状に膨出
されており、またサイドカバー18もその正面側の端板
がこの膨出部に対応して長方形状に切欠かれていて、こ
れら膨出部と切欠部とによって長方形の凹陥部19が形
成されている。
さらにこの凹陥部19の長手方向中央部には、L字状に
形成されたライトステー20がその立縁を正面へ向けて
引起しケース16の裏面に固着されており、このライト
ステー20には長方形の前照灯21が取付けられている
また、凹陥部19を設けた側の引起しケース16側板に
は、凹陥部19に沿った直線部とその両側の斜面部とに
より山形状に形成されてラグ14の走行を案内する案内
体としてのラグ案内板22が鋲着されている。
23は機台の4隅に設けられて機台の後進、同行等を警
報するフラッシャランプである。
以上のごとく構成されたコンバイン1において、作業者
は操縦席4に着座して機台を操向しながら収穫作業を行
なう。
そして圃場が暗い場合には前照灯21を点灯して前方を
照射するが、本考案においては、この前照灯21が引起
し装置7に形成された凹陥部19内に収納されており、
サイドカバー18の側方へ突出していないので、作業者
の前方への見通しがきわめて良好で機台の操向および刈
取作業が容易になる。
また凹陥部19の形成は引起しケース16の側板をコ字
状に折曲し、サイドカバー18を切欠くだけでよく、そ
の加工がきわめて容易であり、前方および側方に向って
突出部がなく外観を損なうことがない。
ざら(こ、ラグ14は、殻稈搬送経路側においてはその
基部をラグガイド17に沿わせて走行することにより起
立して殻稈を搬送するが、このラグ14は引起しケース
16の上端部において倒伏して周回し、引起しケース1
6の側板内面(こ脚部を沿わせて走行する。
モして凹陥部19を通過するときには、そこにラグ案内
板22が設けられていて、脚部をその傾斜面に沿わせて
走行するので、前照灯21等と干渉することがなく、ま
たきわめて静粛に走行する。
以上の説明により明らかなように、本考案によれば、コ
ンバインにおいて前照灯を引起し装置のサイドカバー側
端縁よりも内側の引起しケースとの境界部に設けた凹陥
部内に収納するとともに、この凹陥部の内側にラグの案
内体を設けることにより、引起し装置の側方への突出物
がないので、操縦席よりの前方への見通しが良くなって
、機台の操向ならびに刈取作業が従来と比べて容易にな
り、しかも加工が容易で外観が良好である。
また、ラグが前照灯およびその周辺の部材と干渉するこ
とがなく、案内体の傾斜面)こ沿って走行するので騒音
を発することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る前照灯取付は構造を
示し、第1図はこれを実施したコンバインの平面図、第
2図はおなじく刈取機の正面図、第3図は前照灯取付は
構造を第4図のAAjこおいて破断して示す正面図、第
4図は第3図のBB断面図である。 1・・・・・・コンバイン、7・・・・・・引起し装置
、14・・・・・・ラグ、16・・・・・・引起しケー
ス、18・・・・・・サイドカバー 19・・・・・・
凹陥部、22・・・・・・ラグ案内板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前照灯を引起し装置の引起しケースとサイドカバーとの
    境界部に設けた凹陥部内に収納するとともに、この凹陥
    部の内側にラグの走行を案内する案内体を設けたことを
    特徴とするコンバインにおける前照灯取付は構造。
JP3790179U 1979-03-26 1979-03-26 コンバインにおける前照灯取付け構造 Expired JPS5849071Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3790179U JPS5849071Y2 (ja) 1979-03-26 1979-03-26 コンバインにおける前照灯取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP3790179U JPS5849071Y2 (ja) 1979-03-26 1979-03-26 コンバインにおける前照灯取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55139629U JPS55139629U (ja) 1980-10-04
JPS5849071Y2 true JPS5849071Y2 (ja) 1983-11-09

Family

ID=28901833

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JP3790179U Expired JPS5849071Y2 (ja) 1979-03-26 1979-03-26 コンバインにおける前照灯取付け構造

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JPS55139629U (ja) 1980-10-04

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