JPS5848876Y2 - 平面振動板用ボイスコイルボビン - Google Patents
平面振動板用ボイスコイルボビンInfo
- Publication number
- JPS5848876Y2 JPS5848876Y2 JP9026179U JP9026179U JPS5848876Y2 JP S5848876 Y2 JPS5848876 Y2 JP S5848876Y2 JP 9026179 U JP9026179 U JP 9026179U JP 9026179 U JP9026179 U JP 9026179U JP S5848876 Y2 JPS5848876 Y2 JP S5848876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- voice coil
- coil bobbin
- flat diaphragm
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は平面振動板用ボイスコイルボビンに関し、さ
らに詳しくは、角型の平面振動板に用いる角型のボイス
コイルボビンに関する。
らに詳しくは、角型の平面振動板に用いる角型のボイス
コイルボビンに関する。
平面振動板は周波数全域にわたって、比較的フラットな
音圧特性が得られ、忠実な再生音を楽しむことができる
などの特徴が認識され、これを用いたスピーカシステム
が提供されるようになって来た。
音圧特性が得られ、忠実な再生音を楽しむことができる
などの特徴が認識され、これを用いたスピーカシステム
が提供されるようになって来た。
この平面振動板を用いたスピーカシステムで、集中駆動
型式のものにあっては、平面振動板の全域を平等にピス
トン運動させるようなドライバユニットが要求される。
型式のものにあっては、平面振動板の全域を平等にピス
トン運動させるようなドライバユニットが要求される。
とくに、平面振動板と直接接合される部材となるボイス
コイルボビンはその形状が重要で、角型の平面振動板の
場合、ボイスコイルボビンも振動板の各辺に沿った辺を
もつ角型のボイスコイルボビンであることが望ましい。
コイルボビンはその形状が重要で、角型の平面振動板の
場合、ボイスコイルボビンも振動板の各辺に沿った辺を
もつ角型のボイスコイルボビンであることが望ましい。
しかしながら、角型、とくに、正方形のボイスコイルボ
ビンは、角隅部の強度が弱く、その結果正確な正方形の
形状が保てず、平行四辺形のように変形を生じることが
あって、振動板の全面を平等に駆動できないことがあっ
た。
ビンは、角隅部の強度が弱く、その結果正確な正方形の
形状が保てず、平行四辺形のように変形を生じることが
あって、振動板の全面を平等に駆動できないことがあっ
た。
そこで、この考案は角型の平面振動板に使用して、振動
板全域を確実にピストン運動できるようなボイスコイル
ボビンを得ようとするもので、そのために、ボイスコイ
ルボビンの角隅部の強度を増加することを直接の目的と
して、ボイスコイルボビンを各辺毎に独立した部材とし
、各部材の連結端に互に密着できる結合片を設けて、こ
の結合片を接着剤で接着し、剛性のあるボイスコイルボ
ビンにしたことを特徴とするものである。
板全域を確実にピストン運動できるようなボイスコイル
ボビンを得ようとするもので、そのために、ボイスコイ
ルボビンの角隅部の強度を増加することを直接の目的と
して、ボイスコイルボビンを各辺毎に独立した部材とし
、各部材の連結端に互に密着できる結合片を設けて、こ
の結合片を接着剤で接着し、剛性のあるボイスコイルボ
ビンにしたことを特徴とするものである。
以下、この考案の詳細を添付した図面に沿って説明する
。
。
先ず、図において符号１はハニカムコアにスキン材を貼
付して構成した角型の振動板でこの振動板１の一面に角
型のボイスコイルボビン２が接着固定されている。
付して構成した角型の振動板でこの振動板１の一面に角
型のボイスコイルボビン２が接着固定されている。
このボイスコイルボビン２は振動板１の各辺と平行に配
置されるボビン枠２１の組立てによって構成されており
、ボビン枠２１は軽量化を目的として打抜かれた多数の
小孔２１ａをもち、上縁部には、振動板１との接触面積
を得るためと補強を目的としたフランジ２２がＬ型に折
曲げられて形成されている。
置されるボビン枠２１の組立てによって構成されており
、ボビン枠２１は軽量化を目的として打抜かれた多数の
小孔２１ａをもち、上縁部には、振動板１との接触面積
を得るためと補強を目的としたフランジ２２がＬ型に折
曲げられて形成されている。
さらに、ボビン枠２１の両端部のフランジ寄りの部分に
は、ボビン枠２１の長さ方向と４５°の角度で張出した
結合片２３が形成されている。
は、ボビン枠２１の長さ方向と４５°の角度で張出した
結合片２３が形成されている。
この結合片２３はボビン枠２１の下縁部にはなく、結合
片２３に接着剤を施して互にボビン枠２１を構成するの
であって、ボイスコイルボビン２の結合片２３のない部
分の周囲にボイスコイル３が巻装される。
片２３に接着剤を施して互にボビン枠２１を構成するの
であって、ボイスコイルボビン２の結合片２３のない部
分の周囲にボイスコイル３が巻装される。
この考案のボイスコイルボビンは上述のような構成であ
るから、ボイスコイルボビン２を構成するボビン枠２１
．２１・・・・・・の両端部に隣合うボビン枠と面対向
できる結合片２３を設け、この結合片２３゜２３を互に
接着剤で一体化して角隅部を強固にしたものになってい
る。
るから、ボイスコイルボビン２を構成するボビン枠２１
．２１・・・・・・の両端部に隣合うボビン枠と面対向
できる結合片２３を設け、この結合片２３゜２３を互に
接着剤で一体化して角隅部を強固にしたものになってい
る。
なお、以上の説明では正方形のボイスコイルボビンを説
明したので、結合片２３の張出し角度が４５°のものを
図示したが、その角度は辺数によって定まり、正Ｎ角形
であれば３６０°／２Ｎの角度で張出すことになる。
明したので、結合片２３の張出し角度が４５°のものを
図示したが、その角度は辺数によって定まり、正Ｎ角形
であれば３６０°／２Ｎの角度で張出すことになる。
以上の説明から明らかなように、この考案の平面振動板
用ボイスコイルボビンによれば、数枚のボビン枠を互に
組立てて構成したので成形が容易であり、各ボビン枠の
両端部に隣合うボビン枠と密着できる結合片を形成した
ので、ボイスコイルボビンを組立てた場合、各ボビン枠
が結合片により互に剛接合でき、剛性大きく変形のない
ものが得られる。
用ボイスコイルボビンによれば、数枚のボビン枠を互に
組立てて構成したので成形が容易であり、各ボビン枠の
両端部に隣合うボビン枠と密着できる結合片を形成した
ので、ボイスコイルボビンを組立てた場合、各ボビン枠
が結合片により互に剛接合でき、剛性大きく変形のない
ものが得られる。
第１図は平面振動板用ボイスコイルボビンの全体斜面図
、第２図は同一部の拡大平面図、第３図はボビン枠の単
体斜面図である。 １・・・・・・振動板、２・・・・・・ボイスコイルボ
ビン、２１・・・・・・ボビン枠、２２・・・・・・フ
ランジ、２３・・・・・・結合片、３・・・・・・ボイ
スコイル。
、第２図は同一部の拡大平面図、第３図はボビン枠の単
体斜面図である。 １・・・・・・振動板、２・・・・・・ボイスコイルボ
ビン、２１・・・・・・ボビン枠、２２・・・・・・フ
ランジ、２３・・・・・・結合片、３・・・・・・ボイ
スコイル。
Claims (1)
- 角型の平面振動板に一端縁が固定されているボイスコイ
ルボビンにおいて、多角型のボビンを形成するボビン枠
と、このボビン枠の両端部にあって、隣合うボビン枠と
互に密着できる角度で張出している結合片とを備え、各
ボビン枠が互に結合片の衝合せて一体化されて構成され
ていることを特徴とする平面振動板用ボイスコイルボビ
ン。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9026179U JPS5848876Y2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 平面振動板用ボイスコイルボビン |
| DE3024729A DE3024729C2 (de) | 1979-06-30 | 1980-06-30 | Schwingspulenkörper für eine planare Membran |
| GB8021352A GB2055015B (en) | 1979-06-30 | 1980-06-30 | Voice coil bobbin for a planar diaphragm |
| US06/164,129 US4322584A (en) | 1979-06-30 | 1980-06-30 | Voice coil bobbin for planar diaphragm |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9026179U JPS5848876Y2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 平面振動板用ボイスコイルボビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS568392U JPS568392U (ja) | 1981-01-24 |
| JPS5848876Y2 true JPS5848876Y2 (ja) | 1983-11-08 |
Family
ID=29323380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9026179U Expired JPS5848876Y2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 平面振動板用ボイスコイルボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848876Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-30 JP JP9026179U patent/JPS5848876Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS568392U (ja) | 1981-01-24 |
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