JPS5848646Y2 - メガネレンズ装着用調整装置 - Google Patents

メガネレンズ装着用調整装置

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JPS5848646Y2
JPS5848646Y2 JP1977171060U JP17106077U JPS5848646Y2 JP S5848646 Y2 JPS5848646 Y2 JP S5848646Y2 JP 1977171060 U JP1977171060 U JP 1977171060U JP 17106077 U JP17106077 U JP 17106077U JP S5848646 Y2 JPS5848646 Y2 JP S5848646Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
beam splitter
eyeglass
spectacle
optical path
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977171060U
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English (en)
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JPS5496655U (ja
Inventor
昌雄 納田
進 萩原
Original Assignee
株式会社ニコン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はメガネレンズを眼鏡枠に装着するための調整装
置、特に眼鏡を装用した時の眼鏡装用者の瞳孔中心と眼
鏡枠とめ位置関係を測定する装置に関する。
メガネレンズを眼鏡枠に装着するためには、まず眼鏡枠
を装用した状態における眼鏡装用者の瞳孔中心と眼鏡枠
の幾可学中心との位置を測定し、次にメガネレンズの光
学中心(光軸の位置)が瞳孔中心に一致するようにメガ
ネレンズの周縁を加工し、眼鏡枠に装着しなければなら
ない。
一般には、眼鏡を装用しようとする人(以下、被検者と
いう。
)に好みの眼鏡枠を掛けさせ、この様子を写真撮影等で
観察することによって眼鏡装用者の瞳孔中心と眼鏡枠の
幾可学中心との位置を測定し、この測定値から未成形メ
ガネレンズ上の眼鏡枠の幾可学中心に一致する点を求め
、ここにメガネレンズ加工用の吸着器を吸着させ、この
点を回転中心としてメガネレンズを回転させてその周縁
を眼鏡枠の形に合うように研削加工している。
以上のような操作をほぼ同時に行うことのできる装置、
即ち、被検者の瞳孔中心とメガネレンズの光学中心とを
一致させた状態で、直ちにメガネレンズに周縁加工用の
吸着器を吸着させることのできる装置は特開昭49−5
644号公報により公知である。
この光学系の構成の概略断面を第1図に示す。
ここでは眼鏡枠1と被検者の眼Mとの像が対物レンズ3
により焦点板T上に結像され、−・方、載置台6上に置
かれた未成形メガネレンズLの像が対物レンズの前方に
配置されたビームスプリッタ−2により同様に焦点板T
上に結像される。
さらに、眼鏡枠1の幾何学中心を決定するためのレンズ
加工用ジグにの像が、第1ビームスプリッタ−2と未成
形メガネレンズLとの間に設けられた第2ビームスプリ
ッタ−5により、未成形メガネレンズLの像と同様に焦
点板T上に結像される。
そして、検者眼Eな、接眼レンズ4によって焦点板T上
に重複して形成された上記3つの像を同時に観察する。
未成形メガネレンズLには予め第2図のごとく光学中心
を示す点と乱視があればその方向を示す点が印点されて
おり、検者は未成形メガネレンズLの光学中心が被検者
の[IIMの瞳孔中心に合致するように未成形メガネレ
ンズLを移動させる。
また、レンズ加工用ジグには眼鏡枠1のレンズ装着部と
同形でその幾何学中心が記されており、検者はジグKを
眼鏡枠1に一致するように移動させ、未成形メガネレン
ズL上のこの幾可学中心に対応する位置に回転研削用吸
着器7を吸着させる。
このような構成においては、眼鏡枠1及び被検眼Mから
の光束は第1ビームスプリッタ−2を透過するのに対し
、メガネレンズLからの光束は第1ビームスプリッタ−
2で反射される。
このためメガネレンズLの向きは検者がこの光学系を介
して見る場合と直接見る場合とで上下逆転する。
従って、検者が眼鏡枠1及び被検眼Mと、未成形メガネ
レンズLとを直接見較べる場合と、上記構成の装置によ
って両者の像を観察する場合とで両者の相対的向きが逆
になる。
このため被検眼が乱視である場合即ち未成形メガネレン
ズが乱視レンズである場合には、乱視軸の方向が眼鏡枠
1に対して例えば第3図に示す実線Aの方向になるべき
ところを、上下逆転した点線Bの方向に装着してしまう
恐れがあり、これを防ぐためには操作中に常に乱視軸の
方向に注意を払わなければならずきわめて煩雑である。
また、未成形メガネレンズの光学中心を被検眼の瞳孔中
心に合致させるための未成形メガネレンズの移動方向も
上下逆になるため、敏速な操作を行うことができない。
このような欠点を解決する構成が前述の特開昭49−5
644号公報の第4図に開示されているが、対物レンズ
、焦点板、接眼レンズさらには像正立プリズム等多くの
光学部材からなる極めて複雑なものである。
本考案の目的は、被検者が装用している眼鏡枠と、載置
台上に置かれる未成形メガネレンズとの両者の観察像の
相対的な向きが、検者が直接両者を見る場合の向きと同
じであり、しかも簡単かつ小型な構成からなるメガネレ
ンズ装着用調整装置を提供することにある。
以下に本考案を実施例に基づいて説明する。
第4図は本考案による実施例の光学系の概略を示す立面
図、第5図はその平面図である。
被検者眼M及び被検者が装用している眼鏡枠1からの光
は第1ビームスプリッタ−10を透過する。
検者眼Eはレンズ11によりレンズ11の後側焦点付近
に設けられた観察開口12を通して被検者眼Mと眼鏡枠
1の虚像を観察する。
レンズ11は第5図に示すごとく眼幅よりやや大きな径
を有するため、検者眼Eは被検者眼の両眼及び眼鏡枠1
全体を同時に観察することができる。
被検者の左右の眼を観察する光学系は互いに等価である
ため、以下では一方の光学系についてのみ説明する。
光源20は拡散板21を介して載置台22上に置かれた
未成形メガネレンズLを照明する。
メガネレンズLには光軸の位置及び乱視軸方向を示す点
か印されており、これらからの光は第2ビームスプリッ
タ−23及び第1ビームスプリッタ−10を透過した後
、反射鏡24により第1ビームスプリッタ−10へ向け
て反射され、さらに第1ビームスプノツタ−10により
レンズ11へ向けて反射される。
一方、眼鏡枠1の幾可学中心を測定するための第6図に
示すごときチャー)Sは載置台22と平行に置かれ、光
源30により拡散板31を介して照明される。
チャートSからの光は反射鏡32及び第2ビームスプリ
ッタ−23で反射され、未成形メガネレンズLからの光
と同様にしてレンズ11へ導かれる。
ここで、レンズ11から未成形メガネレンズL及びチャ
ー)Sまでのそれぞれの距離は、レンズ11から被検者
眼Mまでの距離とほぼ等しい。
また、載置台22は2つの未成形メガネレンズをそれぞ
れ独立に移動できるごとく構成され、第6図に示したチ
ャー)Sも左右独立に移動可能である。
このような構成によって検者眼Eは被検者眼Mと眼鏡枠
1に加えて、メガネレンズL及びチャートSをそれぞれ
虚像として重複して観察する。
検者はメガネレンズLの光軸を示す印点の像が被検者眼
Mの瞳孔中心に合致するように載置台を移動させ、次に
チャートSを移動させて眼鏡枠1の幾可学中心を求め、
図示なき手段によりメガネレンズLのこの位置に吸着器
を吸着させて、メガネレンズの周縁加工用の回転軸を設
定する。
ここではメガネレンズLからの光はまず反射鏡24によ
って反射され、次に第1ビームスプリッタ−によつて2
回目の反射を受けるため、検者がメガネレンズLを直接
見る時とこの構成の光学系を通して見る時とでメガネレ
ンズLの向きは同じであり、乱視軸の方向を誤って装着
する恐れは無い。
しかもチャー)Sからの光はまず第2反射鏡32、次に
第2ビームスプリッタ−23、そして第1反射鏡24、
さらに第1ビームスプリッタ−10によって4回反射さ
れるため、チャートSについても検者が見るその向きは
、直接見る場合とこの光学系を介して見る場合とで同じ
であり、移動方向についても同一である。
さらに、チャートSを前述したジグKに置き換えて眼鏡
枠1の幾可学中心を求めるようにした場合でも、ジグに
の配置にとまどうことがない。
尚、本実施例においては眼幅よりやや大きな径を有する
レンズ11を用い被検者眼の両眼を同一視野で観察する
ため、眼幅の測定をする必要はなく、たとえ記録のため
に測定する場合でも正確に測定することができる。
また、被検者眼Mと眼鏡枠1とは通常約12mm離れて
いるが、本実施例ではこれらを肉眼で虚像として観察す
る構成であるため、眼の調節力により両者をかなり明瞭
に観察することができる。
以上のごとく、本考案によるメガネレンズ装着用調整装
置は眼鏡を装用した被検者の眼Mと装用されている眼鏡
枠1とを観察する第1の光路と、載置台22上に置かれ
た未成形メガネレンズLを観察する第2の光路とを第1
ビームスプリッタ−10により結合するとともに、第1
ビームスプリッタ−10を透過する第2の光路の光束を
第1反射鏡24によって第1ビームスプリッタ−10へ
反射させ、この反射光を第1ビームスプリッタ−10に
より第1の光路からの透過光と同方向へ反射させるごと
く構成されている。
このような本考案の構成によれば、眼鏡枠と載置台上に
置かれた未成形メガネレンズとの両者の観察像の相対的
な向きは、検者が直接両者を見較べる場合と同一となる
従って、検者が未成形メガネレンズを載置台に置く向き
がそのままで観察されるため、乱視軸方向を誤って装着
する恐れはないのみならず、未成形メガネレンズの像の
動きは検者が行なう載置台の動きと同一方向であるため
敏速に繰作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来光学系の構成の概略断面図、第2図は印点
された未成形メガネレンズの平面図、第3図は眼鏡枠と
装着されたメガネレンズの乱視軸方向を例示する平面図
、第4図は本考案による実施例の光学系の概略立面図、
第5図はその平面図、第6図はチャートの実施例である
。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・眼鏡枠、10・
・・・・・第1ビームスプリッタ−120・・・・・・
光源、22・・・・・・載置台、L・・・・・・未成形
メガネレンズ、23・・・・・・第2ビームスプリッタ
−124・・・・・・反射鏡、S・・・・・・チャート
、11・・・・・・レンズ、12・・・・・・観察開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 眼鏡枠を装用している被検者の眼と該装用されている眼
    鏡枠とを観察する第1の光路と、該眼鏡枠に装着される
    べき未成形メガネレンズと該眼鏡枠の幾何学中心測定用
    チャートとの少なくとも一方を観察するための第2の光
    路と、該2つの光路の交点に斜設されたビームスプリッ
    タ−とを有し、該第1と該第2の光路による像を重複し
    て観察し得るメガネレンズ装着用調整装置において、前
    記ビームスプリッタ−を透過した前記第2の光路の光束
    を該ビームスプリッタ−へ向けて反射する反射部材を設
    け、該反射部材によって反射された前記第2の光路の光
    束を、前記ビームスプリッタ−を透過する前記第1の光
    路の光束と同一方向へ反射するごとく構成するとともに
    、前記ビームスプリッタ−の後方に対物レンズと該対物
    レンズの後側焦点付近に観察開口とを設け、該対物レン
    ズを通して前記被検者の眼と眼鏡枠及び前記未成形メガ
    ネレンズと前記チャートとの少なくとも一方の虚像を重
    複観察し得る構成であることを特徴とするメガネレンズ
    装着用調整装置。
JP1977171060U 1977-12-21 1977-12-21 メガネレンズ装着用調整装置 Expired JPS5848646Y2 (ja)

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JP1977171060U JPS5848646Y2 (ja) 1977-12-21 1977-12-21 メガネレンズ装着用調整装置

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JP1977171060U JPS5848646Y2 (ja) 1977-12-21 1977-12-21 メガネレンズ装着用調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS5496655U JPS5496655U (ja) 1979-07-07
JPS5848646Y2 true JPS5848646Y2 (ja) 1983-11-07

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ID=29174618

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015623A (ja) * 1983-07-07 1985-01-26 Tokyo Optical Co Ltd 眼鏡調整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495644A (ja) * 1972-05-08 1974-01-18

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JPS495644A (ja) * 1972-05-08 1974-01-18

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JPS5496655U (ja) 1979-07-07

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