JPS5848541Y2 - 噴霧乾燥機における粉体排出装置 - Google Patents
噴霧乾燥機における粉体排出装置Info
- Publication number
- JPS5848541Y2 JPS5848541Y2 JP1976113152U JP11315276U JPS5848541Y2 JP S5848541 Y2 JPS5848541 Y2 JP S5848541Y2 JP 1976113152 U JP1976113152 U JP 1976113152U JP 11315276 U JP11315276 U JP 11315276U JP S5848541 Y2 JPS5848541 Y2 JP S5848541Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveying member
- spray dryer
- annular
- annular conveying
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、噴霧乾燥機により排出された粉体を容易に
搬送することを目的とした噴霧乾燥機に於ける粉体排出
装置に関するものである。
搬送することを目的とした噴霧乾燥機に於ける粉体排出
装置に関するものである。
従来、噴霧乾燥機において生成された粉体又は顆粒(以
下粉体等という)を排出する方法は各種知られているが
、流動性の悪い粉体等又は付着性の強い粉体等の場合に
は、容易に搬送することが難しく、前記乾燥機の排出口
附近に粉体等が滞留するなどの問題点があった。
下粉体等という)を排出する方法は各種知られているが
、流動性の悪い粉体等又は付着性の強い粉体等の場合に
は、容易に搬送することが難しく、前記乾燥機の排出口
附近に粉体等が滞留するなどの問題点があった。
又、前記乾燥機は、その構造上平底の部分が無い為に、
内部の洗滌時などにおいて作業性の悪い欠点もあった。
内部の洗滌時などにおいて作業性の悪い欠点もあった。
然るにこの考案は、前記噴霧乾燥機の排出口へ環状搬送
部材を上下振動可能でかつ所定の角度に亘って回転可能
に連設すると共に、前記環状搬送部材に上下動よび回転
振動を付与する加振装置を附設して、前記乾燥機にむけ
る排出装置を構成したので、乾燥機により生成された粉
体等は前記環状搬送部材上に落下すると共に、この環状
搬送部材の振動により強制的に所定の方向に流動力を与
えられ、前記環状排送部材の所定位置に設けた排出口よ
り逐次排出されることとなり前記従来の問題点を解決し
たのである。
部材を上下振動可能でかつ所定の角度に亘って回転可能
に連設すると共に、前記環状搬送部材に上下動よび回転
振動を付与する加振装置を附設して、前記乾燥機にむけ
る排出装置を構成したので、乾燥機により生成された粉
体等は前記環状搬送部材上に落下すると共に、この環状
搬送部材の振動により強制的に所定の方向に流動力を与
えられ、前記環状排送部材の所定位置に設けた排出口よ
り逐次排出されることとなり前記従来の問題点を解決し
たのである。
即ちこの考案を実施例ニス・て説明すht、噴霧乾燥機
の円筒状処理槽1の下端排出口2にベローズ3を介して
断面[」状の環状搬送部材4を連設し、該環状搬送部材
4の下側に突上げ角を設定したリンク5,5を介し7て
前記搬送部材4と同一環状のバランサー6を設置する。
の円筒状処理槽1の下端排出口2にベローズ3を介して
断面[」状の環状搬送部材4を連設し、該環状搬送部材
4の下側に突上げ角を設定したリンク5,5を介し7て
前記搬送部材4と同一環状のバランサー6を設置する。
前記リンク5は環状搬送部材4釦よびバランサー6を相
互に捻転自在に支承しており、このリンク5の中央部両
側に固着したアーム7の下側に防振ばね8,8とばね受
台9゜9を連設し、ばね受台9,9の下端を架台10に
固定する。
互に捻転自在に支承しており、このリンク5の中央部両
側に固着したアーム7の下側に防振ばね8,8とばね受
台9゜9を連設し、ばね受台9,9の下端を架台10に
固定する。
即ち前記環状搬送部材4−J、−よびバランサー6は架
台10の上に防振はね8を介して浮上した状態で支承さ
れている。
台10の上に防振はね8を介して浮上した状態で支承さ
れている。
伺リンク5の突上げ角を設定、保持する為に第5図々示
のようにリンク5の突上げ角と90度対向させて共振コ
イルばね11を環状搬送部材4とバランサー6間に連結
し、以下に述べる加振装置が駆動していない時には安定
静止の状態を保つようにする。
のようにリンク5の突上げ角と90度対向させて共振コ
イルばね11を環状搬送部材4とバランサー6間に連結
し、以下に述べる加振装置が駆動していない時には安定
静止の状態を保つようにする。
上記の環状搬送部材4むよびバランサー6に対する加振
装置は環状搬送部材4の下部に直径対称的に設置されて
ち・す、前記環状搬送部材4とバランサー6の静止点上
に、軸受12,12を介して架設した回転軸13に偏心
輪14at14bを18ポ位相差で固着し、該偏心輪1
4aは、それに嵌装したベアリング15aと駆動ばね1
6aを介して前記環状搬送部材4と連設し、偏心輪14
b。
装置は環状搬送部材4の下部に直径対称的に設置されて
ち・す、前記環状搬送部材4とバランサー6の静止点上
に、軸受12,12を介して架設した回転軸13に偏心
輪14at14bを18ポ位相差で固着し、該偏心輪1
4aは、それに嵌装したベアリング15aと駆動ばね1
6aを介して前記環状搬送部材4と連設し、偏心輪14
b。
14bは、上記と同様に夫々嵌装したベアリング15b
と駆動ばね16bを介して前記バランサー6と連結する
。
と駆動ばね16bを介して前記バランサー6と連結する
。
冑前記軸受12は、軸受ベース17上に取付けてあり、
該軸受ベース17は防振ばね18とばね受台19を介し
て架台10上に設置しである。
該軸受ベース17は防振ばね18とばね受台19を介し
て架台10上に設置しである。
前記回転軸13の駆動は、架台10上に設置した電動機
20の回転駆動力を、同じく架台10上の軸受21.2
1に架設した中間軸22にVベルト23を介して伝達し
、次いで、中間軸22より前記回転軸13へ、中間軸2
20両端に固着した駆動輪24と、前記回転軸13の駆
動輪25に掛けたVベルト26を介して伝達することに
より行なわれる。
20の回転駆動力を、同じく架台10上の軸受21.2
1に架設した中間軸22にVベルト23を介して伝達し
、次いで、中間軸22より前記回転軸13へ、中間軸2
20両端に固着した駆動輪24と、前記回転軸13の駆
動輪25に掛けたVベルト26を介して伝達することに
より行なわれる。
この電動機20の回転駆動力の伝達により偏心輪14a
、14bは前記環状搬送部材4に回転突上げ角を有する
振動を与える。
、14bは前記環状搬送部材4に回転突上げ角を有する
振動を与える。
同前記駆動ばね16a、16bは始動時の抵抗を吸収す
るから電動機20の動力を小さくできる効果がある。
るから電動機20の動力を小さくできる効果がある。
一方前記環状搬送部材4の下壁には排出孔27が穿設し
てあり、その下側に排出シュート28が連設しである。
てあり、その下側に排出シュート28が連設しである。
上記の実施例により、電動機20を駆動すれば、噴霧乾
燥機の処理槽1内でスプレーノズル29より噴霧された
例えば粉乳などの原料は、処理槽1内を下降すると共に
、熱風管30より導入され、排風管31に排出される熱
風によって乾燥され、粉体となって環状搬送部材部材4
上に一様に落下し、ここで環状搬送部材4の振動で第2
図中実線矢示32の方向に搬送される。
燥機の処理槽1内でスプレーノズル29より噴霧された
例えば粉乳などの原料は、処理槽1内を下降すると共に
、熱風管30より導入され、排風管31に排出される熱
風によって乾燥され、粉体となって環状搬送部材部材4
上に一様に落下し、ここで環状搬送部材4の振動で第2
図中実線矢示32の方向に搬送される。
然して搬送された粉乳などの粉体は前記排出孔27およ
び排出シュート28を経て逐次排出することができる。
び排出シュート28を経て逐次排出することができる。
又環状搬送部材4を断面]状とすれば、処理槽1の内部
清掃時などの作業性を良くするから、保守ち・よび点検
を容易にする。
清掃時などの作業性を良くするから、保守ち・よび点検
を容易にする。
更に梨型の噴霧乾燥機の場合、処理槽1の排出口と環状
搬送部材4とがベローズ3で連設して密蔽することがで
きるので、異物混入の恐れが無など、衛生管理上、有利
である。
搬送部材4とがベローズ3で連設して密蔽することがで
きるので、異物混入の恐れが無など、衛生管理上、有利
である。
即ちこの考案によれば、噴霧乾燥機の環状排出口へ、ベ
ローズなとの可撓性部材による連結部材を介して断面し
状の環状搬送部材を連結し、該環状搬送部材に加振装置
を付設して搬送部材内の粉体等を一定方向に搬送して搬
送部材の排出口より排出するようにしたので、噴霧乾燥
機より排出される流動性の悪い粉体等又は付着性の強い
粉体等であっても環状搬送部材の排出口より逐1次円滑
に排出することができる。
ローズなとの可撓性部材による連結部材を介して断面し
状の環状搬送部材を連結し、該環状搬送部材に加振装置
を付設して搬送部材内の粉体等を一定方向に搬送して搬
送部材の排出口より排出するようにしたので、噴霧乾燥
機より排出される流動性の悪い粉体等又は付着性の強い
粉体等であっても環状搬送部材の排出口より逐1次円滑
に排出することができる。
又噴霧乾燥機の環状排出口へ環状搬送部材を密蔽構造で
連結できるととトよび環状搬送部材を断面1−状とした
ことにより、製品を衛生的に処理できかつ装置の保守、
点検が容易になるなど多大の効果を達成することができ
るO
連結できるととトよび環状搬送部材を断面1−状とした
ことにより、製品を衛生的に処理できかつ装置の保守、
点検が容易になるなど多大の効果を達成することができ
るO
第1図はこの考案の実施例の噴霧乾燥機の系統図、第2
図は同じ〈実施例の平面図、第3図は同じ〈実施例の一
部を破切した正面図、第4図は同じ〈実施例の加振装置
の拡大断面図、第5図は同じ〈実施例の環状搬送部材と
バランサーとの部分の拡大正面図である。 1・・・処理槽、2・・・排出口、3・・・ベローズ、
4・・・環状搬送部材、5・・・リンク、6・・・バラ
ンサー、7・・・アーム、8・・・防振ばね、9・・・
ばね受台、10・・・架台、11・・・コイルばね、1
2・・・軸受、13・・・回転軸、14a、14b−偏
心輪、15at15b・・・ベアリング、16a、16
b・・・駆動ばね、17・・・軸受ベース、18・・・
防振ばね、19・・・ばね受台、20・・・電動機、2
1・・・軸受、22・・・中間軸、23゜26・・・V
ベルト、24,25・・・駆動輪、27・・・排出孔、
28・・・排出シュート、29・・・スプレーノズル、
30・・・熱風管、31・・・排風管、32・・・実線
矢小O
図は同じ〈実施例の平面図、第3図は同じ〈実施例の一
部を破切した正面図、第4図は同じ〈実施例の加振装置
の拡大断面図、第5図は同じ〈実施例の環状搬送部材と
バランサーとの部分の拡大正面図である。 1・・・処理槽、2・・・排出口、3・・・ベローズ、
4・・・環状搬送部材、5・・・リンク、6・・・バラ
ンサー、7・・・アーム、8・・・防振ばね、9・・・
ばね受台、10・・・架台、11・・・コイルばね、1
2・・・軸受、13・・・回転軸、14a、14b−偏
心輪、15at15b・・・ベアリング、16a、16
b・・・駆動ばね、17・・・軸受ベース、18・・・
防振ばね、19・・・ばね受台、20・・・電動機、2
1・・・軸受、22・・・中間軸、23゜26・・・V
ベルト、24,25・・・駆動輪、27・・・排出孔、
28・・・排出シュート、29・・・スプレーノズル、
30・・・熱風管、31・・・排風管、32・・・実線
矢小O
Claims (1)
- 上部に熱風管を設け、下部中央に排風管を設けた円筒状
噴霧乾燥機の下端部へ環状排出口を設は該環状排出口の
下部へ可撓性部材による連結部材を介して、断面し状の
環状搬送部材が上下振動可能に、かつ所定の回転角宛往
復回転できるように連結されてチーリ、前記環状搬送部
材の底部所定位置には排出口が穿設しであると共に、前
記搬送部材には内部の粉体に搬送力を付与する為の加振
装置が付設しであることを特徴とした噴霧乾燥機におけ
る粉体排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976113152U JPS5848541Y2 (ja) | 1976-08-24 | 1976-08-24 | 噴霧乾燥機における粉体排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976113152U JPS5848541Y2 (ja) | 1976-08-24 | 1976-08-24 | 噴霧乾燥機における粉体排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5330568U JPS5330568U (ja) | 1978-03-16 |
JPS5848541Y2 true JPS5848541Y2 (ja) | 1983-11-05 |
Family
ID=28722857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976113152U Expired JPS5848541Y2 (ja) | 1976-08-24 | 1976-08-24 | 噴霧乾燥機における粉体排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848541Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5851260A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-25 | Hino Motors Ltd | 始動補助装置 |
JPS58127169U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-08-29 | 三菱自動車工業株式会社 | デイ−ゼルエンジンの始動制御回路 |
JPS597259U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-18 | 日吉電装株式会社 | デイ−ゼルエンジンの始動予熱装置 |
JPS5975545U (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-22 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の始動改善装置 |
JPH02275057A (ja) * | 1989-04-14 | 1990-11-09 | Yoshiteru Takahashi | 内燃機関の燃料気化促進装置 |
-
1976
- 1976-08-24 JP JP1976113152U patent/JPS5848541Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5330568U (ja) | 1978-03-16 |
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