JPH0420831Y2 - - Google Patents

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JPH0420831Y2
JPH0420831Y2 JP1987124023U JP12402387U JPH0420831Y2 JP H0420831 Y2 JPH0420831 Y2 JP H0420831Y2 JP 1987124023 U JP1987124023 U JP 1987124023U JP 12402387 U JP12402387 U JP 12402387U JP H0420831 Y2 JPH0420831 Y2 JP H0420831Y2
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JP
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belt
conveyor
shaped
support shaft
cylindrical body
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JP1987124023U
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JPS6429157U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、ガラス原料のブリケツトを
載置搬送するネツトコンベヤ(又はメツシユベル
トコンベヤなど)に衝撃力を付与して、前記ブリ
ケツトの表面に付着した粉粒バツチやブリケツト
間に存在する小塊ブリケツトを篩落とす場合に使
用される衝撃付与装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のコンベヤ用衝撃付与装置として
は、第7図に示すように、前記帯状搬送体1の下
部に、この帯状搬送体1に振動を付与するバイブ
レータ50を設けたり、或いは、第8図に示すよ
うに、前記帯状搬送体1の下部に、その搬送方向
に対して直交する軸芯周りで駆動回転自在な回転
軸51を架設するとともに、この回転軸51に、
前記帯状搬送体1の下面に接触する偏芯カム52
を固着したものが提案されている(文献を示すこ
とができない)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前者の衝撃付与装置の場合は、前記帯状搬送体
の張力及びこの帯状搬送体に載置搬送される被搬
送物の重量に抗して振動力を付与しなければなら
ないため、その加振に多大の動力を要するととも
に、その割に前記帯状搬送体に付与する振幅が小
さく、この帯状搬送体に対する衝撃付与性能が低
くなる問題があつた。
また、後者の衝撃付与装置による場合では、前
者と同様に、帯状搬送体の張力及びこの帯状搬送
体に載置搬送される被搬送物の重量に抗して振動
力を付与しなければならないため、その加振に多
大の動力を要するとともに、その割に振動数が小
さいため、帯状搬送体の付与する振幅が滑らかと
なり、この帯状搬送体に対する衝撃付与性能が低
くなる問題があつた。
本考案の目的は、特別な駆動機構を要すること
なく、前記帯状搬送体に付着した粉末又は小塊を
効率良く除去することができるようにする点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のコンベヤ用衝撃付与装置は、帯状搬送
体の上部に、その搬送方向に対して交差する方向
の支軸を架設し、この支軸に、前記帯状搬送体の
上面に接当可能な角筒状の筒状体を回転自在に取
付けるとともに、前記筒状体の内周面と前記支軸
の外周面との間に、帯状搬送体の上面との接触に
伴う前記筒状体の転回を許容する融通を設け、前
記転回によつて、前記支軸の上方で、且つ、その
軸心を通る鉛直面を前記筒状体の重心が越えるよ
うに前記支軸を前記帯状搬送体に対して配置して
ある事を特徴とするものであり、それによる作
用・効果は次の通りである。
〔作用〕
前記帯状搬送体の移動に伴つて、これに接触す
る前記筒状体の接触部分が同方向に移動する。し
かし、筒状体全体の搬送方向への移動は支軸にて
規制されており、筒状体は、この支軸に回転自在
に取付けてあるから、前記筒状体は支軸軸芯周り
で回転する。そして、筒状体の内周面と前記支軸
の外周面との間には、帯状搬送体の上面との接触
に伴う筒状体の転回を許容する融通を設けてあ
り、しかも、前記転回によつて、前記支軸の上方
で、且つ、その軸心を通る鉛直面を前記筒状体の
重心が越えるように前記支軸を前記帯状搬送体に
対して配置してあるから、前記転回に伴つて筒状
体の重心が前記支軸の軸心を通る鉛直面を越え
て、筒状体はこれ自身の質量及び帯状搬送体の搬
送力との総合力によつて、前記帯状搬送体との接
触部分を支点として回倒する。この場合、筒状体
は角筒状になつているから、前記の回倒は急激に
行なわれ、帯状搬送体に大なる衝撃力を付与する
ことになる。
〔考案の効果〕
その結果、筒状体自身の質量と帯状搬送体の搬
送力との総合力で急激に回倒する筒状体によつて
帯状搬送体に大なる衝撃力を付与することができ
ると共に、その衝撃力の付与方向も帯状搬送体に
作用する荷重方向と同一であるから、従来に比し
て衝撃力を効果的に付与することができ、帯状搬
送体に付着した粉末又は小塊を効率良く除去する
ことができるようになつた。しかも、中心を大き
くくり抜いてある筒状体を支軸に回転自在に取付
けて本装置を構成したことで、機械加工を要する
部分が極めて少なくなつて製作費が安価となり、
また、特別な駆動機構を用いる必要がないから、
全体として設備費の低廉化を図りながら衝撃付与
性能の向上を達成することができた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基
づいて説明する。
1は、多数の通過孔を備えた帯状搬送体の一例
であるコンベヤネツトであり、2は前記コンベヤ
ネツト1を駆動回動自在に支持する搬送フレーム
である。この搬送フレーム2の上部に、コンベヤ
ネツト1の左右両側脇を通して上方に突出するL
字状のブラケツト3,3を夫々ボルト・ナツト
4,5にて取付けてある。
前記左右のブラケツト3,3に渡つて、前記コ
ンベヤネツト1の上面から所定間隔を隔てて搬送
方向に対して直交する方向の支軸6を架設し、こ
の支軸6の左右両側部夫々に、前記コンベヤネツ
ト1の上面に接当可能な正四角形状の外周面を備
えた筒状体7を回転自在に外嵌してある。
前記支軸6には、前記各筒状体7の軸芯方向の
移動を一定範囲内で接当規制するホルダー8,8
を外嵌固定するとともに、前記各筒状体7,7の
内周面と前記支軸6の外周面との間には夫々、コ
ンベヤネツト1の上面との接触に伴う筒状体7,
7の回動を許容する融通a,aを設けてある。つ
まり、前記各筒状体7,7の内径を、前記の融通
a,aを形成する状態で支軸6の外径よりも大に
構成してある。
そして、上述の如く構成されたコンベヤ用衝撃
付与装置によると、コンベヤネツト1の移動に伴
つて、これに接触する前記筒状体7,7の接触部
分が同方向に移動する。しかし、筒状体7,7全
体の搬送方向への移動は支軸6にて規制されてい
るため、筒状体7,7は支軸6軸芯周りで回転す
る。そして、この回転に伴つて筒状体7,7の重
心が前記支軸6の軸芯を通る鉛直面を越えると、
筒状体7,7はこれ自身の質量及びコンベヤネツ
ト1の搬送力との総合力によつて、前記コンベヤ
ネツト1との接触部分を支点として急激に回倒
し、コンベヤネツト1に大なる衝撃力を付与する
ことになる。
その結果、この筒状体7,7によつて大なる衝
撃力を付与することができると同時に、その衝撃
力の付与方向もコンベヤネツト1に作用する荷重
方向と同一であるから、衝撃力を効果的に付与す
ることができ、しかも、特別な駆動機構を用いる
必要がないから、全体として設備費の低廉化を図
りながら、特に、被搬送物がガラス原料のブリケ
ツトの場合には、このブリケツトの表面に付着し
た粉粒バツチやブリケツト間に位置する小塊ブリ
ケツトを効率良く篩落とすことができるのであ
る。
次に、別の実施例について説明をする。
〔〕 上述の実施例では、前記筒状体7を正四
角形に構成したが、第4図に示すような三角形
や第5図に示すような長方形などの他の多角形
に構成してもよく、また、凹の字状や十字状な
どの形成してもよい。
要するに、前記筒状体7の形状としては、前
記帯状搬送体1の上面との接当に伴つて回動
し、かつ、その重心位置が支軸6の軸芯を越え
たときに急激に回倒して前記帯状搬送体1に衝
撃力を付与できるものであれば、如何なる異径
形状に構成してもよい。
〔〕 更に、第6図に示すように、前記筒状体
7の角部夫々に、前記帯状搬送体1に少し食い
込む小さな先鋭の突起7aを形成して実施して
もよい。
この実施例の場合には、前記帯状搬送体1の
移動に伴う筒状体7の回動を確実に行わせるこ
とができる利点がある。
〔〕 上述の実施例では、前記帯状搬送体1と
して、コンベヤネツトを用いた場合について説
明したが、本考案の技術はコンベヤベルトなど
の他の帯状搬送体にも適用することができる。
〔〕 上述の実施例では、ブリケツトの表面に
付着した粉粒バツチやブリケツト間に位置する
小塊ブリケツトを衝撃力にて篩落とすべく構成
したが、前記帯状搬送体1のリターン側に前記
筒状体7を付設した場合には、この帯状搬送体
1の付着物を除去するクリーナとして使用する
ことができ、また、箱物や袋物等を運搬するコ
ンベヤの場合では、前記箱物や袋物等に収納さ
れた物質の充填密度を上げることもできる。こ
のように本考案のコンベヤ用衝撃付与装置は
種々の用途に用いることができるのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るコンベヤ用衝
撃付与装置の実施例を示し、第1図イ,ロ,ハは
衝撃付与工程を示す要部の拡大側面図、第2図は
要部の拡大正面図、第3図は前記全体の側面図で
ある。第4図乃至第6図は夫々別の実施例を示す
要部の拡大側面図であり、第7図、第8図は夫々
従来のコンベヤ用衝撃付与装置を示す全体の側面
図である。 1……帯状搬送体、6……支軸、7……筒状
体、a……融通。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 帯状搬送体1の上部に、その搬送方向に対し
    て交差する方向の支軸6を架設し、この支軸6
    に、前記帯状搬送体1の上面に接当可能な角筒
    状の筒状体7を回転自在に取付けるとともに、
    前記筒状体7の内周面と前記支軸6の外周面と
    の間に、前記帯状搬送体1の上面との接触に伴
    う前記筒状体7の転回を許容する融通aを設
    け、前記転回によつて、前記支軸6の上方で、
    且つ、その軸心を通る鉛直面を前記筒状体7の
    重心が越えるように前記支軸6を前記帯状搬送
    体1に対して配置してあるコンベヤ用衝撃付与
    装置。 2 前記帯状搬送体1がネツトコンベヤである実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載のコンベヤ
    用衝撃付与装置。
JP1987124023U 1987-08-12 1987-08-12 Expired JPH0420831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987124023U JPH0420831Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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JP1987124023U JPH0420831Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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Publication Number Publication Date
JPS6429157U JPS6429157U (ja) 1989-02-21
JPH0420831Y2 true JPH0420831Y2 (ja) 1992-05-13

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ID=31373400

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713324U (ja) * 1971-02-24 1972-10-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57126422U (ja) * 1981-01-29 1982-08-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713324U (ja) * 1971-02-24 1972-10-17

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JPS6429157U (ja) 1989-02-21

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