JPS5848540B2 - 塩素でメタ置換されたアニリンの製造方法 - Google Patents

塩素でメタ置換されたアニリンの製造方法

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JPS5848540B2
JPS5848540B2 JP51006384A JP638476A JPS5848540B2 JP S5848540 B2 JPS5848540 B2 JP S5848540B2 JP 51006384 A JP51006384 A JP 51006384A JP 638476 A JP638476 A JP 638476A JP S5848540 B2 JPS5848540 B2 JP S5848540B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/68Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
    • C07C209/74Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton by halogenation, hydrohalogenation, dehalogenation, or dehydrohalogenation

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、選択的脱・・ロゲン化により塩素でメタ置換
されたアニリン又は更に高度にハロゲン化されたアニリ
ンの製造方法に関する。
ポリクロルアニリンを気相で接触脱ハロゲン化すること
によってメタ置換クロルアニリンを製造する方法は公知
である(独国公開特許第 2258769号)。
この場合ポリクロルアニリンは、管状反応器中において
、例えば300℃以上の温度下に塩化銅(■)/酸化ア
ルミニウム触媒上で脱ハロゲン化される。
この脱ノ・ロゲン化では、常に混合物が分離され、その
混合物は主に出発化合物及びオルト及びパラ位が不完全
に脱ノ・ロゲン化された化合物からなっている。
塩素でメタ位たげが置換されたアニリンは低収率でしか
生成しない。
今回、元素状形又は化合物形であり且つ随時担体に担持
されている貴金属の存在下において式〔上式中、X1及
びX2は同一でも異なってもよく且つ塩素、水素、又は
随時置換されたアルキル、アリール、アラルキル、アル
コキシもしくはアラルコキシ基を表わし、但しX1又は
X2の1つは3クロルアニリンを製造するとき塩素を表
わし及びX1及びX2は3・5−ジクロルアニリンを製
造するとき塩素を表わし、及び R1、R2及びR3は同一でも異なってもよく且つ塩素
、水素又は随時置換されたアルキル、アリール、アラル
キル、アルコキシもしくはアラルコキン基を表わし、但
しR1、R2又はR3の少くとも1つは塩素を表わす〕 のクロルアニリンを高温及び加圧下に酸媒体中の溶液で
水素と反応させる場合、塩素でメタ置換されたアニリン
を製造できることが発見された。
本発明の方法を用いれば、一般に式 〔上式中、X1及びX2は上述と同義であり、R4、R
5及びR6は同一でも異なってもよく且つ水素又は随時
置換されたアルキル、アリール、アラルキル、アルコキ
シ又は了り一ロキン基を表わす〕のメタ置換されたアニ
リンが製造される。
随時置換された脂肪族基( R 1、R2、R3、R4
、R5及びR6は、例えば炭素数1〜12、好ましくは
1〜6の直鎖又は分岐鎖脂肪族基、及び環の炭素数が5
〜8、好ましくは5及び6の脂環族基であってよい。
メチル、エチル、プロビル、イソプロビル、フチル、ペ
ンチル、ヘキシル、オクチル、ノニル、テシル、ドデシ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
及びシクロオクチルは例として挙げることができる。
随時置換された芳香族基R1、R2、R3、R4、R5
及びR6は、ベンゼン系からの基、好ましくはフエニル
基又はナフチル基を示してよい。
随時置換されたアラルキル基R1、R2、R3、R4、
R5及びR6は、例えば脂肪族部分の炭素数が1〜6、
好ましくは1〜3であり及び芳香族部分がベンゼン系の
基、好まし《はフエニル又はナフチル基を表わす炭素数
7〜180基であってよい。
次のアラルキル基はその例である:ベンジル、m− エ
チルフエニル、r−プロビルフエニル、βーフエニルー
n−ヘキシル、β一〔ナフチルー(1))ーエチル、ω
−プチルフエニル、ω−ペンチルフエニル及ヒω−へキ
シルフエニル基。
随時置換されたアルコキシ基R1、R2、R3、R4、
R5及びR6は、炭素数1〜12、好ましくは1〜6の
直鎖及び分岐鎖基、又は環の炭素数が5及び6の脂環族
基であってよい。
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、インプロポキシ、プ
トキシ、ter t−ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキ
シ、オクトキシ、ノノキシ、デコキシ、ドデコキシ、シ
クロペントキシ及びシクロヘキソキシ基を例として挙げ
ることができる。
ベンゼン系の基、好ましくはフエノキシ基は、随時置換
されたアリーロキシ基R1、R 2 、R 3、R4、
R5及びR6として例示しうる。
上述のアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ又
はアラルコキシ基の可能な置換基は、例えばアミノ基、
ヒドロキシル基、炭素数12まで、好ましくは6までの
直鎖又は分岐鎖アルキル基、環の炭素数が好ましくは5
及び6の脂環族基、及びアリール基、好ましくはフエニ
ル基である。
本方法で使用しうる特に好適なクロルアニリンは、式 〔上式中、X3及びX4は同一でも異なってもよく且つ
塩素又は水素を表わし、但しX3及びX4の1つは3−
クロルアニリンを製造する場合塩素を表わし及びX3及
びX4は3・5−ジクロルアニリンを製造する場合塩素
を表わし、及び R7、R8及びR9は同一でも異なってもよく且つ塩素
、水素、メチルもしくはフエニル基、又は基 を表わし、但し基R7、R8又はR9の少くとも1つは
塩素を表わす〕 の化合物である。
本方法で使用しうる式■のポリクロルアニリンは公知で
あり、容易に入手しうる。
その例は、2・3−ジクロルアニリン、2・5ーシクロ
ルアニリン、3・4−ジクロルアニリン、2・3・4−
トリクロルアニリン、2・3・5トリクロルアニリン、
2・4・5−}IJクロルアニリン、2・3・6−}I
Jクロルアニリン、3・4・5−トリクロルアニリン、
2・3・4・6一テトラクロルアニリン、2・3・4・
5−テトラクロルアニリン、2・3・5・6−テトラク
口ルアニリン、ペンタクロルアニリン、4・5・6トリ
クロルー2−メチルアニリン、2・5−ジクロル−4−
メチルアニリン、2・3・5・6−テトラクロル−4−
メチルアニリン、2・5−ジクロル−3・4−ジメチル
アニリン、2・5−ジクロル−4−エチルアニリン、2
・5−ジクロル4−プロビルアニリン、3・4・6−ト
リクロルー2−ベンジルアニリン、2・2′−ジアミノ
−3・5・6・3′・5′・6′−へキサクロルジフエ
ニルメタン、3・4・5−トリクロルニ2−アミノージ
フエニル、4・4′−ジアミノオクタクロルジフエニル
、3・4−ジクロル−2−メトキシアニリン、3・6−
ジクロル−2−メトキシアニリン、4・5−ジクロル−
2−メトキシアニリン、5・6−ジクロル−2−メトキ
シアニリン、3・4・6ートリクロルー2−メトキシア
ニリン、3・4・5トリクロルー2−メトキシアニリン
、3・4・5・6−テトラクロル−2−メトキシアニリ
ン、4・5−ジクロル−3−メトキシアニリン、5・6
−ジクロル−3−メトキシアニリン、2・5ージクロル
−3−メトキシアニリン、4・5・6ートリクロルー3
−メトキシアニリン、2・4・5・6−テトラクロル−
3−メトキシアニリン、2・3−ジクロル−4−メトキ
シアニリン、2・5ジクロル−4−メトキシアニリン、
2・3・6ートリクロルー4−メトキシアニリン、2・
3・5−トリクロルー4−メトキシアニリン、2・3・
5・6−テトラクロル−4−メトキシアニリン、4・5
−ジクロル−2−フエノキシアニリン、3・4・5・6
−テトラクロル−2−フエノキシアニリン、2・4・5
・6−テトラクロル−3−フエノキシアニリン、2・5
−ジクロル−4−フエノキシーアニリン及び2・3・5
・6−テトラクロル−4−フエノキシアニリンである。
本方法は、元素状形又は化合物形の貴金属触媒の存在下
に行なわれる。
言及しうる貴金属は、周期律表第■族の元素、例エばル
テニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジ
ウム及び白金、好ましくはパラジウム及び白色である。
酸化物、硫化物及び/又はポリスルフイドは使用しうる
貴金属の化合物である。
本方法に従う触媒は勿論担体に担持されていてもよい。
この目的に対しては、水及び酸に対して不活性である限
りそれ自体公知のすべての担体を用いることができる。
言及しうるそのような担体の例ki,硫酸バリウム及び
活性体、好ましくは活性炭である。
担持された貴金属触媒はそれ自体公知の方法に従って製
造できる。
例えば、担体を貴金属化合物の水溶液中に懸濁させ、次
いで水素又はヒドラジンの如き還元剤を添加して貴金属
を担体上に沈殿させてもよい。
特に本方法を連続式で行なう場合、担持された貴金属触
媒を固定床又は流動床触媒として反応室中に配置せしめ
ることが有利である。
本方法を行なう際に使用しうる触媒は、例えそれを繰返
し使用しても又はそれを連続式方法で使用しても長期間
に亘ってその活性及び選択性を保持し、メタクロルアニ
リンを一定の高収率で製造する。
本方法を行なうために使用する触媒量は、厳密でなく、
広範囲に亘って変化させうる。
一般に出発物質として用いられるクロルアニリンに対し
て0. 1〜2重量%、好ましくは1〜1.5重量%の
量で用いられる。
担体に担持された触媒を用いる場合には、対応して多量
の担持触媒を使用する。
この時一般には出発物質に対し1〜20重量%、好まし
くは10〜15重量%で用いられる。
本方法は溶液中で行なわれる。
使用しうる溶媒は、反応条件下に不活性であるすべての
プロトン性及び非プロトン性溶媒である。
言及しうるプロトン性溶媒の例は、水、メチルアルコー
ル及びエチルアルコール、好ましくは水である。
言及しうる非プロトン性溶媒の例は、ベンゼン、トルエ
ン及びキシレン、好マしくハトルエンテアる。
非プロトン性溶媒を用いる場合には、好ましくは反応を
無水の条件下に行なう。
この時勿論触媒も乾燥状態で使用することが必要である
本方法は酸媒体中で行なわれる。
すべての無機及び有機酸が酸として使用できる。
言及しつる無機酸は塩酸、硫酸及び燐酸、好ましくは塩
酸及び硫酸であり、言及しうる有機酸は酢酸及びプロピ
オン酸、好ましくは酢酸である。
特に3・5−ジクロルアニリンの製造に対しては、上述
の酸の混合物を用いることが有利である。
好ましくは、この目的に対して塩酸及び硫酸の混合物を
用いる。
用いる酸の量は反応に悪影響を及ぼさないならば広範囲
に変えることができるけれども、用いる量はアニリンモ
ル当り0.1モル以下であるべきでない。
反応を最適な条件下に行なうためには、適当な酸量を特
に決定することが有利である。
これは酸の性質及び出発化合物に依存する。
一般に、反応を、溶媒の全重量に対し1〜10重量%の
濃硫酸を随時添加した水性塩酸中で行なうことが有利で
ある。
塩酸の量は用いる出発生或物に対してモル過剰量を与え
るように選択される。
また反応をトルエン/硫酸溶液中で行なうことも有利で
ある。
この場合添加される硫酸は用いるポリクロルアニリンの
性質及び量に応じ、溶媒に対して0.5〜20重量%で
あってよい。
本方法を水溶液中で行なう場合、一般に反応は4以下、
好ましくは1以下のpHで行なわれる。
本方法はペンタクロルアニリンの3・5−ジクロルアニ
リンへの脱ハロゲン化に対する下記方程式によって例示
することができる: 一般に本方法は、最初に出発物質、溶媒、触媒及び適当
には酸を耐酸性オートクレープ中に導入し、オートクレ
ープを閉じた後空気を窒素で置きかえ及び次いで窒素を
水素で置きかえることによって行なわれる。
反応を行なうためには、気体水素を反応混合物中に通じ
る。
一般に反応は水素圧20〜200ゲージ気圧、好ましく
は40〜150ゲージ気圧、特に好ましくは60〜12
0ゲージ気圧で行なわれる。
一般に本方法は100〜350℃、好ましくは150〜
300℃、特に好ましくは180〜270℃の温度で行
なわれる。
反応速度は高温で増大するから、反応時間を一般的な時
間で規定することはできない。
しかしながらある転化率に必要な時間を超過したとして
も、脱塩素化の選択率も、また収率も悪影響を受けない
反応の完結後、水を溶媒として用いる場合には触媒を熱
時P過する。
次いで3−クロルアニリン又は3・5−ジクロルアニリ
ンを水酸化アルカリ金属、例えば水酸化ナトリウムの添
加で遊離させ、水と混和しない溶媒、例えば塩化メチレ
ンで抽出する。
次いでクロルアニリンを例えば蒸留によって溶媒から得
ることができる。
水と混和しない溶媒を反応に用いる場合には、3−クロ
ルアニリン又は3・5−ジクロルアニリンを水性アルカ
リ金属水酸化物の添加で遊離させることができる。
次いで有機溶媒を分離し、クロルアニリンを例えば蒸留
によって得る。
本方法は不連続式でも連続式でも行なうことができる。
本方法は、高度に塩素化されたアニリンの選択的脱塩素
化によって塩素でメタ置換されたアニリンを簡単な方法
で及び高収率で製造できるという利点を有する。
中でも両メタ位が塩素で置換されたアニリン、例えば3
・5−ジクロルアニリンは、従来法によると非常に労力
をかげ且つ費用をかげてしか製造丁ることかできなかっ
た。
例えば3・5−ジクロルアニリンの従来の通常の製造法
は、p−ニトロアニリンの1−アミノー2・6−ジクロ
ル−4一二トロベンゼンへの塩素化によっていた。
次いでアミノ基をジアゾ化し、還元によって水素と置換
し、次いで得られた3・5−ジクロルニトロベンゼンを
3・5−ジクロルアニリンへ還元した( Ber, d
tstck, chem, Ges, 8、143及び
145)。
本方法の更なる利点は、分離が困難であり且つアミノ基
に対してm一位が塩素で置換されたポリクロルアニリン
に加えて更にアミノ基に対してm位が塩素化されてない
クロルアニリン又はポリクロルアニリンを含有するクロ
ルアニリン混合物も出発物質として使用できることであ
る。
これらの化合物は本方法によってアニリンに脱塩素化さ
れるが、このアニリンは蒸留によって容易に分離するこ
とができる。
反対に、ポリクロルアニリン混合物の分離は省略される
次のものは塩素でm位が置換されており且つ本方法で製
造しうるクロルアニリンの例である:3一クロルアニリ
ン、3・5−ジクロルアニリン、5−クロルー2−メチ
ルアニリン、5−クロル3−メチルアニリン、3−クロ
ルー4−メチルア= IJ 7, 3・5−シクロル
−4−メチルアニリン、5−クロルー3・4−ジメチル
アニリン、3−クロルー4−:r−チルアニリン、3−
クロルー2−ペンジルアニリン、4・4′−ジアミノ−
2・6・/・6′−テトラクロルジフエニル、3−クロ
ルー2−メトキシアニリン、5−クロルー2−メトキシ
アニリン、3・5−ジクロル−2−メトキシアニリン、
3−クロルー4一メトキシアニリン、5−クロルー3−
メトキシアニリン、3・5−ジクロルー4−メトキシア
ニリン、3−クロルー2−フエノキンアニリン、5−ク
ロルー2−フエノキシアニリン、3・5−ジクロル−2
−フエノキシアニリン及び3・5−ジクロルー4−7エ
ノキシアニリン。
本方法によって製造される3−クロルアニリン及び3・
5〜ジクロルアニリンは、公知の中間体生成物であり、
植物保護剤の製造に使用できる(独国特許第1 034
9 12号、独国公開特許第2021327号、第18
1 2206号及び第1958183号、及び米国特許
第2906614号、第2655445号及び第365
2737号)実施例 1 水溶液中3−クロルアニリンの製造 最初に2・5−ジクロルアニリン40.!11、36%
水性塩酸250rIll及び5%パラジウム/活性炭触
媒5グを0.7lのタンタル製オートクレープ中に導入
した。
このオートクレープを最初に窒素で、次いで水素で満し
た。
脱塩素化は220℃及び水素圧100ゲージ気圧下に3
0分間に亘つて行なった。
触媒を沢別し、熱水で2回洗浄した。反応溶液を洗浄水
と一緒にアルカリ性にし、暖めた。
冷却後反応生成物を塩化メチレン150mlで2回抽出
した。
塩化メチレンの留去及び続《分留後3−クロルアニリン
31.3f(収率:理論量の98.7%)を得た。
実施例 2 トルエン中3−クロルアニリンノ製造 最初に2・5−ジクロルアニリン40.5P(O、25
モル)、トルエン250ml1濃硫酸2rILl及び5
%パラジウム/活性炭触媒51を0. 7 Jのタノタ
ル製オートクレープ中に導入した。
このオートクレープを最初に窒素で、次いで水素で満し
た。
脱塩素化は250℃及び水素圧200ゲージ気圧下に9
0分間に亘って行なった。
反応混合物に熱水300mlを添加し、全体を暖めた。
触媒を沢別し、熱水で2回洗浄した。
反応溶液を洗浄水と一緒にアルカリ性にし、暖めた。
冷却後トルエン相を分離し、水性相をトルエン100m
lで2回更に抽出した。
トルエンの留去及び続く分留後、3−クロルアニリン2
s. s V ( 収率: 埋論量の90.6%)を
得た。
実施例 3 3・5−ジクロルアニリンの製造 最初に2・3・5・6−テトラクロルアニリン57、7
グ(0.25モル)、36%水性塩酸250ml、濃硫
酸5ml及び5%パラジウム/活性炭触媒5f?をO、
7lのタンタル製オートクレープ中に導入した。
このオートクレープを最初に窒素で、次いで水素で満し
た。
脱塩素化は250℃及び水素圧200ゲージ気圧下に2
時間に亘って行なった。
触媒を沢別し、熱水で2回洗浄した。
反応溶液を洗浄水と一緒にアルカリ性にし、暖めた。
冷却後反応生戊物を塩化メチレン1 5 0 mlで2
回抽出した。
塩化メチレンの留去及び続く分留後3・5一ジクロルア
ニリ736グ(収率:埋論量の89%)を得た。
実施例 4 3・5−ジクロルアニリンのペンタクロルアニリンから
の製造 最初にペンタクロルアニリン6 6.25’ ( 0.
2 5モル)、36%水性塩酸250rrLl及び5%
パラジウム/活性炭触媒5′?を0. 7 lのタンタ
ル製オートクレープ中に導スした。
このオートクレープを最初に窒素で、次いで水老で満し
た。
脱塩素化は250℃及び水素圧200ゲージ気圧下に2
時間に亘って行なった。
触媒を沢別し、熱水で2回洗浄した。
反応溶液を洗浄水と一緒にアルカリ性にし、暖めた。
冷却後反応生戊物を塩化メチレン150mlで2回抽出
した。
塩化メチレンの留去及び続く分留後、純度95%の3・
5−ジクロルアニリン2 9. 6 ′?(収率:理論
量の73%)を得た。
実施例 5 2・3・5・6−テトラクロル−4−メチルーアニリン
からの3・5−ジクロルー4−メチルアニリン 最初に2・3・5・6−テトラクロル−4−メチルアニ
リン61、6グ(0.25モル)、36%水性塩酸25
0ml、濃硫酸2ml及び5%パラジウV活性炭触媒5
′?を0. 7 lのタンタル製オートクレープ中に導
入した。
このオートクレープを最初に窒素で、次いで水素で満し
た。
脱塩素化は250℃及び水素圧200ケージ気圧下に2
時間に亘って行なった。
触媒を沢刑し、熱水で2回洗浄した。反応溶液を洗浄水
と一緒にアルカリ性にし、暖めた。
冷却後反応生成物を塩化メチレン150mlで2回抽出
した。
塩化メチレンの留去及び続く分留後、純度95%の3・
5−ジクロル−4−メチルアニリ738.2P(収率:
理論量の87%)を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 元素状形又は化合物形であり且つ随時担体に担持さ
    れている貴金属触媒の存在下に、式〔上式中、X1及び
    X2は同一でも異なってもよく且つ塩素、水素、又は随
    時置換されたアルキル、アリール、アラルキル、アルコ
    キシもしくはアラルコキシ基を表わし、但しX1又はX
    2の1つは3ークロルアニリンを製造するとき塩素を表
    わしそしてX1及びX2は3・5−ジクロルアニリンを
    製造するとき塩素を表わし、そして R1、R2及びR3は同一でも異なってもよく且つ塩素
    、水素又は随時置換されたアルキル、アリール、アラル
    キル、アルコキシもしくはアリーロキシ基を表わし、但
    しR1、R2又はR3の少くとも1つは塩素を表わす〕 のクロルアニリンを酸性媒体の溶液中において高温及び
    加圧下で水素と反応させることを特徴とする塩素でメタ
    置換されたアニリンの製造方法。 2 反応を150〜350℃の温度で行な5%許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3 反応を180〜270℃の温度で行なう特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の方法。 4 反応を水素圧20〜200ゲージ気圧で行なう特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 5 反応を水素圧60〜120ゲージ気圧で行なう特許
    請求の範囲第1項または第4項記載の方法。 6式 〔上式中、X3及びX4は同一でも異なってもよく且つ
    塩素又は水素を表わし、但しX3またはX4の1つは3
    −クロルアニリンを製造する場合塩素を表わしそしてX
    3及びX4は3・5−ジクロルアニリンを製造する場合
    塩素を表わし、そしてR7、R8及びR9は同一でも異
    なってもよく且つ塩素、水素、メチルもし《はフエニル
    基又は基を表わし、但し基R7、R8又はR9の少くと
    も1つは塩素を表わす〕 のクロルアニリンを用いることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7 貴金属が周期律表第■族の元素であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法
    。 8 貴金属が元素形で又は酸化物もし《は硫化物である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 貴金属がパラジウム又は白金を含んでなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の
    方法。 10 貴金属を活性炭に担持させることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の方法。 11 本方法をプロトン性溶媒中で行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載の
    方法。 12 本方法を非プロトン性溶媒中で行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載
    の方法。 13 本方法を水性塩酸中で行なうことを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載の方法。 14 本方法を硫酸で酸性にしたトルエン中で行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜10項のいずれ
    かに記載の方法。 15 本方法を塩酸及び硫酸の水性混合物中で行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜10項のいずれ
    かに記載の方法。
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