JPS584841B2 - 導波管型帯域阻止フイルタ - Google Patents
導波管型帯域阻止フイルタInfo
- Publication number
- JPS584841B2 JPS584841B2 JP3337277A JP3337277A JPS584841B2 JP S584841 B2 JPS584841 B2 JP S584841B2 JP 3337277 A JP3337277 A JP 3337277A JP 3337277 A JP3337277 A JP 3337277A JP S584841 B2 JPS584841 B2 JP S584841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- plane
- recessed portion
- tube
- type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/207—Hollow waveguide filters
- H01P1/209—Hollow waveguide filters comprising one or more branching arms or cavities wholly outside the main waveguide
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、管内に誘電体共振器を組込んだ構造が簡単で
高いQ値が得られる導波管型帯域阻止フイルタに関する
ものである。
高いQ値が得られる導波管型帯域阻止フイルタに関する
ものである。
この種導波管型帯域阻止フィルタとしては、用途に応じ
て狭帯域阻止とする必要があるが、従来の誘電体共振器
を用いた導波管型帯域阻止フィル夕としては、第1図a
に示すように、方形導波管1の管内にそのE面壁面に平
行にして誘電体共振器2を複数個縦続配置したもの、あ
るいは、第1図bに示すように、方形導波管1のE面壁
面に複数個の遮断域枝路3を1/4管内波長の間隔で取
付けて終端短絡板4の位置を調節して遮断域周波数の調
整を行なうとともに、各枝路に誘電体共振器2を挿入し
たものが用いられており、それら従来のものは、いずれ
も、狭帯域阻止特性とすることが困難であった。
て狭帯域阻止とする必要があるが、従来の誘電体共振器
を用いた導波管型帯域阻止フィル夕としては、第1図a
に示すように、方形導波管1の管内にそのE面壁面に平
行にして誘電体共振器2を複数個縦続配置したもの、あ
るいは、第1図bに示すように、方形導波管1のE面壁
面に複数個の遮断域枝路3を1/4管内波長の間隔で取
付けて終端短絡板4の位置を調節して遮断域周波数の調
整を行なうとともに、各枝路に誘電体共振器2を挿入し
たものが用いられており、それら従来のものは、いずれ
も、狭帯域阻止特性とすることが困難であった。
すなわち、第1図aに示した帯域阻止フィルタにおいて
は、導波管内の伝搬域と誘電体共振器との結合が強いた
めに広帯域阻止特性しか得られず、また、第1図bに示
した帯域阻止フィルタにおいては、TE比型方形導波管
1のE面に他の遮断導波管3を取付けてその中に誘電体
共振器2を挿入しているが、この場合、個々の誘電体共
振器2を、それぞれ、金属壁が近接して周囲を囲繞する
ような構造になっているので、誘電体共振器2からの磁
束によって金属壁に発生する誘導電流、並びに、その誘
導電流が金属壁中を流れることに伴う導体損が多大とな
って、誘電体共振器2の無負荷Qの値が1500程度に
劣化して狭帯域とはなし得す、そのうえに、構造が複雑
であるという欠点もあった。
は、導波管内の伝搬域と誘電体共振器との結合が強いた
めに広帯域阻止特性しか得られず、また、第1図bに示
した帯域阻止フィルタにおいては、TE比型方形導波管
1のE面に他の遮断導波管3を取付けてその中に誘電体
共振器2を挿入しているが、この場合、個々の誘電体共
振器2を、それぞれ、金属壁が近接して周囲を囲繞する
ような構造になっているので、誘電体共振器2からの磁
束によって金属壁に発生する誘導電流、並びに、その誘
導電流が金属壁中を流れることに伴う導体損が多大とな
って、誘電体共振器2の無負荷Qの値が1500程度に
劣化して狭帯域とはなし得す、そのうえに、構造が複雑
であるという欠点もあった。
本発明は、上述した従来の欠点を除去し、構造が簡単で
製作容易であり、個々の誘電体共振器をそれぞれ囲繞す
るような遮断導波管を特に設けることなく、従来に比し
て壁面効果によるQ値の劣化を少なくし、誘電体共振に
よるQ値の劣化を生ずることなく、誘電体共振器の無負
荷Q値を3000程度となし得て、狭帯域で大きい減衰
量の得られる導波管型帯域阻止フィルタを提供すること
にある。
製作容易であり、個々の誘電体共振器をそれぞれ囲繞す
るような遮断導波管を特に設けることなく、従来に比し
て壁面効果によるQ値の劣化を少なくし、誘電体共振に
よるQ値の劣化を生ずることなく、誘電体共振器の無負
荷Q値を3000程度となし得て、狭帯域で大きい減衰
量の得られる導波管型帯域阻止フィルタを提供すること
にある。
すなわち、本発明導波管型帯域阻止フィルタは断面の電
磁界分布が偶モードとなるTE型導波管の管内における
H面壁面に、そのH面壁面に関する対称面に対して対称
の形状を有する凹欠部を設け、その凹欠部の領域内に誘
電体共振器を配設するようにしたものである。
磁界分布が偶モードとなるTE型導波管の管内における
H面壁面に、そのH面壁面に関する対称面に対して対称
の形状を有する凹欠部を設け、その凹欠部の領域内に誘
電体共振器を配設するようにしたものである。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
まず、帯域阻止フィルタを構成するということの一般原
理は、導波系の途中に共振器を結合させるということで
ある。
理は、導波系の途中に共振器を結合させるということで
ある。
したがって、かかる構成の帯域阻止フィルタの阻止帯域
幅を調整するためには、導波系と共振器との結合の程度
、すなわち、結合係数を調整すればよいことになる。
幅を調整するためには、導波系と共振器との結合の程度
、すなわち、結合係数を調整すればよいことになる。
しかして、従来は、導波管型帯域阻止フィルタの阻止帯
域幅を調整するために、第1図aに示したように、TE
昆型方形導波管内に、直接、誘電体共振器を配設したも
のにおいては、その誘電体共振器と導波管のE面壁面と
の距離を変化させていたが、充分に狭い阻止帯域のもの
が得られなかった。
域幅を調整するために、第1図aに示したように、TE
昆型方形導波管内に、直接、誘電体共振器を配設したも
のにおいては、その誘電体共振器と導波管のE面壁面と
の距離を変化させていたが、充分に狭い阻止帯域のもの
が得られなかった。
したがって、この問題を解決するために、従来は、導波
管型帯域阻止フィルタを第1図bに示したような構成に
し、方形導波管のE面壁面に設けた遮断導波管によって
当該方形導波管と誘電体共振器との結合度を軽減させる
ようにしていたが、遮断導波管の壁面効果によって充分
に狭帯域にはなし得ず、構造が複雑となったことは前述
したとおりである。
管型帯域阻止フィルタを第1図bに示したような構成に
し、方形導波管のE面壁面に設けた遮断導波管によって
当該方形導波管と誘電体共振器との結合度を軽減させる
ようにしていたが、遮断導波管の壁面効果によって充分
に狭帯域にはなし得ず、構造が複雑となったことは前述
したとおりである。
これに対し、本発明においては、管内均一の導波管の断
面内に本質的に電磁界エネルギの少ない部分を設け、そ
の部分に誘電体共振器を配置することによって、当該均
一導波管と誘電体共振器との結合度を、従来のごとく他
に支障を生ずることなく、充分に軽減させ得るようにす
る。
面内に本質的に電磁界エネルギの少ない部分を設け、そ
の部分に誘電体共振器を配置することによって、当該均
一導波管と誘電体共振器との結合度を、従来のごとく他
に支障を生ずることなく、充分に軽減させ得るようにす
る。
したがって、第1図bに示した従来装置のように誘電体
共振器を他の遮断導波管によって遮蔽する必要がないの
で、その遮蔽のための導体壁面上に生ずる導体損に基づ
くQ値の劣化を伴うことがない、という原理的、本質的
な利点を有している。
共振器を他の遮断導波管によって遮蔽する必要がないの
で、その遮蔽のための導体壁面上に生ずる導体損に基づ
くQ値の劣化を伴うことがない、という原理的、本質的
な利点を有している。
そこで、如何にすれば、上述のごとく、均一導波管の断
面内に電磁界エネルギの少ない部分を設け得るかについ
てつぎに説明スる。
面内に電磁界エネルギの少ない部分を設け得るかについ
てつぎに説明スる。
一般に、中空の金属導波管内における電界の強さをEと
し、また、磁界の強さをHとするとEt=ZmHt×i
z ここに Zm(特性界インピーダンス)= kzは導波管の位相定数、 μ0は真空の透磁率、 ωは角周波数、 Etは電界の強さEの断面成分、 Htは磁界の強さHの断面成分 によって示されるように、磁界の弱い所では電界も弱い
。
し、また、磁界の強さをHとするとEt=ZmHt×i
z ここに Zm(特性界インピーダンス)= kzは導波管の位相定数、 μ0は真空の透磁率、 ωは角周波数、 Etは電界の強さEの断面成分、 Htは磁界の強さHの断面成分 によって示されるように、磁界の弱い所では電界も弱い
。
したがって、導波管と誘電体共振器との結合度に関連し
て上述のごとく導波管の断面内に電磁界エネルギの少な
い部分を設けるについては、電界分布のみに着目して導
波管の構造を考えればよいことになる。
て上述のごとく導波管の断面内に電磁界エネルギの少な
い部分を設けるについては、電界分布のみに着目して導
波管の構造を考えればよいことになる。
例えば、第2図に示すように、TE■型方形導波管のH
面壁面の中央部に凹欠部を設けたときには、その凹欠部
内においては電界が弱くなることが十分推考される。
面壁面の中央部に凹欠部を設けたときには、その凹欠部
内においては電界が弱くなることが十分推考される。
その推考の根拠を理論的に述べるとつぎのとおりである
。
。
まず、中空の均一導波管の断面内における電磁界分布は
周波数が変わっても不変であるから、遮断角周波数ωc
における導波管内の電磁界分布について検討するに、遮
断角周波数ωcにおいては、電磁界は電磁波の進行方向
、すなわち、第2図における紙面に垂直なz方向には変
化しない。
周波数が変わっても不変であるから、遮断角周波数ωc
における導波管内の電磁界分布について検討するに、遮
断角周波数ωcにおいては、電磁界は電磁波の進行方向
、すなわち、第2図における紙面に垂直なz方向には変
化しない。
したがって、第2図示の凹欠部については、2方向には
電磁界が変化しないのであるから、凹欠の方向、すなわ
ち、y方向に進行する電磁波によって凹欠部内の電磁界
が形成されていると考えることができる。
電磁界が変化しないのであるから、凹欠の方向、すなわ
ち、y方向に進行する電磁波によって凹欠部内の電磁界
が形成されていると考えることができる。
そこで、第2図示の凹欠部の幅AA′と同じ間隔dをも
って対向する無限平行導体板の間をy方向に進行する電
磁波についてみるに、xz面内における電磁界分布は、
第3図に示すように、始端の基本モードがTEMモード
、その次がTM01モード、さらにその次がTM02モ
ードとなり、以下TM0nモードまで順次にnが増大す
る。
って対向する無限平行導体板の間をy方向に進行する電
磁波についてみるに、xz面内における電磁界分布は、
第3図に示すように、始端の基本モードがTEMモード
、その次がTM01モード、さらにその次がTM02モ
ードとなり、以下TM0nモードまで順次にnが増大す
る。
さらに、その際、y方向に進行する電磁波の位相定数k
yはとなる。
yはとなる。
しかして、n=0の基本モードTEMの場合には、
ky>0(n=0) (3)となり
、平行導体板AA′の間隔dには無関係にy方向に電磁
波が伝搬することになるが、このモードは平行導体板間
の対称面Sに対して、第3図aに示すように、奇モード
となる。
、平行導体板AA′の間隔dには無関係にy方向に電磁
波が伝搬することになるが、このモードは平行導体板間
の対称面Sに対して、第3図aに示すように、奇モード
となる。
一方、第2図から判るように、導波管内の電磁波は凹欠
部の対称面Sに関して偶モードとなって伝搬するので、
第3図aに示した奇モードのTEMモードは励起されな
いことになる。
部の対称面Sに関して偶モードとなって伝搬するので、
第3図aに示した奇モードのTEMモードは励起されな
いことになる。
したがって、第3図に示す伝搬モードのうちTM0,2
m+1(m=0,1,2,・・・)の高次の偶モードの
みが励起されることになる。
m+1(m=0,1,2,・・・)の高次の偶モードの
みが励起されることになる。
以上に述べた理由によって、第3図bに示すTM01モ
ードが最も低次の支配的な伝搬モードとなり、その場合
におけるxy断面内の電界分布は第4図に示すようにな
る。
ードが最も低次の支配的な伝搬モードとなり、その場合
におけるxy断面内の電界分布は第4図に示すようにな
る。
しかして、導辣管のH面壁面に設けた凹欠部における電
界が前述したように急に弱くなるためには、第3図bに
示した上述のTM01モードが遮断域にならなければな
らない。
界が前述したように急に弱くなるためには、第3図bに
示した上述のTM01モードが遮断域にならなければな
らない。
すなわち、上述の(2)式に示した位相定数kが虚数と
なって、しかも、その絶対値が大きい程よいことになる
。
なって、しかも、その絶対値が大きい程よいことになる
。
しかがって、(2)式においてn=1となるTM01モ
ードにおいては となればよいことになるので、 とならなければならない。
ードにおいては となればよいことになるので、 とならなければならない。
かかる条件においては、上述した平行導体板間の電界分
布は、前述した第4図のようにはならず、第5図aに示
すように、y方向に進むにつれて急速に弱まることにな
る。
布は、前述した第4図のようにはならず、第5図aに示
すように、y方向に進むにつれて急速に弱まることにな
る。
したがって、第5図bで示すように、充分に電界が弱ま
った適切な位置で平行導体板の相互間を短絡した形態の
凹欠部を形成しても、第5図aに示した平行導体板間の
電界分布には影響せず、また、その短絡板を省略しても
電磁波の漏洩は生じない。
った適切な位置で平行導体板の相互間を短絡した形態の
凹欠部を形成しても、第5図aに示した平行導体板間の
電界分布には影響せず、また、その短絡板を省略しても
電磁波の漏洩は生じない。
以上に述べたところから明らかなように、導波管に設け
る凹欠部は、導波管のH面壁面における対称面に関して
対称的に配置し、かつ、その凹欠部の壁間間隔dは電磁
波の半波長よりも充分に狭いことが必要であるが、凹欠
部の底面板は必ずしも必要としない。
る凹欠部は、導波管のH面壁面における対称面に関して
対称的に配置し、かつ、その凹欠部の壁間間隔dは電磁
波の半波長よりも充分に狭いことが必要であるが、凹欠
部の底面板は必ずしも必要としない。
上述の原理に基づけば、THa型円形導波管や楕円導波
管についても、上述した方形導波管におけると全く同様
にして管壁に凹欠部を設け、円形導波管の場合には第6
図aに示すような、また、楕円形導波管の場合には第6
図bに示すような構造にすることができ、それぞれの場
合における電界分布は、それぞれ実線矢印で示したよう
になる。
管についても、上述した方形導波管におけると全く同様
にして管壁に凹欠部を設け、円形導波管の場合には第6
図aに示すような、また、楕円形導波管の場合には第6
図bに示すような構造にすることができ、それぞれの場
合における電界分布は、それぞれ実線矢印で示したよう
になる。
つぎに、上述のようにして方形導波管の管壁に凹欠部を
設けてその中に誘電体共振器を配列した場合における本
発明導波管型帯域阻止フィルタの構成例を第7図に示す
。
設けてその中に誘電体共振器を配列した場合における本
発明導波管型帯域阻止フィルタの構成例を第7図に示す
。
第7図aの構成例においては、通過型方形導波管1のH
面壁面6に溝5を設け、その溝5の中に円板状の誘電体
共振器2をその板面を導波管1のE面に平行に1個だけ
配置し、また、第7図bの構成例においては、同様の誘
電体共振器2を複数個、導波管の管軸方向に適切な間隔
で配列し、充分な減衰量が得られるようにするが、いず
れの場合にも、誘電体共振器2の溝5中に配置する深さ
を調節して適切な結合度とすることにより所要の狭帯域
阻止特性とすることができる。
面壁面6に溝5を設け、その溝5の中に円板状の誘電体
共振器2をその板面を導波管1のE面に平行に1個だけ
配置し、また、第7図bの構成例においては、同様の誘
電体共振器2を複数個、導波管の管軸方向に適切な間隔
で配列し、充分な減衰量が得られるようにするが、いず
れの場合にも、誘電体共振器2の溝5中に配置する深さ
を調節して適切な結合度とすることにより所要の狭帯域
阻止特性とすることができる。
また、前述した理由から判るように、例えば方形導波管
に設ける凹欠部は、第8図に示すように方形導波管の上
下のH面壁面の双方にそれぞれ設けることもできる。
に設ける凹欠部は、第8図に示すように方形導波管の上
下のH面壁面の双方にそれぞれ設けることもできる。
かかる場合における導波管内の電界分布は、第8図に実
線矢印で示したように、上下のH面壁面に設けた双方の
凹欠部内において、ともに同様の減衰を示す。
線矢印で示したように、上下のH面壁面に設けた双方の
凹欠部内において、ともに同様の減衰を示す。
上述のようにして方形導波管の上下のH面壁面に凹欠部
を設けた場合における本発明帯域阻止フィルタの構成例
を第9図に示す。
を設けた場合における本発明帯域阻止フィルタの構成例
を第9図に示す。
第9図示の構成例においては、方形導波管1の上下のH
面壁面にそれぞれ設けた溝5中の複数個ずつの誘電体共
振器2は、その管軸方向の位置を互にずらして適切な減
衰特性が得られるように配置する。
面壁面にそれぞれ設けた溝5中の複数個ずつの誘電体共
振器2は、その管軸方向の位置を互にずらして適切な減
衰特性が得られるように配置する。
つぎに、本発明導波管型帯域阻止フィルタの阻止帯域周
波数の調整を行なうには、例えば方形導波管についての
例を示すと、第10図に示すように、方形導波管1のH
面壁面に設けた溝5の一方の側壁に適切な絶縁材料より
なる支持台7を介して誘電体共振器2を取付け、溝5の
他方の側壁に金属ビス等の導体ポスト8を誘電体共振器
2に対向する間隔を調整可能にして取付け、誘電体共振
器2と導体ポスト8との対向間隔を変えて誘電体ブロッ
ク2の共振周波数を調整することにより行なうことがで
きる。
波数の調整を行なうには、例えば方形導波管についての
例を示すと、第10図に示すように、方形導波管1のH
面壁面に設けた溝5の一方の側壁に適切な絶縁材料より
なる支持台7を介して誘電体共振器2を取付け、溝5の
他方の側壁に金属ビス等の導体ポスト8を誘電体共振器
2に対向する間隔を調整可能にして取付け、誘電体共振
器2と導体ポスト8との対向間隔を変えて誘電体ブロッ
ク2の共振周波数を調整することにより行なうことがで
きる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば導波管
型帯域阻止フィルタの構造を極めて簡単になし得るとと
もに、導波管内を伝搬する電磁波を選択的に阻止するた
めの誘電体共振器を取囲む導波管管壁の壁面効果を少な
くし得るので、従来の構造のものに比して誘電体共振器
の無負荷Q値を約2倍以上にも高くすることができ、導
波管型フィルタの阻止帯域幅を十分に狭くし、しかも、
十分な減衰量が得られるようにすることが容易に可能と
なる。
型帯域阻止フィルタの構造を極めて簡単になし得るとと
もに、導波管内を伝搬する電磁波を選択的に阻止するた
めの誘電体共振器を取囲む導波管管壁の壁面効果を少な
くし得るので、従来の構造のものに比して誘電体共振器
の無負荷Q値を約2倍以上にも高くすることができ、導
波管型フィルタの阻止帯域幅を十分に狭くし、しかも、
十分な減衰量が得られるようにすることが容易に可能と
なる。
第1図a,bは従来の導波管型帯域阻止フィルタの構造
例をそれぞれ示す斜視図、第2図乃至第5図は本発明の
原理を説明するための方形導波管内における電磁波によ
る電界分布の態様をそれぞれ示す線図、第6図aおよび
bは同じくその円形および楕円形導波管内における電界
分布の態様をそれぞれ示す線図、第7図a,bは本発明
導波管型帯域阻止フィルタの構成例をそれぞれ示す断面
図、第8図は本発明の原理を説明するための方形導波管
内における電界分布の他の態様を示す線図、第9図は本
発明導波管型帯域阻止フィルタの他の構成例を示す断面
図、第10図は同じくその阻止帯域周波数調整の態様を
示す断面図である。 1・・・・・・通過型導波管、2・・・・・・誘電体共
振器、3・・・・・・遮断域枝路、4・・・・・・可動
短絡板、5・・・・・・溝、6・・・・・・H面壁面、
7・・・・・・支持台、8・・・・・・導体ポスト(金
属ビス)。
例をそれぞれ示す斜視図、第2図乃至第5図は本発明の
原理を説明するための方形導波管内における電磁波によ
る電界分布の態様をそれぞれ示す線図、第6図aおよび
bは同じくその円形および楕円形導波管内における電界
分布の態様をそれぞれ示す線図、第7図a,bは本発明
導波管型帯域阻止フィルタの構成例をそれぞれ示す断面
図、第8図は本発明の原理を説明するための方形導波管
内における電界分布の他の態様を示す線図、第9図は本
発明導波管型帯域阻止フィルタの他の構成例を示す断面
図、第10図は同じくその阻止帯域周波数調整の態様を
示す断面図である。 1・・・・・・通過型導波管、2・・・・・・誘電体共
振器、3・・・・・・遮断域枝路、4・・・・・・可動
短絡板、5・・・・・・溝、6・・・・・・H面壁面、
7・・・・・・支持台、8・・・・・・導体ポスト(金
属ビス)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 断面の電磁界分布が偶モードとなるTE型導波管の
管内におけるH面壁面に、そのH面壁面に関する対称面
に対して対称の形状を有する凹欠部を設け、その凹欠部
の領域内に前記導波管内の電磁界と結合するようにして
誘電体共振器を配設したことを特徴とする導波管型帯域
阻止フィルタ。 2 前記凹欠部の領域内において前記TE型導波管のE
面に平行に少なくとも1個の前記誘電体共振器を配設し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の導波管
型帯域阻止フィルタ。 3 複数個の前記誘導体共振器を管軸方向に沿って順次
に配ダルたことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項に記載の導波管型帯域阻止フィルタ。 4 TE10型方形導波管の管内における少なくとも一
方のH面壁面に、それらH面壁面に関する対称面に対し
て対称の形状を有して管軸方向に延在するスロット形凹
欠部を設け、そのスロット形凹欠部の幅を自由空間波長
の1/2に比して格段に狭くしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載の導波管
型帯域阻止フイルタ。 5 TH11型円形もしくは楕円形導波管の管内におけ
る管壁に、偶モードの電磁界分布に関する対称面に対し
て対称の形状を有して管軸方向に延在するスロット形凹
欠部を設け、そのスロット形凹欠部の幅を自由空間波長
の1/2に比して格段に狭くしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載の導波管
型帯域阻止フイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337277A JPS584841B2 (ja) | 1977-03-28 | 1977-03-28 | 導波管型帯域阻止フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337277A JPS584841B2 (ja) | 1977-03-28 | 1977-03-28 | 導波管型帯域阻止フイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53118956A JPS53118956A (en) | 1978-10-17 |
| JPS584841B2 true JPS584841B2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=12384745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3337277A Expired JPS584841B2 (ja) | 1977-03-28 | 1977-03-28 | 導波管型帯域阻止フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584841B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07105643B2 (ja) * | 1992-06-24 | 1995-11-13 | 日本電業工作株式会社 | ノッチフィルタ |
-
1977
- 1977-03-28 JP JP3337277A patent/JPS584841B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53118956A (en) | 1978-10-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6281769B1 (en) | Electromagnetic transmission line elements having a boundary between materials of high and low dielectric constants | |
| US4837535A (en) | Resonant wave filter | |
| US4138652A (en) | Dielectric resonator capable of suppressing spurious mode | |
| US3597710A (en) | Aperiodic tapered corrugated waveguide filter | |
| US3714608A (en) | Broadband circulator having multiple resonance modes | |
| US4283697A (en) | High frequency filter | |
| KR20020047141A (ko) | 감쇠 폴을 포함하는 고주파 대역 통과 필터 조립체 | |
| JPH0419721B2 (ja) | ||
| Zhu et al. | Compact and wide stopband bandpass filters based on dual-mode folded circular substrate integrated waveguide cavities | |
| US5268659A (en) | Coupling for dual-mode resonators and waveguide filter | |
| JP2001345602A (ja) | 導波管群分波器 | |
| US20190267690A1 (en) | Apparatuses and methods for mode suppression in rectangular waveguide | |
| KR100226570B1 (ko) | 유전체 일체형 비방사성 유전체 선로의 초전도 대역 통과 필터 장치 | |
| WO2017122441A1 (ja) | 誘電体導波管共振器の結合窓およびそれを用いた誘電体導波管フィルタ | |
| Kobayashi et al. | Bandpass filters using TM/sub 010/dielectric Rod resonators | |
| US3593220A (en) | High power microwave low-pass filter of the leaky wall type | |
| AU732191B2 (en) | Microwave resonator | |
| JPH0223701A (ja) | 導波管帯域通過フィルター | |
| US7274273B2 (en) | Dielectric resonator device, dielectric filter, duplexer, and high-frequency communication apparatus | |
| JP7207193B2 (ja) | 導波管フィルタ | |
| JPS584841B2 (ja) | 導波管型帯域阻止フイルタ | |
| JPS63232602A (ja) | 共振濾波器 | |
| JP7259991B2 (ja) | 誘電体導波管共振器及び誘電体導波管フィルタ | |
| CN105051972A (zh) | 交叉耦合带通滤波器 | |
| JPS625702A (ja) | 帯域通過形フイルタ |