JPS5847711Y2 - フクゴウハンドウタイソウチ - Google Patents

フクゴウハンドウタイソウチ

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Publication number
JPS5847711Y2
JPS5847711Y2 JP2242475U JP2242475U JPS5847711Y2 JP S5847711 Y2 JPS5847711 Y2 JP S5847711Y2 JP 2242475 U JP2242475 U JP 2242475U JP 2242475 U JP2242475 U JP 2242475U JP S5847711 Y2 JPS5847711 Y2 JP S5847711Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
resistor chip
resistor
semiconductor device
current
Prior art date
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Expired
Application number
JP2242475U
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English (en)
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JPS51103640U (ja
Inventor
秀朗 伊藤
新也 田中
Original Assignee
オリジンデンキ カブシキガイシヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サージ吸収用の複合半導体装置の構造の改良
に関し、特に抵抗体チップの破壊耐量を向上させること
を主目的としている。
従来リレーやトランジスタ等の開閉素子に対して第1図
Aに示すようなサージ吸収用装置を並列に設けて開閉素
子をサージから保護することが行われている。
そして斯かる装置の抵抗器RとダイオードDとの並列接
続体を単一の半導体装置に置き換える試みがなされ、例
えば第1B図に示すような樹脂モールド型の複合半導体
装置が提案されている。
このテ゛バイ又はリード線1,2間に通常のダイオード
チップDと適当な比抵抗を有する抵抗体チップRとを離
隔させて並列結合してなり、斯かる従来のテ゛バイスに
おいてはダイオードチップDと抵抗体チップRの厚さが
ほぼ等しく、又抵抗体チップRは適当な比抵抗を有する
P導電型酸いはN導電型の縦断面長方形チップである。
このようなテ゛バイスにあってリード線1,2に夫々正
、負の電圧を印加すると、第2図に示すようにこの電圧
がある電圧Voに到る迄リード線1と2間の電圧−電流
特性は抵抗体チップRの比抵抗によって決まる傾斜の直
線になる。
勿論この場合、リード線1.2間を流れる電流は実質的
に抵抗体チップRのみを介して流れる。
そしてリード線1,2間の電圧がVoを越えると、ダイ
オードチップDがブレークダウンをし始める。
この抵抗体チップRは、許容電力という面からダイオー
ドチップDがブレークダウン開始するまでサージ電流を
すべて吸収するような範囲内で通常用いられる。
この場合従来の複合半導体装置では、抵抗体チップRの
製造時に生ずる抵抗体チップRの周辺部における損傷、
例えばその歪み、結晶欠陥などによって、抵抗体チップ
Rの周縁部にサージ電流が集中する傾向があり、抵抗体
チップRの電流破壊のすべてが該チップの周縁部におい
て生じている。
又ダイオードチップDと同程度の厚さの抵抗体チップR
では該チップの比抵抗を調整しても抵抗体チップRの抵
抗値を調整し難く、特に抵抗体チップRの周縁部の状態
に左右されるために安定な特性のデバイスが得られ難い
本考案は前述のような従来の複合半導体装置の欠点を除
去することにある。
第3図により本考案の実施例を説明すると、3はダイオ
ードチップDと抵抗体チップRとの厚みの差を補償する
補償板であり、これは金属板或いは高不純物濃度のP又
はN導電型半導体結晶板からなる。
P又はN導電型の半導体材料よりなる抵抗体チップRは
主面a、l)と周縁部pとが形成する角部を十分にエツ
チング除去した形状乃至ソロパン玉のような形状をして
おり、その夫々の主面a、l)の面積は厚み方向におけ
る中央部Xの断面積よりも小さい。
このような形状の抵抗体チップRを用いることによって
、その中央部を通流する電流の密度に較べて周縁部P近
傍の電流密度を小さくすることが出来る。
又抵抗体チップRの厚みはダイオードチップDに較べて
1.5倍乃至3倍程度厚く、そしてその抵抗値の増大分
だけ不純物濃度を高くして比抵抗を調整している。
第4図は本考案の他の実施例を示し、抵抗体チップRは
、大面積のP導電型半導体板から適当な大きさに切断し
たチップの特定の中央部以外の部分にN導電型の電流阻
止層4を形成したものである。
金属板状又は丸棒状のリード線2に対して1が正である
電圧が印加されると、このN型の電流阻止層4は逆バイ
アスされるために通常のダイオード等の如く電流を阻止
するから、抵抗体チップRの一方の主面aにおける電流
通流域は実質的に電流阻止層4に囲繞された前記中央部
だけに制限され、従って前記実施例と同様な効果が得ら
れる。
N型のチップを用いる場合には他方の主面すにP型の電
流阻止層4を形成すれば良い。
次に第5図に示す実施例の抵抗体チップRは、N導電型
半導体チップの所定の大きさの中央部のみにN型不純物
濃度の十分に高い部分的コンタクI・層5,5′を形成
したものからなる。
斯かる抵抗体チップRをリード線1,2に半田付けする
場合、該チップの主面a、l)において部分的コンタク
ト層5.5′とリード線1,2間においてはメッキ層と
半田層とを介してオーミックコンタクトが形成されるが
、他の主面の部分においては非常に抵抗が大きくなる。
従って抵抗体チップRの主面a、l)における電流は実
質的に部分的コンタクト層4,4′部分を介して流れる
から、前記実施例と同様な効果が得られる。
又この実施例ではこの複合半導体装置の発熱の内のほと
んどを占める抵抗体チップRの発熱の放散を良好ならし
めるために、ダイオードチップDが樹脂モールドされる
部分のリード線1,2の先端に、又抵抗体チップRがモ
ールド樹脂6から露出される部分のリード線に近い側に
配置している。
次に第6図の複合半導体装置における抵抗体チップRは
メサ型のものであり、主面すには第5図に示した実施例
の抵抗体チップRと同様に抵抗体チップRの中央部のみ
に部分的コンタクト領域5が形成されて、この領域5の
みがリード線2に★付けされている。
他方メサの頂部である主面aはその全面がリード線1に
鑞付けされている。
従ってこの実施例においても抵抗体チップRの周縁部近
傍を通流する電流の密度はその中心部を流れる電流の密
度に較べて非常に小さい。
以上述べたように、本考案によれば、抵抗体チップの周
縁部近傍を通流する電流の密度をその中央部を通流する
電流の密度に較べて小さくすることによって、サージ電
流により抵抗体チップの周縁部で起りがちであった該チ
ップを構成する半導体材料の容融を防ぐことが出来、し
かも抵抗体チップの厚さをダイオードチップの厚さと同
等以上にしていることもあるので抵抗体チップの周縁部
の状態に左右されず、非常に特性の安定な複合半導体装
置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1A図は通常のサージ吸収回路を示す図であり、第1
B図は従来の複合半導体装置を示す図、第2図はサージ
吸収素子の電圧−電流特性図、第3図は本考案に係るサ
ージ吸収用複合半導体装置の一実施例を示す図、第4図
乃至第6図は本考案の他の実施例を示す。 R:半導体材料よりなる抵抗体チップ、D:ダイオード
チップ、1,2:リード線、3:厚み補償板、a、l)
:抵抗体チップの夫々の主面、P:抵抗体チップの周
縁部、4:電流阻止層、5.5’:部分的コンタクト層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイオードチップと半導体材料よりなる抵抗体チップと
    を2本のリード線間に並列に結合した複合半導体装置に
    おいて、前記抵抗体チップはダイオードチップ以上の厚
    さを有し且つ少くとも前記ダイオードチップの周縁部を
    通流する電流の密度に較べて中央部を通流する電流の密
    度を大きくするような構造を有することを特徴とする複
    合半導体装置。
JP2242475U 1975-02-18 1975-02-18 フクゴウハンドウタイソウチ Expired JPS5847711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2242475U JPS5847711Y2 (ja) 1975-02-18 1975-02-18 フクゴウハンドウタイソウチ

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JP2242475U JPS5847711Y2 (ja) 1975-02-18 1975-02-18 フクゴウハンドウタイソウチ

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JPS51103640U JPS51103640U (ja) 1976-08-19
JPS5847711Y2 true JPS5847711Y2 (ja) 1983-10-31

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ID=28115607

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JP2242475U Expired JPS5847711Y2 (ja) 1975-02-18 1975-02-18 フクゴウハンドウタイソウチ

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