JPS5847497B2 - 横編機における度目の変換装置 - Google Patents
横編機における度目の変換装置Info
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- JPS5847497B2 JPS5847497B2 JP15769577A JP15769577A JPS5847497B2 JP S5847497 B2 JPS5847497 B2 JP S5847497B2 JP 15769577 A JP15769577 A JP 15769577A JP 15769577 A JP15769577 A JP 15769577A JP S5847497 B2 JPS5847497 B2 JP S5847497B2
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Landscapes
- Knitting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、横編機におげろ度目の変換装置に関するも
のである。
のである。
横編機による編地の編或に際しては、一般に、ゴム胴の
編成部分・ボデーの柄編部分・リンキング目の編或部分
毎に、度目を変更調節する必要があり、ボデーの柄編部
においても、更に編柄のために度目を変更する必要が生
じる。
編成部分・ボデーの柄編部分・リンキング目の編或部分
毎に、度目を変更調節する必要があり、ボデーの柄編部
においても、更に編柄のために度目を変更する必要が生
じる。
ところが、従来装置で(東このための度目の変更装置に
おげろ度目の調節機構が、各ステッチカム毎に配設され
たピンでもって構成されていて、該ピンのねじ込み量を
調節することによって行われるようになっていたので、
度目を変換しうる度目の段数が、キャリツジ上のせまい
スペースに配列せしめうるピンの数によって制約され、
せいぜい数段階にしか変換し得ないばかりでなく、ピン
のねじ込量を調節して度目な調節するためには、つまり
度目を異った段階値に変更調節し直すためには、キャリ
ッジの走行を休止させた上で、名一山の編戒カム部毎に
、また一対づつあるステッチカム毎に、夫々数個づつ設
けられた、前記ピンを全部調節しなげればならないとい
った非常な不便があった。
おげろ度目の調節機構が、各ステッチカム毎に配設され
たピンでもって構成されていて、該ピンのねじ込み量を
調節することによって行われるようになっていたので、
度目を変換しうる度目の段数が、キャリツジ上のせまい
スペースに配列せしめうるピンの数によって制約され、
せいぜい数段階にしか変換し得ないばかりでなく、ピン
のねじ込量を調節して度目な調節するためには、つまり
度目を異った段階値に変更調節し直すためには、キャリ
ッジの走行を休止させた上で、名一山の編戒カム部毎に
、また一対づつあるステッチカム毎に、夫々数個づつ設
けられた、前記ピンを全部調節しなげればならないとい
った非常な不便があった。
したがって、ダブルカムとかトリプルカムの場合には、
この度目の変更調節のために非常な手数を要した。
この度目の変更調節のために非常な手数を要した。
この発明は、従来装置における上記のような欠点を一挙
に解消して、キャリッジの走行を止めなくても、各編成
カム部毎に一対宛あるステッチヵムの度目を、一個の匍
脚機構にて自由に変更できるようになすと共に、編成作
業時における度目の変換を、ほg無段階に近い状態の多
段階の中から任意に選択して、変換できるようになした
ものである。
に解消して、キャリッジの走行を止めなくても、各編成
カム部毎に一対宛あるステッチヵムの度目を、一個の匍
脚機構にて自由に変更できるようになすと共に、編成作
業時における度目の変換を、ほg無段階に近い状態の多
段階の中から任意に選択して、変換できるようになした
ものである。
すなわち、この発明に係る度目の変換装置は、カム板に
穿設された一対の長孔に沿って度目を調節する方向へと
摺動自在に支持された一対のステッチカムが、それに配
設されたばねによって常時度目を犬ならしめる降下方向
へと附勢されているものにおいて、上記一対のステッチ
ヵムを所望の度目位置に変換させるための手段が、カム
板の背面に沿って前記一対のステッチカムの間の位置で
上下方向へと摺動自在に支承された摺動ブロックと、前
記一対のステッチカムのブロックが夫々カム板の背面へ
と位置されている部分と前記摺動ブロックとの間に配設
された両者間の連動機構と、摺動ブロックに作用して該
摺動ブロックを前記一対のステッチカムをして最上昇位
置へと変位させるためのカム面を有するクリャリングヵ
ムと、摺動ブロックに作用して前記一対のステッチカム
を任意の上昇位置に係止できる作用面を変更調節自在に
構成されたストッパーとでもって構成されると共に、前
記クリャリングカムには、キャリッジが針床上の両端に
達したときの一定の走ffl間においてはそのカム面を
前記摺動ブロックへと作用しめその中間の走行区間では
そのカム面を不作用位置に保つ変位駆動装置を連結し、
前記ストッパーには、パルスモータ又はステツピングモ
ータをその駆動源とする作用面の変位駆動装置を連結し
てあることを要旨とする。
穿設された一対の長孔に沿って度目を調節する方向へと
摺動自在に支持された一対のステッチカムが、それに配
設されたばねによって常時度目を犬ならしめる降下方向
へと附勢されているものにおいて、上記一対のステッチ
ヵムを所望の度目位置に変換させるための手段が、カム
板の背面に沿って前記一対のステッチカムの間の位置で
上下方向へと摺動自在に支承された摺動ブロックと、前
記一対のステッチカムのブロックが夫々カム板の背面へ
と位置されている部分と前記摺動ブロックとの間に配設
された両者間の連動機構と、摺動ブロックに作用して該
摺動ブロックを前記一対のステッチカムをして最上昇位
置へと変位させるためのカム面を有するクリャリングヵ
ムと、摺動ブロックに作用して前記一対のステッチカム
を任意の上昇位置に係止できる作用面を変更調節自在に
構成されたストッパーとでもって構成されると共に、前
記クリャリングカムには、キャリッジが針床上の両端に
達したときの一定の走ffl間においてはそのカム面を
前記摺動ブロックへと作用しめその中間の走行区間では
そのカム面を不作用位置に保つ変位駆動装置を連結し、
前記ストッパーには、パルスモータ又はステツピングモ
ータをその駆動源とする作用面の変位駆動装置を連結し
てあることを要旨とする。
実施例を図について説明すると、第1〜7図に示してあ
るように−一対のステッチカム1aがキャリツジ2のカ
ム板3に穿設された斜上下方向の一対の長孔4に沿った
方向へと昇降自在になして設けられている。
るように−一対のステッチカム1aがキャリツジ2のカ
ム板3に穿設された斜上下方向の一対の長孔4に沿った
方向へと昇降自在になして設けられている。
各各ステッチカム1aは、夫夫前記長孔4内に位置され
る摺動嵌合部材1bと、カム板3の背面に接して摺動す
る部材1cとを一体的に結合してなる、断面形状がH型
(第5図参照)のカムブロック1の一部にて構成されて
おり、カムブロック1は、それとカム板3に突設された
ピン5との間に配設されたばね6でもって、常時下方へ
と、つまりステッチカム1aの度目を犬ならしめる方向
へと附勢されており、このカムブロック1の上面には、
約0.5山程度の偏心位置に止め付けねじ7の挿通孔を
あげられたプッシュ8が、カムブロック1に対する相対
的な回転位置を任意に調節されて、それに挿通せる止め
つげねじ7でもって回転不能に固定されている。
る摺動嵌合部材1bと、カム板3の背面に接して摺動す
る部材1cとを一体的に結合してなる、断面形状がH型
(第5図参照)のカムブロック1の一部にて構成されて
おり、カムブロック1は、それとカム板3に突設された
ピン5との間に配設されたばね6でもって、常時下方へ
と、つまりステッチカム1aの度目を犬ならしめる方向
へと附勢されており、このカムブロック1の上面には、
約0.5山程度の偏心位置に止め付けねじ7の挿通孔を
あげられたプッシュ8が、カムブロック1に対する相対
的な回転位置を任意に調節されて、それに挿通せる止め
つげねじ7でもって回転不能に固定されている。
このプッシュ8は、後述のレバー200作用点20aの
調節を可能ならしめるためのものである。
調節を可能ならしめるためのものである。
また、一対のカムブロック1間の中央に位置せしめては
、カム板3背面に、互にクロスする溝9,10をもった
摺動案内金物11を止着してあって、その中心位置の縦
方向の溝9によって、カム板3の背面へと摺接された摺
動ブロック12が、上下方向に摺動自在になして嵌合案
内されている。
、カム板3背面に、互にクロスする溝9,10をもった
摺動案内金物11を止着してあって、その中心位置の縦
方向の溝9によって、カム板3の背面へと摺接された摺
動ブロック12が、上下方向に摺動自在になして嵌合案
内されている。
またこの摺動案内金物11の横方向の溝10内にc3カ
ム板3の背面に摺接せしめられたステッチカム1aの休
止位置保持ストッパー13が、横方向に摺動自在にのみ
なして支承されている。
ム板3の背面に摺接せしめられたステッチカム1aの休
止位置保持ストッパー13が、横方向に摺動自在にのみ
なして支承されている。
前記摺動ブロック12がカム板3に摺接している下面に
cl この休止位置保持ストッパー13を、それと交叉
して摺動可能ならしめるための凹所12aを形成してあ
り、その上面には、その長手方向の3位置に配して、2
本のピン15.16と、その表面が回転自在な転子でも
って構成されている1本のロールピン17とを、後述の
所定の位置関係に配して突設してある。
cl この休止位置保持ストッパー13を、それと交叉
して摺動可能ならしめるための凹所12aを形成してあ
り、その上面には、その長手方向の3位置に配して、2
本のピン15.16と、その表面が回転自在な転子でも
って構成されている1本のロールピン17とを、後述の
所定の位置関係に配して突設してある。
このため、摺動案内金物11には、摺動ブロック12か
ら突設された前記ピン15,16及び口−ルピン17の
存在によって’MHされることなく摺動ブロック12を
一定ストロークα上下動自在ならしめるための、切欠部
18及び長孔19が穿設されている。
ら突設された前記ピン15,16及び口−ルピン17の
存在によって’MHされることなく摺動ブロック12を
一定ストロークα上下動自在ならしめるための、切欠部
18及び長孔19が穿設されている。
また、この摺動案内金物11の表面には、溝状の凹所1
1aを形成してあって、そこに一対のレバー20が、摺
動ブロック12の長手方向中央を線対称の中心として、
対称的に枢支21されており、このレバー20は、その
一方の自由端側20aを、前記カムブロック1に固定さ
れたプッシュ8に対する作用点として、該プッシュ8に
対して、ばね6の張力に抗する方向で接触関連せしめら
れ、他方の自由端側20bを、力点として、罰記ばね6
の張力をピン16に伝達する方向において、摺動ブロッ
ク12の真中のピン16へと接触関連せしめられている
。
1aを形成してあって、そこに一対のレバー20が、摺
動ブロック12の長手方向中央を線対称の中心として、
対称的に枢支21されており、このレバー20は、その
一方の自由端側20aを、前記カムブロック1に固定さ
れたプッシュ8に対する作用点として、該プッシュ8に
対して、ばね6の張力に抗する方向で接触関連せしめら
れ、他方の自由端側20bを、力点として、罰記ばね6
の張力をピン16に伝達する方向において、摺動ブロッ
ク12の真中のピン16へと接触関連せしめられている
。
なおこの一対のレバー20の力点20b側には段部を形
成してあって、この実施例の一対ノレバー20の力点2
0aは、その作用部位が上下の別位置でピン16に関連
されており、前記一対のステッチカム1aのカムフロッ
ク1は、摺動ブロック12を第1図に示した位置から第
2図に示した位置へと降下変位させると、一対のレバー
20を介して、ばね6に抗し、最上昇位置に保たれ、摺
動ブロック12を自由にすると、第1図の右側に示して
ある如く、一方のステッチカム1aが、この発明の度目
変換装置〇一主要部を構成しているストッパー22によ
って規制された所望の度目位置へと降下して、そこに、
ばね6による附勢を係止されるようになっているのであ
るが(詳細は後述)、第1図は、右側のステッチヵム1
aが、最大限に押し下げられた度目最犬位置にコントロ
ールされてキャリッジが左行している状態を示してある
。
成してあって、この実施例の一対ノレバー20の力点2
0aは、その作用部位が上下の別位置でピン16に関連
されており、前記一対のステッチカム1aのカムフロッ
ク1は、摺動ブロック12を第1図に示した位置から第
2図に示した位置へと降下変位させると、一対のレバー
20を介して、ばね6に抗し、最上昇位置に保たれ、摺
動ブロック12を自由にすると、第1図の右側に示して
ある如く、一方のステッチカム1aが、この発明の度目
変換装置〇一主要部を構成しているストッパー22によ
って規制された所望の度目位置へと降下して、そこに、
ばね6による附勢を係止されるようになっているのであ
るが(詳細は後述)、第1図は、右側のステッチヵム1
aが、最大限に押し下げられた度目最犬位置にコントロ
ールされてキャリッジが左行している状態を示してある
。
次に、上記のような機能をもった摺動ブロック12の、
ロールピン17に作用して、摺動ブロック12を上記せ
るストロークαの範囲内において変位させるためのクリ
ャリングカム24と、クリャリングカム240変位駆動
装置について説明すると、この実施例のものでは、キャ
リッジ2上でキャリツジ2の走行方向に沿った方向へと
摺動自在に支承されたクリャリングバー25の下面に、
前記クリャリングカム24が一体的に取付けられた状態
に形成されていて、このクリャリングバー25を第1図
に示してある中立位置から、この実施例のものでは1.
5(1)右方向へと変位させると(第2図)、カム面2
4aがロールピン17に作用して、該ロールピン17が
クリャリングバー25に平行する方向の平坦なカム作用
面24bへと乗り上げることによって、摺動ブロック1
2がばね6に抗して第2図の位置へとα量降下せしめら
れるようになっており、このクリャリングパー25を中
立位置に保つ手段と、それを右方又は左方へと上記量(
1.5crrL)変位させるための駆動装置が次のよう
に構成されている。
ロールピン17に作用して、摺動ブロック12を上記せ
るストロークαの範囲内において変位させるためのクリ
ャリングカム24と、クリャリングカム240変位駆動
装置について説明すると、この実施例のものでは、キャ
リッジ2上でキャリツジ2の走行方向に沿った方向へと
摺動自在に支承されたクリャリングバー25の下面に、
前記クリャリングカム24が一体的に取付けられた状態
に形成されていて、このクリャリングバー25を第1図
に示してある中立位置から、この実施例のものでは1.
5(1)右方向へと変位させると(第2図)、カム面2
4aがロールピン17に作用して、該ロールピン17が
クリャリングバー25に平行する方向の平坦なカム作用
面24bへと乗り上げることによって、摺動ブロック1
2がばね6に抗して第2図の位置へとα量降下せしめら
れるようになっており、このクリャリングパー25を中
立位置に保つ手段と、それを右方又は左方へと上記量(
1.5crrL)変位させるための駆動装置が次のよう
に構成されている。
すなわち、カム板3の背面の適所に、夫々枢支26され
た一対の揺動バー27を設けてあって、この一対の揺動
バー27,27間には、ばね28を張設してあり、この
一対の揺動バー27は、カム板3に突設されたピン5に
衝突することによって、その自由端側に作用する前記ば
ね28の附勢を第1図図示の位置に係止されているので
あるが、この位置に保たれた一対の揺動バー27の内側
作用面27aが夫々接触しうる位置へと配して、前記ク
リャリングカム24のカム面24aがロールピン17に
作用しない中立位置に保たれたクリャリングバー25か
ら、一対のピン29を突設してある。
た一対の揺動バー27を設けてあって、この一対の揺動
バー27,27間には、ばね28を張設してあり、この
一対の揺動バー27は、カム板3に突設されたピン5に
衝突することによって、その自由端側に作用する前記ば
ね28の附勢を第1図図示の位置に係止されているので
あるが、この位置に保たれた一対の揺動バー27の内側
作用面27aが夫々接触しうる位置へと配して、前記ク
リャリングカム24のカム面24aがロールピン17に
作用しない中立位置に保たれたクリャリングバー25か
ら、一対のピン29を突設してある。
したがって、第1図に示した状態では、一対のピン29
を、一対の揺動バー27の自由端側で中立位置に保持す
るようになっており、仮にクリャリングバー25を左右
何れかの方向へと作為的に変位させると、ピン29が揺
動バー27をばね28にさからって押すことになるから
、クリャリンクパー25には、このばね28による中立
位置への復元力が蓄積されるようになっているのである
。
を、一対の揺動バー27の自由端側で中立位置に保持す
るようになっており、仮にクリャリングバー25を左右
何れかの方向へと作為的に変位させると、ピン29が揺
動バー27をばね28にさからって押すことになるから
、クリャリンクパー25には、このばね28による中立
位置への復元力が蓄積されるようになっているのである
。
上記のような中立位置への復元位置に関連せしめられた
クリャリングバー25の両端部(図には左端のみ示す)
には、ラツク30を形成してあり、このラツク30は、
キャリツジ20両端部において夫々枢支された同軸31
上の二つのピニオン32 ,33の一方32に噛み合わ
されていて、他方のピニオン33に噛み合わされたラツ
ク34を有する摺動杆35が、キャリツジ2上において
、前記クリャリングバー25に直交する方向へと摺動自
在に支承されている。
クリャリングバー25の両端部(図には左端のみ示す)
には、ラツク30を形成してあり、このラツク30は、
キャリツジ20両端部において夫々枢支された同軸31
上の二つのピニオン32 ,33の一方32に噛み合わ
されていて、他方のピニオン33に噛み合わされたラツ
ク34を有する摺動杆35が、キャリツジ2上において
、前記クリャリングバー25に直交する方向へと摺動自
在に支承されている。
この摺動杆35の下端がキャリソジ2外へと突出された
部位には、転子36を転着してある。
部位には、転子36を転着してある。
また、この実施例の横編機の針床400両端位置に近づ
いたときにおいて、前記転子36が作用しうる位置へと
位置せしめて、転子36に対する作用位置と不作用位置
とに変位制御可能なカム41が夫々設けられている。
いたときにおいて、前記転子36が作用しうる位置へと
位置せしめて、転子36に対する作用位置と不作用位置
とに変位制御可能なカム41が夫々設けられている。
第1〜7図に示したヵム41は、軸42でもって回動自
在に枢支されると共に、任意の制御手段(図示せず)に
連結されていて、第6図に実線で示した作用位置と、鎖
線で示した不作用位置との間に亘って、これを変位制御
できるようになっている。
在に枢支されると共に、任意の制御手段(図示せず)に
連結されていて、第6図に実線で示した作用位置と、鎖
線で示した不作用位置との間に亘って、これを変位制御
できるようになっている。
すなわち、この実施例におけるクリャリングバー25の
中立位から%右動装置は、キャリツジ2がその衝程の左
端(又は右端)近傍に達すると、クリャリングバー25
が中立位置にあるが故にそれに連結して中立位置にある
摺動杆35端の転子36(第1図)が、前記カム41の
斜面41aへと作用したときにおいて、上昇せしめられ
、ピニオン32,33等の連動機構を介して、クリャリ
ングパー25が中立位から所定量(この実施例では1.
5CIrL)右方へと変位せしめられるようになってい
るのである。
中立位から%右動装置は、キャリツジ2がその衝程の左
端(又は右端)近傍に達すると、クリャリングバー25
が中立位置にあるが故にそれに連結して中立位置にある
摺動杆35端の転子36(第1図)が、前記カム41の
斜面41aへと作用したときにおいて、上昇せしめられ
、ピニオン32,33等の連動機構を介して、クリャリ
ングパー25が中立位から所定量(この実施例では1.
5CIrL)右方へと変位せしめられるようになってい
るのである。
クリャリングバー25が中立位から右又は左に変位する
と、クリャリングカム24の平坦なカム作用面24bへ
と、ロールピン17が乗り上げることは、すでに説明し
た通りである。
と、クリャリングカム24の平坦なカム作用面24bへ
と、ロールピン17が乗り上げることは、すでに説明し
た通りである。
なおこのように構成されたクリャリングバーの左右動装
置は、前記転子36がカム41の斜面41aに接してい
るストロークlを、図示の実施例のように、それによっ
て右(又は左)動されるクリャリングパー25の所要ス
トローク(この場合1.5crrL)よりも犬にしてお
くと、衝激少なく、静かに、クリャリングパー25をし
て所要ストローク左右動せしめうるものである。
置は、前記転子36がカム41の斜面41aに接してい
るストロークlを、図示の実施例のように、それによっ
て右(又は左)動されるクリャリングパー25の所要ス
トローク(この場合1.5crrL)よりも犬にしてお
くと、衝激少なく、静かに、クリャリングパー25をし
て所要ストローク左右動せしめうるものである。
また、上記転子3−6は、キャリッジ2が左行衝程の最
終端を走行する一定の往復走行区間にある間は、カム4
1の平坦面41b上に転接せしめられ、そのことによっ
て、クリャリングバー25は、その平坦なカム作用面2
4bをロールピン17へと一定時間作用させた状態に保
たれる。
終端を走行する一定の往復走行区間にある間は、カム4
1の平坦面41b上に転接せしめられ、そのことによっ
て、クリャリングバー25は、その平坦なカム作用面2
4bをロールピン17へと一定時間作用させた状態に保
たれる。
そして上記のようにしてロールピン17がクリャリング
カム24の平坦なカム作用面24bに作用された状態に
なると、摺動ブロック12は、それが第2図に示した最
降下位置にもたらされ、一対のステッチカム1aは、共
に、ピン16が作用する一対のレバー20を介して、最
上昇位置に保持されることになるので、この間において
、後述のストッパー22の、ピン15に対するストツパ
作用面48a,52aを変位させると、度目を変更調節
しうるようになっているのである。
カム24の平坦なカム作用面24bに作用された状態に
なると、摺動ブロック12は、それが第2図に示した最
降下位置にもたらされ、一対のステッチカム1aは、共
に、ピン16が作用する一対のレバー20を介して、最
上昇位置に保持されることになるので、この間において
、後述のストッパー22の、ピン15に対するストツパ
作用面48a,52aを変位させると、度目を変更調節
しうるようになっているのである。
なお、上記実施例においては、クリャリングバーの左右
動装置を、ラック30,34及びそれに噛み合うピニオ
ン32,33でもって構戒せる例を示したが、他の実施
例においては、第10図に模式的に示してあるように、
キャリツジ2上で上下動自在に支承された摺動杆35′
とクリャリングパー25との間を、キャリツジ2上の適
所にその支点44を枢支されたL型のレバー450両自
由端で連結してもよい。
動装置を、ラック30,34及びそれに噛み合うピニオ
ン32,33でもって構戒せる例を示したが、他の実施
例においては、第10図に模式的に示してあるように、
キャリツジ2上で上下動自在に支承された摺動杆35′
とクリャリングパー25との間を、キャリツジ2上の適
所にその支点44を枢支されたL型のレバー450両自
由端で連結してもよい。
次に、上記のように構成されたクリャリングカム24の
中立位からの左右動装置ならびに中立位への復元装置が
作動したときにおいて、1往復上下動変位せしめられる
摺動ブロック12のピン15へと作用して、該摺動ブロ
ック12の第2図位置からの上方への復元を所望の位置
に阻止することにより、レバー20を介して、ステッチ
カム1aを所望の度目位置(降下位置)に係止せしめる
ためのストッパー22の詳細について説明すると、第3
,7図に示したストッパー22は、キャリツジ2上に取
付けられたパルスモータ46の駆動軸47に嵌着して連
結された回転体48でもって構威されており、この回転
体48が前記ピン15に作用する作用面48a&3 こ
の回転体48に形成された渦巻形の内周面48aでもっ
て構成されていて、この実施例の内周面48aは、それ
が一回転する間において、それに接触作用するピン15
をして、4.5間上下方向へと変位せしめうるようにな
っている。
中立位からの左右動装置ならびに中立位への復元装置が
作動したときにおいて、1往復上下動変位せしめられる
摺動ブロック12のピン15へと作用して、該摺動ブロ
ック12の第2図位置からの上方への復元を所望の位置
に阻止することにより、レバー20を介して、ステッチ
カム1aを所望の度目位置(降下位置)に係止せしめる
ためのストッパー22の詳細について説明すると、第3
,7図に示したストッパー22は、キャリツジ2上に取
付けられたパルスモータ46の駆動軸47に嵌着して連
結された回転体48でもって構威されており、この回転
体48が前記ピン15に作用する作用面48a&3 こ
の回転体48に形成された渦巻形の内周面48aでもっ
て構成されていて、この実施例の内周面48aは、それ
が一回転する間において、それに接触作用するピン15
をして、4.5間上下方向へと変位せしめうるようにな
っている。
パルスモータ46の表示盤49には、パルスモータ46
の軸47の回転位相が目盛(0〜4.5)として表示さ
れるようになっていて、この表示盤49がO点を指示し
たときにおいては、原点検知装置60に対設された可動
点61がそれをスイッチオンして度目が零の原点にある
ことを示し、この表示盤49の目盛が例えば3を指示し
たときには、ステッチカム1aが、編針に対する作用方
向において原点から3間降下されたことを示すようにな
っている。
の軸47の回転位相が目盛(0〜4.5)として表示さ
れるようになっていて、この表示盤49がO点を指示し
たときにおいては、原点検知装置60に対設された可動
点61がそれをスイッチオンして度目が零の原点にある
ことを示し、この表示盤49の目盛が例えば3を指示し
たときには、ステッチカム1aが、編針に対する作用方
向において原点から3間降下されたことを示すようにな
っている。
そのため、前記レバー20の支点21とその力点20b
及び作用点20 a間の比は、ピンが1關上下するステ
ッチカム1aが針溝に沿った方向において11nrIL
上下せしめられるように設定されているのである。
及び作用点20 a間の比は、ピンが1關上下するステ
ッチカム1aが針溝に沿った方向において11nrIL
上下せしめられるように設定されているのである。
上記説明したところからも理解されるように、摺動ブロ
ック12は、それが最上昇位置に保たれた第2図の状態
においては、ピン16が前記回転体48の内周面48a
に接触することなく、回転体48の自由な回転を許容し
うる位置になるよう設定されていることは勿論である。
ック12は、それが最上昇位置に保たれた第2図の状態
においては、ピン16が前記回転体48の内周面48a
に接触することなく、回転体48の自由な回転を許容し
うる位置になるよう設定されていることは勿論である。
そして、この回転体48の外周面48bは輔車に構或さ
れていて、この外周面48bには、蒜歯に突入係合する
方向へと、く字形に曲ったその係合作用部50aを附勢
されて、その基端部を摺動案内金物11上に固定された
、回kl=M止ストッパー50を対設してあり、また前
記クリャリングバー25には、クリャリングバー25が
第1図の中立位にあるときは、上記回転阻止ストッパー
50の係合作用部50aに作用せず、クリャリングバー
25が第2図に示す如き右(又は左)Q変位位置にある
ときは、該作用部50aに作用して、該作用部50aを
前記蒜車への不作用位置に変位させるカム面25aを形
成してあって、上記回転体48からなるストッパー22
は、クリャリングバー25が中立位置に保持された第1
図の状態では、その自由な回転を回転阻止ストッパー5
0にて阻止された状態に保たれ、クリャリングバー25
を右(又は左)に変位された第2図の状態においては、
それをパルスモータ46でもって自由に回転せしめうる
ようになされているのである。
れていて、この外周面48bには、蒜歯に突入係合する
方向へと、く字形に曲ったその係合作用部50aを附勢
されて、その基端部を摺動案内金物11上に固定された
、回kl=M止ストッパー50を対設してあり、また前
記クリャリングバー25には、クリャリングバー25が
第1図の中立位にあるときは、上記回転阻止ストッパー
50の係合作用部50aに作用せず、クリャリングバー
25が第2図に示す如き右(又は左)Q変位位置にある
ときは、該作用部50aに作用して、該作用部50aを
前記蒜車への不作用位置に変位させるカム面25aを形
成してあって、上記回転体48からなるストッパー22
は、クリャリングバー25が中立位置に保持された第1
図の状態では、その自由な回転を回転阻止ストッパー5
0にて阻止された状態に保たれ、クリャリングバー25
を右(又は左)に変位された第2図の状態においては、
それをパルスモータ46でもって自由に回転せしめうる
ようになされているのである。
なお、上記実施例では、ストッパーの作用面を、パルス
モータ46に連動連結された回転体48の内周面48a
にて構戒せる例を示したが、他の実施例においては、こ
れを、回転体の外周面でもって構成し、それを摺動ブロ
ックのピン15に係合せしめるよう構成してもよい(図
示せず)。
モータ46に連動連結された回転体48の内周面48a
にて構戒せる例を示したが、他の実施例においては、こ
れを、回転体の外周面でもって構成し、それを摺動ブロ
ックのピン15に係合せしめるよう構成してもよい(図
示せず)。
また、上記実施例では、ストッパーをパルスモータ46
にて回転される回転体48にて構成せる例を示したが、
他の実施例においては、このストッパーは、例えば第1
1図に示してあるように、キャリツジ2上において上下
方向に摺動自在にただし回転不能になして支承された摺
動体52でもってこれを構成し、この摺動体52を、前
記ピン15に対して、ばね6による附勢を阻止する方向
において係合させうるように配設すると共に、この摺動
体52とパルスモータ46′間を、摺動体52に螺合さ
れたスクリュー軸53と、該スクリュー軸53とパルス
モータ4 6’の軸との間を連結する連動機構54とで
もって連結して、パルスモータ46′によってスクリュ
ー軸53を回転させることにより、ストッパーとしての
作用面52aを有する摺動体52を、進退変位せしめる
ように構成してもよい。
にて回転される回転体48にて構成せる例を示したが、
他の実施例においては、このストッパーは、例えば第1
1図に示してあるように、キャリツジ2上において上下
方向に摺動自在にただし回転不能になして支承された摺
動体52でもってこれを構成し、この摺動体52を、前
記ピン15に対して、ばね6による附勢を阻止する方向
において係合させうるように配設すると共に、この摺動
体52とパルスモータ46′間を、摺動体52に螺合さ
れたスクリュー軸53と、該スクリュー軸53とパルス
モータ4 6’の軸との間を連結する連動機構54とで
もって連結して、パルスモータ46′によってスクリュ
ー軸53を回転させることにより、ストッパーとしての
作用面52aを有する摺動体52を、進退変位せしめる
ように構成してもよい。
なお、上記各実施例は、パルスモータ46をストッパー
の駆動源としたが、この駆動源は、その回転角又は回動
量を自由に選択して電気的にコントロールできる駆動源
であれば、どのような形のものでもよ《、ステツピング
モータであってもよいことは言うまでもない。
の駆動源としたが、この駆動源は、その回転角又は回動
量を自由に選択して電気的にコントロールできる駆動源
であれば、どのような形のものでもよ《、ステツピング
モータであってもよいことは言うまでもない。
次に、摺動案内金物11の溝10に位置されたステッチ
カムの休止位置保持ストッパー13について説明すると
、この実施例の休止位置保持ストッパー13は、クリャ
リングノく−25に突設された一対のピン29,29間
の間隔Lよりも25m1n短い長さに形成されると共に
、その左右両端の上面13aの何れか一方が最上昇位置
(第2図)へと変位せしめられたステッチカム1aのカ
ムフロック10部材1cの下端面との間に若干(第2図
左側参照)のクリャランスを保って対向せしめられ5る
ように形成されていて、クリャリングバー25が、中立
位置から15間左(又は右)に変位されると、その端面
へとルーズに作用するピン290作用によって、カム板
3上で実質的に5mmだけ左右何れかの方向へと変位せ
しめられ(第2図参照)、クリャリングパー25が中立
位へと復元されると、キャリツジ20走行方向における
先行側のステッチカム1aが、第1図に示してある如き
上昇位置(休止位置)へとロックされるようになってい
るのである。
カムの休止位置保持ストッパー13について説明すると
、この実施例の休止位置保持ストッパー13は、クリャ
リングノく−25に突設された一対のピン29,29間
の間隔Lよりも25m1n短い長さに形成されると共に
、その左右両端の上面13aの何れか一方が最上昇位置
(第2図)へと変位せしめられたステッチカム1aのカ
ムフロック10部材1cの下端面との間に若干(第2図
左側参照)のクリャランスを保って対向せしめられ5る
ように形成されていて、クリャリングバー25が、中立
位置から15間左(又は右)に変位されると、その端面
へとルーズに作用するピン290作用によって、カム板
3上で実質的に5mmだけ左右何れかの方向へと変位せ
しめられ(第2図参照)、クリャリングパー25が中立
位へと復元されると、キャリツジ20走行方向における
先行側のステッチカム1aが、第1図に示してある如き
上昇位置(休止位置)へとロックされるようになってい
るのである。
なお、上記実施例においては、一対のレバー20の力点
20bに作用するピン16が一本である例を示したが、
他の実施例においては、このピン16を左右対称の位置
に一対突設して一対のレバー200力点2Ob側を夫々
各別のピン16へと作用せしめるように構或してもよい
。
20bに作用するピン16が一本である例を示したが、
他の実施例においては、このピン16を左右対称の位置
に一対突設して一対のレバー200力点2Ob側を夫々
各別のピン16へと作用せしめるように構或してもよい
。
次に、作用について説明すると、この発明にしたがった
度目変換装置によれば、キャリツジ2が針床端へと近ず
く前にカム41を作用位置へと変位制御しておけば、キ
ャリツジ2が該衝程の終端部に近ずくと、先づこのカム
41に作用する連動機構を介してクリャリングパー25
が中立位から左右何れかの方向へと一定量変位作動され
、クリャリングバー25が中立位から変位すると、クリ
ャリングカム24がロールピン17へと作用して、摺動
ブロック12を第1図位置から第2図位置へと変位せし
め、ヒソ16が作用する一対のレバー20を介して、一
対のステッチカム1aをして何れも第2図の上昇位置に
クリヤーする。
度目変換装置によれば、キャリツジ2が針床端へと近ず
く前にカム41を作用位置へと変位制御しておけば、キ
ャリツジ2が該衝程の終端部に近ずくと、先づこのカム
41に作用する連動機構を介してクリャリングパー25
が中立位から左右何れかの方向へと一定量変位作動され
、クリャリングバー25が中立位から変位すると、クリ
ャリングカム24がロールピン17へと作用して、摺動
ブロック12を第1図位置から第2図位置へと変位せし
め、ヒソ16が作用する一対のレバー20を介して、一
対のステッチカム1aをして何れも第2図の上昇位置に
クリヤーする。
この状態においてパルスモータ46にパルス信号が入力
されると、ストッパーが所望の度目位置にその作用而4
8a又は52aの位相を変位せしめられ、続いてキャリ
ッジ2が復行して転子36がカム41の作用領域外へと
去り、クリャリングバー25が揺動バー27の作用によ
って中立位へと復帰せしめられると、クリャリングカム
24は、そのカム作用面24bがロールピン17に対す
る不作用位置に変位されることになるので、このときに
おいて、摺動ブロック12はばね60作用にて上昇しよ
うとし、ステッチカム1aは降下しようとする。
されると、ストッパーが所望の度目位置にその作用而4
8a又は52aの位相を変位せしめられ、続いてキャリ
ッジ2が復行して転子36がカム41の作用領域外へと
去り、クリャリングバー25が揺動バー27の作用によ
って中立位へと復帰せしめられると、クリャリングカム
24は、そのカム作用面24bがロールピン17に対す
る不作用位置に変位されることになるので、このときに
おいて、摺動ブロック12はばね60作用にて上昇しよ
うとし、ステッチカム1aは降下しようとする。
しかしながらそのときには、すでにストッパーがその作
用面48a又は52aを選択した位置に変換制御され、
ステッチヵムの休止位置保持ストッパー13が所定の位
置へと変位されているので、このコースにおいて編針に
作用する後行側のステッチカム1aは、前記ストッパー
22の作用によって、選択的に変換された度目位置にそ
の降下を係止され、先行側のステッチヵム1aは、休止
位置保持ストッパー13によって休止位置に保持される
ことになるのである。
用面48a又は52aを選択した位置に変換制御され、
ステッチヵムの休止位置保持ストッパー13が所定の位
置へと変位されているので、このコースにおいて編針に
作用する後行側のステッチカム1aは、前記ストッパー
22の作用によって、選択的に変換された度目位置にそ
の降下を係止され、先行側のステッチヵム1aは、休止
位置保持ストッパー13によって休止位置に保持される
ことになるのである。
以上この発明の度目変換装置をいくつがの実施例を挙げ
て説明したが、上記したところからも容易に理解される
ように、この発明にしたがった度目変換装置によれば、
キャリソジの走行を止めなくても、キャリツジが針床上
の左端又は右端にきたときに、キャリツジ上のパルスモ
ータ又はステンピングモータに一定の電気的な信号を与
えるだけで、キャリツジが針床端へと達したときにおい
て、任意の度目へと変換できるものであり、選択して変
換しうる度目の段数も、これを無端階に近いほどに、細
分された多数の段数に構成しつるものである。
て説明したが、上記したところからも容易に理解される
ように、この発明にしたがった度目変換装置によれば、
キャリソジの走行を止めなくても、キャリツジが針床上
の左端又は右端にきたときに、キャリツジ上のパルスモ
ータ又はステンピングモータに一定の電気的な信号を与
えるだけで、キャリツジが針床端へと達したときにおい
て、任意の度目へと変換できるものであり、選択して変
換しうる度目の段数も、これを無端階に近いほどに、細
分された多数の段数に構成しつるものである。
しかも構造的には、一対のステッチヵムをして、キャリ
ツジが針床端へと達したときにおいて、一個の摺動ブロ
ックを介して一旦一せいに最上昇位置へとクリャすると
共に、そのときにおいて、一個の摺動ブロックに対して
、電気的に制御することが容易な一個のパルスモータ又
はステツピングモータでもってその作用面の位置を変位
匍脚されるストッパーを作用させ、もってステッチヵム
を所望の度目位置に係止せしめる構成であるから、無端
階に近い程多段階の度目を選択できるものであるにも拘
らず、その割には極めて簡単且つコンパクトである。
ツジが針床端へと達したときにおいて、一個の摺動ブロ
ックを介して一旦一せいに最上昇位置へとクリャすると
共に、そのときにおいて、一個の摺動ブロックに対して
、電気的に制御することが容易な一個のパルスモータ又
はステツピングモータでもってその作用面の位置を変位
匍脚されるストッパーを作用させ、もってステッチヵム
を所望の度目位置に係止せしめる構成であるから、無端
階に近い程多段階の度目を選択できるものであるにも拘
らず、その割には極めて簡単且つコンパクトである。
第1,2図はこの発明に係る度目変換装置の1実施例の
要部を示した一部切欠正面図(キャリッジを斜上から見
た正面図)で、第1図にはキャリッジが針床端のカムに
作用する前の状態を示し、第2図にはキャリツジが針床
端のカムに作用した状態を示してある。 第3図はストッパーも示した第2図の■一■線断面図、
第4図は第1図の■■■線断面図、第5図は第2図の■
一■線断面図、第6図は第2図のVI−VI線断面図、
第7図は第3図ノ■−■線断而図、第8図はパルスモー
タの表示盤の表面図、第9図は第1図の状態における主
として摺動ブロックとクリャリングヵムの関係を示した
斜視図、第10図は他の実施例を示したクリャリングバ
ーの中立位からの左右動装置の模式図、第11図は他の
実施例を示したストッパーの模式図である。 1・・・・・・ステッチヵムのブロック、1 a−−−
−ステッチカム、2・・・・・・キャリツジ、3・・・
・・・カム板、4・・・・・・長孔、6・・・・・・ば
ね、8・・・・・・プッシュ、12・・・・・・摺動ブ
ロック、15,16・・・・・・ピン、17・・・・・
・ロールピン、20・・・・・・レバー、22・・・・
・・ストッパー24・・・・・・クリャリングカム、2
4a・・・・・・カム面、24b・・・・・・平坦な作
用面、25・・・・・・クリャリングバー、46・・・
・・・パルスモータ、48a,52a・・・・・・スト
ッパーの作用面。
要部を示した一部切欠正面図(キャリッジを斜上から見
た正面図)で、第1図にはキャリッジが針床端のカムに
作用する前の状態を示し、第2図にはキャリツジが針床
端のカムに作用した状態を示してある。 第3図はストッパーも示した第2図の■一■線断面図、
第4図は第1図の■■■線断面図、第5図は第2図の■
一■線断面図、第6図は第2図のVI−VI線断面図、
第7図は第3図ノ■−■線断而図、第8図はパルスモー
タの表示盤の表面図、第9図は第1図の状態における主
として摺動ブロックとクリャリングヵムの関係を示した
斜視図、第10図は他の実施例を示したクリャリングバ
ーの中立位からの左右動装置の模式図、第11図は他の
実施例を示したストッパーの模式図である。 1・・・・・・ステッチヵムのブロック、1 a−−−
−ステッチカム、2・・・・・・キャリツジ、3・・・
・・・カム板、4・・・・・・長孔、6・・・・・・ば
ね、8・・・・・・プッシュ、12・・・・・・摺動ブ
ロック、15,16・・・・・・ピン、17・・・・・
・ロールピン、20・・・・・・レバー、22・・・・
・・ストッパー24・・・・・・クリャリングカム、2
4a・・・・・・カム面、24b・・・・・・平坦な作
用面、25・・・・・・クリャリングバー、46・・・
・・・パルスモータ、48a,52a・・・・・・スト
ッパーの作用面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カム板に穿設された一対の長孔に沿って度目を調節
する方向へと摺動自在に支持された一対のステッチカム
が、それに配設されたばねによって常時度目を犬ならし
める降下方向へと附勢されているものにおいて、上記一
対のステッチカムを所望の度目位置に変換させるための
手段が、カム板の背面に沿って前記一対のステッチカム
の間の位置で上下方向へと摺動自在に支承された摺動ブ
ロックと、前記一対のステッチカムのブロックが夫夫カ
ム板の背面へと位置されている部分と前記摺動ブロック
との間に配設された両者間の連動機構と、摺動ブロック
に作用して該摺動ブロックを前記一対のステッチカムを
して最上昇位置へと変位させるためのカム面を有するク
リャリングカムと、摺動ブロックに作用して前記一対の
ステッチカムを任意の上昇位置に係止できる作用面を変
更調節自在に構成されたストッパーとでもって構或され
ると共に、前記クリャリングカムには、キャリッジが針
床上の両端に達したときの一定の走行区間においてはそ
のカム面を前記摺動ブロックへと作用せしめその中間の
走W間ではそのカム面を不作用位置に保つ変位駆動装置
を連結し、前記ストッパーには、パルスモータ又はステ
ンピングモータをその駆動源とする作用面の変位駆動装
置を連結してあることを特徴としてなる横編機における
度目の変換装置。 2 前記摺動ブロックと前記二対のステッチカムのブロ
ックとの間の連動機構が、その作用点側の自由端を一対
のステッチカムのブロックへと前記ばねに抗する方向に
おいて夫々関連せしめられ、その力点側の自由端を前記
ばねに抗する方向において摺動ブロックに夫々関連せし
められて、夫々所定の位置に枢支された、一対のレバー
である特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 前言己一対のレバーの力点側の自由端が、摺動ブロ
ックに突設された一本の力点ピンへと、上下の別位置で
関連されている特許請求の範囲第2項に記載の装置。 4 前記一対のレバーの力点側の自由端が、摺動ブロッ
クに突設された一対の力点ピンに、夫々関連されている
特許請求の範囲第2項に記載の装置。 5 前記一対のレバーの作用点側が、カムブロックに、
その偏心位置をねじ止めされて、レバーに対する作用位
置を調節可能に構成された、プッシュに関連されている
特許請求の範囲第2項ないし第4項の何れかに記載の装
置。 6 前記クリャリングカムが、キャリツジ上におち・て
キャリツジの走行方向に摺動自在に支承されたクリャリ
ングバーと一体的に構成されると共に、前記摺動ブロッ
クのクリャリングカムに対する作用部が、摺動ブロック
に突設されたピンローラーである特許請求の範囲第1項
ないし第5項の何れかに記載の装置。 I 前記クリャリングバーの変位駆動装置が針床端のカ
ム装置に対する関連機構をもったクリャリングバーの中
立位からの左右動装置とキャリツジ上に設けられた中立
位への復元装置とでもって構成されている特許請求の範
囲第1項ないし第6項の何れかに記載の装置。 8 前記クリャリングバーの中立位からの左右動装置が
、キャリツジ上にその軸受部を変位自在になして設けら
れた転子と、該転子の軸受部と前記クリャリングバーの
間を連結している連動機構と、針床上の両端位に配設さ
れて前記転子に作用するカム装置とでもって構成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の装
置。 9 前記クリャリングバーの中立位からの左右動装置に
おける連動機構が、クリャリングバーの両端に形成した
ラックと、前記転子の軸受部を有してキャリツジ上に摺
動自在に支承されたラックと、上記両ランクに噛み合っ
てキャリツジ上に枢支された一体的なピニオンとでもっ
て構成されている特許請求の範囲第8項に記載の装置。 10 前記クリャリングバーの中立位からの左右動装
置における連動機構が、前記転子の軸受部を有してキャ
リツジ上に摺動自在に支承された摺動杆と、この摺動杆
と前記クリャリングバーとにその両自由端を夫々連続し
てキャリッジ上に枢支されたL型のレバーとでもって構
或されている特許請求の範囲第8項に記載の装置。 11 前記転子に作用するカム装置が、針床端におい
て転子に対する作用位置と不作用位置とに変位匍脚可能
なカムでもって構成されている特許請求の範囲第8項な
いし第10項の何れかに記載O装置。 12 前記カム装置が、キャリッジの一定走行区間前
記摺動ブロックをして最上昇位置に保ちうる平坦kカム
作用面を有している特許請求の範囲第8項ないし第11
項の何れかに記載の装置。 13 前記クリャリングバーの中立位への復元装置が
、カム板の背面に枢支された一対の揺動バーと、前記ク
リャリングバーに突設された一対のピンと、カム板の背
面に突設された一対の係止突起と、上記ピンに作用して
クリャリングバーを中立位へと附勢するために揺動バー
の自由端側に連結されたばねとでもって構成されている
特許請求の範囲第7項に記載の装置。 14 前記ストッパーが、パルスモータ又はステッピ
ングモータの駆動軸に連動連結された回転体である特許
請求の範囲第1項ない傭13項の何れかに記載の装置。 15 前記ストッパーの作用面が、上記回転体の内周
面で構成され、該内周面が摺動ブロックに突設されたピ
ンに関連作用しうるように配されている特許請求の範囲
第14項に記載の装置。 16 前記ストッパーの作用面が、上記回転体の外周
面で構成され、該外周面が摺動ブロックに突設されたピ
ンに関連作用しうるように配されている特許請求の範囲
第14項に記載の装置。 17 前記回転体が、その外周面を蒜歯車に構成され
ると共に、この外周面には、隷歯車に突入係合する方向
へと附勢された回転阻止ストッパーを対設してあり、前
記クリャリングバーが、この回転阻止ストッパーを不作
用位置に変位させるためのカム面も有している特許請求
の範囲第15項に記載の装置。 18前記スl・ツパーが、キャリツジ上において上下動
自在にただし回転不能に支承された摺動体でもって構成
されていて、この摺動体が、パルスモータまたはステツ
ピングモータの駆動軸に連動連結されたスクリュー軸に
螺合して連結されている特許請求の範囲第1項ないし第
13項の何れかに記載の装置。 19 前記クリャリングバーが、カム板の背面におい
て左右方向へと摺動自在になしてステッチカムのブロッ
クに対し係脱自在に設けられたステッチカムの休止位置
保持ストッパーに、その運動方向において関連して、該
休止位置保持ストッパーを、キャリツジの進行方向にお
ける先行側のステッチカムに対する作用位置へと突き出
す、ルーズな作用部を有している特許請求の範囲第6項
ないし第18項の何れかに記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15769577A JPS5847497B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 横編機における度目の変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15769577A JPS5847497B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 横編機における度目の変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5493153A JPS5493153A (en) | 1979-07-24 |
JPS5847497B2 true JPS5847497B2 (ja) | 1983-10-22 |
Family
ID=15655355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15769577A Expired JPS5847497B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 横編機における度目の変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847497B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878996U (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-28 | 佐藤 利一 | 横編機に於ける度目調整装置 |
JPS591751A (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-07 | 株式会社三星製作所 | 横メリヤス編機における度山のステツチ量調整装置 |
JPH037427Y2 (ja) * | 1987-02-09 | 1991-02-25 | ||
CN108625032B (zh) * | 2018-06-20 | 2023-08-29 | 桐乡市强隆机械有限公司 | 四系统电脑横机底板装置 |
-
1977
- 1977-12-28 JP JP15769577A patent/JPS5847497B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5493153A (en) | 1979-07-24 |
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