JPS5847498B2 - 横編機における度目の変換装置 - Google Patents

横編機における度目の変換装置

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JPS5847498B2
JPS5847498B2 JP3213178A JP3213178A JPS5847498B2 JP S5847498 B2 JPS5847498 B2 JP S5847498B2 JP 3213178 A JP3213178 A JP 3213178A JP 3213178 A JP3213178 A JP 3213178A JP S5847498 B2 JPS5847498 B2 JP S5847498B2
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clearing
stopper
pulse motor
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正博 島
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Shima Idea Center Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、横編機におげろ度目の変換装置に関するも
のである。
横編機によろ編地の編或に際しては、一般に、ゴム胴の
編或部分・ボテーの柄編部分・リンキング目の編或部分
毎に、度目を変更調節する必要があり、ボテーの柄編部
においても、更に編柄のために度目を変更する必要が生
じる。
ところが、従来装置では、このための度目の変更装置に
おける度目の調節機構が、各ステッチカム毎に配設され
たピンでもって構戊されていて、該ピンのねじ込み量を
調節することによって行われるようになっていたので、
度目を変換しうる度目の段数が、キャリッジ上のせまい
スペースに配列せしめうるピンの数によって制約され、
せいぜい数段階にしか変換し得ないばかりでなく、ピン
のねじ込量を調節して度目を調節するためには、つまり
度目を異った段階値に変更調節し直すためには、キャリ
ツジの走行を休止させた上で、各一山の編或カム部毎に
、また一対づつあるステッチカム毎に、夫々数個づつ設
けられた、前記ビンを全部調節しなければならないとい
った非常な不便があった。
したがって、ダブルカムとかトリプルカムの場合には、
この度目の変更調節のために非常な手数を要した。
この発明は、従来装置における上記のような欠点を一挙
に解消して、キャリソジの走行を止めなくても、各編戊
カム群毎に一対宛あるステッチカムの度目を、一個の電
気的な制御機構にて自由に変更できるようになすと共に
、編或作業時におげろ度目の変換を、ほg無段階に近い
状態の多段階の中から任意に選択して、変換できるよう
にkすと共に、そのために電気的な制御機構へと人力さ
れる信号を、該制御装置内で自由に修正できろようにす
ることによって、その時その時の室内条件(温度、湿度
等)とか使用編糸性状又はテンション等に合わせて、度
目を微細に調節することができるようにしたものである
すなわち、この発明に係る度目の変更装置は、カム板に
穿設された長孔に沿って度目を調節する方向へと摺動自
在に支持されたステッチカムを、所望の位置に保持する
手段が、ステッチカムをしてその度目を犬ならしめろ方
向又は小ならしめる方向へと附勢しているばねと、この
ステッチカムを上記附勢に抗して選択的な所望の位置に
係止する係止手段とでもって構威されると共に、上記係
止手段が、バルスモータ又はステッピングモータによっ
てその係止作用面の位置を変更されるストッパーを含ん
でいて、前記パルスモータの回転角度の制御装置が、そ
の操作パネル上に、該制御装置内において入力された指
令に任意に修正を加えうる複数個の設定器又は補正器を
備えていることを要旨とする。
実施例を図について説明すると、第1〜7図に示してあ
るように、一対のステッチカム1aが、キャリツジ2の
カム板3に穿設された斜上下方向の一対の長孔4に沿っ
た方向へと昇降自在になして設けられている。
各各ステッチカム1aは、夫夫前記長孔4内に位置され
る摺動嵌合部材1bと、カム板3の背面に接して摺動す
る部材1cとを一体的に結合してなる、断面形状がH型
(第5図参照)のカムブロック1の一部にて構威されて
おり、カムブロック1は、それとカム板3に突設された
ピン5との間に配設されたばね6でもって、常時下方へ
と、つまりステッチカム1aの度目を犬ならしめる方向
へと附勢されており、このカムブロック1の上面には、
約0.5+r++程度の偏心位置に止め付けねじTの挿
通孔をあけられたプッシュ8が、カムブロック1に対す
る相対的な回転位置を任意に調節されて、それに挿通せ
る止めつけねじ7でもって回転不能に固定されている。
このプッシュ8は、後述のレバー200作用点20aの
調節を可能ならしめるためのものである。
また、一対のカムブロック1間の中央に位置せしめては
、カム板3背面に、互にクロスする溝9,10をもった
摺動案内金物11をIE着してあって、その中心位置の
縦方向の溝9によって、カム板3の背面へと摺接された
摺動ブロック12が、上下方向に摺動自在になして嵌合
案内されている。
またこの摺動案内金物11の横方向の溝10内には、カ
ム板3の背面に摺接せしめられたステッチカム1aの休
止位置保持ストッパー13が、横方向に摺動自在にのみ
なして支承されている。
前記摺動ブロック12がカム板3に摺接している下面に
は、この休止位置保持ストッパー13を、それと交叉し
て摺動可能ならしめるための凹所12aを形成してあり
、その上面には、その長手方向の3位置に配して、2本
のピン15.16と、その表面が回転自在な転子でもっ
て構威されている1本のロールピン17とを、後述の所
定の位置関係に配して穿設してある。
このため、摺動案内金物11には、摺動ブロック12か
ら突設された前記ピン15,16及びロールピン17の
存在によって支障されることなく摺動ブロック12を一
定ストロークα上下動自在ならしめるための、切欠部1
8及び長孔19が穿設されている。
また、この摺動案内金物110表面には、溝状の凹所1
1aを形威してあって、そこに一対のレバー20が、摺
動ブロック12の長手方向中央を線対称の中心として、
対称的に枢支21されており、このレバー20は、その
一方の自由端側20aを、前記カムブロック1に固定さ
れたプッシュ8に対する作用点として、該プッシュ8に
列して、ばね6の張力に抗する方向で接触関連せしめら
れ、他方の自由端側20bを、力点として、前記ばね6
の張力をピン16に伝達する方向において、摺動ブロッ
ク12の真中のピン16へと接触関連せしめられている
なおこの一対のレバー20の力点20b側Kは段部を形
威してあって、この実施例の一対のレバー20の力点2
0aは、その作用部位が上下の別位置でピン16に関連
されており、前記一対のステッチカム1aのカムブロッ
ク1は、摺動ブロック12を第1図に示した位置から第
2図に示した位置へと降下変位させると、一対のレバー
20を介して、ばね6に抗し、最上昇位置に保たれ、摺
動ブロック12を自由にすると、第1図の右側に示して
ある如く、一方のステッチカム1aが、この発明の度目
変換装置の一主要部を構威しているストッパー22によ
って規制された所望の度目位置へと降下して、そこに、
ばね6による附勢を係止されるようになっているのであ
るが(詳細は後述)、第1図は、右側のステッチカム1
aが、最大限に押し下げられた度目最犬位置にコントロ
ールされてキャリッジが左行している状態を示してある
次に、上記のような機能をもった摺動ブロック12の、
ロールピン17に作用して、摺動ブロック12を上記せ
るストロークαの範囲内において変位させるためのクリ
ャリングカム24と、クリャリングカム24の変位駆動
装置について説明すると、この実施例のものでは、キャ
リッジ2上でキャリッジ20走行方向に沿った方向へと
摺動自在に支承されたクリャリングバー25の下面に、
前記クリャリングカム24が一体的に取付けられた状態
に形威されていて、このクリャリングバー25を第1図
に示してある中立位置から、この実施例のものでは1.
5cfrL右方向へと変位させると(第2図)、カム面
24aがロールピン17に作用して、該ロールピン17
がクリャリングパー25に平行する方向の平坦なカム作
用面24bへと乗り上げることによって、摺動ブロック
12がばね6に抗して第2図の位置へとα量降下せしめ
jられるようになっており、このクリャリングパー2
5を中立位置に保つ手段と、それを右方又は左方へと上
記量(]..5crrL)変位させるための駆動装置が
次のように構或されている。
すなわち、カム板3の背面の適所に、夫々枢支26され
た一対の揺動バー27を設けてあって、この一対の揺動
バー27,27間には、ばね28を張設してあり、この
一対の揺動バー27は、カム板3に突設されたピン5に
衝突することによって、その自由端側に作用する前記ば
ね28の附勢 ;を第1図図示の位置に係止されてL・
るのであるが、この位置に保たれた一対の揺動バー27
の内側作用面27aが夫々接触しうる位置へと配して、
前記クリャリングカム24のカム面24aがロールピン
17に作用しない中立位置に保たれたクリャリングパー
25から、一幻のピン29を突設してある。
したがって、第1図に示した状態では、一対のピン29
を、一対の揺動ノ<−27の自由端側で中立位置に保持
するようになっており、仮にクリャリングバー25を左
右何れかの方向へと作為的に変位させると、ピン29が
揺動バー27をばね28にさからって押すことになるか
ら、クリャリングバー25には、このばね28による中
立位置への復元力が蓄積されるようになってL・るので
ある。
上記のような中立位置への復元装置に関連せしめられた
クリャリングパー25の両端部(図には左端のみ示す)
には、ラソク30を形或してあり、このラツク30は、
キャリツジ20両端部において夫々枢支された同軸31
上の二つのピニオン32,33の一方32に噛み合わさ
れていて、他方のピニオン33に噛み合わされたラツク
34を有する摺動杆35が、キャリツジ2上において、
前記クリャリングバー25に直交する方向へと摺動自在
に支承されている。
この摺動杆35の下端がキャリツジ2外へと突出された
部位には、転子36を転着してある。
また、この実施例の横編機の針床40の両端位置に近づ
いたときにおいて、前記転子36が作用しうる位置へと
位置せしめて、転子36に対する作用位置と不作用位置
とに変位制御町能なカム41が夫々設けられている。
第1〜7図に示したカム41は、軸42でもって回動自
在に枢支されると共に、任意の制御手段(図示せず)に
連結されていて、第6図に実線で示した作用位置と、鎖
線で示した不作用位置との間に亘って、これを変位制御
できるようになっている。
すなわち、この実施例におけるクリャリングパー25の
中立位からの左右動装置は、キャリツジ2がその衝程の
左端(又は右端)近傍に達すると、クリャリングパー2
5が中立位置にあるが故にそれに連結して中立位置にあ
る摺動杆35端の転子36(第1図)が、前記カム41
の斜面41aへと作用したときにおいて、上昇せしめら
れ、ピニオン32,33等の連動機構を介して、クリャ
リングバー25が中立位から所定量(この実施例では1
.5α)右方へと変位せしめられるように八つているの
である。
クリャリングパー25が中立位から右又は左に変位する
と、クリャリングカム24の平坦なカム作用面24bへ
と、ロールピン17が乗り上げることは、すでに説明し
た通りである。
なおこのように構威されたクリャリングバ一の左右動装
置は、前記転子36がカム41の斜而41aに接してい
るストロークlを、図示の実施例のように、それによっ
て右(又は左)動されるクリャリングパー25の所要ス
トローク(この場合1.5crrL)よりも犬にしてお
くと、衝激少なく、静かに、クリャリングパー25をし
て所要ストローク左右動せしめうるものである。
また、上記転子36は、キャリツジ2が左行衝程の最終
端を走行する一定の往復走行区間にある間は、カム41
の平坦面41b上に転接せしめられ、そのことによって
、クリャリングパー25は、その平坦なカム作用面24
bをロールピン17へと一定時間作用させた状態に保た
れる。
そして上記のようにしてロールピン17がクリヤリング
カム24の平坦なカム作用面24bに作用された状態に
なると、摺動ブロック12は、それが第2図に示した最
降下位置にもたらされ、一対のステッチカム1aは、共
に、ピン16が作用する一対のレバー20を介して、最
上昇位置に保持されることになるので、この間において
、後述のストッパー22の、ピン15に対するストツバ
作用面48a ,52aを変位させると、度目を変更調
節しうるようになっているのである。
なお、上記実施例においては、クリャリングバーの左右
動装置を、ランク30 .34及びそれに噛み合うピニ
オン32 .33でもって構戊せる例を示したが、他の
実施例においては、第10図に模式的に示してあるよう
に、キャリツジ2上で上下動自在に支承された摺動杆3
5とクリャリングパー25との間を、キャリツジ2上の
適所にその支点44を枢支されたL型のレバー450両
自由端で連結してもよい。
次に、上記のように構威されたクリャリングカム24の
中立位からの左右動装置ならびに中立位への復元装置が
作動したときにおいて、1往復上下動変位せしめられる
摺動ブロック12のピン15へと作用して、該摺動ブロ
ック12の第2図位置からの上方への復元を所望の位置
に阻止することにより、レバー20を介して、ステッチ
カム1aを所望の度目位置(降下位置)に係止せしめる
ためのストッパー22の詳細について説明すると、第3
,7図に示したストッパー22は、キャリツジ2上に取
付けられたパルスモータ46の駆動軸4Tに嵌着して連
結された回転体48でもって構戊されており、この回転
体48が前記ピン15に作用する作用而48aは、この
回転体48に形成された渦巻形の内周面48aは、この
回転体48に形成された渦巻形の内周而48aでもって
構戒されていて、この実施例の内周面48aは、それが
一回転する間において、それに接触作用するピン15を
して、4. 5 mm上下方向へと変位せしめうるよ5
になっている。
パルスモータ46の表示盤49には、パルスモータ46
の軸47の回転位相が目盛(O〜45)として表示され
るようになっていて、この表示盤49がO点を指示した
ときにおいては、原点検知装置60に対設された可動点
61がそれをスイッチオンして度目が零の原点にあるこ
とを示し、この表示盤49の目盛が例えば3を指示した
ときには、ステッチカム1aが、編針に対する作用方向
において原点から3mm降下されたことを示すようにな
っている。
そのため、前記レバー20の支点21とその力点20b
及び作用点20a間の比は、ピンが1m7IL上下する
とステッチカム1aが針溝に沿った方向において1mm
上下せしめられるように設定されているのである。
上記説明したところからも理解されるように、摺動ブロ
ック12は、それが最上昇位置に保たれた第2図の状態
においては、ピン16が前記回転体48の内周面48a
に接触することなく、回転体48の自由な回転を許容し
うる位置になるよう設定されていることは勿論である。
そして、この回転体48の外周面48bは鯨車に構威さ
れていて、この外周面48bには、鯨歯に突入係合する
方向へと、く字形に曲ったその係合作用部50aを附勢
されて、その基端部を摺動案内金物11上に固定された
、回転阻止ストッパー50を対設してあり、また前記ク
リャリングバー25には、クリャリングバー25が第1
図の中立位にあるときは、上記回転阻止ストッパー50
の係合作用部50aに作用せず、クリャリングバー25
が第2図に示す如き右(又は左)の変位位置にあるとき
は、該作用部50aに作用して、該作用部50aを前記
蒜車への不作用位置に変位させるカム面25aを形戒し
てあって、上記回転体48からなるストッパー22は、
クリャリングパー25が中立位置に保持された第1図の
状態では、その自由な回転を回転阻止ストッパー50に
て阻止された状態に保たれ、クリャリングバー25を右
(又は左)に変位された第2図の状態においては、それ
をパルスモータ46でもって自由に回転せしめうるよう
になされているのである。
なお、上記実施例では、ストッパーの作用面を、パルス
モータ46に連動連結された回転体48の内周面48a
にて構威せる例を示したが、他の実施例におち・ては、
これを、回転体の外周向でもって構或し、それを摺動ブ
ロックのピン15に係合せしめるよう構戊してもよい(
図示せず)。
また、上記実施例では、ストッパーをパルスモータ46
にて回転される回転体48にて構戒せる例を示したが、
他の実施例におち・では、このストッパーは、例えば第
11図に示してあるようにキャリツジ2上において上下
方向に摺動自在にただし回転不能になして支承された摺
動体52でもってこれを構或し、この摺動体52を、前
記ビン15に対して、ばね6による附勢を阻止する方向
において係合させうるように配設すると共に、この摺動
体52とパルスモータ46′間を、摺動体52に螺合さ
れたスクリュー軸53と、該スクリュー軸53とパルス
モータ46′の軸との間を連結する連動機構54とでも
って連結して、パルスモータ46′によってスクリュー
軸53を回転させることにより、ストッパーとしての作
用而52aを有する摺動体52を、進退変位せしめるよ
うに構戊してもよい。
なお、上記各実施例は、パルスモータ46をストッパー
の駆動源としたが、この駆動源は、その回転角又は回動
量を自由に選択して電気的にコントロールできる駆動源
であれば、どのような形のものでもよく、ステッピング
モータであってもよいことは言うまでもない。
次に、摺動案内金物11の溝10に位置されたステッチ
カムの休止位置保持ストッパー13について説明すると
、この実施例の休止位置保持ストッパー13は、クリャ
リングバー25に突設された一対のピン29 .29間
の間隔Lよりも25mm短い長さに形威されると共に、
その左右両端の上面13aの何れか一方が最上昇位置(
第2図)へと変位せしめられたステッチカム1aのカム
ブロック1の部材1cの下端面との間に若干(第2図左
側参照)のクリャランスを保って対向せしめられうるよ
うに形威されていて、クリャリングバー25が、中立位
置から15間左(又は右)に変位されると、その端面へ
とルーズに作用するピン290作用によって、カム板3
上で実質的に5mmだけ左右何れかの方向へと変位せし
められ(第2図参照)、クリャリングバー25が中立位
へと復元されると、キャリッジ2の走行方向における先
行側のステッチカム1aが、第1図に示してある如き上
昇位置(休止位置)へとロックされるようになっている
のである。
なお、上記実施例においては、一対のレバー20の力点
20bに作用するピン16が一本である例を示したが、
他の実施例においては、このピン16を左右対称の位置
に一対突設して一対のレバー20の力点20b側を夫々
各別のピン16へと作用せしめるように構威してもよい
次に、上記に説明した構戊の作用について説明すると、
この発明にしたがった度目変換装置によれは、キャリッ
ジ2が針床端へと近ずく前にカム41を作用位置へと変
位制御しておけば、キャリッジ2が該衝程の終端部に近
ずくと、先づこのカム41に作用する連動機構を介して
クリャリングパー25が中立位から左右何れかの方向へ
と一定量変位作動され、クリャリングバー25が中立位
から変位すると、クリャリングカム24がロールピン1
7へと作用して、摺動ブロック12を第1図位置から第
2図位置へと変位せしめ、ピン16が作用する一対のレ
バー20を介して、一対のステッチカム1aをして何れ
も第2図の上昇位置にクリヤーする。
この状態においてパルスモータ46にパルス信号が入力
されると、ストッパーが所望の度目位置にその作用面4
8a又は52aの位相を変位せしめられ、続いてキャリ
ッジ2が復行して転子36がカム41の作用領域外へと
去り、クリャリングパー25が揺動バー27の作用によ
って中立位へと復帰せしめられると、クリャリングカム
24は、そのカム作用面24bがロールピン17に対ス
る不作用位置に変位されることになるので、このときに
おいて、摺動ブロック12はばね6の作用にて上昇しよ
うとし、ステッチカム1aは降下しようとする。
しかしながらそのときには、すでにストッパーがその作
用面48a又は52aを選択した位置に変換制御され、
ステッチヵムの休止位置保持ストッパー13が所定の位
置へと変位されているので、このコースにおいて編針に
作用する後行側のステッチカム1aは、前記ストッパー
22の作用によって、選択的に変換された度目位置にそ
の降下を係止され、先行側のステッチカム1aは、係止
位置保持ストッパー13によって休止位置に保持される
ことになるのである。
次に、上記のように構威され且つ作用する度目変換装置
におけろ、この発明にしたがった制御装置について説明
すると、第12図に示してあるように、編或時にパルス
モータ46を制御して度目を制御するための信号は、例
えば紙テープ70に記録されており、それは読取り機7
1によって読み取られ、制御信号器72へと入力される
ようになっているのであるが、この制御装置では、図に
示すような複数個の設定器741,742・・・・・・
・・・・・・?その操作パルス73上に設けてあり、前
記紙テープ70には、どの設定器を選択するがを記録し
てあって、各設定器74,742・・・・・・・・・・
・・には、夫々異るパルス数が予め設定されている。
すなわち、制御信号器72への入力信号が設定器74、
,742・・・・・・・・・・・・のどれか一つを選択
することによって、選択された設定器に予め設定されて
いたパルス数が、パルスモータ46へと出力されるよう
になっており、各設定器74,742・・・・・・・・
・・・・における設定値(パルス数)は、これを設定パ
ネル73上で任意に修正変更できるようになっているの
である。
したがって、上記のようなこの発明の度目変換装置では
、上記パネル73上の設定器74、,742・・・・・
・・・・・・・に夫々設定されているパルス数を、編威
時におけるその時その時の室内条件とか使用編糸の性質
とか、或いはまたテンション等の変化に応じて、微調整
する(パルス数の修正を行う)ならば、紙テープ70に
記録された度目の制御指令をそのま又にしておいても、
度目を自由に微調整しうるものである。
なお、上記実施例では、紙テープ70上の記録によって
設定器74,,74・・・・・・・・・・・・の何れか
を選択させることにより、各設定器毎に予め設定された
パルス数を選択して出力せしめるようにしてある場合に
ついて説明したが、紙テープ70上に、制御指令がはじ
めからパルス数でもって記録されているような場合には
、パネル73上の前記設定器74,,742・・・・・
・・・・・・・は、これを、複数の、夫夫補正量が異る
補正器7 4’, , 7 4’2・・・・・・・・・
・・・に変えてこの補正器7 4’1, 7 4’2・
・・・・・・・・・・・から、その時その時の条件に応
じた、プラス又はマイナスの補正パルス量を制御信号器
72へと入力せしめるならば、紙テープ70から入力さ
れたパルス数を、選択せる補正器により任意に補正して
、補正されたパルスをパルスモータ46へと出力せしめ
うるものである。
以上、この発明の度目変換装置をいくつかの実施例につ
いて説明したが、上記したところからも容易に理解され
るように、この発明にしたがった度目変換装置によれば
、キャリッジの走行を止めなくても、キャリツジが針床
上の左端又は右端にきたときに、キャリツジ上のパルス
モータ又はステツピングモータに一定の電気的な信号を
与えるだけで、キャリソジが針床端へと達したときにお
いて、任意の度目へと変換できるものであり、選択して
変換しうる度目の段数も、これを無端階に近いほどに、
細分された多数の段数に構戊しうるものである。
しかし構造的には、ステッチカムに対して、キャリツジ
が針床端へと達したときにおいて、電気的に制御するこ
とが容易な一個のパルスモータ又はステツピングモータ
でもってその作用面の位置が変位制御されるストッパー
を関連作用させ、もってステッチカムを所望の度目位置
に制御せしめる構或であるから、無端階に近い程多段階
の度目を選択できるものであるにも拘らず、その割には
極めて簡単且つコンパクトである。
また、この発明の度目変換装置は、前記パルスモータを
制御するために電気的な制御装置へと入力される信号を
、該制御装置内で、設定器又は補正器によって自由に修
正できるようになっているので、制御装置への入力信号
を記録した終テープ等を変えなくても、そして又編機を
止めなくても、その時その時の室内条件編糸の性状又は
それに作用するテ/ション等の個々の条件に対応せしめ
て、常に、正確に希望の度目に合致した編地が得られる
ように、編機の度目を容易に微調整しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明に係る度目変換装置の1実施例の
要部を示した一部切欠正面図(キャリッジを斜上から見
た正面図)で、第1図にはキャリツジが針床端のカムに
作用する前の状態を示し、第2図にはキャリソジが針床
端のカムに作用した状態を示してある。 第3図はストッパーも示した第2図の■−■線断面図、
第4図は第1図の■■線断面図、第5図は第2図のV−
V線断面図、第6図は第2図のVI−VI線断面図、第
7図は第3図の■一■線断面図、第8図はパルスモータ
の表示盤の表面図、第9図は第1図の状態における主と
して摺動ブロックとクリャリングカムの関係を示した斜
視図、第10図は他の実施例を示したクリャリングバー
の中立位からの左右動装置の模式図、第11図は他の実
施例を示したストッパーの模式図、第12図は制御装置
のブロック図である。 1・・・・・・ステッチカムのブロック、1a・・・・
・・ステッチカム、2・・・・・・キャリッジ、3・・
・・・・カム板、4・・・・・・長孔、6・・・・・・
ばね、8・・・・・・プッシュ 12・・・・・・摺動
ブロック、15,16・・・・・・ピン 17・・・・
・・ロールピン、20・・・・・・レバー、22・・・
・・・ストッパ、24・・・・・・クリャリングヵム、
24a・叩・カム面、24b・・・・・・平坦な作用面
、25・・・・・・クリャリ?クハー46・・・・・・
パルスモータ、48a,52a・・・・・・ストッパー
の作用面、73・・一・・・操作パネル、741,74
・・・・・・設定器、7 4’, , 7 4’2・・
・・・・補正器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カム板に穿設された長孔に沿って度目を調節する方
    向へと摺動自在に支持されたステッチカムを、所望の位
    置に保持する手段が、ステッチカムをしてその度目を大
    ならしめる方向又は小ならしめる方向へと附勢している
    ばねと、このステッチカムを上記附勢に抗して選択的に
    所望の位置に係止する係止手段とでもって構威されると
    共に、上記係止手段が、パルスモータ又はステッピング
    モータによってその係止作用面の位置を変更されるスト
    ッパーを含んでいて、前記パルスモー夕の回転角度の制
    御装置が、その操作パネル上に、該制御装置内にお(・
    て入力された指令に任意に修正を加えうる複数個の設定
    器又は補正器を備えていることを特徴としてなる横編機
    における度目の変換装置。
JP3213178A 1978-03-20 1978-03-20 横編機における度目の変換装置 Expired JPS5847498B2 (ja)

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