JPS5847399Y2 - 温度検出装置 - Google Patents
温度検出装置Info
- Publication number
- JPS5847399Y2 JPS5847399Y2 JP14802379U JP14802379U JPS5847399Y2 JP S5847399 Y2 JPS5847399 Y2 JP S5847399Y2 JP 14802379 U JP14802379 U JP 14802379U JP 14802379 U JP14802379 U JP 14802379U JP S5847399 Y2 JPS5847399 Y2 JP S5847399Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bridge
- transistor
- resistors
- bridge circuit
- sensing element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は1個の感温素子を使用して2点以上の温度検出
を行う多点式の温度検出装置に関する。
を行う多点式の温度検出装置に関する。
一般に1個の感温素子を使用して2点以上の温度検出を
行う場合は、第1図で示すような回路を行なっていた。
行う場合は、第1図で示すような回路を行なっていた。
即ち感温素子THとこれに直列接続する設定用抵抗R3
又はR4、及び固定抵抗R1,R2とで、+E(V)側
電路とアースとの間にブリッジ回路11を構成し、前記
各設定用抵抗R3,R4とそれぞれ直列接続するスイッ
チング用のトランジスタTr1.Tr2を制御回路12
により交互にオン・オフさせている。
又はR4、及び固定抵抗R1,R2とで、+E(V)側
電路とアースとの間にブリッジ回路11を構成し、前記
各設定用抵抗R3,R4とそれぞれ直列接続するスイッ
チング用のトランジスタTr1.Tr2を制御回路12
により交互にオン・オフさせている。
またこのブリッジ回路11の橋絡点11、、llbをコ
ンパレータ13の入力端子に接続する。
ンパレータ13の入力端子に接続する。
そしてこのコンパレータ13により、トランジスタTr
、のオンにより設定用抵抗R3で設定された設定温度T
1又はトランジスタTr2のオンにより設定用抵抗R4
で設定された設定温度T2と、感温素子THに加わる温
度とを比較する。
、のオンにより設定用抵抗R3で設定された設定温度T
1又はトランジスタTr2のオンにより設定用抵抗R4
で設定された設定温度T2と、感温素子THに加わる温
度とを比較する。
ここで、前記トランジスタTr1.Tr2の部分を接点
と仮定し、また設定温度T1及びT2に対する感温素子
THの抵抗値をRTl、RT□とすると、各抵抗値の関
係は次の通りとなる。
と仮定し、また設定温度T1及びT2に対する感温素子
THの抵抗値をRTl、RT□とすると、各抵抗値の関
係は次の通りとなる。
R1”11RI RT2
− = −−−−−−(11
RR5R2R。
しかし、トランジスタTr1.Tr2は接点のような理
想スイッチではなく、オン時でもいくらかのコレクター
エミッタ間電圧■。
想スイッチではなく、オン時でもいくらかのコレクター
エミッタ間電圧■。
E(SA工)が残る。従って上記(1)式のような関係
にはならない。
にはならない。
例えば、今トランジスタTr1がオン、Tr2がオフで
あり、感温素子THの抵抗値がR1□になったときブリ
ッジ回路11が平衡したとすると、このときの点11
bの電位は 2E R1+R2 となる。
あり、感温素子THの抵抗値がR1□になったときブリ
ッジ回路11が平衡したとすると、このときの点11
bの電位は 2E R1+R2 となる。
またトランジスタTr1のコレクターエミッタ飽和電圧
を■。
を■。
E(SA□)とする。ここで、図示する方向に流れる電
流■1.I2を求める。
流■1.I2を求める。
2E
R2E −、−v。
E(SAT)R1+R2R1+R2
I=−−−m−−−工、=
I RTl。
−−−−(21
コンパレータ13への入力電流は、入力インピーダンス
が大きいので無視すると、キルキホッフの法則によりI
t+ I 2=0であるから、(2)式より次のよう
になる。
が大きいので無視すると、キルキホッフの法則によりI
t+ I 2=0であるから、(2)式より次のよう
になる。
−−−−−(3)
上記(3)式から次の関係が得られる。
同様にしてトランジスタTr2がオン、Trlがオフの
場合は次のようになる。
場合は次のようになる。
ここで上記(4) 、 (4)’式には、(1)式に比
べEとVCE(SA□)が含まれている。
べEとVCE(SA□)が含まれている。
従って接点により設定用抵抗R3,R4の切換えを行な
った(1)式の場合は、ブリッジ回路11を構成する抵
抗値のバラツキのみを考慮すればよかったが、第1図の
回路では、それに加えEとV。
った(1)式の場合は、ブリッジ回路11を構成する抵
抗値のバラツキのみを考慮すればよかったが、第1図の
回路では、それに加えEとV。
E(SA□)のバラツキを考えなくてはならなくなり、
正確な温度検出が難しかった。
正確な温度検出が難しかった。
本考案の目的は設定用抵抗の切換えに無接点式スイッチ
ング素子を用いながら、接点を用いた場合と同程度の精
度を出し得る温度検出装置を提供することにある。
ング素子を用いながら、接点を用いた場合と同程度の精
度を出し得る温度検出装置を提供することにある。
以下本考案を図示する一実施例を参照して説明する。
尚、第1図と対応する部分には同一符号を付し説明は省
略する。
略する。
本考案に於ても十E (V)電源とアース間にブリッジ
回路11を構成することは同じであるが、固定抵抗R2
に対しては、これと抵抗値を等しく設定した抵抗R2’
を新たに設け、その一端をブリッジ回路11の一方の橋
絡点11 aに共通接続する。
回路11を構成することは同じであるが、固定抵抗R2
に対しては、これと抵抗値を等しく設定した抵抗R2’
を新たに設け、その一端をブリッジ回路11の一方の橋
絡点11 aに共通接続する。
ここで、これら抵抗R2,R2’を以下基準用抵抗と呼
ぶ。
ぶ。
またこれら基準用抵抗R2,R2′の他端は、設定用抵
抗R3又はR4と直列接続したスイッチング素子、即ち
トランジスタTr1.Tr2のコレクタにそれぞれ各別
に接続する。
抗R3又はR4と直列接続したスイッチング素子、即ち
トランジスタTr1.Tr2のコレクタにそれぞれ各別
に接続する。
尚、感温素子THとしては、例えばサーミスタのように
周囲温度の上昇に伴い抵抗値の減少するものを用いる。
周囲温度の上昇に伴い抵抗値の減少するものを用いる。
またコンパレータ13は、ブリッジ回路11の橋絡点1
1 a、11 b間の電位差を入力とし、この電位差等
を境として出力V。
1 a、11 b間の電位差を入力とし、この電位差等
を境として出力V。
を反転させるもので、例えばICを用いる。
更に制御回路12は、トランジスタTr1.Tr2に交
互にベース電流を供給するもので、周知のシーケンス回
路で構成できる。
互にベース電流を供給するもので、周知のシーケンス回
路で構成できる。
上記構成に於て、トランジスタTr1をオンし、Tr2
をオフすると、ブリッジ回路11は抵抗R1゜R2’、
R3及び感温素子THで構成される。
をオフすると、ブリッジ回路11は抵抗R1゜R2’、
R3及び感温素子THで構成される。
またトランジスタTr2をオンし、Trlをオフすると
、ブリッジ回路11は抵抗R1,R2,R4及び感温素
子TI(にて構成される。
、ブリッジ回路11は抵抗R1,R2,R4及び感温素
子TI(にて構成される。
従って設定用抵抗R3,R4に対するブリッジ回路11
がバランスした時の感温素子THの抵抗値をRTl、R
T2とすると次と関係が戒り立つ。
がバランスした時の感温素子THの抵抗値をRTl、R
T2とすると次と関係が戒り立つ。
ここで、R2=R2′であれば(5)式は(1)式と同
じになる。
じになる。
一般に抵抗値のバラツキは比較的小さくできるので、上
記(5)式は従来の(4) 、 (4)’式等に比べ、
(1)式に大幅に近づいたことになる。
記(5)式は従来の(4) 、 (4)’式等に比べ、
(1)式に大幅に近づいたことになる。
従って(1)式の場合とほぼ同等の検出精度を得ること
ができる。
ができる。
第3図はトランジスタTr1.Tr2をエミッタフォロ
アで用いた実施例を示す。
アで用いた実施例を示す。
この場合、その構成上基準用抵抗はR1,R1’となる
が、基本的には第2図の回路と同様であり、詳細な説明
は省略する。
が、基本的には第2図の回路と同様であり、詳細な説明
は省略する。
またトランジスタTr1.Tr2にはNPN形のものを
用いているが、もちろんPNP形のものを用いて回路構
成してもよい。
用いているが、もちろんPNP形のものを用いて回路構
成してもよい。
以上のように本考案によれば、1つの感温素子にて2点
以上の温度を検出するに当り、設定用抵抗の切換えに無
接点式スイッチング素子を用いてもそれに影響されるこ
となく、抵抗のバラツキのみを考慮すればよいので、接
点にて切換えを行なう場合とほぼ同等の高い検出精度を
得ることができる。
以上の温度を検出するに当り、設定用抵抗の切換えに無
接点式スイッチング素子を用いてもそれに影響されるこ
となく、抵抗のバラツキのみを考慮すればよいので、接
点にて切換えを行なう場合とほぼ同等の高い検出精度を
得ることができる。
第1図は従来装置を示す回路図、第2図は本考案による
温度検出装置の一実施例を示す回路図、第3図は本考案
による他の実施例を示す回路図である。 11・・・・・・ブリッジ回路、11 a、11 b・
・・・・・橋絡点、13・・・・・・コンパレータ、T
「・・・・・感温素子、R2゜R2’・・・・・・基準
用抵抗、R3,R4・・・・・・設定用抵抗、Trl。 Tr2・・・・・・スイッチング素子、RT、、R□2
・・・・・・抵抗値。
温度検出装置の一実施例を示す回路図、第3図は本考案
による他の実施例を示す回路図である。 11・・・・・・ブリッジ回路、11 a、11 b・
・・・・・橋絡点、13・・・・・・コンパレータ、T
「・・・・・感温素子、R2゜R2’・・・・・・基準
用抵抗、R3,R4・・・・・・設定用抵抗、Trl。 Tr2・・・・・・スイッチング素子、RT、、R□2
・・・・・・抵抗値。
Claims (1)
- 一辺に感温素子を設けた抵抗ブリッジ回路と、この抵抗
ブリッジ回路の橋絡点間の電位差を入力しその零値を境
に出力を反転させるコンパレータとを有し、前記抵抗ブ
リッジ回路の感温素子との対辺には、一端を一方の橋絡
点に共通接続した複数の互いに抵抗値を等しく設定した
基準用抵抗を設け、また感温素子と直列を威す一辺には
、一端を他方の橋絡点に共通接続した複数の、互に抵抗
値が異なる設定用抵抗を設け、この設定用抵抗のそれぞ
れの他端を前記基準用抵抗のいずれかの他端と各別に共
通接続し、更にこれらにそれぞれスイッチング素子を直
列接続したことを特徴とする温度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14802379U JPS5847399Y2 (ja) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | 温度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14802379U JPS5847399Y2 (ja) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | 温度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5665434U JPS5665434U (ja) | 1981-06-01 |
JPS5847399Y2 true JPS5847399Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=29379170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14802379U Expired JPS5847399Y2 (ja) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | 温度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847399Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-25 JP JP14802379U patent/JPS5847399Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5665434U (ja) | 1981-06-01 |
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