JPS5847318Y2 - 締付け機構 - Google Patents

締付け機構

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JPS5847318Y2
JPS5847318Y2 JP978878U JP978878U JPS5847318Y2 JP S5847318 Y2 JPS5847318 Y2 JP S5847318Y2 JP 978878 U JP978878 U JP 978878U JP 978878 U JP978878 U JP 978878U JP S5847318 Y2 JPS5847318 Y2 JP S5847318Y2
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JP
Japan
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tightening
bolt
holder
braked body
clamp arm
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JP978878U
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English (en)
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JPS54113984U (ja
Inventor
光恒 道家
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は摩擦力を利用してプレート状の運動体の運動を
制御する締付は機構に関する。
ここで運動の制御とはプレート状の運動体の回転または
並進運動をフリー、固定の2つの位置に設定するだけで
なく、固定時の制動力を任意に設定することをいう。
従来この種の締付は機構においては、締付は力の選定が
困難であったり、締付はハンドルの締付は位置、殊に長
期使用中の摩耗等により変化した締付は位置が不適当と
なることがあったり、被制動体と締付は機構とのレベル
調整が困難であるという欠点があった。
本考案の目的はプレート状の運動体の制動機構において
、制動力を自由に選定および調整することが可能で、か
つハンドルの回転操作が最適位置となるように調整する
ことが出来、さらにブレーキ片の上下のレベル調整を必
要としない締付は機構を提供することにある。
本考案の構成について述べると、本考案にかかる締付は
機構は、水平面内に回転または並進運動をする被制動体
を締め付ける機構において、軸線がほぼ前記水平面内に
て前記被制動体端縁より僅かに離れた位置にあるシャフ
トと、このシャフトを回転中心として被制動体を上下か
ら締め付ける上側および下側のレバ一式クランプアーム
と、両側壁に傾斜して明けられた軸受としての長穴内に
前記シャフトの両端をそれぞれ支持する支持台と、下端
部が前記下側クランプアームとねじ嵌合し中間部が前記
上側クランプアームに明けられた穴を貫通し最上部を除
いた上部周囲にスプラインを有する締付はボルトと、こ
の締付はボルトの前記スプラインと嵌合するスプライン
軸受を有するホルダーと、中央穴に前記締付はボルトが
貫通し前記ホルダーと上側クランプアームとの間に挿入
されたカラーおよび皿ばねと、先端ねじ部が前記ホルダ
ー側壁のねじ孔と嵌合し先端が前記締付はボルトと当接
する回転ハンドルとを具備し、前記回転ハンドルを回転
するとき、前記締付はボルトのスプライン下端と下端ね
じ部との共同作用により、カラーと皿ばねを介して前記
両クランプアームを締め付け、その間に被制動体を挾持
してクランプするように構成された締付は機構である。
以下、従来例ならびに本考案実施例につき、図面を参照
して説明する。
第1図、第2図、第3図はそれぞれ従来例のプレート状
運動体の締付は機構の正面図、平面図、右側面図である
従来、この種の機構はクランプアーム1に設けた雌ねじ
と締付はボルト2の雄ねじのかみ合いにより、ハンドル
3の回転をクランプアーム1,4の上下運動に変えて被
制動体5を締め付けていた。
この機構において、ハンドル3を回転させてゆく場合、
被制動体5に作用する締付は力はクランプアーム1,4
がそれぞれ被制動体5の上下面に接触した時発生し、以
後急激に増加して、以降はハンドル3のわずかな回転に
おいて締め付けが完了してしまう。
このため被制動体5の締付は力の大きさを選定すること
が困難であった。
また、I・ンドル30回転においては、締付は開始、締
付は完了時における・・ンドル3の回転位置が不定で、
かつ長期にわたる繰り返し使用においては、各部の摩耗
等により、その位置が変化してくる。
このため常に最適な回転位置で・・ンドル3を操作する
ことが困難であった。
さらにクランプアームシャフト6及び軸受8の位置が固
定のため、被制動体5とシャフト6の中心軸のレベルに
狂いがある場合は、クランプアーム1.4による被制動
体5の締め付けが面接触とならず、被制動体5に曲げモ
ーメントを与えてしまうので、このため被制動体5とシ
ャフト6のレベル調整が必要であった。
本考案は従来例における上述のような欠点をすべて排除
したもので、以下本考案の実施例について説明する。
第4図、第5図はそれぞれ本考案実施例の正面図および
平面図で、第6図は第5図のA−A断面図である。
この実施例においては、被制動体が自由に回転または並
進運動をしている間においては、上側のクランプアーム
のみが被制御体に接触しているものとする。
この構造及び操作方法について説明すると次のようにな
る。
(1)ハンドル3はホルダー9にねじ込まれており、ハ
ンドル3を締付はボルト2の中心軸のまわりに時計方向
に回すと、ホルダー9も一体となって回転する。
(2)締付はボルト2はホルダー9とかみ合う部分にス
プライン13を有し、ホルダー9の内側にはこれと合う
角溝が付いており、このスプラインとスプライン軸受の
結合によりホルダー9が回転すると、締付はボルト2も
一体となって回転する。
(3)締付はボルト2はホルダー9とかみ合う部分の反
対側に設けられたねじ部でクランプアーム1とかみ合っ
ており、締付はボルト2が回転すると、クランプアーム
1がシャフト6を回転中心として上方へ移動し、クラン
プアーム1は被制動体5を上方へ引き上げようとする。
また、・・ンドル3、ホルダー9、締付はボルト2は一
体となって回転しながら下方へ移動し、カラー10、皿
ばね11ひいてはクランプアーム4をシャフト6を回転
中心として下方へ押し、クランプアーム4は被制動体5
を下方へ押し下げようとする。
(4)クランプアーム1,4が被制動体5に接触した後
、さらにハンドル30回転を進めると、スプライン13
の下端がカラー10を押圧するので、皿ばね11が変形
し始め、その変形量に応じてクランプアーム1,4によ
る締付は力が被制動体5に加えられる。
−・ンドル3の回転が進むほど締付は力が増大し、クラ
ンプアーム1゜4と被制動体5間の接触面における摩擦
力によって、被制動体5は回転あるいは並進運動が規制
されるようになる。
このような構造から、ハンドル3を回してクランプアー
ム1.4が被制動体5に接触すると、−・ンドル3の回
転量とクランプアーム1.4による被制動体5の締付は
力の関係は、皿ばね11のばね定数に支配されるように
なる。
ハンドル3がある量だけ回転した時皿ばね11がたわむ
量は締付はボルト2のねじピッチで決まり、その時の締
付は力は皿ばね11のばね定数で決定される。
ここで皿ばね11を直列、並列、直並列等に選択するこ
とにより、皿ばね11のばね定数が幅広く設定でき、ひ
いては被制動体5の締付は力に対するバンドル30回転
量も任意に設定可能となる。
次に−・ンドルの回転位置調整の動作について述べる。
前述の操作で被制動体5の固定を行なう時、バンドル3
の回転開始位置及び回転完了位置が操作上好ましくない
場合には、以下の操作で調整が可能である。
(1)バンドル3は先端のねじ部によりホルダー9とか
み合っており、バンドル3を自身の中心軸のまわりに反
時計方向に回して、バンドル3のねじ部先端がホルダー
9の雌ねじ内に完全に入り込むまで緩める。
(2)この状態でバンドル3を締付はボルト2の中心軸
にそって持ち上げると、ホルダー9も一体となって持ち
上がる。
(3)締付はボルト2のスプライン13とホルダー9の
角溝が完全に外れると、バンドル3、ホルダー9は締付
はボルト2に対して自由となるのテ、−・ンドル30回
転位置が最適なところへずらし、その位置で締付はボル
ト2のスプラインとホルダー9の角溝を合わせ9と2を
はめ合わせる。
(4)バンドル3を時計方向に回してバンドル3をホル
ダー9に締め込む。
(5)この状態になるとバンドル3を締付はボルト2の
中心軸に沿って持ち上げても、バンドル3の先端ねじ部
が、ねじによって締付はボルト2に取り付けられている
ストッパ12に当って、バンドル3、ホルダー9は締付
はボルト2の中心軸上に移動出来ないので、バンドル3
、ホルダー9、締付げボルト2は締付げボルト2の中心
軸回りの回転運動のみを行なう。
このようにホルダー9が締付はボルト2に対して容易に
着脱可能な構造になっているため、バンドル3の位置が
、常時、任意に調整可能である。
また、この種の機構を長期にわたり繰り返し使用すると
、クランプアーム1,4と被制動体5の接触面の摩耗、
クランプアーム1,4のたわミ変形、クランプアーム1
と締付はボルト2のねじ部の変形等によって初期のバン
ドル3の回転範囲にずれが生じ、操作性が悪くなってし
まいやすいが、これらの回転位置の変形にもこの構造は
容易に対処でき、バンドル3の位置調整が可能である。
引き続いて被制動体5とシャフト6の位置調整について
述べる。
支持台7は1〜12の各部品を支持し、機器本体に固定
されている。
また、支持台7は両側壁に傾斜した長穴形状の軸受8を
設けており、軸受8の中にシャフト6がはまり合ってい
る。
この軸受8が長穴のため被制動体5を締め付ける前にお
いては、シャフト6は軸受8の中で長穴方向に移動可能
であり、これにより被制動体5の上下のレベルに合わせ
てシャフト6の位置が調整出来る。
−・ンドル3を回わして被制動体5を締め付ければ、シ
ャフト6は被制動体5のレベルに合わせて軸受8の中で
移動し、そこで位置が固定され、被制動体5の締め付け
が完了する。
また、軸受8は傾斜した長穴のため、被制動体5の締め
付は完了後は、シャフト6すなわち被制動体5は垂直、
水平方向共に運動が規制される。
さらに被制動体5が傾いている場合も、クランプアーム
1゜4はシャフト6に対して回転自由であるため、被制
動体5の傾きに合わせて首を振り、クランプアーム1,
4は常に被制動体5を面で締め付けることが出来る。
このためシャフト6の位置を何ら調整することも無く、
被制動体5に曲げモーメントを与えずに締め付けが可能
である。
以上に説明したように、本考案によるときは、回転運動
及び並進運動を行なうプレート等の制動機構において、
その制動力を簡易な方法で自由に選定調整することが出
来、またバンドルの回転位置が任意に常時、調整可能で
常に最適な回転位置で操作が出来、かつプレート等の被
制動体の上下のレベルや傾きに対する調整を行なうこと
なく締め付けが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の締付は機構の正面図、第2図はその平
面図、第3図は第1図の右側面図であり、第4図は本考
案の一実施例の正面図、第5図はその平面図、第6図は
第5図のA−A線による縦断正面図を示す。 なお、図面に使用した符号はそれぞれ以下のものを示し
ている。 1・・・・・・クランプアーム、2・・・・・・締付げ
ボルト、3・・・・・・バンドル、4・・・・・・クラ
ンファーム、5・・・・・・被制動体、6・・・・・・
クランプアームシャフト、7・・・・・・支持台、8・
・・・・・軸受、9・・・・・・ホルダー、10・・・
・・・カラー、11・・・・・・皿ばね、12・・・・
・・ストッパ、13・・・・・・スプライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平面内に回転または並進運動をする被制動体を締め付
    ける機構において、軸線がほぼ前記水平面内にて前記被
    制動体端縁より僅かに離れた位置にあるシャフトと、こ
    のシャフトを回転中心として被制動体を上下から締め付
    ける上側および下側のレバ一式クランプアームと、両側
    壁に傾斜して明けられた軸受としての長穴内に前記シャ
    フトの両端をそれぞれ支持する支持台と、下端部が前記
    下側クランプアームとねじ嵌合し中間部が前記上側クラ
    ンプアームに明けられた穴を貫通し最上部を除いた上部
    周囲にスプラインを有する締付はボルトと、この締付は
    ボルトの前記スプラインと嵌合するスプライン軸受を有
    するホルダーと、中央穴に前記締付はボルトが貫通し前
    記ホルダーと上側クランプアームとの間に挿入されたカ
    ラーおよび皿ばねと、先端ねじ部が前記ホルダー側壁の
    ねじ孔と嵌合し先端が前記締付はボルトと当接する回転
    ハンドルとを具備し、前記回転ハンドルを回転するとき
    、前記締付はボルトのスプライン下端と下端ねじ部との
    共同作用により、カラーと皿ばねを介して前記両クラン
    プアームを締め付け、その間に被制動体を挾持してクラ
    ンプするように構成されていることを特徴とする締付は
    機構。
JP978878U 1978-01-31 1978-01-31 締付け機構 Expired JPS5847318Y2 (ja)

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JP978878U JPS5847318Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 締付け機構

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Publication Number Publication Date
JPS54113984U JPS54113984U (ja) 1979-08-10
JPS5847318Y2 true JPS5847318Y2 (ja) 1983-10-28

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ID=28821198

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