JPS5846544A - カラ−ブラウン管のインナ−シ−ルド固定用ピンの固定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラーテレビ用ブラウン管で地磁気を遮蔽する
ための部品であるインナーシールドをマスクフレームに
固定するためのピンをマスクフレームに固着する方法に
関する。

一般に、カラーブラウン管は第１図に示すような構造よ
りなる。すなわち、マスクフレーム１にはシャドウマス
ク２およびスプリング３が溶接固定され、前記スプリン
グ３をバルブ４の内面に植設されたパネルピン５に嵌合
させ、これによりシャドウマスク２をバルブ４内に保持
させている。

またマスクフレーム１には第２図に示すように溶接面に
突起６１ｍを有するインナーシールド固定用ビン６が溶
接固定され、このピン６にインナーシールド７が挿入さ
れ、スピードナツト８で固定されている。

接によって行なわれている。スダツド溶接は電極加圧力
は少なくて作業できるが、溶接スプラッシュが発生し、
しかも強度のバラツキが発生する。

マスクフレーム１はカラーブラウン管の内部に入る部品
であるため、′インナーシールド固定用ビン６とマスク
フレーム１の溶接強度の信頼性および溶接のパリのない
ことが必要条件となる。

そこで、本発明の目的はインナーシールド固定用ビンを
溶接スプラッシュ発生がなく、しかも強度の安定し゛た
状態に維持できるカラーブラウン管のインナーシールド
固定用ビンの固定方法を提供−することにある。

以下、本発明の一実施例を第３図によ・り説明する。同
図＋１）に示すようにインナーシールド固定用ピン１０
の先端１０ａをリング状でかつ球面状にし、または同図
（ｂ）に示すようにインナーシールド固定用ピン１１の
先端１１ａを大きな球面状にし、このビン１０または１
１を抵抗溶接により第１図に示すマスクフレーム１に溶
接固着してなる。

このように抵抗溶接で固着するので゛、電極加圧力、電
流値ともに大きくして溶接でき、溶接時のパリ発生はな
く、しかも溶接強度のバラツキも少い。しかもビン１０
または１１の先端を球面にしたプロジェクション溶接を
行なうので、更に溶接品質が向上する。

本発明によれば、インナーシールド取付用ビンについて
は、従来のスタッド溶接の場合、溶接後パリ敗りを全数
行っていたが、抵抗溶接によりこのパリ敗り作業は全く
不要となる。このため、より安価なマスクフレーム示供
給すること−ができる。

第１図はカラーブラウシ管の主要断面図、第２図は従来
の固定方法に用いるインナーシールド固定用ピンの正面
図、第３図（ａｌ（ｂ）はそれぞれ本発明になる固定方
法に用いるインナーシールド固定用ピンの正面図である
。

１−・マスクフレーム、　　　７・・・インナーシール
ド、１Ｏ１１１−・インナーシールド固定用ピン、１０
３１、ｌｌｍ−先端。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マスクフレームにインナーシールド固定用ビンを溶接固
   定し、このインナーシールド固定用ビンにインナーシー
   ルドを固定してなるカラーブラウン管において、前記イ
   ンナーシールド固定用ビンの固定部先端を球面にし、か
   つ抵抗溶接によって前記マスクフレームに岬着すること
   を特徴とするカラーブラウン管のインナーシールド固定
   用ビンの固定方法。