JPS5846495B2 - 3.5− ジアミノアンソクコウサン ノ カスイブンカイニヨル アルフア − レゾルシルサン ノ セイゾウホウ - Google Patents

3.5− ジアミノアンソクコウサン ノ カスイブンカイニヨル アルフア − レゾルシルサン ノ セイゾウホウ

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JPS5846495B2
JPS5846495B2 JP11592475A JP11592475A JPS5846495B2 JP S5846495 B2 JPS5846495 B2 JP S5846495B2 JP 11592475 A JP11592475 A JP 11592475A JP 11592475 A JP11592475 A JP 11592475A JP S5846495 B2 JPS5846495 B2 JP S5846495B2
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acid
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ammonium bisulfate
mol
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ピー グレコ ニコラス
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Beazer East Inc
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Koppers Co Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/367Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by introduction of functional groups containing oxygen only in singly bound form

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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα−レゾルシル酸の製造、さらに詳しくは3,
5−ジアミノ安息香酸の重硫酸アンモニウムによる加水
分解によるα−レゾルシル酸の製造法に関する。
α−レゾルシル酸(3,5−ジヒドロキシ安息香酸)は
237℃の融点を有し、一般に白色結晶形である。
α−レゾルシル酸は染料中間物として、製薬において、
光安定剤として、および樹脂において使用される。
たとえば、日焼比ローションの処方において紫外線吸収
剤として使われる。
本発明によれば、3,5−ジアミノ安息香酸と3.5−
ジアミノ安息香酸1モル当り少なくとも4モルの好まし
くは6モルの重硫酸アンモニウムとを水溶液中で約20
0〜300℃で好ましくは220℃で3,5−ジアミノ
安息香酸をα−レゾルシル酸に加水分解するのに十分な
時間接触させることによる3、5−ジアミノ安息香酸の
重硫酸アンモニウム加水分解によってα−レゾルシル酸
を製造する。
反応は次のように表わせる。ついで上記水溶液を冷し、
生成物のα−レゾルシル酸を適当な不活性溶剤を使い抽
出する。
抽出後反応混合物を再加熱することによって加水分解を
反覆でき、また水を蒸発させ混合硫酸アンモニウム融解
物を310〜450℃で加熱することによって、硫酸ア
ンモニウムを反応で再使用のため再生できる。
冷し、得られる重硫酸アンモニウムを水に溶かし、望む
濃度に調節し、反応帯域に再循環する。
抽出工程からの溶剤溶液を蒸発し、実質上純粋な形でα
−レゾルシル酸を得る。
本発明によれば、3,5−ジアミノ安息香酸を水性媒体
中で重硫酸アンモニウムを使って加水分解し、α−レゾ
ルシル酸を製造する。
副生塩を工程で再使用のため重硫酸アンモニウムに再生
できる。
この加水分解媒体の組成が特に重要である。
1回の加水分解反応でα−レゾルシル酸の妥当な収率を
得るためには、3,5−ジアミノ安息香酸のモル数基準
で重硫酸アンモニウムを最小4モル、好ましくは6モル
を必要とする。
加水分解を一段で実施でき、または反応を停止し、冷し
、生成物を抽出し、更に反応物を添加することなく加水
分解混合物を更加熱することによって加水分解を引続き
続けることができる。
操作の容易さと効率とからは一段加水分解が望ましいが
、第1加水分解からの生成物の除去後反応混合物の第2
加水分解によって収率の増加を達成できる。
1回加水分解工程で高収率を得る点からは、水溶液の飽
和点までの重硫酸アンモニウムの高濃度の使用が望まし
い。
高濃度では、塩の多量の取扱いに実際上の問題が起る。
加水分解を行なうため、また3、5−ジアミノ安息香酸
、重硫酸アンモニウム、反応中生成する硫酸アンモニウ
ムの希釈剤または溶剤として働らくのに十分な量の水を
存在させる必要がある。
重硫酸アンモニウムの十分量を溶かすためには、3゜5
−ジアミノ安息香酸1モル当り少なくとも40モルの、
好ましくは60モルの水を存在させる必要がある。
重硫酸アンモニウム量が増すと、約120モルまでの一
層多くの水を必要とする。
過剰の水の使用は重硫酸アンモニウム再生工程中水除去
の実際上の問題を生じる。
反応温度は約200〜300℃の広い範囲で変化できる
約200℃以下では、不当に長い反応時間を要し、収率
は一般に低い。
温度が増すと、反応溶液を水相に維持するために相当し
て圧力を増す必要がある。
300℃程度の高温では、この目的に約1500 ps
igまでの水蒸気圧を要し、接触時間が長すぎると樹脂
生成の危険が幾分ある。
液状反応媒体を与えるのに十分な圧板外の値に圧力を増
減することによって利点は得られない。
かなりの圧力の使用を避けるために、相当する装置の要
求から、220〜260℃の温度が好ましい。
反応時間または接触時間は主として温度により変り、ま
た一層重さな程度であるが反応物のモル比により変る。
最低温度、たとえば200℃では、8時間のパス当り反
応時間がふつう必要である。
220℃では、2回パス加水分解反応とパス当り6〜7
時間の反応時間を使って、収率の点から有効な結果が得
られる。
また220℃では、反応時間を約13時間にのばすと、
1回パス加水分解工程で良好な結果が得られる。
約250℃では、5分ないし0.5時間で加水分解が起
り得る。
実際上の見地から、パス当り総加水分解時間は5分〜1
3時間とみなすことができる。
重硫酸アンモニウムまたは3,5−ジアミノ安息香酸に
よる実質上の侵食に耐える反応帯域で加水分解を実施す
る。
有用な範囲内のごく低温では、ふつうのガラス内張ファ
ウドラー(pfaudler)釜を使用できる。
一層高温を必要とするときは、他の構造材料が必要とな
る。
220〜230℃までの温度では、テフロン内張反応器
が有効である。
一層高温範囲はタンタル内張反応器のような一層耐久性
装置を使う必要がある。
加水分解時間後、反応混合物を冷して酸性水性反応混合
物中での生成物の樹脂化を防ぎ、有機溶剤抽出によって
副生物を分離できるようにさせる。
α−レゾルシル酸を溶かす実質上水と混ざらない溶剤は
どれも有用である。
エチルエーテルが好ましい溶剤である。
ついでデカンテーションによって有機溶剤相を反応混合
物から分離し、溶剤を蒸発させてα−レゾルシル酸を溶
剤から除去する。
α−レゾルシル酸の除去後、第2または第3の加水分解
工程のために、水性反応混合物を加水分解温度に再加熱
できる。
前のように、反応混合物を適当な加水分解温度に望む時
間加熱し、冷し、溶剤抽出によりα−レゾルシル酸生成
物を除去することによって、第2およびその次の加水分
解工程を実施する。
残存反応混合物から残存水を除去し、主として混合硫酸
アンモニウムと重硫酸アンモニウムである融解塩を常圧
で310〜450℃の間の温度に加熱することによって
、硫酸アンモニウム副生物を、プロセスで再使用のため
重硫酸アンモニウムに再生する。
310℃以下の温度では、分解を行うのに不当に長時間
を要する。
450℃以上の温度の使用では実際上の利点はみられず
、この温度以上では重硫酸アンモニウムが分解する傾向
がある。
330℃では、硫酸アンモニウムの75〜95%が数分
で重硫酸アンモニウムに変化する。
一層高温ではわずかに高い転化率が得られるが、必要な
装置費用の増加によって上記利点は打消される。
硫酸アンモニウムの分解中、残存有機物は活性炭に以た
黒色粒に熱分解され得る。
硫酸アンモニウムおよび重硫酸アンモニウム生成物の混
合物を水に溶かし、ついで濾過工程によって、この炎状
物質は容易に除去される。
分解中生成するアンモニアを回収し、他の化学プロセス
で使用できる。
環部分の75〜95%が重硫酸アンモニウムである透明
な濾過した上記塩溶液を望む濃度に調節し、更に3,5
−ジアミノ安息香酸の加水分解のため反応混合物に再循
環する。
本発明を次の実施例で更に例示する。
90%純度の3,5−ジアミノ安息香酸(33,9,0
,18モル)、重硫酸アンモニウム(138g、1.2
モル)、水(216,9,12モル)の溶液を220℃
に6〜7時間加熱した。
こはく色反応混合物を冷し、濾過し、2回抽出でエーテ
ル(2x200ml)と振とうした。
溶解エーテルを除くため煮沸した後の水溶液を、更に加
水分解のため220℃で6〜7時間加熱した。
反応混合物を冷し、エチルエーテル(2X250mA)
で2回抽出した。
このエーテル抽出溶液を水蒸気浴で蒸発乾固し、白色結
晶性の実質上純粋なα−レゾルシル酸が残った。
第1エーテル抽出液はα−レゾルシル酸8gを、第2エ
ーテル抽出液は9gを与え、合計収率は61係であった
エーテル抽出後挟る水性反応媒体を分解し、加水分解剤
として再循環のために重硫酸塩にした。
この目的には、上記水性媒体を加熱し、乾燥塩にまで蒸
発後存在する無機硫酸塩は144gであった。
塩試料をブロモクレゾールブルー指示薬の存在で”N
NaOHで滴定し、重硫酸塩87係(そ0 の差13多は硫酸アンモニウム)であることがわかった
この混合乾燥塩を油浴で加熱し、重硫酸アンモニウムの
融点である146℃に達した後は容易にかきまぜること
ができた。
298℃で2分で塩は142.4gであり、滴定により
重硫酸アンモニウム70%であった。
312℃の温度にiするまで加熱を続け、融解物312
℃に12分保った。
このとき重硫酸アンモニウム含量は95多で、塩の重さ
は141g(理論的重量損失)であった。
加熱中の塩の重量損失はアンモニアの発生によるもので
あった。
媒体中の有機物は、融解物の加熱中細かい炭素質粒子に
変化した。
熱処理した塩混合物を水に入れ、黒色混合物を濾過した
濾過後、重硫酸アンモニウム溶液は透明であった。
P液を蒸発させると淡黄色重硫酸アンモニウム結晶を生
成した。
この結晶は3,5−ジアミノ安息香酸を更に加水分解す
るため使用することができる。
上記はα−レゾルシル酸の簡単な有効な製造法を提供し
たものである。
本発明の実施態様は次のとおりである。
α−レゾルシル酸を抽出した溶液を再び200〜300
℃に更に所定時間保って残存3,5−ジアミノ安息香酸
をα−レゾルシル酸に加水分解する特許請求範囲第1項
記載の製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a)3,5−ジアミノ安息香酸1モル当り4〜12
    モルの重硫酸アンモニウムと3,5−ジアミノ安息香酸
    1モル当り40〜120モルの水とを含む水溶液中で、
    200〜300℃で1/2〜13時間、3,5−ジアミ
    ノ安息香酸と重硫酸アンモニウムを接触させて上記3,
    5−ジアミノ安息香酸をα−レゾルシル酸に加水分解し
    、b)上記加水分解反応混合物を冷し、c)上記溶液か
    ら水と混さらない有機溶剤によってα−レゾルシル酸を
    抽出することを特徴とするα−レゾルシル酸の製造法。 2a)3.5−ジアミノ安息香酸1モル当り4〜12モ
    ルの重硫酸アンモニウムと3,5−ジアミノ安息香酸1
    モル当り40〜120モルの水とを含む水溶液中で、2
    00〜300℃で172〜13時間3,5−ジアミノ安
    息香酸と重硫酸アンモニウムとを接触させて上記3,5
    −ジアミノ安息香酸をα−レゾルシル酸に加水分解し、
    b)上記加水分解反応混合物を冷し、c)不活性な水と
    混さらない有機溶剤によって上記溶液からα−レゾルシ
    ル酸を抽出し、d)上記溶液から水を蒸発させて硫酸ア
    ンモニウムと重硫酸アンモニウムとから本質的になる残
    留物を得N e)上記残留物を310〜450℃の高温
    に加熱して、上記3,5−ジアミノ安息香酸をα−レゾ
    ルシル酸に更に加水分解するのに再使用するために上記
    硫酸アンモニウムを重硫酸アンモニウムに変えることを
    特徴とするα−レゾルシル酸の製造法。
JP11592475A 1975-01-17 1975-09-25 3.5− ジアミノアンソクコウサン ノ カスイブンカイニヨル アルフア − レゾルシルサン ノ セイゾウホウ Expired JPS5846495B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/542,008 US3984466A (en) 1972-06-29 1975-01-17 Hydrolysis of 3,5-diamino benzoic acid to produce alpha-resorcylic acid

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Publication Number Publication Date
JPS5159833A JPS5159833A (en) 1976-05-25
JPS5846495B2 true JPS5846495B2 (ja) 1983-10-17

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ID=24161974

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CA (1) CA1041540A (ja)
DE (1) DE2601091C3 (ja)
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IT (1) IT1060532B (ja)
NL (1) NL157886B (ja)

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DE2601091C3 (de) 1979-03-22
FR2297831B2 (ja) 1979-07-20
BE833181A (fr) 1975-12-31
JPS5159833A (en) 1976-05-25
CA1041540A (en) 1978-10-31
FR2297831A2 (fr) 1976-08-13
NL7511279A (nl) 1976-07-20
DE2601091A1 (de) 1976-07-22
IT1060532B (it) 1982-08-20
DE2601091B2 (de) 1978-07-27
BR7507685A (pt) 1976-08-24

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