JPS584633A - 六輪型運搬車の動力伝達機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、六輪型運搬車に於ける動力伝達機構に□係る
ものである。

六輪型運搬車は農業用としては、田畑内に於ける′肥料
の運搬とか、収穫物の運搬に用いる。

該運搬車を用いるときは、現場まで高速で走行し、田畑
内の現場では低速で作業をする。

然して、本発明は前記運搬車につき、道路を高速で走行
するときの操縦安定性を確保し、又、圃場内に於ける低
速および後進時に於いては牽引力を確保し得るようにし
たもので、下記のａ　−ｃの要件の結合を要旨とす＼る
ものである。

ａ、左右二輪の前輪と、左右二輪の後前輪と、左右二輪
の後後輪を有する六輪型の運搬車である。

ｂ、チェンジレバーを高速にすると、後前輪及び後後輪
のみが駆動され、前輪は駆動されず、四輪駆動の運搬車
となる。

Ｃ，チェンジレバーを低速又は後進にすると、前輪、後
前輪及び後後輪は駆動されて六輪駆動の運搬車となる。

以下に本発明の詳細な説明する。

（１）は運搬車であり、運転台（２）と荷台（３）を有
する。運搬車（１）は左右一対の前輪（４）と左右一対
の後前輪（５）と左右一対の後後輪（６）を有する。（
７）はエンジン、（８）はミッションである。前輪＋４
１　（４＋はデフ（９）により回転させられ、ミッショ
ン（８）どデフ（９）とをプロペラシャフトａ１で結合
する。後前輪＋５１　＋５１はデフ０υで回転させられ
、ミッション（８）とデフＨとをプロペラシャフト０２
で結合する。０′５ａ４１Ｋ共にチェノケース内部には
後後輪ｆ６１　＋６１を回転させるチェノが内蔵され、
後後輪＋６）　＋６＋が支受されている。ａ！９はエン
ジン（７）で回転するフライホイール、Ｏｅは駆動側の
無段変速プーリー、０豹は受動側の無段変速プーリー、
０秒はプーリーａｅとプーリー０ηの間に掛けまわされ
ているＶベルトである。

然して、第４図はミッション（８）の断面図を示し、α
９は前記受動側無段変速プーリーＵηが取付けである回
転軸で、該軸Ｑｌには歯車−を固着する。該歯車（イ）
には歯車Ｃυを噛合わせ、該歯車Ｑυには更に別の歯車
（ハ）を噛合わせる。歯車Ｑ２は前記プロペラシャフト
Ｏ２の一端に遊嵌されている。歯車ｃ！■の側面には係
合歯車（ハ）が一体的に形成されている。歯車のの側部
にはプロペラシャフトα２に固定されている固定歯車Ｃ
２４）が設けられる。固定歯車＠の側部には、前記プロ
ペラシャフトＱｌ側に一体的に固着されている歯車（ハ
）を設ける。前記歯車Ｑ３、歯車０４１．歯車（ハ）は
いずれも同で、中立位置と高速位置との間摺動する。即
ち、第４図に於て、シフター圀が軸＠を中心として反時
計回転すると摺動歯車（イ）は歯車ｃ２３と固定歯車Ｃ
４の両方に係合し、中立位＠に於ては固定歯車のと固定
歯車ｃ！４）の両方に係合する。第４図から明らかなよ
うに２個のプロペラシャフトＯＱＯ■は一軸状態にミッ
ション（８）に設けられている。プロペラシャフトＯＩ
には低速用歯車翰と後進用歯車（至）が設けられている
。歯車＠（至）は共にプロペラシャフトα１に対して遊
嵌であり、その間に固定歯車０υが設けられ、該歯車６
υはシャフトＱｌに固定であり、歯車Ｃ１１３Ｇの各内
面には、固定２歯車（１１１と同一′寸法である歯車０
２ｃ！３が設けられ、その外周に摺動歯車（財）が取付
けられる。摺動歯車（財）は軸（至）を中心として回動
するシフター（ト）により低速と後進とに切替える。即
ち、シフター（至）を第４図で反時計回動させると摺動
歯車（２）は歯車Ｃ３１１Ｃ３２に跨って係合し低速と
なる。シフター（１）を時計回転させると歯車０Ｉ）（
至）に跨って係合し、後進となる。前記歯車ｃ２υの軸
Ｇηには、低速歯車（イ）と噛合う歯車（至）および前
記後進歯車（至）と中間輪を介して係合する歯車０１を
設ける。囮はチェンジレバーの切替溝、Ｉ］は高速、Ｌ
は低速、Ｒは後進である。

チェンジレバー（４０は、第７図のように軸（４３に軸
着されている。該レバーＣＤは軸４２の軸心周りを回動
するが、又、軸（４２の軸心方向にも傾動するように設
けられている。−（４４１は、レバー卿の軸心方向の両
側に設けられている係合片で、係合片−はレバー（４１
１，を軸着する軸筒（４９の一側部に遊嵌した軸筒（４
０に基部が溶着され、先端部はＬ型に曲げられて屈曲部
（４７）を形成し、屈曲部（４ηに形成した長溝（４８
の入口部分にレバー００が位置するように設ける。同様
に軸筒（４Ｓの反対側には、係合片（４４ｉ用の軸筒（
４υが設けられ、０！ｊは屈曲部、ωは長溝である。前
記屈曲部（４７１と屈曲部（４９の各先端は、レバー（
４１１よりも狭い間隔で相対峙していて、両係合片Ｈ（
４４）　Ｋは、レバーｆ４＋１を中間に保つ板バネ６υ
ｃｉ２を設ける。

結合し、ロンド關の他端はシフター罰に結合する。又、
係合片（４荀には同様にロッド６りの一端を結合し、ロ
ッド（財）の他端はシフター０ＩＩＯに結合する。

次に作用を述べる。

高速運転 第６図に示したチェンジレバーＵを、左側に倒すと、該
レバー（４１１は、板バネ５Ｂの弾力に抗して係合片■
の屈曲部（４７Ｉの長溝（ＪｆＯ内に移動し、レバー（
４υと係合片ｆ４４）の連絡は完全に断たれる。そこで
、レバー（４Ｂの第７図で手前側に、第６図ではＨと記
載されている方向に倒すと、保合片（４４１の方は動か
ないが、係合片（財）の方は移動し、ロッド０及びシフ
ター罰を介して、摺動歯車（イ）を第４図で右側に移−
動させて、歯車Ｃ３に係合させる。すると、エンジン（
７）の回転は、 フライホイール０ター駆動変速プーリー（ＩＱ　−ベル
ト０秒−受動変速プーリー（１７＋−回転軸（ｌＩ　−
歯車■−歯車Ｑり＝歯車■−歯車ｃ！漠−摺動歯車（イ
）−歯車Ｑ４−プロペラシャフトα２と伝ってデフＯ１
ｌを駆動させ、後前輪（５１（５１を駆動させると共に
、チェノケース０３０４内のチェンにより後後輪＋６１
　（６１を駆動させる。

然して、係合片４４１はレバー（４０で動かされないか
ら、シフター（至）は第４図の中立位置のままであり、
歯車６２又は歯車（ハ）のいずれからも摺動歯車（ロ）
に回転は伝えないので、プロペラシャフトＯＩの方は回
転しない。

従って、後輪四輪駆動という状態で前進する。

低速前進運転 第６図に示したチェンジレバー（４υを他側に倒すと、
該レバー（４υは、板バネ５２の弾力に抗して保合片（
伯の屈曲部器の長溝６１内に移動し、レバー卿と係合片
−（ハ）の連結は完全に断たれる。そこで、レバー（４
Ｉ）を第７図で手前側に倒が すと、係合片（ハ）の方は動かない係合片ｉ４４］の方
は移動し、ロッド６４）及びシフター（ト）を動かして
摺動歯車（財）を第４図で右に摺動させ歯車Ｃ３３に係
合させる。すると、エンジン（７）の回転はフライホイ
ールａタープーリー〇Ｑ→ベルト（１８−プーリーａη
−回転軸（ＩＩ−歯車■−歯車Ｉ２Ｉｌ−回転軸（３７
）−歯車（至）−歯車＠−歯車ｃ３２−摺動歯車（ロ）
−歯車６υ−プロペラシャフトａ〔と伝達されて、前輪
＋４１　＋４１のデフ（９）を回転させ、。

る。

又、プロペラシャフト０〔が回転すると、歯車（ハ）も
回転し、以下 摺動歯車（至）−歯車０４］−プロペラシャフト０２と
伝達されて、後輪も回転するものである。

５従って、低速り運転のときは、前輪二輪後輪四輪の合
計六輪全部が駆動され、強力に前進する。

１１１　　低速後進運転（バック） 低速り運転と異なり、レバー０υは第７図で右 側に倒したのち、向う側に押して、第６図のＲ位置にす
る。すると、シフター（至）は、第４図で左動し、歯車
（財）と歯車（至）が噛合い、同時に図示していない中
間輪が歯車Ｇｌと歯車（至）の間に当接する。従って、 フライホイールａ！９−プーリーＯｅ−ベルト錦−プー
リーａη−回転軸α９−歯車（イ）−歯車Ｑυ−回転軸
ｏｎ　７−歯車０！Ｉ−中間輪（図示なし）−歯車（至
）−歯車（至）−摺動歯車（財）−歯車Ｃ３１１−プロ
ペラシャフトａ〔 と伝達されて前輪は逆転し、又、 歯車（ハ）−摺動歯車（ホ）−歯車２４１−プロペラシ
ャフト圓 と伝達されて、後輪（５１（ａ）も逆転し、六輪駆動の
状態でバックする。

本発明は以上の如くであり１、特に 左右二輪の前輪＋４１　＋４１と、左右二輪の後前輪（
５）（５）と、左右二輪の後後輪ｆ６１　＋６１を有す
る六輪型の運搬車である。

ｂ、チェンジレバー（４０を高速Ｈにすると、後前輪＋
５１　＋５１及び後後輪＋６１　＋６１のみが駆動され
、前輪＋４１　ｆ４＋は駆動されず、四輪駆動の運搬車
［＋１となる。

Ｃ，チェンジレバーｔ４ｎを低速り又は後進Ｒにすると
、前輪＋４１　＋４１、後前輪（５１（５１及び後後輪
（６１＋６１は駆動されて六輪駆動の運搬車（１）とな
る。

の要件の結合からなる六輪型運搬車に於ける動力伝達機
構を要旨とするから、 （１）　　高速前進は、後輪のみを駆動するので、ハン
ドルの切れがよく、操縦性がよくなる。

（２）　　低速前進と後進は、六輪駆動のため、強力な
牽引力が確保でき、スリップもしない。

という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は運搬車の側面図、第２図はエンジンとミッショ
ンと前輪及び後輪の配置を示す平面図、第３図は同フレ
ームを加えた平面図、第４図はミッションの断面図、第
５図はチェンジレバーとシフターの側面図、第６図は切
替溝の平面図、第７図はチェンジレバーの正面図、第８
図は係合片の平面図である。 符号の説明 （１）・・・運搬車、　（２）・・・運転台、　（３）
・・・荷台、（４）・・・前輪、　　（５）・・・後前
輪、　（６）・・・後後輪、（７）・・・エンジン、（
８）・・・ミッション、（９）α０・・・デフ、０１（
１２・・・プロペラシャフト、０３　Ｑ４１・・チェン
ケース、ａ９・・・フライホイール、ａｅａη・・無段
変速プーリー■・・・Ｖベルト、０９　＠　Ｃｆ１−・
・回転軸、ｗ　ａｔ＋　ａ　ｃｉ　ｃ！ｉ　ｗ　ｏｚ　
ｗ　Ｃ３Ｉ　Ｃ３１＝歯車、］［・・摺動歯車、　　帽
ト・・シフター、翰・・低速用歯車、　　（至）・・・
後進用歯車、Ｉ３υ・・固定用歯車、　　Ｇηｆ４５・
・・回転軸、ｆ４１・・・切替溝、　０θ・・チェンジ
レバー、■（槌・・・係合片、　　　［４’９　ｆ４ｆ
９・・軸筒、（４η（４優・・屈曲部、　　　（４ｅ＠
・・長溝、０υ　軸筒、　　　　　６υ６ｚ・・板バネ
、５漠ｆｉ４１・・・ロッド、　　　Ｈ・、高速、Ｌ・
・・低速、　　　　　Ｒ・・バック。 特許出願人　井関農機株式会社 第６図 に 昭和５６年７月２３日 ２、発明の名称゛　　六輪型運搬車の動力伝達機構３、
補正をする者 事件との関係特許出願人 住　所　愛媛県松山市馬本町７００番地氏　名（０１２
）井関農機株式会社 ４０、　　　ユ　　カ　　　代表者　　井　関　昌　孝
５、　補正命令の日付 ６、　補正により増加する発明の数

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 以下のａ−ｃの要件の結合からなる六輪型運搬車に於け
   る動力伝達機構。 ａ、左右二輪の前輪と、左右二輪の後前輪と、左右二、
   輪の後後輪を有する六輪型の運搬車である。 ｂ、チェンジレバーを高速にすると、後前輪及び後後輪
   のみが駆動され、前輪は駆動されず、四輪駆動の運搬車
   となる。 Ｃ，チェンジレバーを低速又は後進にすると、前輪、後
   前輪及び後後輪は駆動されて六輪駆動の運搬車となる。