JPS5846294B2 - 抗「う」蝕性のホンダント状含蜜糖およびその製造法 - Google Patents

抗「う」蝕性のホンダント状含蜜糖およびその製造法

Info

Publication number
JPS5846294B2
JPS5846294B2 JP55132278A JP13227880A JPS5846294B2 JP S5846294 B2 JPS5846294 B2 JP S5846294B2 JP 55132278 A JP55132278 A JP 55132278A JP 13227880 A JP13227880 A JP 13227880A JP S5846294 B2 JPS5846294 B2 JP S5846294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palatinose
hondant
sucrose
sugar
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55132278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5758852A (en
Inventor
武夫 水谷
淳一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui DM Sugar Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Sugar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Sugar Co Ltd filed Critical Mitsui Sugar Co Ltd
Priority to JP55132278A priority Critical patent/JPS5846294B2/ja
Publication of JPS5758852A publication Critical patent/JPS5758852A/ja
Publication of JPS5846294B2 publication Critical patent/JPS5846294B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/60Sugars; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パラチノースに還元麦芽糖水飴、ソルビトー
ル、イソマルチトール、グルコピラノシド−1・6−マ
ンニトール、マルトース、カップリングシュガーのうち
の1種または2種以上を含有させた抗鮎蝕性のホンダン
ト状含蜜糖およびその製造法に関するものである。
一般にホンダントは、蔗糖溶液または蔗糖と水飴の混合
溶液を煮詰め、冷却しつつ激しく攪拌して微小蔗糖結晶
を析出させて製造するものである。
このように蔗糖または蔗糖と水飴からなるホンダントは
、蔗糖を含むために虫歯になりやすいという欠点があり
、またその製造に熟練を要し、その性質においても、滑
らかさが不十分であったり、貯蔵性が悪いなどの欠陥が
あった。
また最近では甘すぎるという欠点の指摘が多い。
本発明でいうホンダント状含蜜糖とは、製菓工業で現在
まで用いられたことがないパラチノースを主成分とし、
上記の特定な糖アルコールまたは糖を加えて得られるパ
ラチノースの微細な結晶を含有する含蜜糖である。
本発明のホンダント含蜜糖により、上述のような従来の
ホンダント軟点、欠陥を克服することができる。
パラチノース(6− nosyl −fructofuranose) +J
1分子の結晶水をもつ還元性三糖類で、還元力はぶ
どう糖の52%、甘味度は蔗糖の約42%である。
このパラチノースが蔗糖、ぶどう糖などに比較して虫歯
になりにくい糖であることは、文献(Z eitsch
rift far ErnMhrungswissen
schaftSupp115、p、16(1973)〕
に示唆されているが、さらに後述するように、本発明者
らの実験からこの事実が明らかになっている。
また還元麦芽糖水飴、ソルビトール、イソマルチトール
、グルコピラノシド−1・6−マンニトール、マルトー
ス、カップリングシュガーが蔗糖に比較して虫歯になり
にくい糖であることは一般に明らかである。
パラチノースは、蔗糖を原料として、蔗糖をパラチノー
スに変換する酵素をもつ細菌、例えば公知菌であるS
errat ia plym uthi ca 1P
rotam 1nobacter rubrumなどを
もつ酵素によって生成させることができる。
本発明で使用するパラチノースには、純粋な結晶パラチ
ノースだけでなく、上記のような蔗糖をパラチノースに
変換する細菌の酵素によって、蔗糖を反応させて得られ
る反応液から、酵素、菌体、灰分などの不純物な沢過、
イオン交換樹脂により除いたパラチノースを主成分とす
る糖類配合物も含まれる。
本発明のホンダント状含蜜糖を製造するには、まず結晶
パラチノースまたは上記パラチノースを主成分とする糖
類配合物の固形分当り、還元麦芽糖水飴、ソルビトール
、イソマルチトール、グルコピラノシド−1・6−マン
ニトール、マルトース、カップリングシュガーのうちの
1種または2種以上を、固形分で5〜25%加え、通常
、固形分濃度60〜80%の水溶液を110〜120℃
に加熱、濃縮する。
この温度に到達したのち加熱ヲ止め、冷却しつつ、パラ
チノースの微結晶をシードとして加え、攪拌しながらパ
ラチノースの微結晶を発生させ、30〜35℃まで冷却
すればよい。
もし還元麦芽糖水飴、ソルビトール、イソマルチトール
、グルコピラノシド−1・6−マンニトール、マルトー
ス、カッフリングシュカーヲ所定量加えないときは、5
0〜60℃で固化し、結晶が析出し、食べたときに舌上
でざらつく感じがして好ましくない。
本発明による抗鮎蝕性のホンダント状含蜜糖は、蔗糖を
原料としたホンダントに比較し、抗齢蝕性であり、甘す
ぎることがなく適度な質のよい甘味をもち、きめが細か
く滑らかで、加工特性もよく、長期間保存してもカビ等
の発生力現られないすぐれた貯蔵性をもっている。
また製造に熟練を要することなく、常に良好なホンダン
ト状含蜜糖となる。
なお、結晶パラチノースまたはパラチノースを主成分と
する糖類配合物は、蔗糖に比較して溶解度が低いため、
細かな粒度であってもそのまま食べた場合、舌上でざら
つく感じがするが、本発明の抗齢蝕性のホンダント状含
蜜糖にすれば、蔗糖を原料とするホンダント以上に滑ら
かできめの細かなものとなる。
以下、実験例、実施例、比較例によって、さらに具体的
に本発明を説明する。
S、 mutans による不溶性多糖類の生成実験
虫歯原因菌であるSlmutansは、口中で菌の表面
に不溶性多糖類を主とする歯垢を生成し、この歯垢が虫
歯の原因となるといわれている。
そこで、S、 mutans COMZ−176(a
) 、lに基質として、結晶パラチノース、前記した
パラチノースを主成分とする糖類配合物、結晶蔗糖(対
照)を加えた各々の培地で同一条件で培養した。
その実験結果は図面に示すとおりで、蔗糖を基質とする
場合(図面イ)は、大量の不溶性多糖類を生成するが、
結晶パラチノースの場合(図面口)および糖類配合物の
場合(図面ハ)はほとんど生成せず、パラチノースを主
原料とし、その他の抗顛蝕性添加物を加えて製造した本
発明のホンダント状含蜜糖が、蔗糖に比較して抗鮎蝕性
であることは明らかである。
実施例 1 本文に示すパラチノースを主成分とする糖類配合物(分
析値第1表)と、還元麦芽糖水飴との種種の混合比率の
混合水溶液(固形分70%)を、直火で115〜116
℃の温度まで昇温濃縮した。
115〜116℃の所定の温度になった溶液をはげしく
攪拌しながら冷却し、60℃に達したところでパラチノ
ースの微小結晶少量をシードとして投入した。
結晶が発生しはじめ、製品ホンダント状含蜜糖が得られ
たのち、クラッカーに塗布して製品の加工性を調べ、塗
布したクラッカーを関係湿度75〜91%の室内に貯蔵
して変化を観察した。
また別に得られた製品ホンダント状含蜜糖の味覚の官能
検査を熟練した3名のパネルにより行った。
その結果を第2表に示した。
比較例 1 実施例1と同じ組成のパラチノースを主成分とする糖類
配合物の水溶液(固形分70%)を、直火で105〜1
22℃の温度まで昇温、濃縮した。
以下実施例1と同様に処理してホンダント状含蜜**糖
をつくり、加工性、貯蔵性を調べた。
その結果を第3表に示した。
還元麦芽糖水飴を添加しない本比較例の場合は、加工性
、貯蔵性とも、本発明の抗齢蝕性ホンダント状含蜜糖よ
り劣った。
実施例2.3.4.5、比較例2 第4表に、種々条件を変え、その他は実施例1の方法に
したがって本発明のホンダント状含蜜糖を製造した実施
例2.3.4.5と、本発明に属さない結晶パラチノー
スのみで製造した比較例2*をあげた。
この表かられかるように、本発明の実施例ではすべて好
ましいホンダント状含蜜糖が得られるが、比較例では得
られない。
【図面の簡単な説明】
図面はSomutans による不溶性多糖類の生成実
験結果を示すもので、イは蔗糖を基質とする場合、口は
結晶パラチノースを基質とする場合、は糖類配合物を基
質とする場合である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パラチノースに還元麦芽糖水飴、ソルビトール、イ
    ソマルチトール、グルコピラノシド−1・6−マンニト
    ール、マルトース、カッフリングシュガーのうちの1種
    または2種以上を含有させてなる抗鮎蝕性のホンダント
    状含蜜糖。 2 パラチノースに還元麦芽糖水飴、ソルビトール、イ
    ソマルチトール、グルコピラノシド−1・6−マンニト
    ール、マルトース、カッフリングシュガーのうちの1種
    または2種以上を、パラチノースの固形分当り、固形分
    で5〜25%加えた混合水溶液を加熱濃縮した後、冷却
    することを特徴とする抗鮎蝕性のホンダント状含蜜糖の
    製造法。
JP55132278A 1980-09-25 1980-09-25 抗「う」蝕性のホンダント状含蜜糖およびその製造法 Expired JPS5846294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55132278A JPS5846294B2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25 抗「う」蝕性のホンダント状含蜜糖およびその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55132278A JPS5846294B2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25 抗「う」蝕性のホンダント状含蜜糖およびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5758852A JPS5758852A (en) 1982-04-08
JPS5846294B2 true JPS5846294B2 (ja) 1983-10-15

Family

ID=15077537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55132278A Expired JPS5846294B2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25 抗「う」蝕性のホンダント状含蜜糖およびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5846294B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63314190A (ja) * 1987-06-15 1988-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直流モ−タの駆動装置
JP2011120510A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Mitsui Sugar Co Ltd 糖衣組成物、当該糖衣組成物により被覆されたベーカリー製品及び当該ベーカリー製品の製造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE4770T1 (de) * 1979-11-07 1983-10-15 Tate & Lyle Public Limited Company Herstellung von produkten fuer den menschlichen oder tierischen konsum unter verwendung eines saccharose-ersatzstoffes.
JPS63112963A (ja) * 1986-10-30 1988-05-18 Mitsui Seito Kk 特殊飲食物
JPH04211341A (ja) * 1991-01-17 1992-08-03 Sueddeutshe Zucker Ag 甘味剤
JP4860840B2 (ja) * 2001-05-14 2012-01-25 三井製糖株式会社 集中力及び注意力を持続させる剤及び該剤を含む飲食物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63314190A (ja) * 1987-06-15 1988-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直流モ−タの駆動装置
JP2011120510A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Mitsui Sugar Co Ltd 糖衣組成物、当該糖衣組成物により被覆されたベーカリー製品及び当該ベーカリー製品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5758852A (en) 1982-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4695326A (en) Low-cariogenic sweetners
Hyvönen et al. Food technological evaluation of xylitol
US3894146A (en) Method for preventing occurrence of dental caries
US4681771A (en) Sweetener
WO1992006943A1 (en) Liquid xylitol
JPS5846294B2 (ja) 抗「う」蝕性のホンダント状含蜜糖およびその製造法
JPH0657123B2 (ja) メソ−エリスリトール微結晶含有流動性甘味料組成物
US4758660A (en) Crystalline erlose
US2305168A (en) Reducing sugar product and method of making same
DE69505437T2 (de) Kristalline Maltotetraosylglucosid, ihre Herstellung und Verwendung
JPH038186B2 (ja)
DE69519532T2 (de) Crystalline maltosylglucosid, Verfahren zu seiner Herstellung sowie seiner Verwendung
US3691013A (en) Process for producing ketose
JPH0889175A (ja) フォンダン様糖菓の製造方法
JP3182665B2 (ja) ツラノースの製造方法とその用途
JPS63270A (ja) ゼラチンチューイングゼリー
JPH06165700A (ja) ニストース結晶およびその製造方法
JPH01225457A (ja) 低甘味素材
JPH02234651A (ja) 低う蝕性飲食物の製造法
JP3173805B2 (ja) フラクトオリゴ糖含有シロップおよびその製造法
JPH0358702B2 (ja)
JPS58158145A (ja) 還元麦芽糖水飴類粉末の製造方法
JPS63309144A (ja) パラチノ−ス及びパラチノ−ス蜜を使用した結晶型ソフトキャンデ−及びその製造方法
JPH0553465B2 (ja)
JPH09224577A (ja) フォンダンおよびその製造方法