JPS5845948Y2 - バン型車内の移動用ガ−ドパイプの抜け防止機構 - Google Patents

バン型車内の移動用ガ−ドパイプの抜け防止機構

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Publication number
JPS5845948Y2
JPS5845948Y2 JP16779881U JP16779881U JPS5845948Y2 JP S5845948 Y2 JPS5845948 Y2 JP S5845948Y2 JP 16779881 U JP16779881 U JP 16779881U JP 16779881 U JP16779881 U JP 16779881U JP S5845948 Y2 JPS5845948 Y2 JP S5845948Y2
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JP
Japan
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rod
locking
horizontal rod
rods
locking rod
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Expired
Application number
JP16779881U
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English (en)
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JPS5873054U (ja
Inventor
和之 天田
優視 佐野
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
車体工業株式会社
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Publication date
Application filed by いすゞ自動車株式会社, 車体工業株式会社 filed Critical いすゞ自動車株式会社
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Publication of JPS5873054U publication Critical patent/JPS5873054U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパン型車内の移動用ガードパイプの抜は防止機
構に関する。
従来パン型自動車に於ける乗員に対する安全対策の一つ
として、車室内の前方の運転席或いは補助用の折り畳み
式の後部座席と後方の荷物室との間に、荷物室の収納容
積の変更に対応して変位出来るガードパイプを車内の両
側壁にかけて係脱自在に架設し、走行中や急停車時の際
の荷物の荷崩れによる乗員の危険を防止する方法がとら
れているが、倒れもガードパイプの横杆に附属させた伸
縮自在の機構が横杆の一端部のみに施され而も機構が複
雑であるため、車内の両側壁に架設する際の係脱操作が
行い難く、特に走行中の車体の横揺れによって横杆が伸
縮自在機構を設けた側に変位して伸縮機構が縮められる
と、横杆の他端が他方の固定具からたやすく抜は落ちて
しlい、横揺れに適応しにくくひいては乗員の安全性を
確保出来ないという欠点があった。
本考案はかかる従来の欠点を除去するため、ガードパイ
プの横杆の両端部に簡単な構造の伸縮自在の機構を設け
、特に車両の横揺れに適応性をもたせて抜は落ちること
を防止して係止状態を確実に保持し、lた架設の際や位
置換えの際の係脱操作を容易にすると共に車室内の前後
に移動する場合の室内幅に対する適応性より大きくする
ことを目的としたものである。
本考案の実施の一例を図面について説明すると、1はガ
ードパイプで、筒状の横杆2の左右に略直角に2本の縦
杆9,9を間隔を介して互いに平行に上方に向けて固着
し、対向した縦杆9,9に間隔を介して上下に平行な2
本の補強杆10,10を連結し、前記横杆2には左右の
端部寄りの周囲を縮径してスプリング止め3を形成し、
左右の端部内には外方向の弾力を保有したスプリング4
を夫々内装し、更に前記スプリング4の伸縮に応じて横
杆2内を摺動しつつ出入する筒状の係止杆5を嵌挿し、
係止杆5の端部5a寄りには鍔縁6を形成し、係止杆5
の途中外周にはスラスト溝7を穿設し、横杆2の左右端
部近くに横杆2の長手方向に直交して螺合したタップス
クリュ8の脚部8aをスラスト溝7に臨渣せて係止杆5
が横杆2から抜は落ちることを防止している。
前記スラスト溝7の長さは横杆2を車室内に架設するた
めに左右の係止杆5を横杆2内に引っ込め、また設置し
た後に左右の係止杆5の端部5aが後述の左右の固定具
への凹部トに嵌合するために横杆2より突出するのに必
要な間隔tに形成しである。
前記ガードパイプ1の横杆2を架設する車体イ内の左右
側壁口9口には、荷物室ハと後部座席二との境目と、後
部座席二を折り畳んで荷物室ハを拡大した際の運転席ホ
との境目の夫々の位置に固定具へか左右対向して固着し
である。
該固定具へは縦断面が略コ字型で、中央に係止杆5の端
部5aを嵌合する凹部トを形成し、該凹部トの中央には
基部チにネジ孔りを穿設すると共に基部チの裏面の下端
部に突起ヌを設ける。
そして固定具への複数個を後部座席二と運転席ホの夫々
の後方位置に於ける左右の側壁口に夫々対向して配置し
、側壁口に穿設した孔ルに突起ヌを嵌合し、ネジ孔りと
側壁へのネジ孔ヲにネジワを螺着して固定具へを夫々固
着する。
力は左右の縦杆9の上端を嵌合保持するため左右に設け
る軟質合成樹脂製の受具で、断面が略帽子形で外側面ヨ
の周囲には膨出縁夕を突設し、内部の受部しは車内方向
にやや長円形に形威し、走行中の車体の横揺れに応じて
ガードパイプが左右に動いた場合それに応じて縦杆9.
9の上端が左右に変位出来るようにしである。
そして車体イの天井ソの車中方向に取り付けであるレイ
ンフォースメントラには前記2つの受具力を嵌着する位
置に、周縁すを天井部側に折曲げ且つ受具力の外側面ヨ
の上部の外径に適合した長円形の嵌合部うを形成し、該
嵌合部うに受部しを下向きにして受具力の上部を下方か
ら押圧して嵌合すると膨出縁夕が周縁すに係止して脱落
することなく嵌着される。
尚、係止杆5の端部5aの周縁を第2図に示したように
面取りするか又は半球面(図示せず)に形成すると固定
具へに対する係止杆5の係脱が極めて円滑となり、横杆
2の架設・取り外しがより一層容易となる。
本考案は上述のように構成したので、ガードパイプ1を
荷物室部側に居て後部座席二の後方に設置する場合につ
いて説明すると、左右のタップスクリュ8をやや弛め脚
部8aの端面をスラスト溝7の内面から離して係止杆5
が出入出来るようにした状態で横杆2の左右端部近くを
夫々左右の手で持ち、左右の縦杆9の上端を左右の受具
力の受部しに嵌合させてガードパイプ1を直立支持し、
支持している左右の手の指を夫々左右の鍔縁6゜6にか
けスプリング4,4の弾力に抗して互いに内方向に少許
引き寄せて係止杆5,5を互いに横杆2内に引っ込め、
この状態で横杆2を固定具へ。
へに接近させ、係止杆5,5の端部を固定具へ。
への周縁ネ、ネに接触させつつ鍔縁6,6から指を放す
と同時に横杆2を少許前方に変位させ係止杆5.5の端
部5a 、5aが周縁ネ、ネを越えるとスプリング4,
4の弾力によって係止杆5,5は夫々外方向に突出して
凹部ト、トに嵌合して架設される。
また横杆2を架設する他の方法としては例えば左の係止
杆5の端部5aを左の固定具への凹部トに予め嵌合し、
把持している横杆2をスプリング4の弾力に抗して左の
固定具へ側にやや押すと同時に右の係止杆5の鍔縁6を
指で引き奇せてスプリング4の弾力に抗して係止杆5を
横杆2内に引っ込め、この状態で右の係止杆5の端部5
aを右の固定具への周縁ネに接触させつつ鍔縁6から指
を放すと同時に横杆2の右端部側を少許前方に変位させ
端部5aが固定具への周縁ネを越えるとスプリング4の
弾力によって係止杆5は突出して端部5aは凹部ト内に
嵌合し架設される。
そして、タップスクリュ8を当初のやや弛めた儂の状態
で脚部8aの端面8bがスラスト溝7の内面7aを圧接
しない状態にしておけば、横杆2は左右の係止杆5に対
し左右に摺動自在となる。
また必要に応じて左右の係止杆5をスプリング4の弾力
によって左右外方に突出した状態でタップスクリュ8を
更に螺合して脚部8aの端面8bによってスラスト溝7
の内面7aを圧接すると係止杆5は横杆2に対して固定
されてガードパイプは固定される。
次に、ガードパイプ1を取り除いたり移動するために外
す場合は、架設する場合と同様に横杆2の左右端部を手
で持ち、左右の係止杆5,5の鍔縁6,6を指先で少許
引き寄せて係止杆5,5をスプリング4,4の弾力に抗
して横杆2内に互いに内方向に少許引っ込めて係止杆5
,5の端部5a、5aを固定具へ、への周縁ネ、ネ1で
変位させて凹部ト、トより外し、この状態で横杆2を手
前に引き寄せれば横杆2は固定具へ、へより外れ、更に
横杆2を少許下降させれば左右の縦杆9.9の上端は受
具力、力より外れる。
渣た外す他の方法としては横杆2を例えば左方に押して
スプリング4の弾力に抗して左の係止杆5を横杆2内に
引っ込め、右の係止杆5の鍔縁6を指先で引き寄せて端
部5aが固定具への周縁ネに接触する位置1で係止杆5
を引っ込め、この状態で横杆2の指先をかけている鍔縁
6側を手前方向に少許弓けば右の係止杆5は固定具へよ
り外れ横杆2をやや右下方にずらすと左の係止杆5が左
の固定具へより外れ、同時に縦杆9,9の上端も受具力
、功より外れる。
後部座席二を折り畳んで運転席ホの後にガードパイプ1
を設置したり、そこから外したりする場合も前記同様に
操作する。
ガードパイプの設置又は取り外し時や走行中の車体の横
揺れ時に於ける横杆2の左右動に伴って左右の縦杆9,
9の上端も左右に変位するが、上端を嵌合した受具力、
力の凹部ト、トは車中方向にやや長円形であるので縦杆
9,9もある程度左右に変位して支障を生ずることはな
い。
依って本考案によれば、横杆の左右端部にスプリングを
介して係止杆を出入自在に嵌挿したことにより、タップ
スクリュをやや弛めておけば走行中やカーブの際に車体
の横揺れに伴って横杆が左右に動いても、それに応じて
一方のスプリングが縮めば他方のスプリングが伸長し、
横揺れは左右のスプリングによって調整され、左右の係
止杆は常に横杆より突出した状態を保って左右の何れの
固定具からも抜は落ちることが防止され、カードパイプ
の横揺れに対する適応性が大きく、設置状態が確実に保
持され、乗員の安全性が充分確保出来る。
また、ガードパイプの設置或いは取り外しの操作も、タ
ップスクリュを弛めた11で係止杆が横杆に対して出入
自在となっている状態に於いて鍔縁を指で少許引き寄せ
て係止杆を横杆内に引つ込斗せ、係止杆の端部が固定具
の周縁に接触する位置で指を解放すると同時に横杆を前
又は後に少許変位させればよいので操作が簡単で、車室
内でのカードパイプの移動操作も簡単迅速に行うことが
出来る。
また左右の係止杆の夫々にスラスト溝を設けて、横杆の
左右端部に於いて左右の係止杆を夫々のスラスト溝の間
隔の範囲で左右に出入させることが出来るので、ガード
パイプを車室内の前後に移動した場合も室内中の相違に
対する適応性が犬である。
更にガードパイプを設置した状態で、必要に応じて左右
のタップスクリュを締め付けて脚部の端面をスラス・ト
溝の表面に圧接して左右の係止杆を横杆に対して固定す
れば、ガードパイプは確固に固定され、乗員の安全性の
確保はより一層大きくなり、係止杆の出入を自由にした
場合と併せて、積荷の多少・種類・荷重の相違や走行路
面の良否に応じてカードパイプの設置状態を自由に選択
出来、ガードパイプを外した場合も横杆に螺合したタッ
プスクリュの脚部が係止杆のスラスト溝に臨1せである
ので係止杆が横杆から抜は落ちるおそれがなく、構造も
簡単である等の実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は本考案
のガードパイプの正面図、第2図は車内の両側壁に架設
した横杆の左右端部の一方を破断した正面図、第3図は
第2図のAA線縦断側面図、第4図は縦パイプと車両の
天井部との係止状態を示した縦断正面図、第5図は第4
図のBB線横断底面図、第6図は本考案のガードパイプ
をバど型車両の後部座席の後方に設置した状態の説明図
、第7図は後部座席を折り畳んで運転席の後方に本考案
のガードパイプを設置した状態の説明図である。 符号、1・・・ガードパイプ、2・・・横杆、3・・・
スプリング止め、4・・・スプリング、5・・・係止杆
、5a・・・端部、6・・・鍔縁、7・・・スラスト溝
、7a・・・内面、8・・・タップスクリュ、8a・・
・脚部、8b・・・端面、9・・・縦杆、10・・・補
強杆、t・・・間隔(スラスト溝の)、イ・・・車体、
口・・・左右側壁、ハ・・・荷物室、二・・・後部座席
、ホ・・・運転席、へ・・・固定具、ト・・・凹部、チ
・・・基部、す・・・ネジ孔(固定具への)ヌ・・・突
起、ル・・・孔、ヲ・・・ネジ孔(側壁口の)ワ・・・
ネジ、力・・−受具、ヨ・・・外側面、夕・・・膨張縁
、し・・・受部、ソ・・・天井、ツ・・・レインフォー
スメント、ネ・・・周縁(固定具への)す・・・周縁(
嵌合部うの入う・・・嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガードパイプ1の筒状の横杆2の左右の端部寄りにスプ
    リング止め3を形成すると共に端部内に外方向に向う弾
    力を有するスプリング4を介して係止杆5を出入自在に
    嵌合し、左右の係止杆5の端部寄りに鍔縁6を形成する
    と共に係止杆5の外周に長手方向にスラスト溝7を穿設
    し、前記スラスト溝7に横杆2の左右の端部に螺合した
    タップスクリュ8の脚部8aを臨1せたことを特徴とす
    るパン型車内の移動用ガードパイプの抜は防止機構。
JP16779881U 1981-11-11 1981-11-11 バン型車内の移動用ガ−ドパイプの抜け防止機構 Expired JPS5845948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16779881U JPS5845948Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 バン型車内の移動用ガ−ドパイプの抜け防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16779881U JPS5845948Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 バン型車内の移動用ガ−ドパイプの抜け防止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5873054U JPS5873054U (ja) 1983-05-17
JPS5845948Y2 true JPS5845948Y2 (ja) 1983-10-19

Family

ID=29959868

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JP16779881U Expired JPS5845948Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 バン型車内の移動用ガ−ドパイプの抜け防止機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617412U (ja) * 1984-06-21 1986-01-17 いすゞ自動車株式会社 小荷物配送用車両

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JPS5873054U (ja) 1983-05-17

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