JPS5845811Y2 - 超音波霧化装置 - Google Patents

超音波霧化装置

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Publication number
JPS5845811Y2
JPS5845811Y2 JP17506079U JP17506079U JPS5845811Y2 JP S5845811 Y2 JPS5845811 Y2 JP S5845811Y2 JP 17506079 U JP17506079 U JP 17506079U JP 17506079 U JP17506079 U JP 17506079U JP S5845811 Y2 JPS5845811 Y2 JP S5845811Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atomization
atomization chamber
chamber
ultrasonic
liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP17506079U
Other languages
English (en)
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JPS5690974U (ja
Inventor
幸三 川崎
和貴 浦
明夫 西野
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP17506079U priority Critical patent/JPS5845811Y2/ja
Publication of JPS5690974U publication Critical patent/JPS5690974U/ja
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Publication of JPS5845811Y2 publication Critical patent/JPS5845811Y2/ja
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  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超音波振動子から液中に放射された超音波に
より液体を霧化する超音波霧化装置に関し、霧化室内に
発生した霧を外部に送出する際に霧が液化するのを防ぎ
、霧の送出効率を向上させることにより、超音波霧化装
置の霧化量を向上させることを目的とするもので゛ある
第1図に従来の超音波霧化装置の一例を断面図にて示す
第1図において、1は霧化水槽で、霧化液2を入れると
ともにその底面には超音波を放射する超音波振動子3が
取付けられている。
また、この霧化水槽1には、霧化室6に風を送り込むた
めの通風筒4が水面に突出して設けられている。
霧化水槽1の上部には霧化室カバー5が取付けられてい
るが、この霧化室カバー5は二重構造となっており、霧
化水槽1とかん合する外壁5aと霧化液の水面下まで延
長された内壁5bが存在する。
また、内壁5bの内側は、分離壁5Cによって霧化室6
と通風筒4より送り込まれた風を該霧化室6に導く通風
室7とに分離されている。
霧化室6の上部には、霧化室6内で発生した霧を外部に
吹き出すノズル8が取付けられている。
つまり、通風筒4より上方に出た風は、第1図に矢印で
示すように通風室7内で下方に向きを変え分離壁5Cと
液面の間から霧化室6内に入り、霧化室6内の霧をノズ
ル8を通して外部に送出する構造となっている。
また、2aは液柱である。この従来例の利点は、霧化室
カバー5を二重構造とし、その内壁5bが水面下まで延
長されているため、霧化室6が霧化液によってふたをさ
れた形になり、霧化室6からの風のもれがなくなること
である。
しかし、霧化室6への風の流入が分離壁5Cと液面の間
からのみで一方向であるため、霧化室6内での風の流れ
に片寄りが生じ、霧化室6内で発生した霧は分離壁5C
と反対側に吹き寄せられるため、霧が霧化室6内面に付
着して液化しやすく、霧化効率をそこなう欠点があった
本考案は、上記従来例の利点は保ったまま欠点をなくシ
、霧化効率を改善するものである。
ここで、超音波により発生した霧が霧化室内面に付着し
て液化するのを防ぐには霧化室内の風ができるだけ片よ
り蛇行なく霧化室内を流れるようにすることが重要であ
る。
そのためには霧化室周囲の壁面付近から均一に風を霧化
室に送り込むことである。
上記の考えに基づいた本考案の一実施例を第2図と第3
図に示す。
第2図は霧化室の断面図であり、第3図は霧化室カバー
5を霧化液側から見た図である。
また、第2図、第3図において第1図と同一個所は同一
番号で示す。
そして、本考案は霧化室6の液面側開口部に風の流入位
置を制御する制御板9を設けたことを特徴とする。
この制御板9は液柱2aが通過する部分に対応して設け
られた開口部13と霧化室6の壁面付近に対応して設け
られた開口部10,11.12のみが開口した形状にな
っており、この開口部10〜13以外からの霧化室6へ
の風の流入をさまたげている。
従って、通風室7から霧化室6へ流入する風は第2図に
矢印にて示すように制御板9と霧化室6の壁面との間隙
及び制御板9と液柱2aとの間隙のみから流入するが、
制御板9と液柱2aとの間隙は小さいため、はとんど制
御板9と霧化室6の壁面との間隙から流入させることが
できる。
また、この制御板9と霧化室6の壁面との間隙は第3図
に示すように霧化室6の壁面の全周に分布して設けられ
ているため、霧化室6への風の流入は霧化室6の壁面の
全周に分布してほぼ均一に流入させることができる。
つまり、通風室7から霧化室6へ向かう風は一方向でも
霧化室6内へ流入する風は、霧化室6の壁面付近からほ
ぼ均一に流入することになる。
このため霧化室6内の霧はこの風につつみ込まれるよう
に流れ、片寄りや蛇行することなくノズル8の方向に流
れるため、壁面に付着して液化するのを軽減することが
でき、結果的に霧化量を向上させることができる。
本考案による霧化量向上効果を実測した結果を第4図に
示す。
第4図aは第1図の従来の霧化装置による1時間当りの
霧化量の度数分布であり、第4図すは第2図の本考案に
よる霧化装置の1時間当り霧化量の度数分布である。
この結果は本考案により1時間当り霧化量が約50 c
c内向上ることを示しており、霧化効率を10%以上改
善できることを示している。
また、本考案の特徴である制御板9は霧化室6の液面側
開口部をふさぐ形で設けられるため、液柱2aから発生
する大つぶの水滴が直接水面に落下するのを防止するこ
とができ、耳ざわりな水滴音を低減する効果も有してい
る。
以上のように、本考案の超音波霧化装置は簡単な構造で
もって霧化効率を向上させることができ、その実用性は
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の超音波霧化装置の一例を示す断面図、第
2図は本考案による超音波霧化装置の一実施例を示す断
面図、第3図は第2図の本考案による超音波霧化装置に
おける霧化室カバーを液面側から見た図、第4図a、b
は第1図の従来の超音波霧化装置の1時間当り霧化量と
第2図の本考案による超音波霧化装置の1時間当り霧化
量を度数分布で比較した図である。 2a・・・・・・液柱、6・・・・・・霧化室、9・・
・・・・制御板、10゜11.12.13・・・・・・
開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波により液面に形成される液柱と該液柱から発生す
    る霧をとり囲む霧化室を有し、上記霧化室下部より該霧
    化室に流入する風によって霧を該霧化室上部から送出す
    る構成の超音波霧化装置において、上記霧化室底部の液
    面近くに液柱が通過する部分と該霧化室側壁の周囲を開
    口した制御板を設け、上記霧化室への風が主として該霧
    化室側壁下部の周囲から流入するようにしたことを特徴
    とする超音波霧化装置。
JP17506079U 1979-12-17 1979-12-17 超音波霧化装置 Expired JPS5845811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17506079U JPS5845811Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 超音波霧化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17506079U JPS5845811Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 超音波霧化装置

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Publication Number Publication Date
JPS5690974U JPS5690974U (ja) 1981-07-20
JPS5845811Y2 true JPS5845811Y2 (ja) 1983-10-18

Family

ID=29685753

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JP17506079U Expired JPS5845811Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 超音波霧化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5631174B2 (ja) * 2010-11-24 2014-11-26 本田技研工業株式会社 シーディング装置
JP5502708B2 (ja) * 2010-11-24 2014-05-28 本田技研工業株式会社 シーディング装置
CN207035397U (zh) * 2017-07-11 2018-02-23 深圳市邻友通科技发展有限公司 落水消声机构及雾化器

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JPS5690974U (ja) 1981-07-20

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