JPS5833820Y2 - 超音波霧化装置 - Google Patents

超音波霧化装置

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Publication number
JPS5833820Y2
JPS5833820Y2 JP8631679U JP8631679U JPS5833820Y2 JP S5833820 Y2 JPS5833820 Y2 JP S5833820Y2 JP 8631679 U JP8631679 U JP 8631679U JP 8631679 U JP8631679 U JP 8631679U JP S5833820 Y2 JPS5833820 Y2 JP S5833820Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
water
water column
baffle plate
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP8631679U
Other languages
English (en)
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JPS562971U (ja
Inventor
和貴 浦
幸三 川崎
健六 谷
俊春 田中
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Publication of JPS562971U publication Critical patent/JPS562971U/ja
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  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波霧化装置の改良に関するものであり、超
音波により液体を霧化する際に発生する液体の水滴音を
低減する構造の改良に関するものである。
超音波霧化装置は霧化室内の液体の下部よリ一定強度の
超音波を液面上に向けて放射することにより、放射方向
に噴水状の水柱が形成され、該水柱の先端部付近で微細
な粒子が発生して霧化されるものである。
そして、上記噴水状の水柱の先端付近では微細な粒子と
ともに霧化しない大きな液体の水滴も連続して発生する
が、この大きな水滴がそのまま液面に落下すると水滴音
が発生し、静かな室内で霧化装置を使用する場合にかな
り耳ざわりな雑音となるものである。
この水滴音を消去する対策を施した超音波霧化装置を実
願昭53−128282号として先に本出願人は出願し
ている。
これは穴あきじゃへい板をその穴に前記噴水状の水柱を
通過せしめるように設置し、落下する水滴をしやへい板
で受け、水滴を水流に還元して元の液体に流れ込む構造
にしたものである。
第1図にこの水音消去構造を設けた超音波霧化装置の一
例を示しており、液体1が所定量入っている霧化室2の
底部にチャンバーベース4を設け、このチャンバーベー
ス4の穴に圧電振動子3が保持具5によって取付けられ
ている。
この圧電振動子3は電気的に固有の周波数で駆動され、
液体1の液面には振動子3の振動子面の垂直軸方向に噴
水状の水柱6が形成され、該水柱6の先端部付近には大
きな液体粒子等の水滴7および微細粒子状の霧8が発生
し、送風口9からの送風により霧8は霧化室2に設けら
れた排出筒10より強制的に吐出されるようになってい
る。
この時大きな水滴7は排出筒10からは吐出されず、重
力によって落下する。
そこで液面と排出筒10の間に氷柱6が通過する穴12
を開けた穴あきじゃへい板11を設け、水滴7の大きな
ものはこのしやへい板11上に落下せしめ、直接液面に
は落下しない構造とすることにより、水滴音を消去する
構造としている。
ここで、上記しゃへい板11は水平面に対し傾斜をもつ
ように設置されており、しやへい板11上に落下した水
滴は傾斜に沿って流れ、しやへい板11と排出筒10の
最下部との間に設けられた流出部13を通じて元の液体
1に流れ込む構成となっている。
しかし、この構造では以下に述べるような不都合が見ら
れることを本考案者らは見出した。
すなわち、この構造による水音消去は水柱6が通過する
じゃへい板11の穴12が小さい程効果が高いが、水柱
6は常に同じ位置にあるわけではなく液面の波打ち等の
原因によって多少のゆらぎがあるため、穴12が小さす
ぎたり、組立のバラツキによって穴位置がずれると、水
柱6がしやへい板11の穴12の周辺部に直接当ること
がある。
すると圧電振動子3から発生している超音波かじゃへい
板11で反射され、この反射波は霧化室2や圧電振動子
3に当り、樹脂材料で形成されることの多い霧化室2を
溶融変形させたり、圧電振動子3の劣化を促進する原因
となる。
特にこの反射波が定在波を形成すると、その影響は増々
大きくなる。
また、霧化室2中の水位は霧化装置を静置した場合には
給水タンクの弁によってほぼ一定に保たれるが、霧化装
置を持ち運んだりして振動を与えると給水タンクからの
給水が過剰となって水位が高くなす、シやへい板11が
液面または液中に位置するようになる場合がある。
その場合、しやへい板11からの超音波の反射はより大
きくなり、上述した霧化室2の溶融変形や圧電振動子3
の劣化が起りやすくなる。
本考案は上記のような欠点を改善し、水滴音消去をより
完全なものにした超音波霧化装置を提供しようとするも
のである。
以下、本考案の一実施例について第2図および第3図イ
9口とともに上記と同一個所には同一番号を付して説明
する。
本考案は中央部に穴15を有する穴あきじゃへい板14
をその穴15に水柱6を通過せしめるように設置し、落
下する水滴7をしやへい板14で受けることにより水滴
音を消去する構造は第1図と同様であるが、穴あきじゃ
へい板14を第3図イ9口に示すように網状に形成する
ことを特長としている。
この網状のじゃへい板14は線状のものを編んで形成し
てもよく、板状のものに多数の小穴を設けて形成しても
よい。
また、しやへい板14の取付けは液面に対し傾斜して取
付けても水平に取付けてもよく、かつ取付位置は第2図
の一実施例のように排出筒10の下部に取付けるだけで
なく、霧化室2の底部または壁面に適宜の手段によって
取付けてもよい。
本考案のように穴あきじゃへい板を網状に形成すると、
水柱かじゃへい板に当ったり、しやへい板が液中に没し
ても、しやへい板を超音波が通過するため反射波を非常
に小さくすることができ、前記のような霧化室や圧電振
動子への影響をなくすことができる。
一方、落下する大きな水滴は網状のじゃへい板で受けら
れ減速された後に液面に落ちるが、しやへい板と液面の
間隔が通常10mm程度と小さいため、はとんど連続流
となって液面に落ち、その水滴音消去効果は第1図の構
造の場合と同等以上である。
このように本考案は超音波により液体を霧化する際に発
生する液体の水滴音を低減することができ、かつじゃへ
い板からの超音波の反射波を非常に小さくして霧化室や
圧電振動子への影響をなくすることができる超音波霧化
装置を提供することができるものであり、その実用性は
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人の出願である超音波霧化装置の断面図
、第2図は本考案に係る超音波霧化装置の一実施例を示
す断面図、第3図イ1口は同装置を構成する穴あきじゃ
へい板の上面図と断面図である。 1・・・・・・液体、2・・・・・・霧化室、3・・・
・・・圧電振動子、6・・・・・・水柱、8・・・・・
・霧、14・・・・・・穴あきじゃへい板、15・・・
・・・穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 霧化室の底部に取付けられた圧電振動子によってその霧
    化室内の液体中に放射された超音波振動により液面に水
    柱を形成し、この水柱により微細粒子の霧を発生させる
    構成とし、かつ網状に形成され中央部に穴を有する穴あ
    きじゃへい板を、その穴を上記水柱が通過するように位
    置せしめてなる超音波霧化装置。
JP8631679U 1979-06-22 1979-06-22 超音波霧化装置 Expired JPS5833820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8631679U JPS5833820Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 超音波霧化装置

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JP8631679U JPS5833820Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 超音波霧化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS562971U JPS562971U (ja) 1981-01-12
JPS5833820Y2 true JPS5833820Y2 (ja) 1983-07-28

Family

ID=29319541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8631679U Expired JPS5833820Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 超音波霧化装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313152U (ja) * 1989-06-24 1991-02-08

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JPS562971U (ja) 1981-01-12

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