JPS5845516Y2 - 逆転可能な同期モ−タ - Google Patents

逆転可能な同期モ−タ

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JPS5845516Y2
JPS5845516Y2 JP1978042512U JP4251278U JPS5845516Y2 JP S5845516 Y2 JPS5845516 Y2 JP S5845516Y2 JP 1978042512 U JP1978042512 U JP 1978042512U JP 4251278 U JP4251278 U JP 4251278U JP S5845516 Y2 JPS5845516 Y2 JP S5845516Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pole
poles
magnetic
synchronous motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978042512U
Other languages
English (en)
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JPS54144205U (ja
Inventor
行宏 長堀
Original Assignee
ジエコ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ジエコ−株式会社 filed Critical ジエコ−株式会社
Priority to JP1978042512U priority Critical patent/JPS5845516Y2/ja
Publication of JPS54144205U publication Critical patent/JPS54144205U/ja
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遠隔修正型の水晶時計などに使用して好適であ
る逆転可能な同期モータに関するものである。
一般に水晶時計は、水晶振動子の電気発振を数ヘルツ以
下の低周波電気振動に分周し、これでステップモータを
駆動して時刻表示を行なうようになっている。
この水晶時計を指針修正する場合は、通常の時計と同様
に機械的に時分針歯車を外部から直接回転させている。
しかし親子時計などのように遠隔操作をする時計におい
ては、子時計を直接に指針修正することは困難なので、
ステップモータが追従しうる範囲で高い周波数のパルス
を送って指針を高速で回転させて修正を行なっていた。
しかしながらこのような修正方法では、ステップモータ
は一定方向しか回転しないので指針の位置によってはほ
ぼ12時間分の修正を行なう必要があり、修正に長時間
を要するという問題があった。
これを改善するために、ステータ磁極はロータ回転方向
に対称にしてどちらの方向にも回転するようになし、ス
テータ磁極にレバーの先につけた磁石をロータ回転方向
に移動可能に取付け、レバーを操作して磁石の位置を変
位させロータの静止位置を決めて磁石位置に応じて所定
方向に回転させる構造のステップモータが提案されてい
る。
しかしながらこの方式のステップモータによるとロータ
の回転時に磁石の磁束がロータの磁極に作用してロータ
の回転を防げるように動作しモータとして十分なトルク
が得られなくなるという欠点があった。
本考案はこのような欠点を解消するために考えられたも
ので、その目的とするところは、モータとしての効率も
高く正逆両方向に容易に回転するような逆転可能な同期
モータを提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は、交互に異
極性となるように励磁され、中央凹部の空間部と両端凸
部の主極が形成された一対のステータ磁極の磁極部間に
、周辺が交互に異極の磁極となったロータを回転自在に
配設し、空間部にロータの磁極間隔のほぼ半分の角度範
囲だけ回転し得る補極を設けたものである。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る逆転可能な同期モータの一実施例
の平面図、第2図はその■−■断面図、第3図は補極体
の斜視図である。
対向するステータ磁極1,2の間にはそれぞれ半円形の
切欠部が設けられて1対の磁極部が形成され、その切矢
部にロータ軸3を中心に回転自在にロータ磁石4が配置
される。
ステータ磁極1の磁極部の両端は凸部になって対称形の
主極5,6、ステータ磁極2の磁極部の両端は凸部にな
って対称形の主極7゜8がそれぞれ形成される。
主極5,6の間は中心に対して凹んで空間部が形成され
、この部分に非磁性材料からなる補極体10の突出部が
配置される。
この突出部は中央部の磁性材料からなる補極11とこの
補極11の両側の回転角規制部12゜13とからなる。
主極7,80間にも同様に補極14と回転角規制部15
,16からなる突出部が配置される。
補極体10は、第3図に示すように対称位置に突出部を
有する円筒形に形成され、補極11,14をインサート
してプラスチックなどを成形して作られる。
な釦、1γは補極体10を回転させるための一体成形さ
れた駆動レバーである。
また補極体10は、第2図に示すようにステータ磁極1
,2に固着した補極体受け18により上下方向を支持さ
れている。
さらに補極体受け18の中心部に設けられた軸受19に
ロータ軸3が軸支される。
一方ロータ磁石4の周辺には、N。Sのロータ磁極が交
互に10極着磁して形成される。
従ってロータ磁極の角度間隔は36になる。補極体10
の突出部は主極間にそれぞれ配置されているが、主極間
の角度範囲よりロータ磁極の磁極間隔(36)のほぼ半
分(18)だけ小さな角度になるように回転角規制部1
2,13および15.16が形成されている。
このため補極体10および補極11,14はステータ磁
極1,2に対してロータ磁極の磁極間隔のほぼ半分の角
度範囲だけ主極間を回転し得ることになる。
第1図は補極体10を図でみて反時計方向に回転して回
転角規制部12および16が主極5ネ・よび8に当って
止った状態を示している。
この状態では、補極11にロータ磁極N、補極14にロ
ータ磁極Sがそれぞれ吸引されて対向しているのでロー
タ磁石4は静止時に図の位置にあり、ステータ磁極1゜
2が励磁されると、ロータ磁石4は矢印のように反時計
方向に回転起動する。
ここで、電磁石などにより駆動レバー17を動作して補
極体10を時計方向に回転させると、回転角規制部13
釦よび15が主極6および7に当って止る。
第4図は、このように補極体10を第1図の位置から時
計方向にロータ磁極間隔のほぼ半分の角度だけ回転した
状態の平面図である。
この状態では、補極11にロータ磁極N、補極14にロ
ータ磁極Sがそれぞれ吸引されて対向しているのでロー
タ磁石4は静止時に図の位置にあり、ステータ磁極1,
2が励磁されるとロータ磁石4は矢印のように時計方向
に回転起動する。
このように駆動レバー17を電磁力などにより動作する
だけでロータ磁石4は正逆いずれの方向にも回転し、し
かも補極11,14は通常の同期モータの補極と同じに
励磁されてトルク発生に寄与するためモータの効率が落
ちることもない。
第5図は他の実施例の補極体の斜視図である。
非磁性材料からなる補極体20に設けられたL字形の補
極21,24は第3図の実施例と同様に主極間に配置さ
れるようになっている。
なお27は駆動レバー、29は軸受孔である。
この実施例では、回転角規制部はそれぞれステータ磁極
1,2の主極間に各主極に接触して固着される。
従って補極21.24は回転角規制部間を回転移動する
ことになる。
この考案はステップ型のほか各種の同期モータに適応す
ることができる。
以上のように本考案に係る逆転可能な同期モータによる
と、簡単な構造でモータ効率を落すことなく、正逆回転
を自在に制御することができるため、親子時計などに使
用して遠隔修正がきわめて容易になるとともに、磁極部
の主極間の空間部に補極が設けられるのでスペースが有
効に使え、かつ補極はロータ磁極間隔のほぼ半分の角度
だけ回転し得るためにロータの正逆転動作が確実になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る逆転可能な同期モータの一実施例
の平面図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は補
極体の斜視図、第4図は第1図の状態から補極体を回転
した状態の平面図;第5図は他の実施例の補極体の斜視
図である。 1.2・・・ステータ磁L 3・・・ロータ軸、4・
・・ロータ磁石、5,6,7,8・・・主極、1o・・
・補極体、11.14・・・補極、12,13,15,
16・・・回転角規制部、17・・・駆動レバー 18
・・・補極体受け、19・・軸受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周辺に交互に異極の磁極を複数配列し回転自在に配置さ
    れたロータと、このロータと間隔をおいて対向し交互に
    異極性となるように励磁される1対の磁極部を有し、こ
    れら磁極部は中央の部分が凹部となって空間部が形成さ
    れるとともに、両端の部分が凸部となって主極が形成さ
    れたステータ磁極と、前記ロータの互いに隣接する磁極
    の角度間隔のほぼ半分の角度範囲だけ回転し得るように
    前記空間部内に配置された補極とを備えたことを特徴と
    する逆転可能な同期モータ。
JP1978042512U 1978-03-31 1978-03-31 逆転可能な同期モ−タ Expired JPS5845516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978042512U JPS5845516Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31 逆転可能な同期モ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978042512U JPS5845516Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31 逆転可能な同期モ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54144205U JPS54144205U (ja) 1979-10-06
JPS5845516Y2 true JPS5845516Y2 (ja) 1983-10-15

Family

ID=28915157

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978042512U Expired JPS5845516Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31 逆転可能な同期モ−タ

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JP (1) JPS5845516Y2 (ja)

Also Published As

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JPS54144205U (ja) 1979-10-06

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