JPH0134554Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0134554Y2 JPH0134554Y2 JP9717282U JP9717282U JPH0134554Y2 JP H0134554 Y2 JPH0134554 Y2 JP H0134554Y2 JP 9717282 U JP9717282 U JP 9717282U JP 9717282 U JP9717282 U JP 9717282U JP H0134554 Y2 JPH0134554 Y2 JP H0134554Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- magnetic pole
- stator magnetic
- magnetic poles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Stepping Motors (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は2方向に回転可能なステツプモータに
関するものである。
関するものである。
近年、水晶時計が普及してきているが、離れた
所に設置しても修正が可能なリモートコントロー
ル修正式の水晶時計が要求されている。しかしな
がら水晶時計は一般にステツプモータによつて駆
動するため、回転方向が一定方向に規正され修正
用には使いにくかつた。修正用の駆動源として直
流モータを使うこともできるが、直流モータは耐
久性、電気ノイズ発生等の問題があつた。
所に設置しても修正が可能なリモートコントロー
ル修正式の水晶時計が要求されている。しかしな
がら水晶時計は一般にステツプモータによつて駆
動するため、回転方向が一定方向に規正され修正
用には使いにくかつた。修正用の駆動源として直
流モータを使うこともできるが、直流モータは耐
久性、電気ノイズ発生等の問題があつた。
また、2相式のステツプモータはコイルに供給
する信号の位相を制御することによつて2方向に
回転駆動することができるが、このようにステツ
プモータは精密に構成されるためコストが高く、
駆動回路も複雑になり、水晶時計には適用できな
かつた。
する信号の位相を制御することによつて2方向に
回転駆動することができるが、このようにステツ
プモータは精密に構成されるためコストが高く、
駆動回路も複雑になり、水晶時計には適用できな
かつた。
本考案はこのような従来の問題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、簡
単な構造によつていずれの方向にも回転できる2
方向回転形ステツプモータを提供することにあ
る。
になされたもので、その目的とするところは、簡
単な構造によつていずれの方向にも回転できる2
方向回転形ステツプモータを提供することにあ
る。
本考案はこのような目的を達成するために、ロ
ータの上下部に2組のステータを配置させ、各ス
テータの磁極部に互いに反対方向にロータを回転
させるための開口部と対向中心線に対して互いに
対称になる位置にロータ静止位置を決めるための
レツチ部をそれぞれ設けたものである。
ータの上下部に2組のステータを配置させ、各ス
テータの磁極部に互いに反対方向にロータを回転
させるための開口部と対向中心線に対して互いに
対称になる位置にロータ静止位置を決めるための
レツチ部をそれぞれ設けたものである。
以下本考案を図面によつて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る2方向回転形ステツプモ
ータの一実施例の平面図を示し、第2図はその正
面図を示す。
ータの一実施例の平面図を示し、第2図はその正
面図を示す。
図において、ロータ1は円柱形のフエライトか
らなり、その外周面に磁極N1,S1,N2,S2,
N3,S3が交互になるように等間隔(60゜おき)に
着磁されている。このロータ1はロータ軸2に固
定され第2図に示す受板3a,3bによつて回転
自在に支持されている。
らなり、その外周面に磁極N1,S1,N2,S2,
N3,S3が交互になるように等間隔(60゜おき)に
着磁されている。このロータ1はロータ軸2に固
定され第2図に示す受板3a,3bによつて回転
自在に支持されている。
一方、4,5はロータ1を介して閉磁路を形成
するステータであり、そのステータ磁極部4a,
5aは半円状の欠除部が形成されロータ1の外周
面と間隙をおいて対向するようになつている。そ
して、ステータ磁極部4a,5aの磁極端には、
対向中心線aに対して非対称にかつ回転中心線
(ロータ軸の位置)に対称に両端が所定の間隙を
もつて対向する開口部6,7が形成されている。
また、ステータ磁極4a,5aの欠除部内面に対
向中心線aから30゜はなれた位置に凹状のノツチ
部4b,5bが形成されている。ここで、開口部
6,7の位置によつてロータ1の回転方向が決ま
り、また、ノツチ部4b,5bの位置によつてロ
ータ1の静止位置が決まる。第1図では、磁極
N1,S2が対向中心線a上に位置し、磁極N1とS1
の中間にノツチ部4bが位置し、磁極S2とN3の
中間にノツチ部5bが位置する状態でロータ1は
ステータ磁極間に静止している。
するステータであり、そのステータ磁極部4a,
5aは半円状の欠除部が形成されロータ1の外周
面と間隙をおいて対向するようになつている。そ
して、ステータ磁極部4a,5aの磁極端には、
対向中心線aに対して非対称にかつ回転中心線
(ロータ軸の位置)に対称に両端が所定の間隙を
もつて対向する開口部6,7が形成されている。
また、ステータ磁極4a,5aの欠除部内面に対
向中心線aから30゜はなれた位置に凹状のノツチ
部4b,5bが形成されている。ここで、開口部
6,7の位置によつてロータ1の回転方向が決ま
り、また、ノツチ部4b,5bの位置によつてロ
ータ1の静止位置が決まる。第1図では、磁極
N1,S2が対向中心線a上に位置し、磁極N1とS1
の中間にノツチ部4bが位置し、磁極S2とN3の
中間にノツチ部5bが位置する状態でロータ1は
ステータ磁極間に静止している。
ステータ4,5のステータ磁極部4a,5aと
反対側の端になる基部4c,5cは、対向中心線
aと平行に伸びて互いに接触し、この部分にはボ
ビン8に巻かれたコイル9が設けられている。こ
のコイル9に通電することによつてステータ磁極
部4a,5aが励磁されるようになつている。
反対側の端になる基部4c,5cは、対向中心線
aと平行に伸びて互いに接触し、この部分にはボ
ビン8に巻かれたコイル9が設けられている。こ
のコイル9に通電することによつてステータ磁極
部4a,5aが励磁されるようになつている。
以上で第1のステータについて説明したが、こ
れと全く同じ構造で第2のステータが設けられて
いる。すなわち、ステータ14,15はステータ
4,5を対向中心線aを中心に裏返した形状に形
成されている。14b,15bはノツチ部、15
aはステータ磁極部、14c,15cは基部、1
6,17は開口部、18はボビン、19はコイル
である。なお、ステータ磁極部14aは図示して
いない。
れと全く同じ構造で第2のステータが設けられて
いる。すなわち、ステータ14,15はステータ
4,5を対向中心線aを中心に裏返した形状に形
成されている。14b,15bはノツチ部、15
aはステータ磁極部、14c,15cは基部、1
6,17は開口部、18はボビン、19はコイル
である。なお、ステータ磁極部14aは図示して
いない。
ステータ4,5とステータ14,15は非磁性
材からなる中板20a,20b(20aは図示せ
ず)によつて軸方向に所定間隔はなれて保持され
ている。この結果、ステータ磁極部4a,5aは
ロータ1の上部に対向し、ステータ磁極部14
a,15aはロータ1の下部に対向することにな
る。
材からなる中板20a,20b(20aは図示せ
ず)によつて軸方向に所定間隔はなれて保持され
ている。この結果、ステータ磁極部4a,5aは
ロータ1の上部に対向し、ステータ磁極部14
a,15aはロータ1の下部に対向することにな
る。
第3図は駆動回路を示し、21は水晶振動子2
2を発振させ、その振動信号を所望の周波数まで
分周し、端子M1,M2に出力する集積回路、23
は端子M1,M2から出力された有極のパルス駆動
信号をコイル9と19に切換えるためのスイツチ
である。
2を発振させ、その振動信号を所望の周波数まで
分周し、端子M1,M2に出力する集積回路、23
は端子M1,M2から出力された有極のパルス駆動
信号をコイル9と19に切換えるためのスイツチ
である。
次にこのようなステツプモータの動作について
説明する。
説明する。
スイツチ23を接点aにオンして有極信号をコ
イル9に供給すると、ステータ4,5が励磁され
る。この励磁によりステータ磁極部4a,5a間
の開口部6,7に磁束が集中して発生する。静止
時において、ロータ1はステータ磁極部4,5に
対して第1図の状態にあるので、ステータ磁極部
4がs極、ステータ磁極部5がn極に励磁された
時、磁極S3,N2がそれぞれ開口部6,7側に吸
引されロータ1は矢印方向に60゜回転して静止す
る。次の有極信号によつてステータ磁極部4がn
極、ステータ磁極部5がs極に励磁された時、磁
極N1,S2がそれぞれ開口部6,7側に吸引され
ロータ1は矢印方向にさらに60゜回転する。この
ようにしてロータ1は1パルス毎に60゜づつ一定
方向にステツプ回転する。
イル9に供給すると、ステータ4,5が励磁され
る。この励磁によりステータ磁極部4a,5a間
の開口部6,7に磁束が集中して発生する。静止
時において、ロータ1はステータ磁極部4,5に
対して第1図の状態にあるので、ステータ磁極部
4がs極、ステータ磁極部5がn極に励磁された
時、磁極S3,N2がそれぞれ開口部6,7側に吸
引されロータ1は矢印方向に60゜回転して静止す
る。次の有極信号によつてステータ磁極部4がn
極、ステータ磁極部5がs極に励磁された時、磁
極N1,S2がそれぞれ開口部6,7側に吸引され
ロータ1は矢印方向にさらに60゜回転する。この
ようにしてロータ1は1パルス毎に60゜づつ一定
方向にステツプ回転する。
一方、スイツチ23を接点bにオンして有極信
号をコイル19に供給すると、ロータ静止状態が
第1図の場合、ステータ磁極部14がs極、ステ
ータ磁極部15がn極に励磁された時、磁極S1,
N3がそれぞれ開口部16,17側に吸引されロ
ータ1は矢印と反対方向に60゜回転して静止する。
以下同様に、ロータ1は1パルス毎に60゜づつ反
対方向にステツプ回転する。
号をコイル19に供給すると、ロータ静止状態が
第1図の場合、ステータ磁極部14がs極、ステ
ータ磁極部15がn極に励磁された時、磁極S1,
N3がそれぞれ開口部16,17側に吸引されロ
ータ1は矢印と反対方向に60゜回転して静止する。
以下同様に、ロータ1は1パルス毎に60゜づつ反
対方向にステツプ回転する。
このように、特別な駆動回路を構成することな
く、スイツチを操作するだけでロータを任意の方
向に回転させることができる。また、ステータ,
コイルは2組設けるが全く同じものを使用できる
ので部品の種類が少なくてすみ、しかもステータ
を中板をはさんで取付けるだけの簡単な構造に構
成できるので生産性がよくコスト低減がはかれ
る。さらに、コイルは対向中心軸に平行にかつス
テータ磁極部に近接して配置されるのでモータ全
体として小形化が可能である。
く、スイツチを操作するだけでロータを任意の方
向に回転させることができる。また、ステータ,
コイルは2組設けるが全く同じものを使用できる
ので部品の種類が少なくてすみ、しかもステータ
を中板をはさんで取付けるだけの簡単な構造に構
成できるので生産性がよくコスト低減がはかれ
る。さらに、コイルは対向中心軸に平行にかつス
テータ磁極部に近接して配置されるのでモータ全
体として小形化が可能である。
以上説明したように、本考案に係る2方向回転
形ステツプモータによると、簡単な構造によつて
電流を流すコイルを選択するだけで任意に方向に
ロータを回転することができ、リモートコントロ
ール修正式の水晶時計の駆動源等に使用して優れ
た効果を奏する。
形ステツプモータによると、簡単な構造によつて
電流を流すコイルを選択するだけで任意に方向に
ロータを回転することができ、リモートコントロ
ール修正式の水晶時計の駆動源等に使用して優れ
た効果を奏する。
第1図は本考案に係る2方向回転形ステツプモ
ータの一実施例の平面図、第2図は正面図、第3
図は駆動回路の回路図である。 1……ロータ、2……ロータ軸、4,5,1
4,15……ステータ、4a,5a,14a,1
5a……ステータ磁極部、4b,5b,14b,
15b……ハツチ部、6,7,16,17……開
口部、9,19……コイル、20a,20b……
中板。
ータの一実施例の平面図、第2図は正面図、第3
図は駆動回路の回路図である。 1……ロータ、2……ロータ軸、4,5,1
4,15……ステータ、4a,5a,14a,1
5a……ステータ磁極部、4b,5b,14b,
15b……ハツチ部、6,7,16,17……開
口部、9,19……コイル、20a,20b……
中板。
Claims (1)
- 周辺に複数の磁極を有し回転自在に軸支された
ロータと、このロータの上部周辺部に空隙をおい
て対向する一対のステータ磁極部を有する第1の
ステータと、この第1のステータに巻回された第
1のコイルと、前記ロータの下部周辺部に空隙を
おいて、対向する一対のステータ磁極部を有する
第2のステータと、この第2のステータに巻回さ
れた第2のコイルとを備え、前記第1のステータ
のステータ磁極部は前記ロータを一方の方向に回
転させるための開口部とロータの静止位置を決め
るために回転中心線に対称に配置されたノツチ部
が形成され、前記第2のステータのステータ磁極
部は前記ロータを他方の方向に回転させるための
開口部と前記ノツチ部に対し対向中心線に対称の
位置に配置されたノツチ部が形成された2方向回
転形ステツプモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9717282U JPS593781U (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 2方向回転形ステツプモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9717282U JPS593781U (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 2方向回転形ステツプモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS593781U JPS593781U (ja) | 1984-01-11 |
JPH0134554Y2 true JPH0134554Y2 (ja) | 1989-10-20 |
Family
ID=30231256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9717282U Granted JPS593781U (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 2方向回転形ステツプモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593781U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0793807B2 (ja) * | 1984-06-27 | 1995-10-09 | 株式会社精工舎 | 正逆転モ−タ |
JP2515377Y2 (ja) * | 1989-02-28 | 1996-10-30 | ジエコー株式会社 | 時計用ステツプモータ |
JP3411311B2 (ja) * | 1992-09-04 | 2003-05-26 | シチズン時計株式会社 | 超小型パルスモータ |
JP5086116B2 (ja) * | 2008-02-01 | 2012-11-28 | シチズンホールディングス株式会社 | 時計用ステップモータ |
JP6216614B2 (ja) * | 2013-11-07 | 2017-10-18 | 日本電産コパル株式会社 | 電磁アクチュエータ、カメラ用羽根駆動装置、カメラ及び光学装置 |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP9717282U patent/JPS593781U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS593781U (ja) | 1984-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4644233A (en) | D.C. brushless motor having wider and narrower pole parts | |
EP0296691B1 (en) | Electro-mechanical timepiece with stepper motor | |
JPH0134554Y2 (ja) | ||
US6897579B2 (en) | Motor | |
US5132578A (en) | Stepping motor for timepiece | |
JP2698801B2 (ja) | 回転磁界型モータ | |
JPS5836221Y2 (ja) | デンチドケイヨウデンドウキ | |
JPH06217518A (ja) | 電磁トランスデューサ | |
JPH0297265A (ja) | 多極ステッピングモータ | |
JPH06311694A (ja) | 偏平形振動発生装置 | |
JPH08182299A (ja) | 回転磁界型モータ | |
JP2002028569A (ja) | 直流振動モータ及びその電機子構造 | |
JPH10234148A (ja) | 永久磁石形モータ | |
JP2515377Y2 (ja) | 時計用ステツプモータ | |
JPS60255053A (ja) | ステツプ電動機 | |
KR19990040373A (ko) | 진동 모터 | |
JP2919226B2 (ja) | ステッピングモ−タ | |
JPS6359759A (ja) | 揺動モ−タの回転子 | |
JPH0793807B2 (ja) | 正逆転モ−タ | |
JPS62166760A (ja) | 磁気エンコ−ダ内蔵直流ブラシレスモ−タ | |
JPS6033732Y2 (ja) | ダイレクト駆動フオノモ−タ | |
JPS6280636A (ja) | 絞り機構 | |
JP2756693B2 (ja) | ステツプモータの駆動方法 | |
JPS6041819Y2 (ja) | 周波数発電機 | |
JPH0216661B2 (ja) |