JP2919226B2 - ステッピングモ−タ - Google Patents
ステッピングモ−タInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計等に使用される
ステッピングモータに関する。
ステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、腕時計内に組み込まれている
従来のステッピングモータの一例を示す。このステッピ
ングモータは、N・Sの磁極を形成するステータ1に、
ロータ2を収容する貫通孔3が設けられ、またコイル部
4に細長いヨーク5が貫通しており、該コイル部4をヨ
ーク5と共にステータ1に固定して腕時計内に配置する
構造になっている。
従来のステッピングモータの一例を示す。このステッピ
ングモータは、N・Sの磁極を形成するステータ1に、
ロータ2を収容する貫通孔3が設けられ、またコイル部
4に細長いヨーク5が貫通しており、該コイル部4をヨ
ーク5と共にステータ1に固定して腕時計内に配置する
構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これによる
と、ステータ1とロータ2とコイル部4とを腕時計内に
平面的に配置するには適していても、モータそのものは
開放構造であるため、モータ単品として商品化するには
適さない。すなわち、商品化に当たっては、ほこりや異
物などが入り込まないように別に専用のハウジング又は
ケースを追加しなければならず、単品のモータとする場
合、形状の単純化が難しい。また、細長いヨーク5を使
用しているため、コイルに平行な外部磁界が作用した場
合、ヨーク5に外部磁界が集中し、性能が著しく低下す
る欠点がある。
と、ステータ1とロータ2とコイル部4とを腕時計内に
平面的に配置するには適していても、モータそのものは
開放構造であるため、モータ単品として商品化するには
適さない。すなわち、商品化に当たっては、ほこりや異
物などが入り込まないように別に専用のハウジング又は
ケースを追加しなければならず、単品のモータとする場
合、形状の単純化が難しい。また、細長いヨーク5を使
用しているため、コイルに平行な外部磁界が作用した場
合、ヨーク5に外部磁界が集中し、性能が著しく低下す
る欠点がある。
【0004】本発明の目的は、従来のこのような問題点
に鑑み、モータ単品として商品化するに当たり、ほこり
や異物などが入り込まないような工夫をすると共に構造
の単純化を図ること、及び外部磁界による影響を少なく
することにある。
に鑑み、モータ単品として商品化するに当たり、ほこり
や異物などが入り込まないような工夫をすると共に構造
の単純化を図ること、及び外部磁界による影響を少なく
することにある。
【0005】本発明の他の目的は、2相ないし多相型の
ステッピングモータとすることも容易にしかも効率良く
行えるようにすることにある。
ステッピングモータとすることも容易にしかも効率良く
行えるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるステッピン
グモータは、図1の例示のように、回転軸21と直角方
向にN極とS極が着磁されたロータ13と、該ロータ1
3を囲むように配置されたステータ12と、該ステータ
12の外周に配置されたコイル部11と、これらを包被
するとともに、ステータ12に回転軸21と直角方向の
N・Sの磁極が発生するように磁気回路を形成するハウ
ジング26(磁性ケース10と磁性プレート14とで構
成される)とからなり、ステータ12の軸方向の一方の
端面は、その一側部がハウジング26と接して他側部が
接しない配置関係とし、ステータ12の他方の端面は、
逆に他側部がハウジング26と接して一側部が接しない
配置関係としたことを特徴とする。
グモータは、図1の例示のように、回転軸21と直角方
向にN極とS極が着磁されたロータ13と、該ロータ1
3を囲むように配置されたステータ12と、該ステータ
12の外周に配置されたコイル部11と、これらを包被
するとともに、ステータ12に回転軸21と直角方向の
N・Sの磁極が発生するように磁気回路を形成するハウ
ジング26(磁性ケース10と磁性プレート14とで構
成される)とからなり、ステータ12の軸方向の一方の
端面は、その一側部がハウジング26と接して他側部が
接しない配置関係とし、ステータ12の他方の端面は、
逆に他側部がハウジング26と接して一側部が接しない
配置関係としたことを特徴とする。
【0007】図7の例示のように、ロータ13を回転軸
21を共通としてその軸方向に複数個設け、各ロータに
対してステータとコイル部とハウジングを対応設置し、
相互に位相をずらして積み重ねるだけで、2相ないし多
相構造にできる。
21を共通としてその軸方向に複数個設け、各ロータに
対してステータとコイル部とハウジングを対応設置し、
相互に位相をずらして積み重ねるだけで、2相ないし多
相構造にできる。
【0008】
【作用】このステッピングモータは、コイル部11の駆
動コイル17に図5のような交番パルスを印加して駆動
する。パルスが印加されていないときは、ロータ13は
図6(1)の位置に停止している。正のパルスが印加さ
れると、図2に示すように磁束がハウジング26の一方
側からステータ12の一方側を通ってロータ13の磁極
と作用し、更にステータ12の他方側を通ってハウジン
グ26の他方側へ流れる磁気回路が形成され、図6
(2)に示すようにステータ12に回転軸21と直角方
向にN・Sの磁極が発生する。そして、この磁極とロー
タ13に着磁されている磁極との間に生ずる磁力により
ロータ13が矢印で示す方向(反時計方向)へ回転し、
パルスが切れた後は同図(3)の位置で停止する。次
に、負のパルスが印加されると、ステータ12にN・S
極が反転して発生し、同様の原理でロータ13が180
度回転される。
動コイル17に図5のような交番パルスを印加して駆動
する。パルスが印加されていないときは、ロータ13は
図6(1)の位置に停止している。正のパルスが印加さ
れると、図2に示すように磁束がハウジング26の一方
側からステータ12の一方側を通ってロータ13の磁極
と作用し、更にステータ12の他方側を通ってハウジン
グ26の他方側へ流れる磁気回路が形成され、図6
(2)に示すようにステータ12に回転軸21と直角方
向にN・Sの磁極が発生する。そして、この磁極とロー
タ13に着磁されている磁極との間に生ずる磁力により
ロータ13が矢印で示す方向(反時計方向)へ回転し、
パルスが切れた後は同図(3)の位置で停止する。次
に、負のパルスが印加されると、ステータ12にN・S
極が反転して発生し、同様の原理でロータ13が180
度回転される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を、図面に基づき詳細
に説明する。図1は、1相型としたステッピングモータ
の一例の分解斜視図である。このステッピングモータ
は、円形で有底の磁性ケース10とコイルブロック(コ
イル部)11とステータ12とロータ13と円形の磁性
プレート14と上蓋を兼ねる円形の上軸受板15とで構
成される。磁性ケース10とステータ12と磁性プレー
ト14とは軟磁性材、上軸受板15は非磁性材である。
に説明する。図1は、1相型としたステッピングモータ
の一例の分解斜視図である。このステッピングモータ
は、円形で有底の磁性ケース10とコイルブロック(コ
イル部)11とステータ12とロータ13と円形の磁性
プレート14と上蓋を兼ねる円形の上軸受板15とで構
成される。磁性ケース10とステータ12と磁性プレー
ト14とは軟磁性材、上軸受板15は非磁性材である。
【0010】磁性ケース10は、周壁10aを有し、ま
た底部10bの一側半部(図では右側半部)に半円形の
切欠部10cを設けている。コイルブロック11は、ボ
ビン16に駆動コイル17を巻線したものである。該ボ
ビン16の下面には、図3に示すように磁性ケース10
の切欠部10cと合致してこれを閉じる非磁性材の半円
形の下軸受板18が一体的に設けられる。また、ボビン
16の上面には、位置決め突起19が設けられている。
た底部10bの一側半部(図では右側半部)に半円形の
切欠部10cを設けている。コイルブロック11は、ボ
ビン16に駆動コイル17を巻線したものである。該ボ
ビン16の下面には、図3に示すように磁性ケース10
の切欠部10cと合致してこれを閉じる非磁性材の半円
形の下軸受板18が一体的に設けられる。また、ボビン
16の上面には、位置決め突起19が設けられている。
【0011】ステータ12は、ボビン16内にぴったり
と嵌合する外形であり、またロータ13を回転自在に余
裕をもって収容できる円形のロータ収容孔20を中央に
設け、また図4に示すように外周面の両側に凹部12a
を設けて、該凹部12aとロータ収容孔20との間の部
分を狭継部12bとしている。ロータ13には、回転軸
21が貫通固着されている。この回転軸21は、下軸受
板18に設けられた軸受孔22と上軸受孔15に設けら
れた軸受孔23とによって軸受けされる。ロータ13に
は、回転軸21と直角方向にN極とS極が着磁されてい
る。
と嵌合する外形であり、またロータ13を回転自在に余
裕をもって収容できる円形のロータ収容孔20を中央に
設け、また図4に示すように外周面の両側に凹部12a
を設けて、該凹部12aとロータ収容孔20との間の部
分を狭継部12bとしている。ロータ13には、回転軸
21が貫通固着されている。この回転軸21は、下軸受
板18に設けられた軸受孔22と上軸受孔15に設けら
れた軸受孔23とによって軸受けされる。ロータ13に
は、回転軸21と直角方向にN極とS極が着磁されてい
る。
【0012】磁性プレート14には、磁性ケース10の
切欠部10cとは対称に、つまりそれとは反対側(図で
は左側)において切欠部14aが設けられている。ま
た、該磁性プレート14及び上軸受板23には、ボビン
16の位置決め突起19と嵌合する位置決め孔24・2
5がそれぞれ設けられている。
切欠部10cとは対称に、つまりそれとは反対側(図で
は左側)において切欠部14aが設けられている。ま
た、該磁性プレート14及び上軸受板23には、ボビン
16の位置決め突起19と嵌合する位置決め孔24・2
5がそれぞれ設けられている。
【0013】図2は、上記の部品を組み立てた断面図で
ある。磁性ケース10と磁性プレート14とは、ステー
タ12及びロータ13を含めてコイルブロック11を包
被しながら磁気回路を形成するハウジング26を構成す
る。ステータ12の下端面の左側半部12cは磁性ケー
ス10の底部10bと密着して磁気的につながっている
が、下端面の右側半部は非磁性材の下軸受板18によっ
て磁性ケース10とはつながっていない。また、ステー
タ12の上端面の右側半部12dは磁性プレート14と
密着して磁気的につながっているが、上端面の右側半部
は磁性プレート14の切欠部14aによって該磁性プレ
ート14とはつながっていない。
ある。磁性ケース10と磁性プレート14とは、ステー
タ12及びロータ13を含めてコイルブロック11を包
被しながら磁気回路を形成するハウジング26を構成す
る。ステータ12の下端面の左側半部12cは磁性ケー
ス10の底部10bと密着して磁気的につながっている
が、下端面の右側半部は非磁性材の下軸受板18によっ
て磁性ケース10とはつながっていない。また、ステー
タ12の上端面の右側半部12dは磁性プレート14と
密着して磁気的につながっているが、上端面の右側半部
は磁性プレート14の切欠部14aによって該磁性プレ
ート14とはつながっていない。
【0014】駆動コイル17に電流を流すと、その起磁
力により磁束が発生する。磁束は、磁気抵抗の小さいと
ころを流れるため、図2に示すようにステータ12と磁
性ケース10との密着部分(ステータ12の下端面の左
側半部12c)、図4に示すようにステータ12の狭継
部12b、及び図2に示すようにステータ12と磁性プ
レート14との密着部分(ステータ12の上端面の右側
半部12d)を通り、狭継部12bが磁気的に飽和した
後は、図2の矢印で示した流れとなり、ロータ13に回
転力を与える。図4に示した磁束の流れは、従来の腕時
計で使用されているステータでの磁束の流れと同じであ
る。次に、駆動コイル17に流す電流を反転すると、磁
束は同じ経路を逆向きに流れるもので、その動作につい
ては図5及び図6を参照して上述のように説明したとお
りである。
力により磁束が発生する。磁束は、磁気抵抗の小さいと
ころを流れるため、図2に示すようにステータ12と磁
性ケース10との密着部分(ステータ12の下端面の左
側半部12c)、図4に示すようにステータ12の狭継
部12b、及び図2に示すようにステータ12と磁性プ
レート14との密着部分(ステータ12の上端面の右側
半部12d)を通り、狭継部12bが磁気的に飽和した
後は、図2の矢印で示した流れとなり、ロータ13に回
転力を与える。図4に示した磁束の流れは、従来の腕時
計で使用されているステータでの磁束の流れと同じであ
る。次に、駆動コイル17に流す電流を反転すると、磁
束は同じ経路を逆向きに流れるもので、その動作につい
ては図5及び図6を参照して上述のように説明したとお
りである。
【0015】図7は、下モータ部27Aとの構成部品と
上モータ27Bの構成部品とを積み重ねて2相構造のス
テッピングモータとする例を示す。これらモータ部27
A・27Bのロータ13A・13Bは、1本の回転軸2
1を共通としてN・S極を同じ方向に向けて該回転軸2
1に固定されているが、上モータ部27Bの構成部品で
ある磁性ケース10とコイルブロック11とステータ1
2と磁性プレート14とは、下モータ部27Aの対応す
る構成部品に対して90度だけ位相をずらすとともに上
下逆さの配置関係になっている。そして、これらモータ
部27A・27Bは、非磁性材の円形スペーサ28を介
して積み重ねて一体に組み立てられる。なお、ロータ1
3A・13Bは、一つの磁石で一体化しても良い。
上モータ27Bの構成部品とを積み重ねて2相構造のス
テッピングモータとする例を示す。これらモータ部27
A・27Bのロータ13A・13Bは、1本の回転軸2
1を共通としてN・S極を同じ方向に向けて該回転軸2
1に固定されているが、上モータ部27Bの構成部品で
ある磁性ケース10とコイルブロック11とステータ1
2と磁性プレート14とは、下モータ部27Aの対応す
る構成部品に対して90度だけ位相をずらすとともに上
下逆さの配置関係になっている。そして、これらモータ
部27A・27Bは、非磁性材の円形スペーサ28を介
して積み重ねて一体に組み立てられる。なお、ロータ1
3A・13Bは、一つの磁石で一体化しても良い。
【0016】このステッピングモータを駆動するには、
両モータ部27A・27Bの駆動コイル17・17に図
8の(A)・(B)に示すような正負反転するパルスを
交互に印加する。下モータ部27Aの駆動コイル17に
正のパルスを印加し、上モータ部27Bの駆動コイル1
7にはパルスを印加しないときは、図9(1)に示すよ
うに下モータ部27Aのステータ12のみにN・Sの磁
極が発生し、ロータ13Aに回転力が生ずる。次に、上
モータ部27Bの駆動コイル17に正のパルスを印加
し、下モータ部27Aの駆動コイル17にはパルスを印
加しないときは、同図(2)に示すように上モータ部2
7Bのステータ12のみにN・Sの磁極が発生し、ロー
タ13Bに同方向の回転力が生ずる。次に、下モータ部
27Aの駆動コイル17に負のパルスを印加し、上モー
タ部27Bの駆動コイル17にはパルスを印加しないと
きは、同図(3)に示すように下モータ部27Aのステ
ータ12のみにN・Sの磁極が同図(1)のときとは逆
向きに発生し、ロータ13Aに同方向の回転力が生ず
る。次いで、上モータ部27Bの駆動コイル17に負の
パルスを印加し、下モータ部27Aの駆動コイル17に
はパルスを印加しないときは、同図(4)に示すように
上モータ部27Bのステータ12のみにN・Sの磁極が
同図(2)のときとは逆向きに発生し、ロータ13Bに
同方向の回転力が生ずる。このような動作方法は、従来
の2相バイポーラモータの1相励磁駆動と同じである。
両モータ部27A・27Bの駆動コイル17・17に図
8の(A)・(B)に示すような正負反転するパルスを
交互に印加する。下モータ部27Aの駆動コイル17に
正のパルスを印加し、上モータ部27Bの駆動コイル1
7にはパルスを印加しないときは、図9(1)に示すよ
うに下モータ部27Aのステータ12のみにN・Sの磁
極が発生し、ロータ13Aに回転力が生ずる。次に、上
モータ部27Bの駆動コイル17に正のパルスを印加
し、下モータ部27Aの駆動コイル17にはパルスを印
加しないときは、同図(2)に示すように上モータ部2
7Bのステータ12のみにN・Sの磁極が発生し、ロー
タ13Bに同方向の回転力が生ずる。次に、下モータ部
27Aの駆動コイル17に負のパルスを印加し、上モー
タ部27Bの駆動コイル17にはパルスを印加しないと
きは、同図(3)に示すように下モータ部27Aのステ
ータ12のみにN・Sの磁極が同図(1)のときとは逆
向きに発生し、ロータ13Aに同方向の回転力が生ず
る。次いで、上モータ部27Bの駆動コイル17に負の
パルスを印加し、下モータ部27Aの駆動コイル17に
はパルスを印加しないときは、同図(4)に示すように
上モータ部27Bのステータ12のみにN・Sの磁極が
同図(2)のときとは逆向きに発生し、ロータ13Bに
同方向の回転力が生ずる。このような動作方法は、従来
の2相バイポーラモータの1相励磁駆動と同じである。
【0017】なお、本発明の構造によれば、4相ユニポ
ーラ2相励磁駆動等も可能である。また、上記のような
モータ部を多段に積み重ねることにより、多相型のステ
ッピングモータを構成することも容易である。この場
合、各モータ部のずらし角度は、n段の場合180/n
度となる。
ーラ2相励磁駆動等も可能である。また、上記のような
モータ部を多段に積み重ねることにより、多相型のステ
ッピングモータを構成することも容易である。この場
合、各モータ部のずらし角度は、n段の場合180/n
度となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ハウジングが、ロータ
とステータとコイル部とを包被してほこりや異物などが
入るのを防止する保護カバーと、ステータにN・Sの磁
極を発生させる磁気回路とを兼ねているので、ほこりや
異物などが入り込まないしかも構造の単純な単品のモー
タとして商品化できる。また、従来における細長いヨー
クを省略できるので、外部磁界による影響も少ない。
とステータとコイル部とを包被してほこりや異物などが
入るのを防止する保護カバーと、ステータにN・Sの磁
極を発生させる磁気回路とを兼ねているので、ほこりや
異物などが入り込まないしかも構造の単純な単品のモー
タとして商品化できる。また、従来における細長いヨー
クを省略できるので、外部磁界による影響も少ない。
【0019】また、ロータを回転軸を共通としてその軸
方向に複数個設け、各ロータに対してステータとコイル
部とハウジングを対応設置し、相互に位相をずらして積
み重ねるだけで、2相ないし多相構造に容易にかつ効率
良く構成できる。
方向に複数個設け、各ロータに対してステータとコイル
部とハウジングを対応設置し、相互に位相をずらして積
み重ねるだけで、2相ないし多相構造に容易にかつ効率
良く構成できる。
【図1】1相型とした本発明によるステッピングモータ
の一例の分解斜視図である。
の一例の分解斜視図である。
【図2】同ステッピングモータの組立完成状態の断面図
である。
である。
【図3】同ステッピングモータのコイルブロックを下側
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図4】同ステッピングモータのステータの平面図であ
る。
る。
【図5】同ステッピングモータの駆動コイルに印加する
パルスの波形図である。
パルスの波形図である。
【図6】同パルスの印加によるロータの回転動作を説明
する図である。
する図である。
【図7】2相型とした本発明によるステッピングモータ
の一例の分解斜視図である。
の一例の分解斜視図である。
【図8】同ステッピングモータの駆動コイルに印加する
パルスの波形図である。
パルスの波形図である。
【図9】同パルスの印加によるロータの回転動作を説明
する図である。
する図である。
【図10】従来例の斜視図である。
10 磁性ケース 10c 切欠部 11 コイルブロック(コイル部) 12 ステータ 13 ロータ 14 磁性プレート 14a 切欠部 21 回転軸 26 ハウジング
Claims (4)
- 【請求項1】 回転軸と直角方向にN極とS極が着磁さ
れたロータと、該ロータを囲むように配置されたステー
タと、該ステータの外周に配置されたコイル部と、これ
らを包被するとともに、前記ステータに前記回転軸と直
角方向のN・Sの磁極が発生するように磁気回路を形成
するハウジングとからなり、前記ステータの軸方向の一
方の端面は、その一側部が前記ハウジングと接して他側
部が接しない配置関係とし、ステータの他方の端面は、
逆に他側部がハウジングと接して一側部が接しない配置
関係としたことを特徴とする、ステッピングモータ。 - 【請求項2】 前記ロータを前記回転軸を共通としてそ
の軸方向に複数個設け、各ロータに対して前記ステータ
とコイル部とハウジングを対応設置し、相互に位相をず
らして積み重ねたことを特徴とする、請求項1に記載の
ステッピングモータ。 - 【請求項3】 前記ステータの端面の一部が、前記ハウ
ジングに設けられた切欠部により該ハウジングと接しな
いようになっていることを特徴とする、請求項1に記載
のステッピングモータ。 - 【請求項4】 前記ハウジングが、前記コイル部の外周
及びその一端面を覆う軟磁性材のケースと、該コイル部
の他端面と覆う軟磁性材の板とで構成されていることを
特徴とする、請求項1に記載のステッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265593A JP2919226B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ステッピングモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265593A JP2919226B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ステッピングモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06335223A JPH06335223A (ja) | 1994-12-02 |
JP2919226B2 true JP2919226B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=15320419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14265593A Expired - Fee Related JP2919226B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | ステッピングモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2919226B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4596762B2 (ja) * | 2003-09-11 | 2010-12-15 | 日本電産コパル株式会社 | ステッピングモータ |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP14265593A patent/JP2919226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06335223A (ja) | 1994-12-02 |
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