JPH028546Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028546Y2 JPH028546Y2 JP3692486U JP3692486U JPH028546Y2 JP H028546 Y2 JPH028546 Y2 JP H028546Y2 JP 3692486 U JP3692486 U JP 3692486U JP 3692486 U JP3692486 U JP 3692486U JP H028546 Y2 JPH028546 Y2 JP H028546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- base
- teeth
- pinion
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は時計等の機器に用いられるモータに
おけるロータに関するもので、とりわけ各パルス
毎に180゜、あるいは90゜などの一定角度回転する
ステツプモータにおけるロータに関するものであ
る。
おけるロータに関するもので、とりわけ各パルス
毎に180゜、あるいは90゜などの一定角度回転する
ステツプモータにおけるロータに関するものであ
る。
[従来の技術]
従来、時計等に用いられるモータとして、磁極
を備えたステータと一対のN−S極を備えたロー
タとを包含する型のモータは公知である。コイル
の芯を構成するステータはロータの回転を可能に
するよう交番に、すなわちN−SおよびS−N極
に磁化される極を備えている。ロータが一方に回
転するには、電流の流れ始めるとステータ内に磁
場の形勢があり、したがつて、同じ極は反発し、
異なる極は吸引し合い、その結果としてロータの
運動となる。この運動はロータとステータとのN
−S軸が一線上にあるとき停止し、この時コイル
の電流は中断される。つぎにステータに反対方向
の電流が流れるとステータの磁極に反転が生じ、
ロータは再び回転をする。この過程が反復されて
ロータが間歇的に回転する。このような回転にお
いては、ロータのトルクは均等ではなく、各回転
運動の開始時にはトルクが高く、ただちに続いて
瞬間的に低下し、つぎに若干の瞬間増大し、回転
の終りまで減少する。こうして得られたトルクは
ある脈動的な形である。
を備えたステータと一対のN−S極を備えたロー
タとを包含する型のモータは公知である。コイル
の芯を構成するステータはロータの回転を可能に
するよう交番に、すなわちN−SおよびS−N極
に磁化される極を備えている。ロータが一方に回
転するには、電流の流れ始めるとステータ内に磁
場の形勢があり、したがつて、同じ極は反発し、
異なる極は吸引し合い、その結果としてロータの
運動となる。この運動はロータとステータとのN
−S軸が一線上にあるとき停止し、この時コイル
の電流は中断される。つぎにステータに反対方向
の電流が流れるとステータの磁極に反転が生じ、
ロータは再び回転をする。この過程が反復されて
ロータが間歇的に回転する。このような回転にお
いては、ロータのトルクは均等ではなく、各回転
運動の開始時にはトルクが高く、ただちに続いて
瞬間的に低下し、つぎに若干の瞬間増大し、回転
の終りまで減少する。こうして得られたトルクは
ある脈動的な形である。
[考案が解決とようとする問題点]
上述の従来例において、たとえば、ロータにピ
ニオンを設けたピニオンモータの場合にはトルク
の伝達も同様に変化し、伝達効率が適切ではな
く、回転運動に均等性がなかつた。
ニオンを設けたピニオンモータの場合にはトルク
の伝達も同様に変化し、伝達効率が適切ではな
く、回転運動に均等性がなかつた。
[問題を解決するための手段]
この考案は上記従来における欠点を解決するも
ので、回転軸に基部を設け、この基部には一対の
N−S極を有する磁石を固着し、さらにこの基部
から軸に平行に、その周囲に4本の歯を、ロータ
のトルクが極大点にあるときに被駆動歯車にトル
クが伝えられるような位置に立ててピニオンを形
成したもので、ロータのトルクが効率よく伝えら
れるようにしたものである。
ので、回転軸に基部を設け、この基部には一対の
N−S極を有する磁石を固着し、さらにこの基部
から軸に平行に、その周囲に4本の歯を、ロータ
のトルクが極大点にあるときに被駆動歯車にトル
クが伝えられるような位置に立ててピニオンを形
成したもので、ロータのトルクが効率よく伝えら
れるようにしたものである。
[実施例]
ロータは円形基部1と軸2とを含み、円形基部
は下部に縁3を有し、縁の内部には一対の極Nお
よびSが反対の位置にある磁石4を固着してい
る。5は縁の切欠部である。基部1からは、軸2
の周囲に、かつこれと平行に4枚の歯6が等間隔
に、かつ基部に垂直に設けてあり、この歯はその
平面7はほぼ楕円形またはそれに類似のものであ
り、その表面は一定の曲率半径の凸面の表面形状
をもつている。この歯6はロータのトルクが最大
の時に被駆動歯車に噛合してトルクが効率つく伝
えられるような位置に設けている。
は下部に縁3を有し、縁の内部には一対の極Nお
よびSが反対の位置にある磁石4を固着してい
る。5は縁の切欠部である。基部1からは、軸2
の周囲に、かつこれと平行に4枚の歯6が等間隔
に、かつ基部に垂直に設けてあり、この歯はその
平面7はほぼ楕円形またはそれに類似のものであ
り、その表面は一定の曲率半径の凸面の表面形状
をもつている。この歯6はロータのトルクが最大
の時に被駆動歯車に噛合してトルクが効率つく伝
えられるような位置に設けている。
第2図において、8はステータ、9はコイル、
10はロータと対向する形弧状部、11は動的磁
気中心線、12はロータのN−S軸の線である。
10はロータと対向する形弧状部、11は動的磁
気中心線、12はロータのN−S軸の線である。
第3,4図においては、ロータには4枚の歯6
が設けられ、被駆動歯車13には5枚歯のピニオ
ン14が形成されている。ピニオン14の歯形は
ロータの歯6と同じ形状である。このピニオン1
4には指針を駆動する歯車15が噛合している。
この構成では、大きな減速化を得ることができ、
機構の小型化、それによるコスト低減をはかるこ
とができる。
が設けられ、被駆動歯車13には5枚歯のピニオ
ン14が形成されている。ピニオン14の歯形は
ロータの歯6と同じ形状である。このピニオン1
4には指針を駆動する歯車15が噛合している。
この構成では、大きな減速化を得ることができ、
機構の小型化、それによるコスト低減をはかるこ
とができる。
第5,6図の例ではロータは定方向回転をなす
ものの例で、ロータの歯6は回転方向は凸面形状
をなし、反対側は平面部16をなしている。この
歯形はロータが反対の方向に回転するのを、平面
部16が被駆動歯車の歯と当つて阻止し、逆転止
め機構をなすものである。
ものの例で、ロータの歯6は回転方向は凸面形状
をなし、反対側は平面部16をなしている。この
歯形はロータが反対の方向に回転するのを、平面
部16が被駆動歯車の歯と当つて阻止し、逆転止
め機構をなすものである。
[考案の効果]
この考案によればロータの回転が効率よく被駆
動歯車に伝えられ、また歯数が4枚と少ないので
大きい減速比を得られるとともに小型化を計るこ
とができる。
動歯車に伝えられ、また歯数が4枚と少ないので
大きい減速比を得られるとともに小型化を計るこ
とができる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図Aはロ
ータの側面図、第1図Bは第1図Aのロータの平
面図、第2図は第1図のロータを備えたステツプ
モータの平面図、第3図は本考案のロータを時計
機構に設けた例の平面図、第4図は第3図の時計
機構の側面図、第5図は本考案の他の実施例の平
面図、第6図は第5図の実施例の側面図である。 1……基部、6……歯、2……軸、16……平
面部、4……磁石。
ータの側面図、第1図Bは第1図Aのロータの平
面図、第2図は第1図のロータを備えたステツプ
モータの平面図、第3図は本考案のロータを時計
機構に設けた例の平面図、第4図は第3図の時計
機構の側面図、第5図は本考案の他の実施例の平
面図、第6図は第5図の実施例の側面図である。 1……基部、6……歯、2……軸、16……平
面部、4……磁石。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 軸とこれに一体に形成された基部とを含み、
上記基部には一対のN−S極を有する磁石を固
着したロータにおいて、上記基部から上記軸の
周囲に垂直に等間隔に4本の歯を立ててピニオ
ンを形成したことを特徴とする時計等のモータ
におけるロータ。 2 上記歯は回転方向の面が凸面であり、反対方
向に上記ピニオンの逆転防止用の平面部が形成
されている実用新案登録請求の範囲第1項の時
計等のモータにおけるロータ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
BR6500311U BR6500311U (pt) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | Rotor para mecanismo de relogio e similar |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62135581U JPS62135581U (ja) | 1987-08-26 |
JPH028546Y2 true JPH028546Y2 (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=3966682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3692486U Expired JPH028546Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1986-03-13 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028546Y2 (ja) |
BR (1) | BR6500311U (ja) |
-
1985
- 1985-03-13 BR BR6500311U patent/BR6500311U/pt unknown
-
1986
- 1986-03-13 JP JP3692486U patent/JPH028546Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62135581U (ja) | 1987-08-26 |
BR6500311U (pt) | 1986-10-29 |
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