JP2003174763A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP2003174763A JP2001370558A JP2001370558A JP2003174763A JP 2003174763 A JP2003174763 A JP 2003174763A JP 2001370558 A JP2001370558 A JP 2001370558A JP 2001370558 A JP2001370558 A JP 2001370558A JP 2003174763 A JP2003174763 A JP 2003174763A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多極着磁された永久磁石からなるロータの回
転をギヤで減速して出力する減速機構付のステッピング
モータにおいて、たとえばオープンループ制御によって
指針の位置決めが可能であるなどのステッピングモータ
本来の特性を損なうことなく、よりスムースな回転と低
ノイズ化を再現性良く実現する。 【解決手段】 多極着磁された永久磁石からなるロータ
20の回転をギヤ62〜68で減速して出力する減速機
構付のステッピングモータにおいて、上記ロータ20に
小歯車62を同軸連結させるとともに、その小歯車62
のギヤ歯62aと上記ロータ20の磁極との間に一定の
位置関係を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はステッピングモー
タ、とくに多極着磁された永久磁石からなるロータ(回
転子)の回転をギヤで減速して出力する減速機構付モー
タに適用して有効な技術に関し、たとえば車載用指示計
器の指針駆動に利用される。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体等の電子デバイスの進歩お
よびマイクロコンピュータ等を用いたデジタル制御技術
の進歩に伴い、たとえば速度メータなどの車載用指示計
器における指針の駆動制御も、従前の機械的制御に代わ
ってマイクロコンピュータ等によるデジタル制御が主流
になりつつある。
【0003】指示計器は目盛盤上での指針の振れ位置に
よって速度等のアナログ量を直感的にわかりやすく表示
することができるが、その指針の振れ位置をデジタル制
御するためにステッピングモータが使われるようになっ
てきた。この場合、そのステッピングモータは、オープ
ンループ制御による指針の位置決めに使われる。すなわ
ち、上記指針に回転出力軸が連結されたステッピングモ
ータに、順方向または逆方向の回転駆動パルスを与える
ことにより、上記指針を双方向に移動させることができ
るとともに、その回転駆動パルスの数によって上記指針
の移動量を制御することができる。ステッピングモータ
の回転量(回転角度)は上記駆動パルスの数によって一
義的に定めることができるので、位置センサーを用いる
複雑なフィードバック・サーボ制御によらずに指針等の
位置決めをなすことができる。
【0004】この種のステッピングモータは、たとえば
米国特許5,959,378号に開示されているよう
に、多極着磁された永久磁石からなる円形ロータと、こ
のロータに回転磁界を与えるステータ(固定子)と、上
記回転磁界によって回転駆動されるロータの回転運動を
減速して出力軸に伝達するギヤ減速機構とによって構成
される。
【0005】図5は従来のステッピングモータの構成例
を示し、とくに、モータ内部の平面配置図とその切断面
図を示す。同図に示すステッピングモータは、略円形の
輪郭形状を有する薄型の樹脂製ケーシング10内に、ロ
ータ20、ステータ30、およびギヤ減速機構(62〜
68)が組み込まれている。
【0006】ロータ20は硬磁性体を使用した永久磁石
であって、同図に示すように、円周方向にてS極とN極
が等角間隔(60度)で交互に現れるように多極着磁さ
れている。ステータ30はステータヨーク40とコイル
50からなる。ステータヨーク40は軟磁性体であっ
て、その平面形状が変形U字状(またはC字状)に形成
されている。そのU字の両端はロータ20の外周囲面す
なわち磁極通過面に近接対向する磁極部をなす。
【0007】コイル50は、ステータヨーク40の中間
部に嵌着させられた巻線ボビンに巻回されている。ステ
ータスヨーク40とコイル50は通常、同図に示すよう
に、2組設けられている。その2組のコイル50,50
に2相のパルス駆動電流を通電することにより、回転磁
界を生成してロータ20をステップ回転駆動することが
できる。そして、その回転量は2相パルス駆動電流の通
電回数すなわちパルス数により、その回転方向は2相パ
ルス駆動電流の位相により、それぞれ制御することがで
きる。
【0008】ギヤ減速機構は、ロータ20に軸結(同軸
連結)する第1小歯車62、この第1小歯車62に噛合
する第1大歯車64、この第1大歯車64に軸結する第
2小歯車66、およびこの第2小歯車66に噛合する第
2大歯車68とによって構成され、最終減速段の第2大
歯車68の軸がモータの回転出力軸70としてケース1
0の外部に導出されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したステッピング
モータをたとえば車載用指示計器の指針駆動に使用する
ためには、まず、速度等のアナログ量を違和感なく指示
するために、スムースな回転が要求されるが、さらに最
近は、車内の静音特性が向上したため、静音性に対する
要求レベルがとくに高くなってきている。
【0010】上述したステッピングモータでは、パルス
駆動電流の通電ごとにロータに回転トルクが発生する。
しかし、ロータとステータ間に作用する磁気吸引力によ
り、ロータを特定の回転位置に引き込んで停止させよう
とする力いわゆるディテントトルクが、ステッピングモ
ータの回転出力にトルクリップルを生じさせて、モータ
の連続的でスムースな回転を阻害するとともに、ノイズ
の発生原因となる。とくに、上述した減速機構付のステ
ッピングモータでは、ギヤ歯同士の当たり音いわゆるギ
ヤ音が大きなノイズ発生原因となるが、そのギヤ音はデ
ィテントトルクの影響によって増大する。
【0011】そこで、パルス駆動電流を疑似正弦波形化
したり、磁気回路構造を工夫したりして、上記ディテン
トトルクを抑える試みが従来から行なわれてはいるが、
これだけではまだ不十分であった。また、回転量をパル
ス数に応じてステップ制御するというステッピングモー
タの特性上、多少のディテントトルクが残るのは防ぎ得
なかった。
【0012】上述した減速機構付ステッピングモータで
は、ギヤ歯や軸などでの当たり音を小さくするために、
回転トルクは必要最小限に設計される。しかし、回転ト
ルクを小さくすると、減速機構に使用できる潤滑オイル
は低粘度のものに限られ、その使用量も極力少なくする
必要がある。一般的な動力用のギヤ付モータでは、ギヤ
歯や軸などの隙間を高粘度のグリスで満たすことによっ
て回転のスムース化および低ノイズ化をはかることがで
きるが、上述したステッピングモータでは、それができ
ない。
【0013】この発明は上述のような問題を鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、多極着磁された永久磁石
からなるロータの回転をギヤで減速して出力するステッ
ピングモータにおいて、たとえばオープンループ制御に
よって指針の位置決めが可能であるなどのステッピング
モータ本来の特性を損なうことなく、よりスムースな回
転と低ノイズ化を再現性良く実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による手段は、多
極着磁された永久磁石からなるロータの回転をギヤで減
速して出力する減速機構付のステッピングモータにおい
て、上記ロータに小歯車を同軸連結させるとともに、そ
の小歯車のギヤ歯と上記ロータの磁極との間に一定の位
置関係を形成したことを特徴とする。この手段によれ
ば、たとえばオープンループ制御によって指針の位置決
めが可能であるなどのステッピングモータ本来の特性を
損なうことなく、よりスムースな回転と低ノイズ化を再
現性良く実現することができるようになる。
【0015】上記手段において、上記小歯車を樹脂成形
品で形成するとともに、上記ロータとインサート成形に
より一体化すれば、ギヤ音等を緩衝して一層の低ノイズ
化をはかることができる。また、上記ロータを樹脂製ボ
ス部材とインサート成形により一体化するとともに、上
記ボス部材の一端に上記小歯車を形成し、その他端に上
記位置関係を定めるための位置決め部を形成すれば、小
歯車のギヤ歯と上記ロータの磁極との間に一定の位置関
係があらかじめ形成された複合部品を構成することがで
き、これにより、モータの組立て精度及び作業性が向上
する。
【0016】上記ボス部材をTPEE(ポリエステル系
熱可塑性エラストマー)などの弾性樹脂で形成すれば、
ギヤや軸の当たり音等をさらに緩衝して一層の低ノイズ
化をはかることができる。上記位置決め部としては、ロ
ータの回転中心と同心の多角形状を有するとともに、そ
の多角形状のいずれかの頂点が前記小歯車のギヤ歯の山
または谷のピークに位置対応させられているものが、ロ
ータを多極着磁させる際の治具による位置決めに適して
いる。
【0017】上記減速機構は、ロータに軸結する第1小
歯車、この第1小歯車に噛合する第1大歯車、この第1
大歯車に軸結する第2小歯車、およびこの第2小歯車に
噛合する第2大歯車とによって構成することができる。
この場合、最終減速段の第2大歯車の軸をモータの回転
出力軸としてケースの外部に導出させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明による減速機構付ス
テッピングモータの一実施例を示し、とくに、モータ内
部の平面配置図とその切断面図を示す。同図に示すステ
ッピングモータは、略円形の輪郭形状を有する薄型の樹
脂製ケーシング10内に、ロータ20、ステータ30、
およびギヤ減速機構(62〜68)が組み込まれてい
る。
【0019】ロータ20は硬磁性体を使用した永久磁石
であって、円周方向にてS極とN極が等角間隔(60
度)で交互に現れるように多極着磁されている。図示の
場合、ロータ20は3対6極に着磁されている。
【0020】ステータ30はステータヨーク40とコイ
ル50からなる。ステータヨーク40は軟磁性体であっ
て、その平面形状が変形U字状(またはC字状)に形成
されている。そのU字の両端はロータ20の外周囲面す
なわち磁極通過面に近接対向する磁極部をなす。コイル
50は、ステータヨーク40の中間部に嵌着させられた
巻線ボビンに巻回されている。ステータスヨーク40と
コイル50は2組設けられている。
【0021】上記2組のコイル50,50に2相のパル
ス駆動電流を通電することにより、回転磁界を生成して
ロータ20をステップ回転駆動することができる。そし
て、その回転量は2相パルス駆動電流の通電回数すなわ
ちパルス数により、その回転方向は2相パルス駆動電流
の位相により、それぞれ制御することができる。
【0022】ギヤ減速機構は、ロータ20に軸結(同軸
連結)する第1小歯車62、この第1小歯車62に噛合
する第1大歯車64、この第1大歯車64に軸結する第
2小歯車66、およびこの第2小歯車66に噛合する第
2大歯車68とによって構成され、最終減速段の第2大
歯車68の軸がモータの回転出力軸70としてケース1
0の外部に導出されている。
【0023】各歯車62〜68はそれぞれ樹脂成形品で
あって、第1小歯車62はロータ20と共に回転自在に
軸支されている。この第1の小歯車62は、図2に示す
ように、略円柱状の樹脂製ボス部材80の一端(上端)
側に一体成形により形成されている。また、第1大歯車
64と第2小歯車66は互いに一体成形されるとともに
回転自在に軸支されて、第1小歯車62と第2大歯車6
8にそれぞれ噛合する。
【0024】図2はボス部材80の実施例を示し、とく
に、その側面図と断面図および全体の斜視図(C方向)
を示す。同図に示すように、ボス部材80は、樹脂成形
時に永久磁石からなるロータ20と一体化されたインサ
ート成形品である。このボス部材80の円柱軸心には貫
通軸孔82が形成されている。この貫通軸孔82にはロ
ータ20の回転支軸22が嵌挿される。この支軸22に
より、ボス部材80と一体のロータ20と第1小歯車6
2が回転自在に軸支される。支軸22はケース10内の
所定位置に立設される(図1)。
【0025】上記ボス部材80の他端には位置決め部8
4が一体に形成されている。この位置決め部84は、ボ
ス部材80の他端に突出する円形台部に形成されてい
る。この台部には、ロータ20の回転中心と同心の正6
角形溝が形成されるとともに、その正6角溝を特定方向
に横断する切欠溝が形成されている。この6角溝および
/または切欠溝は、ボス部材80を治具に固定する際
に、回転方向の位置決め基準として使用できるように形
成されている。治具はロータ20を多極着磁する際の位
置決めと固定に使われる。
【0026】図3は、上記ボス部材80に形成された位
置決め部84と第1小歯車62間の位置関係を示す。同
図に示すように、上記位置決め部84は、ボス部材80
の一端に一体形成されている第1小歯車62のギヤ歯6
2aに対して、一定の位置関係(角度)を持つように形
成されている。具体的には、同図に示すように、位置決
め部84の正6角形のいずれかの頂点がギヤ歯62aの
山(または谷)のピークに合致(位置対応)するように
なっている。そして、そのギヤ歯62aの山(または
谷)のピークを位置基準(角度)にしてロータ20が多
極着磁されている。
【0027】図4は上記ボス部材80と一体にインサー
ト成形されたロータ20の多極着磁を行う際の段取り状
態を示す。同図に示すように、ロータ20の多極着磁
は、このロータ20と一体化されたボス部材80を治具
92に固定した状態で、着磁装置94を用いて行う。着
磁装置94による多極着磁は治具92に対して一定の位
置関係で行われる。治具92とボス部材80の間は上記
位置決め部84によって一定の位置決め状態が確保され
るようになっている。これにより、ロータ20の多極着
磁は、第1小歯車62のギヤ歯に対して、常に一定の位
置関係で行われる。
【0028】上述のように、本発明のステッピングモー
タでは、多極着磁されたロータ20の磁極と、このロー
タ20と一体になって回転する減速用歯車(第1小歯車
62)のギヤ歯との間に、一定の位置関係が形成される
ようになっている。この位置関係は、本発明者が知得し
たところによれば、回転のスムース化と低ノイズ化に非
常に大きく関与し、その最適化によって、よりスムース
な回転と低ノイズ化を実現できることが判明した。
【0029】すなわち、ステッピングモータでは、パル
ス駆動電流の通電によってロータ20がステップ回転駆
動されるので、そのロータ20の回転トルクは、ロータ
20の磁極とステータヨーク40の磁極との間の位置関
係により、一定角度ごとに変動し、且つ、ディテントト
ルクの影響を受けてトルクリップルを生じる。ディテン
トトルクは、磁気回路構造の最適化などによって低減は
できるものの、若干残ることは避けられない。また、ロ
ータ20の回転をスムース化するためには駆動電流の正
弦波化が有効であるが、上記ディテントトルが若干残っ
ているために、1通電ステップ(マイクロステップ)ご
との回転角にムラが生じる。結局、ロータ20の回転量
は、そのロータ20の回転位置により、また1通電ステ
ップごとに、それぞれ変動するのを避けることができな
い。
【0030】一方、減速機構におけるギヤ歯同士の噛み
合いは、現実に得られる機械精度や温度等の環境条件の
変動を考慮しなければならないので、その噛み合いに若
干の遊び余裕(tolerance)を持たせて設計される。こ
のため、ギヤ歯同士の噛み合いが密になるところでロー
タが大きく回転した場合と、ギヤ歯同士の噛み合いが疎
になるところでロータが大きく回転した場合とでは、回
転の伝動量に大きな差が生じ、これを出力軸70側から
見ると、大きく動いたり小さく動いたりといったぎこち
ない動きになってしまう。
【0031】しかし、上述した本発明の構成では、ロー
タ20の磁極と第1小歯車62のギヤ歯62aとの間に
一定の位置関係が形成されるようになっているので、上
述したような回転ムラを生じない最適な位置関係を再現
性良く形成することができる。さらに、上記ボス部材8
0をTPEE(ポリエステル系熱可塑性エラストマー)
などの弾性樹脂で形成すれば、ロータ20とその支軸2
2とが当たる音や、第1小歯車62とこれに噛合する大
1歯車64間での当たり音等も効果的に緩衝・低減でき
るようになって、一層の低ノイズ化が達成される。
【0032】上述した以外の位置決め手段としては、歯
車のギヤ歯を位置決め部として利用することも可能であ
るが、たとえばTPEEなどの樹脂製の歯車のギヤ歯は
柔軟で変形あるいは損傷しやすいため、治具による機械
的な位置決めには適さない。しかし、たとえば光学読取
りなどの非機械的な手段も用いた位置決め手段を使用で
きる場合は、歯車のギヤ歯を位置決め基準として利用す
ることができる。
【0033】以上、本発明をその代表的な実施例に基づ
いて説明したが、本発明は上述した以外にも種々の態様
が可能である。たとえば、上記位置決め部84は6角溝
ではなく6角突起あるいは6角以外の多角形であっても
よい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、多極着磁された永久磁
石からなるロータの回転をギヤで減速して出力するステ
ッピングモータにおいて、たとえばオープンループ制御
によって指針の位置決めが可能であるなどのステッピン
グモータ本来の特性を損なうことなく、よりスムースな
回転と低ノイズ化を再現性良く実現することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による減速機構付ステッピングモータの
一実施例を示し、とくにモータ内部の平面配置図とその
切断面図を示す図である。
【図2】図1のモータで使用しているボス部材の実施例
を示し、とくにその側面図と断面図および全体の斜視図
を示す図である。
【図3】ボス部材に形成された位置決め部と第1小歯車
間の位置関係を示す図である。
【図4】ボス部材と一体にインサート成形されたロータ
の多極着磁を行う際の段取り状態を示す図である。
【図5】従来のステッピングモータの構成例を示し、と
くにモータ内部の平面配置図とその切断面図を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 ケース 20 ロータ 22 支軸 30 ステータ 40 ステータヨーク 50 コイル 62 第1小歯車 62a ギヤ歯 64 第1大歯車 66 第2小歯車 68 第2大歯車 70 回転出力軸 80 ボス部材 82 貫通軸孔 84 位置決め部 92 治具 94 着磁装置
フロントページの続き (72)発明者 前野 宏之 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 Fターム(参考) 3J009 DA11 EA05 EA11 EA21 EA32 EA44 EB06 EB18 EC02 FA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極着磁された永久磁石からなるロータ
    の回転をギヤで減速して出力する減速機構付のステッピ
    ングモータにおいて、上記ロータに小歯車を同軸連結さ
    せるとともに、その小歯車のギヤ歯と上記ロータの磁極
    との間に一定の位置関係を形成したことを特徴とするス
    テッピングモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、前記小歯車を
    樹脂成形品で形成するとともに、前記ロータとインサー
    ト成形により一体化したことを特徴とするステッピング
    モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の発明において、前記
    ロータを樹脂製ボス部材とインサート成形により一体化
    するとともに、上記ボス部材の一端に前記小歯車を形成
    し、その他端に前記位置関係を定めるための位置決め部
    を形成したことを特徴とするステッピングモータ。
  4. 【請求項4】 請求項3の発明において、前記ボス部材
    をTPEEなどの弾性樹脂で形成したことを特徴とする
    ステッピングモータ。
  5. 【請求項5】 請求項3または4のの発明において、前
    記位置決め部はロータの回転中心と同心の多角形状を有
    するとともに、その多角形状のいずれかの頂点が前記小
    歯車のギヤ歯の山または谷のピークに位置対応させられ
    ていることを特徴とするステッピングモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかの発明におい
    て、前記減速機構は、ロータに軸結する第1小歯車、こ
    の第1小歯車に噛合する第1大歯車、この第1大歯車に
    軸結する第2小歯車、およびこの第2小歯車に噛合する
    第2大歯車とによって構成され、最終減速段の第2大歯
    車の軸がモータの回転出力軸としてケースの外部に導出
    されていることを特徴とするステッピングモータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113491A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Nippon Seiki Co Ltd ステッピングモータの駆動制御装置及び駆動制御方法
JP2009268312A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Canon Inc 電磁駆動装置及び製造方法
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KR101067740B1 (ko) 2010-06-09 2011-09-28 주식회사 모아텍 스텝 모터 액츄에이터

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