JPS5845440B2 - プロスタグランジン誘導体とその製造方法及び薬剤 - Google Patents

プロスタグランジン誘導体とその製造方法及び薬剤

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JPS5845440B2
JPS5845440B2 JP10443478A JP10443478A JPS5845440B2 JP S5845440 B2 JPS5845440 B2 JP S5845440B2 JP 10443478 A JP10443478 A JP 10443478A JP 10443478 A JP10443478 A JP 10443478A JP S5845440 B2 JPS5845440 B2 JP S5845440B2
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喜朗 浅野
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、副作用を低減し薬効を高めた新規なプロスタ
グランジン誘導体とその製法及び用途に関するものであ
る。
周知の如く、プロスタグランジン類は人体内に存在し、
血圧降下作用、胃液分泌抑制作用、気管支拡張作用、血
小板凝集阻止あるいは逆の促進作用を有するので極めて
重要な生理活性物質である。
プロスタグランジン(以下PCと称す)類の中でとくに
PGE及びPGFは上記生理活性以外に子宮収縮作用、
黄体退化作用を有するので分娩促進、妊娠の初期及び中
期の中絶、出産後の胎盤の排出あるいは月経不順の調節
に有用なことが知られている(ファルマシア第9巻、第
6号第399〜402頁、1973年)。
更に、雌の哺乳動物の性周期を調節したり避妊及び中絶
することも期待できる。
しかし、この有用なPC類は薬剤として投与を行なうと
悪心、嘔吐、下痢などの他に血圧、脈搏、呼吸等に急激
な変動が起り、薬剤として期待されながらも、その副作
用のために、特定の治療にのみ用いられているに過ぎな
い。
然るに、本発明者等は、副作用の少ない新規なPG誘導
体の開発について鋭意努力し下記一般式**で示される
物質が極めて有効であることを見い出し本発明に到達し
た。
一般式 (但し、RはH又は−CCH3を示す) 此の新規な本発明PG誘導体は9α・11α・15α−
トリヒドロキシ−5(シス)−13()ランス)−プロ
スタジェノイック酸(以下PGF2dと略称)とエスト
ラジオールを主原料として製造されるものであるが、こ
れを投与した場合にPGF2α特有の副作用が殆んど認
められず有効な薬理作用、即ち、子宮壁収縮の刺激活性
及び妊娠中絶作用、黄体退縮、卵着床阻害活性等を発揮
する。
従って、新規なPG誘導体は妊娠哺乳動物の堕胎及び分
娩誘発、雌性哺乳動物の受精率の改善、発情調節、避妊
及びメシス誘発等に極めて効果的に用いるこ・とができ
る。
以下本発明の化合物(以下本物質と称す)、その製法及
び薬理試験、更に医薬として用いられる場合の製剤化及
び投与法、投与量について記載する。
本願で云う本物質とは次に示されるいずれかのものであ
る。
(1) エストラト3・5(10)−)リエンー3−
アセトキシー17−オキシ−カルボニルメチル−9α・
11α・15α−トリアセトキシ−5(シス)−13(
)7ンス)−フロスタジエノエート (2) エストラ−1・3・5(10)−)クエン−
3−ヒドロキシ−1フーオキシ−カルボニルメチル−9
α・11α・15α−トリアセトキシ** 5(シス)−13 (トランス)−プロスタジ エノエート 上記1)の化合物をPGFE−4AC1(2)をPGF
E−3ACと以下略称し、製造法について述べる。
PGFE−4ACは、PGF2ctのカルボン酸の金属
塩(特に銀塩)と、エストラジオールの17位のOH基
にBrCH2C0Brを反応させることによって得られ
たエストラ−1・3・5・(10)−トリエン−3−ヒ
ドロキシ−17−ブロモアセテートをDMSO中光の遮
断下で反応させた後、単離し、更に該反応物をピリジン
中で無水酢酸を作用させることにより得られる油状物質
である。
PGFE−3ACは、PGF2αをピリジン中で無水酢
酸と作用させアセチル化し、次にカルボン酸の銀塩とし
、更にDMSO中で同様にしてエストラ−1・3・5・
(10)−トリエン−3−ヒドロキシ−17−フロモア
セテートと反応させることによって得られる油状のもの
である。
尚、このPGFE−3ACを更にアセチル化してPGF
E−4ACにすることも可能である。
上記2化合物の構造の確認は赤外吸収スペクトル、元素
分析、NMR等の手段によりおこなった。
次に、本物質の副作用について記載する。
PGFE−4AC,PGFE−3ACの急性毒性(LD
5oで表示する)はICR−JCL系(4週令)雌マウ
スを用い4007n9/kg量静注投与し求めたが金運
(10匹)生存した。
公知のPGF2α単体のLD、。
値が56■/kgであることを考慮すれば極めて安全な
ものであると云える。
更にバイオフィジオグラフ180−4 (4ch)〔三
栄測5KK製〕を用いて投与前後の妊娠マウス(妊娠初
期)の心持、呼吸、心電等の異状を調べたが公知のPG
F2ct投与群はこれらの値が激変するが本物質投与群
は全く異状を示さなかった。
これ等の副作用試験によって本物質は極めて低毒性で副
作用の少ない安全なものであることがわかった。
−薬効の試験はICR−JCL系の妊娠マウスを用い
、それぞれの投与法、投与量に於いて中絶又は堕胎効果
を調べた。
公知のPGF2αに比し、本物質は極めて高い効力を示
した。
例えば、PGF2αを15r/匹、1回、投与しても効
力がないのに反し、本物質は5r/匹、1回の投与量で
完全に中絶効果があった。
公知のPGF2αの9・11・15のヒドロキシル基は
活性点であり、これをアセチル化した場合に通常は不活
性になると考えられるが予想に反し活性が高いことは全
くおどろくべき発見である。
本物質は医薬として用いられる場合には、注射用、経口
用、膣内投与用、塗布用、等に製剤化される。
例えば経口用には、錠剤、乳剤、散剤、顆粒剤、カプセ
ル剤等の固型製剤、及びシロップ状等の液剤に剤形化さ
れる。
それ等の組成については公知の中から適宜目的に応じて
選べる。
例えば固形剤の場合には、本物質以外に希釈剤として、
澱粉、炭酸カルシウム、乳糖が用いられ、又潤滑剤も用
いられる。
経口用液体製剤には、本発明物質以外に薬剤的に許容さ
れている乳化剤、懸濁剤、シロップ剤等の添加剤、水又
はアルコール、流動パラフィン等も用いられる。
その他、甘味剤、風味剤が用いられる。
又、必要に応じてゼラチン等を用いてカプセル化するこ
ともできる。
膣内投与用固型剤としては本物質以外に膣内でとげるた
めの融点を有するワックス或は高級脂肪酸、高級アルコ
ールが用いられ、又適度の粘度を有する崩壊剤の添加も
可能である。
注射用としては本物質を水に溶解し更にエチルアルコー
ル、表面活性剤、乳化剤、食塩、安定剤、pH調節剤、
栄養剤等の添加も可能である。
本物質の製剤中の濃度は、注射薬では少くとも0.00
25重量%以上、経口薬では0.1重量%以上が好まし
い。
又人体に対する投与量は、本物質として1人1日0.0
01■〜50mgが好ましい。
但し、患者の症状によっては適宜な量が用いられる。
以下、実施例を以って本発明を説明するが、それによっ
て限定されるものではない。
実施例 1 エストラト3・5(10)−)クエン−3アセトキシー
1フーオギシーカルボニルメチルー9Ct・11α・1
5α−トリアセトキシ−5(シス)−13()ランス)
−フロスタジエノエートの合成 (1)PGF2αのに塩およびAg塩の合成PGF2α
に塩の製造 PGF2α0.105.l’(2,97X10−4mo
le )に水1mlを加えてかくはんしつつ温度を+1
〜−2℃に保ち、KOHO,0205Pヲ含む水11r
Llを静かに加える。
不均一の状態から約1時間後に均一系の溶液になりpH
7,5〜8.5となる。
PGF2αAg塩の合成 先のに塩水溶液にAgNO30,05301?ヲ水少量
に溶かし、光を遮断して加える。
約15分間この溶液を攪拌しAg塩の白色沈殿を析出さ
せる。
この白色沈殿を04ガラスフイルターにて沢別し、水、
エーテルで洗滌する。
次に室温減圧乾燥により0.1085S’の白色Ag塩
が得られた。
(収率79.14%)(2) エストラ−1・3・5
・(10)−トリエン−3−ヒドロキシ−17−フロモ
アセテートの合成 エストラジオール11を脱水THF400mlに溶解し
、次いで無水ピリジン8.81を添加する。
モノフロムアセチルフロマイト22.5Pを四塩化炭素
74fに溶解した混合液をエストラジオール溶液に−5
〜−7℃で滴下し、混合物は一夜放置する。
反応終了後沈殿物を沢別除去、涙液より溶剤を蒸発する
蒸発残をエーテルに溶解し結晶化して、エストラ−1・
3・5・(10)−)リエンー3・17−ビス(フロモ
アセテート)を得る。
この物2zをメタノール900m1に溶解し一5℃に冷
却しながらに2CO30,24PのH2O20m1溶液
を滴下する。
30分反応後水1000Ttlを加え沈殿物を分離し乾
燥する。
元素分析及び赤外吸収スペクトルよりエストラ−1・3
・5・(10)−トリエン−3−ヒドロキシ−17−ブ
ロモアセテ**−トである事を確認した。
(3)PGF2αAg塩とエストラ−1・3・5・(1
0)−4リエンー3−ヒドロキシ−1770モアセテー
トの反応 PGF2ctAg塩0.10859’(2,35X10
’mole)をDMS02CCに溶かす。
(光遮断)このものにエストラ−1・3・5・(10)
=3−ヒドロキシ−17−フロモアセテート0.100
0′?を加え、かくはんしつつ室温にて7 2日間放置
する。
反応終了後G4ガラスフィルターにてAgBr を分離
する。
得られた涙液を冷却しつつ水20rfLl加えると白濁
する。
この白濁溶液を遠心分離にて分別するとやや黄色の油状
のものが得られた。
“ 上記の反応物を混合溶媒ニジクロヘキサン45
:酢酸エチル45:エタノール10(容を比)を用いて
シリカゲルカラム(42P)で分離精製した所収率68
.95%で白色固体が得られた。
このものは赤外吸収スペクトル及び元素分析より下記の
構造のものであることを確認した。
(4)PGFEのアセチル化反応 PGFE O,029Ofを101111の三角フラス
コに取り脱水ピリジン0.5mlを加えて溶解し、次い
で無水酢酸0.15m1を加え室温で攪拌しつつ一晩放
置した。
反応終了後、45℃で減圧にして溶媒を除去してPGF
Eのアセチル化体(PGFE−4AC) 0.0351
?を得た。
このものは室温で油状であり、元素分析、IRスペクト
ル等の手段により、下記の構造であることを確認した。
第1図にPGFE−4ACのIRスペクトルを示した。
元素分析 計算値 C:69.06%、Hニア、91%実験値 C
:68.8% H:8.0%実施例 2 エストラ−1・3・5(10)−)リエンー3−ヒドロ
キシー17−オキシ−カルボニルメチル−9α・11α
・15α−トリアセトキシ−5(シス)−13()ラン
ス)プロスタジェノエートの合成 PGF2ctO,1008Pを無水ピリジ−/1.0m
1K溶解し、これに0.3rrLlの無水酢酸を加え一
夜放置した。
反応後40℃減圧下でピリジン及び無水酢酸を除去し、
更に水洗してから油状の生成物を分離し、次いでそれに
水2TLlとエチルアルコール3mlを加え、更に、苛
性カリ0.0186Pを加え水冷下で1時間反応させて
から2−の水に予め溶か**しである硝酸銀(AgN0
3o、o 51 ss’ )液ヲ加え、光を遮断して1
時間反応させて0.1140S’のPGF2ctのアセ
チル化体銀塩を得た。
PGF2αアセチル化体銀塩0.11グをDMSO27
711に溶解し、これにエストラ−1・3・5・(10
゛)−3−ヒドロキシ−17−フロモアセテー)0.1
(lを加え、光を遮断して室温で48時間反応させた。
反応終了後G4フィルターにてAgBrを除去し、涙液
に冷水20m1を加え、得られる油状物を遠心分離器を
用いて分離・取得した。
この取得物を混合溶媒ニジクロヘキサン45:酢酸エチ
ル45ニー+4ルアルコール10 (容量比)を用いて
シリカゲルカラム(42f)で分離精製した。
このものは室温で油状物であり、赤外吸収スペクトル、
元素分析により下記構造のものであることを確認した。
元素分析 計算値 C: 69.70%、 H: 8.08% 実験値 C:68.90%、H:8.O%IRスペクト
ルは第2図に示した。
実施例 3 副作用試験 ICR−JCL系マウスを用いて本物質の急性毒性(L
D5.)とバイオフイジオグラフによる瞬時心拍、呼吸
曲線、心電図の異状を調べた。
LD5oの測定は検体1ケに対しICR−JCL系マウ
マウス10匹週令)を使用し、静脈注射によりエタノー
ル50%の生理食塩水に溶解した検体液0.2 rrt
lを投与してから中毒症状の観察を続けて7日間までの
経時的死亡率を求め、リッチフィールドーウィルコツク
ソン(L i tchf ie ldwilcoxon
)図計算法により算出する方法によった。
結果は、PGFE−3AC,PGFE4AC両者とも公
知PGF2αのLD5o値56my/kyの約7倍量に
相当する量即ち400m9/に9を投与しても全連数が
生存し、LD、oは求められなかった。
このことから本物質は極めて低毒性であることがわかっ
た。
心電図の測定はICR−JCL系の妊娠マウス(6日日
)を用い、三栄測器社製バイオフイジオグラフ180−
4(4ch)により投与3分後に測定した。
50%volエタノールー生理食塩水に本物質を溶解し
た液0.2m1(−匹に対する投与量30r)を静注し
た。
比較のために公知PGF2α(−匹に対する投与量15
r)の測定もおこなった。
測定結果を第3図乃至第6図に示した。
タテ軸はmVを示し、横軸は時間(秒)を示す。
チャートスピード250 m7IL/ secでおこな
った。
第3図は、エタノール(50vo1%)−生理食塩水o
、2mlを静注投与した時の瞬時心拍、呼吸曲線、心電
図を表わしている。
第4図はエタノール(50vo1%)−生理食塩**水
に所定量のPGF2αを溶解したものを0.2 rrt
l(PGF2α15r/匹)を静注投与した時の瞬時心
拍、呼吸曲線、心電図を表わしている。
第5図は、エタノール(50vo1%)−生理食塩水に
所定量のPGFE−4ACを溶かしたものを0.2m1
(PGFE−4AC30r/匹)を静注投与した時の瞬
時心拍、呼吸曲線、心電図を表わしている。
第6図は、エタノール(50vo1%)−生理食塩水に
所定量のPGFE−3ACを溶解したものを0.21r
Ll(PGFE−3AC30r/匹)を静注投与した時
の瞬時心拍、呼吸曲線、心電図を表わしている。
これ等の測定結果から、公知PGF2α(第4図)は6
迫及び呼吸、心電図がコントロール(第3図)に比し、
極めて異状に変化していることがわかる。
これに対し本物質(第5又は第6図)は呼吸、心拍、心
電図いずれもコントロールと同一であることから投入に
よって異状を与えないすぐれた薬剤であると云える。
実施例 4 中絶試験 本物質の中絶試験はICR−JCL妊娠マウス(1群5
匹)を用いて検体投与後に予定日まで飼育し出産の有無
によって効力を判定した。
試料の調整は、5vo1%エタノールー生理食塩水0.
2ml中に1回の投与量に相当するように本物質を溶解
した。
この液を注射器によって妊娠後6日日のマウスに連日4
回皮下注射、あるいは静脈注射をおこないその後更に少
くとも出産予定日以上まで飼育して出産の有無をたしか
めた。
結果を第1表と第2表に記載した。
この結果より明らかな如く本物質は公知PGF2αに比
し、その中絶効果のすぐれていることは明らかである。
実施例 5 製剤化例 処方例 1 PGFE−4AC 非イオン界面活性剤 エチルアルコール 生理食塩水 0.05部 2.0部 30部 95.0部 を加温混合波減菌して注射剤とする。
処方例 2 PGFE−3AC0,5部 マンニット 35 部カ″ボキメチ
“−1Az D −5部 −ズ ステアリン酸マグネシウム 5 部ソルビット
25 部タルク
30 部上記組成物をよく混和し、粉状にした
ものな圧縮して直径10mmの固形剤にした。
処方例 3 PGFE−3AC0,02P リン酸ソーダ 6r ベンジルアルコール 0.97711水
100rILlの如き組成物
を混合し注射薬とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明物質PGFE−4ACの赤外吸収スペク
トル図であり第2図は本発明物質PGFE−3ACの赤
外吸収スペクトル図である。 第3図はマウスに溶剤のみを静注投与した時のバイオフ
イジオグラフによる瞬時心拍、呼吸曲線及び心電図のコ
ントロール例である。 第4図は第3図に用いた溶剤を用いて溶液としたPGF
2α15r/匹を、第5図は同様溶液としたPGFE4
AC30r/匹を、第6図は同様溶液としたPGFE−
3AC30r/匹を夫々静注投与した時の瞬間心拍、呼
吸曲線及び電図を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 O (ただしRはH又は−CCH3を示す) で示されるプロスタグランジン誘導体。 2 プロスタグランジン誘導体は、エストラ−1・3・
    5(10)−トリエン−3−アセトキシ17−、tキシ
    −カルボニルメチル−9α・11α・15α−トリアセ
    トキシ−5(シス)−13()ランス)−プロスタジェ
    ノエート又はエストラ1 ・3・5(10)−)クエン
    −3−ヒドロキシ1フーオキシ−カルボニルメチル−9
    α・11ct・15α−トリアセトキシ−5(シス)−
    13()ランス)−プロスタジェノエートである特許請
    求の範囲第1項記載のプロスタグランジン誘導体。 39α・11α・15α−トリヒドロキシ−5(シス)
    −13()ランス)−フロスタジエノイツク酸の金属塩
    とエストラ−1・3・5(10)トリエン−3−ヒドロ
    キシ−17−ブロモアセテートを反応させた後に該反応
    物をアセチル化することを特徴とするエストラ−1・3
    ・5 (10)トリエン−3−アセトキシ−17−オキ
    シ−カルボニルメチル−9α・11α・15α−トリア
    セトキシ−5(シス)−13()ランス)−プロスタジ
    ェノエートの製造方法。 49α・11α・15α−トリヒドロキシ−5(シス)
    −13(hランス)−フロスタジエノイツク酸をアセチ
    ル化し、更に金属塩としたものにエストラ−1・3・5
    (10)−)クエン−3−ヒドロキシ−1フーブロモア
    セテートを反応させることを特徴とする、エストラ−1
    ・3・5(10)−トリエン−3−ヒドロキシ−17−
    オキシーカ**ルボニルメチル−9α・11α・15α
    −トリアセトキシ−5(シス)−13()ランス)−プ
    ロスタジェノエートの製造方法。 59α・11α・15α−トリヒドロキシ−5(シス)
    −13()ランス)−フロスタジエノイツク酸をアセチ
    ル化し、更に金属塩としたものにエストラ−1・3・5
    (10)−)リエンー3ヒドロキシー17−フロモアセ
    テートを反応させ更に該反応物をアセチル化する事を特
    徴とする、−エストラ−1・3・5(10)−4リエン
    ー3アセトキシ−17−オキシ−カルボニルメチル9α
    ・11α・15α−トリアセトキシ−5(シス)−13
    (hランス)−プロスタジェノエートの製造方法。 1 6 一般式 (ただしRはH又はーCCH3を示す) で示されるプロスタグランジン誘導体よりなることを特
    徴とする妊娠中絶剤。
JP10443478A 1978-01-31 1978-08-29 プロスタグランジン誘導体とその製造方法及び薬剤 Expired JPS5845440B2 (ja)

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