JPS5845417Y2 - 点検口の施錠装置 - Google Patents

点検口の施錠装置

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Publication number
JPS5845417Y2
JPS5845417Y2 JP1977133115U JP13311577U JPS5845417Y2 JP S5845417 Y2 JPS5845417 Y2 JP S5845417Y2 JP 1977133115 U JP1977133115 U JP 1977133115U JP 13311577 U JP13311577 U JP 13311577U JP S5845417 Y2 JPS5845417 Y2 JP S5845417Y2
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JP
Japan
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inner frame
rod lever
support plate
locking device
edge
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Application number
JP1977133115U
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English (en)
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JPS5460098U (ja
Inventor
昌夫 太田
Original Assignee
株式会社ナカ技術研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナカ技術研究所 filed Critical 株式会社ナカ技術研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、天井、床、壁等に設置されて天井内部や床
下あるいは壁層間に設けられる配線、配管、エアーダク
ト等の諸設備の点検や修理を行うために設置される点検
口においてその蓋体の閉止状態を保持する施錠装置の改
良に関する。
一般に、この種の点検口は、通常、天井、床、壁等に開
設した開口の開口縁部に取付けられる外枠と、この外枠
内に嵌脱可能に嵌合して上記開口を開閉する蓋体とで構
成されている。
そして、上記蓋体については、それが天井面、床面ある
いは壁面等の表面側に露出するものであるから、外枠内
に嵌脱可能に嵌合される内枠とこの内枠内に取付けられ
る蓋板とで構成し、周囲の天井面、床面、壁面等との間
の調和を図るために上記蓋板として天井面、床面、壁面
等を構成する部材や他の化粧板等を適宜選択して使用し
ている。
しかしながら、従来の点検口においては、その蓋体を閉
止状態に保持するための施錠装置が蓋体を構成する蓋板
の裏面に取付けられたり、あるいは蓋体を構成する内枠
の内面に取付けられており、また、この施錠装置の作動
軸が蓋板を貫通してその表面側に露出するようになって
いるため、蓋体に使用する蓋板が決まらない限り施錠装
置を蓋体に組付けることができず、また、施錠装置の組
付けのたびに蓋板に穴明けをして作動軸を挿通するとい
う面倒な作業が必要であった。
この考案は、かかる観点に鑑み、施錠装置を、内枠の主
縁部裏面側端部に設けられると共に、その略中央部に相
対向する一対の弧状孔を設けた支持板と、この支持板の
下面に配置されて回動可能に軸支されたロッドレバーと
、上記支持板の上面に配置されて、上記ロッドレバーと
同軸で回転可能に軸支されると共に、弧状孔を貫通して
ロッドレバーに係合される一対の爪を有した連動部と、
上記ロッドレバーに連動連結されたロッドと、外枠と内
枠との間の間隙内に位置するように内枠の外側に設けら
れた作動軸と、内枠の主縁部裏面側端部を乗り越えて作
動軸の回転運動をロッドレバーに伝達するカムとで構成
し、これによって内枠内に取付けられる蓋板とは無関係
に施錠装置を内枠に組付けることができるようにし、上
記従来の問題点を解消すると共に、内枠の主縁部の巾寸
法の範囲内で任意の板厚の蓋板を取付けることができる
ようにし、例えば天井面、床面、壁面等を構成する天井
板、床面、壁板等と同じ板材で蓋板を形成する場合にお
いてこれらの板材の板厚が点検口の設置現場で種々変更
されてもこれに対応することができるようにしたもので
ある。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、本考案を詳細
に説明する。
第1図ないし第6図において、本考案の実施例に係る天
井点検口の施錠装置が示されている。
1は方形状に形成された外枠で取付チャンネル、野縁等
の取付基部2に適宜係止具3により吊持されていると共
に、天井板6に開設した開口を貫通する主縁部4の下端
に設けた外向き突縁5が上記開口の開口縁部13表面側
に当接してこの天井板6を受止している。
7は前記外枠1の内側にその一側方に偏して適宜軸体に
より枢支された蓋体であり、内枠10とこの内枠10に
取付けられる蓋板6′とで構成されている。
上記内枠10はその主縁部10 aの巾寸法が少くとも
周囲の天井板6の板厚よりも大きく形成されていると共
に、上記主縁部10 aの表面側端部(下端部)には、
蓋体7が閉じた際に外枠1と内枠10との間の間隙及び
外枠1の外向き突縁5をそれぞれ隠蔽する外向き突縁8
と、内枠10内に蓋板6′を取付けるための内向き突縁
9とが形成されている。
上記蓋体7の閉止状態を保持するためにその内枠10の
開放端側に設けられる施錠装置11は、内枠10の主縁
部10a裏面側端部に設けられて内枠10の内方に突出
すると共に、その略中央部に相対向する一対の弧状孔2
6を設けた支持板12と、この支持板12の下面側に配
置されて軸体18により中央部が回転可能に軸支される
ロッドレバー17と、上記支持板12の上面に配置され
て、上記ロッドレバー17と同一の軸体18で回転可能
に軸支される連動部20と、一端が上記ロッドレバー1
7の端部に枢着16され、他端が互いに反対方向に向け
て突出すると共に内枠10の主縁部10 aに穿設した
透孔状の案内27を貫通して先端が外枠1の互いに相対
向する主縁部4にそれぞれ穿設した透孔よりなる係止部
14内に係脱可能に係止する一対のロッド15と、上記
内枠10の主縁部10 aに形成した外向き突縁8を回
動可能に貫通し、外枠1と内枠10との間を内枠10の
主縁部10 aに沿ってその巾方向に延びると共に上記
内枠10の外向き突縁8の表面側(下面側)に操作部2
2を有する作動軸24と、一端が上記作動軸24の先端
(上端)に固定され、他端が上記内枠10の主縁部10
a裏面側端部を乗り越えて上記ロッドレバー17に設
けられた連動部20に連動連結され、作動軸24の回転
運動をロッドレバー17に伝達するカム23とで構成さ
れている。
この実施例において、上記連動部20はその一端に穿設
した案内長孔19内にはカム23の先端に突設した誘導
突子25が摺動可能に嵌挿されており、また上記支持板
12の弧状孔26と対向する位置に一対の爪21が設け
られ、そしてその爪21は上記弧状孔26を貫通してロ
ッドレバー17に係合され、これによってカム23によ
り連動部20が回転した際にその回転運動がロッドレバ
ー17に伝達すると共に、ロッドレバー17が必要以上
に回転しないようになっている。
上記施錠装置11の動作を説明すると、第1図ないし第
5図に示された蓋体7の閉止状態において、操作部22
により作動軸24を矢印A方向に回動すると、カム23
先端の誘導突子25が連動部20の案内長孔19内面を
摺動しつつこの連動部20に矢印B方向の回転を与え、
この連動部20の爪21゜21で係合されたロッドレバ
ー17が軸体18を中心に同じくB方向へ同時に回転し
、各ロッド15が横方向に移動してその先端部が外枠1
の各係止部14から引抜かれ、蓋板7の閉止状態が解除
される(第3図)。
また、蓋体7を閉じるときは上記とは逆の順序で動作す
るもので、完全に蓋体7を閉じた状態で操作部22によ
り作動軸24を矢印C方向に回動させることにより、カ
ム23により連動部20を介してロッドレバー17を回
転させ、各ロッド15を横方向に移動させてその先端部
を外枠1の各係止部14に挿入係止させる(第6図)。
以上の通り、本考案に係る点検口の施錠装置は、内枠の
開放端側に位置する主縁部の裏面側端部に設けられて内
枠内方に向けて突出すると共に、その略中央部に相対向
して一対の弧状孔を設けた支持板と、この支持板の下面
に配置されて回転可能に軸支されたロッドレバーと、上
記支持板の上面に配置されて、上記ロッドレバーと同軸
で回転可能に軸支されると共に弧状孔を貫通してロッド
レバーに係合される一対の爪を有した連動部と、一端が
上記ロッドレバーの先端部に組着されていると共に他端
が内枠の主縁部に設けられた案内に案内されて外枠に設
けられた係止部に係脱可能に係止するロッドと、上記内
枠の主縁部表面側端部に形成した外向き突縁を貫通する
と共にこの外向き突縁の表面側に操作部を有する作動軸
と、一端が上記作動軸の先端に固定されると共に他端が
上記内枠の主縁部裏面側端部を乗り越えて上記ロッドレ
バーに設けられた連動部に連動連結され、作動軸の回転
運動を連動部を介してロッドレバーに伝達するカムとで
構成されているので、蓋体の内枠に取付けられる蓋板と
は無関係にこの内枠に組付けることができ、また、この
施錠装置を内枠に組付けたままで蓋板を内枠に取付ける
ことができる。
このため、従来のように点検口の取付施工時に、使用す
る蓋板が決ってからこの蓋板に作動軸が挿通する穴明は
加工を行い、その後に施錠装置を組付けるといった面倒
な手間を必要とせず、予め工場等で内枠に施錠装置を取
付けておくことができるので点検口の取付施工性が著る
しく向上する。
しかも、施錠装置が蓋板とは無関係に内枠の主縁部裏面
側端部に取付けられるので、この主縁部の巾寸法が許容
する範囲内で任意の板厚の蓋板を内枠内に嵌め込んで取
付けることができ、これによって例えば天井面、床面、
壁面等を構成する天井板、床板、壁板等と同じ板材で蓋
板を形成することが要求されるような場合にこれらの板
材の板厚が点検口の設置現場で種々変更されても容易に
これに対応できるものである。
更に、連動部に設けた爪をロッドレバーに係合して作動
軸の回動運動がロッドレバーに直接伝達されるため、そ
のロッドレバーは円滑に作動して確実に施錠および解錠
でき、また連動部に設けた爪によりロッドレバーの回転
角度を規制したので、ロッドレバーの係脱が明確に認知
されて過剰に作動軸を回転させることがないので施錠装
置が破損することがないと共に、爪および弧状孔は表面
側に露出せず外観美麗である。
更にまた、ロッドレバーの回転を連動部と連結されたカ
ムを介して作動軸の回転運動を伝えるようにして、作動
軸のみを内枠仲間に配置させるようにしたので、内外枠
間に、ロッドレバーや連動部あるいはロッド等を収める
ためのスペースが不要で、それだけ内外枠の間隔を狭め
、しいては内枠の外向き突縁等の幅寸法を小さくして、
壁または天井に取付けられたとき、その点検口の存在を
できるだけ目立たなくして、周囲との調和を図ることが
でき、しかもロッドレバーの回転を作動軸の回転操作で
行なうようにしたもので、この作動軸が貫通する内枠の
外向き突縁に形成される孔は作動軸の軸径程度でよく、
シかも作動軸および孔周縁の摩滅が少なく、長期にわた
って外観を美麗に保つことができると共に、故障等がな
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係る点検口の施錠装置の実
施例を示し、第1図は取付姿勢における平面図、第2図
は閉止状態の拡大した一部側面断面図、第3図は開蓋状
態の拡大した平面図、第4図は閉止状態の拡大した平面
図、第5図は同じく底面図、第6図はロッドの係止状態
を示す側面断面図である。 1・・・・・・外枠、6・・・・・・天井板、6′・・
・・・・蓋板、7・・・・・・蓋体、8・・・・・・内
枠の外向き突縁、10・・・・・・内枠、10 a・・
・・・・内枠の主縁部、11・・・・・・施錠装置、1
2・・・・・・支持板、13・・・・・・開口縁部、1
4・・・・・・係止部、15・・・・・・ロッド、16
・・・・・・ロッドレバーとロッドとの間の枢着、17
・・・・・・ロッドレバー、20・・・・・・連動部、
21・・・・・・爪、22・・・・・・操作部、23・
・・・・・カム、24・・・・・・作動軸、26・・・
・・・弧状孔、27・・・・・・案内。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井、床、壁等に開設した開口の開口縁部に取付けられ
    る外枠と、この外枠内に嵌合されると共に外枠の一側方
    に回動可能に枢支される内枠及びこの内枠内に嵌め込ま
    れて取付けられる蓋板からなる蓋体とで構成され、上記
    内枠にはその主縁部表面側に外向き突縁を有する点検口
    の施錠装置であり、上記内枠の開放端側に位置する主縁
    部の裏面側端部に設けられて内枠内方に向けて突出する
    支持板と、この支持板の下面に配置されて回転可能に軸
    支されるロッドレバーと、上記支持板の上面に配置され
    て、上記ロッドレバーと同軸で回転可能に枢支されると
    共に上記支持板の略中央部に相対向して形成された一対
    の弧状孔を貫通してロッドレバーに係合される一対の爪
    を有する連動部と、一端が上記ロッドレバーの先端部に
    枢着されていると共に他端が内枠の主縁部に設けられた
    案内に案内されて外枠に設けられた係止部に係脱可能に
    係止するロッドと、上記内枠の主縁部表面側端部に形成
    した外向き突縁を貫通すると共にこの外向き突縁の表面
    側に操作部を有する作動軸と、一端が上記作動軸の先端
    に固定されると共に他端が上記内枠の主体部裏面側端部
    を乗り越えて上記支持板に軸支される連動部に連動連結
    され、作動軸の回動運動を連動部を介してロッドレバー
    に伝達するカムとで構成されていることを特徴とする点
    検口の施錠装置。
JP1977133115U 1977-10-05 1977-10-05 点検口の施錠装置 Expired JPS5845417Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977133115U JPS5845417Y2 (ja) 1977-10-05 1977-10-05 点検口の施錠装置

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JP1977133115U JPS5845417Y2 (ja) 1977-10-05 1977-10-05 点検口の施錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5460098U JPS5460098U (ja) 1979-04-25
JPS5845417Y2 true JPS5845417Y2 (ja) 1983-10-15

Family

ID=29101278

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JP1977133115U Expired JPS5845417Y2 (ja) 1977-10-05 1977-10-05 点検口の施錠装置

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JP (1) JPS5845417Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034546U (ja) * 1989-06-05 1991-01-17
JPH0311224U (ja) * 1989-06-19 1991-02-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034546U (ja) * 1989-06-05 1991-01-17
JPH0311224U (ja) * 1989-06-19 1991-02-04

Also Published As

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JPS5460098U (ja) 1979-04-25

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