JPS5845095B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPS5845095B2
JPS5845095B2 JP4955277A JP4955277A JPS5845095B2 JP S5845095 B2 JPS5845095 B2 JP S5845095B2 JP 4955277 A JP4955277 A JP 4955277A JP 4955277 A JP4955277 A JP 4955277A JP S5845095 B2 JPS5845095 B2 JP S5845095B2
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objective lens
distance
light
substrate
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JP4955277A
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一良 伊藤
利朗 鴨川
忠 長岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、映像や音声其の他の情報を、光学的に読取り
可能な形状で、螺線状又は同心円状のトラックに沿って
記録したディスクより、信号を再生する情報再生装置に
関するものである。
第1図に従来より使用されているこの様なディスクの一
例を示す。
ディスクは、直径約30cIrL、厚さ150μmの透
明でフレキシブルな基板1より戒り、その一方の表面に
ピットと呼ばれる凹部(又は凸部)2が、互に平行な同
心円又は螺線状のトラックに沿って、高密度に記録され
ている。
相隣るトラックの間隔p、ピットの巾W、及びピットの
深さdは実質的にゴ定であり、これらは例えばそれぞれ
、1.6 pm、 0.6 pm、 0.3 pmであ
る。
トラック方向のピットの長さl、及びピットとピットの
間隔Sは、記録情報信号に対応して変調されている。
このディスクより信号を再生するためには、隣接ピット
を照射しない程度の大きさの光点3を照射し、かつディ
スクを回転させることによって、ディスク透過光がピッ
ト構造により回折を受けることを利用して、時間的に変
化する信号を再生すればよい。
このとき読出し光点が、常時、ピット上にフォーカスさ
れるためのフォーカシング制御、及びトラックに常時追
従して外れないためのトラッキング制御が必要である。
従来、フレキシブルなディスクに対するフォーカシング
の手段としては、高速回転していルティスクが、エアロ
ダイナミックスタビライザーと呼ばれる狭い間隙構造中
を高速で通過する際に、ディスク面が流体力学的な力に
よってその位置変動を規制されることを利用したものが
ある。
この方法でディスク表面の面振れを、読み出し用集光対
物レンズの焦点深度以内(例えば約±2μm)に抑える
ことができ、信号の読み出しが安定に行われる。
しかし、この方法では、ディスクとスタビライザーの距
離を数10μ扉程度以下にする必要があるため、空気流
中の塵芥が間隙中を通過する際にディスクの表面を擦傷
する欠点があった。
本発明では、このエアロダイナミックスタビライザ一方
式に代り、フレキシブルディスクの面振れを光学的に検
出し、その検出信号によって集光対物レンズの位置を電
磁的手段により動かして面振れに追従させることにより
フォーカシング制御を行うものである。
以下本発明の一実施例について第2図以下の図面に沿っ
て説明する。
第2図において光透過型フレキシブルディスク1は、デ
ィスク回転駆動モータ4の回転軸5に固定された小半径
のターンテーブル6上に、その中心孔を回転軸5にはめ
込んでクランパー7により取付けられ回転される。
ディスク1の回転面と平行に、かつわずかな間隙を保っ
て、ディスク安定化板8が外部より支持固定されている
この安定化板8は、ディスク1の高速回転時に、安定化
板8との間隙を流れる空気流(点線矢印の径路でディス
ク半径外側方向に流れる。
)の流体圧力作用によって、フレキシブルなディスクを
安定化板表面に沿って一定間隙を保って比較的安定に回
転させる作用を持っている。
但し、この安定化板によってディスクの面振れは完全に
は安定化されず、間隙200μmに対し約20〜30μ
m程度の残留面振れがあり、これは読出し用対物レンズ
の焦点深度よりはるかに太きい。
従ってこの安定化板のみによってはフォーカシングを行
うことはできず、安定化板8は、フォーカシングサーボ
系の負担を軽減する補助的な役割をもつものである。
この回転するディスクより信号を読み出すための読み出
し光点発生装置、及びディスク透過光より電気信号を取
出す光電変換装置、フォーカシング信号検出装置等が一
体となってピックアップ筺体9の内部に設置されている
このピックアップ筺体9は、送りモータ10及びそれに
よって回転される送りネジ11によって、一定の速度で
ディスクの径方向に送られ、これによって読み出し光点
が信号トラックを照射しつつ信号記録面全体を走査する
次に読出し光点は次の様にして作られる。
レーザ等の高輝度光源12より放射された光束13は、
第2図に点線で示す如く、中間レンズ14により一度集
束された後発散光となり、トラッキングミラー15によ
り反射され、集光対物レンズ16にその入射瞳をカバー
して入射する。
更に対物レンズ16により微小光点に集光されて透明デ
ィスクの信号面を照射し、ピット構造の回折効果による
変調を受けた後フォトディテクタ17に入り、電気信号
に変換される。
この電気信号は増幅され、信号処理回路18により映像
及び音声又は其他のもとの信号に復調されてテレビジョ
ン受像機等の最終端末装置19に送られる。
尚、ディスクの信号記録面は集光対物レンズ16の側で
もフォトディテクタ17の側にあってもどちらでもよい
また安定化板8もディスクに対して対物レンズ16の側
でもフォトディテクタ17の側のどちらにあつても差支
えない。
フォトディテクタ17からは、記録情報信号の他に、読
出し光点の中心が信号トラックの中心より外れたときに
、そのずれの大きさ及び向きを表すトラッキング信号が
同時に得られる。
トラッキング信号はトラッキング信号増幅駆動回路20
を経てトラッキングミラー15を太線矢印の如(偏向駆
動することにより、対物レンズ16への入射ビームの方
向をディスク半径方向に補正して、読み出し光点が常に
信号トラックの中心と一致する様に自動的に補正するサ
ーボ系を構成する。
トラッキングサーボ系がなげれば、トラックの蛇行うね
りがある場合や、ディスクの回転中心とトラックの間車
中心が一致せずに偏心している場合や、ピックアップ筺
体9の送り速度にむらや規定値からのずれがある場合に
、読出し光点は一本のトラック上を追跡することができ
ない。
トラッキングサーボはこれらの要因に拘らず常に連続し
てトラック上を読み出し光点を追従させるために必要で
ある。
また、ディスクの信号記録面上に常に読み取り光点がフ
ォーカスを結ぶ様に、フォーカシングサーボ系を設ける
読み取り光点を常時ピット上にフォーカスさせるために
は、信号記録面と対物集光レンズ16との距離が一定で
なげればならない。
一方、ディスクの表面にうねりがある場合や、ピックア
ップ筐体の送り方向がディスク表面に対して傾斜してい
る場合には、この距離は一定しない。
この距離の変化を検出し、集光対物レンズを光軸方向に
移動させてフォーカス調整を自動的に行うフォーカシン
グサーボ系が構成されている。
このレンズ駆動機構23は、音響スピーカに用いられて
いるボイスコイルと磁石との組合せによるスピーカ駆動
機構と同様の構造であり、レンズに固定されたコイル2
3に電流を流すことにより、それが静磁界中を動くこと
を利用してフォーカシングを行うことができる。
第3図に第2図のy方向、即ちピックアップ筐体の送り
方向から見たときの、信号読出し及びフォーカシング信
号検出のための光学系の構成と、ディスク及び安定数と
の相対的な位置関係を示す。
安定化板8にはピックアップ送り方向に沿って、集光対
物レンズ16による集光光路を妨げない程度のスリット
30が設けられ、このスリットの間を集光光束がピック
アップ送りとともに移動する。
このスリットを設けることは、この部分に於L、てディ
スク面に及ぼす空気圧力が変るため、回転ディスクの面
振れを安定化するという安定化板本来の目的からは望ま
しくないものである。
したがって、ガラス板等の透明板をスリット部分に取付
けて、透明板のディスクとの対向面が安定化板の面と連
続して同一平面を成すようにして、ディスク面との間の
空気流を一様にすることも考えられる。
しかし、このように集光光路中に透明板を置くことは、
対物レンズの集光性能を劣化させる要因となりうる。
即ち、一般に顕微鏡対物レンズの集光光路中の透明板は
、その屑折率が空気の値とは異るため、カバーガラスと
して作用することになる。
カバーガラスは、その厚みと屈折率がレンズの設計に際
してあらかじめ計算された値と厳密に一致することが必
要である。
そうでない場合や、内部に脈理や歪を有する場合には、
集光光点の収差歪の原因となる。
信号読出しに於いては、この歪は隣接トラックからのク
ロストークや、ピットの読み取りにおける解像度の低下
、即ち再生信号の周波数特性の低下の原因となる。
したがって、透明板を設置する場合には、その厚さが送
り方向の全長にわたって一定であり、かつ脈理、歪のな
い均質な透明板が必要である。
このような材料は高価であるから、できれば使用しない
方がよい。
またこの様な透明板を置くときには、その上下両面から
読み出しビーム及びフォーカシングビームの反射が生じ
、フォーカシング動作を妨害したり、読み出し光量を減
衰させたり好ましくない影響を与えることが多い。
また時間がたつにつれて、透明板上にちりやほこり等が
徐々に堆積し、吸収損や散乱損を起し、良好な動作を妨
げる原因となる。
この様なことから、この実施例では安定化板8にはスリ
ットを設け、面振れの安定化機能をある程度犠牲にする
ことによって上記の不利益を避けている。
次に光学系の構成について第3図により説明する。
第3図は第2図のy方向、即ちピックアップ筐体の送り
方向から見た光学系の配置を示すが、第2図のトラッキ
ングミラー15による光路の反射を省略して示す。
即ち実際には第2図に示す如く集光対物レンズの入射側
にトラッキングミラーが設置され、その偏向に従って読
み出しビーム及びフォーカシングビームはy方向、即ち
トラックと直角方向(第3図に於いては紙面に垂直な方
向)に偏向される。
またフォーカシング入射ビーム及び反射ビームは、トラ
ッキングミラー表面と、それに垂直でトラッキングミラ
ーの回転軸を含む面とにより定まる線上に並ぶように配
置される。
フォーカシングサーボのためのフォーカス誤差信号検出
用ビーム、(フォーカシングビーム)はビームスプリッ
タ31により読出しビームから分岐され、反射鏡32に
より反射され、集光対物レンズ16の光軸に対し斜めの
方向より図示の如く入射する。
フォーカシングビームの光路を図示の如(実線で示し、
矢印を付してその進行方向を示す。
対物レンズの光軸とフォーカシングビームは実質的に同
一平面内にあり、この平面はピックアッフ送り方向に直
交している。
フォーカシング入射ビーム40は、対物レンズ16を通
過した後ディスクの信号記録面で一部反射され、更に裏
面で一部反射され、残りがディテクタ17側に透過する
ディスクの両面で反射されたビームは再び対物レンズ1
6を通過した後、反射鏡34により反射され、2個のフ
ォトディテクタが並列に配置されたフォーカシングディ
テクタ21に入射する。
ミラー32の後に置かれたレンズ33は、フォーカシン
グビームを細く集光するためのもので、集光用対物レン
ズ16の入射側焦点に集光して対物レンズを通過後、細
い平行光束とするためのものである。
またフォーカシングビームを図に示す様に集光対物レン
ズの光軸に対し斜めの方向から入射させることにより、
反射フォーカシングビームが信号読出しビーム及び入射
フォーカシングビームの外側、即ち対物レンズ光軸より
遠い側になり、ミラー34により容易にこれら他のビー
ムの光路を防害することなく分離できる利点がある。
第4図にフォーカシング信号検出系を示す。
対物レンズ16を通過したフォーカシング入射ビーム4
0は、ディスクの両面において屈折率の差による表面反
射を生じ、2本の互いに平行な反射ビーム41,42と
なり、対物レンズ16にもどり、残りはビーム43とし
てディスクを透過する。
2本の平行反射ビーム41,42は、対物レンズ16へ
の入射高さくレンズ光軸から入射点までの距離)が異な
るため、レンズを通過した後、対物レンズの前側焦点面
で交叉し、更に反射ミラー34により入射フォーカシン
グビーム40の光路を妨げないように反射され、フォー
カシングディテクタ21に入射する。
フォーカシングディテクタ21は、後に示す如く、2つ
のフォトディテクタ21−1,21−2より成る。
ディスクの面振れによって対物レンズ16とディスク面
との距離間隔が変動すると、対物レンズ16へのもどり
反射ビーム41,420入射高さが変動し、これにより
対物レンズ16よりの出射角度が変り、フォーカシング
ディテクタ21に対する2本のビームの入射位置が変動
する。
即ち、第4図でディスク面が対物レンズ16に対して相
対的に最寄る方向(a方向)に動けば入射位置はb方向
に、逆に遠去る方向(a′方向)に動けば入射位置はb
′方向に動くことになる。
このビームの動きの大きさと方向を検出して、レンズと
ディスク面の間隔が一定になるよう制御するための制御
信号を得ることができる。
尚第4図から分るように、ディスクの厚みがヲ定であり
、ディスクの面振れがあまり大きくない範囲においては
、ビーム41と42の間隔はフォーカシングディテクタ
上では1−Jであり、両者は同じ動きをすることになる
またこの間隔はディスクの厚みに対応しており、従って
その厚みに相等する距離だけディスク面と対物レンズの
間隔が変動すれば、2本のビームはその間隔に等しい距
離だけ位置変動を生じることになる。
第5図にフォーカシングビームの位置変動を検出する方
法を示す。
第5図aは2本のビーム41゜420中心間隔gが、実
質的に一定である場合、即ち、ディスクの厚みが十分な
精度で一定している場合に用いられる方法である。
この間隔gに等しい間隙を置いて2つの実質的に一様な
光電面感度をもつフォトディテクタ21−1と21−2
を図示の如く並べて配置する。
このとき2つの円形ビームはそれぞれ全光量の半分がそ
れぞれのディテクタに入射することになる。
2つのビーム光量は殆んど等しいので、2つのフォトデ
ィテクタより得られる光電々圧は等しい。
この状態はディスク面と集光対物レンズ間の距離が、丁
度読取りビームを信号記録面上にフォーカスさせるよう
な距離にある場合に相等する。
ディスク面の面振れによりフォーカシングビーム41,
42がb又はb′方向に動くときには、2つのディテク
タの出力電圧に差を生じ、これら二つの電圧をフォーカ
ス制御回路2つを構成する差動増巾回路50に加えるこ
とによって、その差電圧を得ることができる。
これはディスク面の位置の誤差を示す電圧であり、この
誤差電圧の正負の極性及び大きさによって、ディスク面
の位置変動の向き(レンズに近付くか遠去るか)と大き
さが分る。
この誤差電圧は、サーボ系を安定化するための位相補償
回路51と、適当な増巾回路52を経て、対物レンズ駆
動コイル23に加えられ、対物レンズ位置を補正してレ
ンズとディスク面との距離を一定に保つ。
以上の経路によってフォーカシングサーボループが形成
され、読取り光点はディスク面の面振れに拘らず、常に
信号記録面上にフォーカスされる。
なお、実際にはビーム41と42の光量は、若干異なる
ものであるが、この差異はフォーカシングに関係な(、
常に一定であるため、この差異にもとづく、差動増巾器
50の出力は常に一定となるので、この出力成分は制御
信号のバイアス信号と考えれば良いものである。
次にディスクの厚みが一定でなく、ビーム間隔gが変動
する場合には、上記検出方法は不適当である。
第5図すにこの場合に適用できる誤差信号検出方法を示
す。
この場合2つのフォトディテクタ21−1と21−2は
間隙を置かず接するように配置される。
信号記録面より反射されてきたビーム(この場合41)
が2つのディテクタの境界にまたがって入射する。
そして信号記録面の面振れによってb−b’方向に移動
し、2つのフォトディテクタの出力差として検出される
ディスク裏面より反射されてきたビーム42は、フォト
ディテクタ21−1の一部分を遮蔽するマスク44によ
って阻止される。
マスクによる不感帯部分は、フォーカシングビームの直
径と間隔によって設置位置が定められる。
即ちビーム41を妨げず、ビーム42を遮るようにし、
かつ図示の如くビーム41の中心とマスクの下端との距
離りとビーム42の中心とマスクの上端(前記両ディテ
クタの境界より遠い端部)との距離h′がほぼ等しくな
るように、そしてhはビーム41の半径よりや二大きく
なるように定めるのが好適である。
このようにすることによって、ディスク面振れが太き(
、フォーカシングビームがb′方向に大きく動いた場合
にも、ビーム41がマスク44で遮られる分の光量が、
ビーム42がマスク44を出てディテクタ21−1に入
射する分の光量にはg等しくなり、制御のための誤差信
号が広い範囲にわたって得られ、サーボ系の引込み範囲
を広くすることができる。
また、フォーカシングビーム41と42が第5図すの状
態からb方向に移動される場合を考えると、差動増巾器
50の負側出力は順次負方向に増大し、ビーム41の全
面積がディテクタ21−2に照射された時に、この負側
出力は最大とる。
そして、この状態よりさらにビーム41,42が下方に
移行しますと、ビーム42がディテクタ21−2に一部
照射され始めるまでの間は、前記負側出力は順次減少方
向に変化するが、正側出力とはならない。
さらに、ビーム41.42が下方に移動すると再度負側
出力は両ビーム41,420全面積がディテクタ21−
2に照射されるまで順次増大し、その時点で一定の負側
出力となる。
このように両ビームの第5図すの状態からの方向への移
動の際にも常に負側出力が生じるため、第5図すの状態
に制御される。
この様にして、信号記録面からのフォーカシングビーム
41のみのb−b’方向位置変動を検出することによっ
て、信号記録面と対物レンズとの距離を正確に検出する
ことができる。
尚これらフォーカシングディテクタの設置位置は、信号
記録面の対物レンズ16による結像面内又はその近傍に
あるのが好ましい。
これはフォーカシングビームの信号記録面上での像を再
結像することによって、ピットパターンによるフォーカ
シングビームの回折効果の影響をなくすこと、更にはト
ラッキングミラー15の偏向によってフォーカシングビ
ーム41,42がb −b’と直角方向に偏向されるこ
とを最小限にできるからである。
次に信号読出し及びトラッキングサーボ系について説明
する。
第6図に第3図のディスク側から見たフォトディテクタ
17の配置を示す。
フォトディテクタ17は図の如く互に隣接した独立の4
つの部分ディテクタ17−1,17−2,173.17
−4より構成され、このうち17−1又は17−2或い
はその両方から記録信号が読出され、17−3と17−
4よりトラッキング信号が検出される。
ディスクを透過した信号読出し光13は、第6図斜線に
示す如くは2円形でかつ4つのディテクタにまたがって
入射し、トラツキングが完全に行われている状態では2
つのディテクタ17−3,17−4に等しい出力を生ず
るようになっている。
即ち2つのトラッキングディテクタ17−3,17−4
はトラック方向(X方向の矢印で示す。
)を含み、ディスク面に重直な平面に対して対称な位置
関係にある。
信号読出しディテクタ1γ−1,17−2は信号トラッ
クのディテクタ面への投影(X方向点線にて示す)上に
ある。
ディスクに記録されたピットが読出し光点を通過すると
きに、読出しビームは回折効果を受け、信号読出しディ
テクタへの光量変化を及ぼし電気信号に変換される。
信号読出しディテクタは171又は17−2のどちらか
、或いは両方を用いることができる。
この電気信号は信号処理回路18により、映像及び(又
は)音声又は其他の信号に復調されて、テレビジョン受
像機等の端末装置19に送られる。
トラッキング信号は2つのディテクタ17−3゜17−
4の出力の差より得られる。
即ちトラックが読み出し光点を外れた場合には、そのず
れの程度とずれの向きに対応して、一方のディテクタの
出力信号が増大し、他方が減少する。
これらの2つの出力を差動増巾回路60に加えることに
よって、トラッキングのずれの大きさと向きを示す誤差
信号が得られる。
この誤差電圧は、トラッキングサーボ系を安定化するた
めの位相補償回路61と適当な増巾回路62を経て、ト
ラッキングミラー駆動機構に設けられた駆動コイルに加
えられ、読出し光点をトラックに追従するように偏向補
正する。
以上の経路によってトラッキングサーボ系プが形成され
る。
尚第3図及び第4図から分るように、フォーカシングビ
ームのディスク透過光43が、第6図に示すように、一
方の信号読出しディテクタ17−2に入射する。
この透過光43は一定光量であるため、ディテクタ17
−2に対しては直流バイアス光となるのみで、高周波信
号の読出しには影響を与えることは全くない。
しかし、トラッキングミラーの振れに併って、図示の矢
印に示すようにy方向に偏向される。
この動きによって、トラッキングディテクタ17−3,
17−4にビーム43が入らぬように、トラッキングミ
ラーの偏向範囲を飢限しなげればならない。
第6図の4分割ディテクタの配置はこれを考慮して決め
られるが、更に第7図に示す様に、フォーカシングビー
ム43のトラッキングディテクタへの妨害の可能性をな
くす配置が可能である。
即ち信号読出しディテクタ17’−1とトラッキングデ
ィテクタ17′−3,17’−4を図の如く組合せる。
フォーカシングビーム43はディテクタより外側にあり
、y方向に大きく偏向されてもトラッキングには全く妨
害を与えない。
また第8図の配置も第7図と同様の効果をもつものであ
り、この場合はビーム43が信号読出しディテクタ17
“−1に入射しても差支えない。
トラッキングディテクタ17“−3゜17“−4は第7
図の場合と同様に動作する。
以上の如く、本発明は光透過型フレキシブルディスクの
面振れを光学的に検出し、これにより集光対物レンズを
電磁的に駆動してフォーカシング制御を行うことにより
、良好な信号を再生することができる。
また、本発明では、光過性のディスクの表面側および裏
面側で反射される2つの反射光の両者を使用しているの
で、1つの反射光を使用する場合に比べ、より安定なあ
るいは制御範囲の広い制御が望めるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来より使用されているディスクの構造を示す
平面図、第2図は本発明の一実施例による情報再生装置
の構成図、第3図は上記実施例の信号読出し及びフォー
カシング信号検出のための光学系の構成と、ディスク及
び安定化板との相対的な位置関係を示す図、第4図は上
記実施例のフォーカシング信号検出系を示す図、第5図
a、bは上記実施例のフォーカシングビームの位置変動
の検出方法を説明なための図、第6図は上記実施例の信
号読出し及びトラッキング信号検出ディテクタの構造と
配置を示す図、第7図はフォーカシングビームのトラッ
キングディテクタへの妨害をなくすための信号読出し及
びトラッキングディテクタの構造と配置の一例を示す図
、第8図はフォーカシングビームのトラッキングディテ
クタへの妨害をなくすための信号読出し及びトラッキン
グディテクタの構造と配置の別の例を示す図である。 1・・・・・・ディスク、8・・・・・・安定化板、9
・・・・・・ピックアップ筐体、10・・・・・・送り
モータ、12・・・・・・光源、13・・・・・・光束
、15・・・・・・トラッキングミラー16・・・・・
・対物レンズ、17・・・・・・フォートディテクタ、
19・・・・・・端末装置、20・・・・・・トラッキ
ング信号増幅駆動回路、21・・・・・・フォーカシン
グディテクタ、22・・・・・・フォーカス制御回路、
23・・・・・一対物レンズ1駆動コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光透過性の基盤に記録された信号を再生するために
    、対物レンズを通して前記基盤に第一の光束を照射し、
    その第一の光束の基盤透過光により前記記録信号を読み
    出す情報再生装置において、前記第一の光束とは異る第
    二の光束を前記第一の光束と異る角度で前記対物レンズ
    を介して前記基盤に照射し、その第二の光束の前記基盤
    の第一表面からの表面反射光束と前記基盤の第二表面か
    らの表面反射光束が、前記対物レンズと基盤が正規の距
    離だけ離れている際にそれぞれの表面反射光束のスポッ
    トの直径の半分の部分が2個の7オトデイテクタにそれ
    ぞれ照射され、前記対物レンズと基盤の距離が前記正規
    の距離より異ると前記各フォトディテクタに照射される
    それぞれの表面反射光束スポットの割合が互に逆方向に
    変化するように前記2個のフォトディテクタの位置を設
    定し、その2個のフォトディテクタの出力の差出力に応
    じて前記対物レンズを駆動して前記対物レンズと基盤と
    の距離を正規の距離に規制することを特徴とする情報再
    生装置。 2 光透過性の基盤に記録された信号を再生するために
    、対物レンズを通して前記基盤に第一の光束を照射し、
    その第一の光束の基盤透過光により前記記録信号を読み
    出す情報再生装置において、前記第一の光束とは異る第
    二の光束を前記第一の光束と異る角度で前記対物レンズ
    を介して前記基盤に照射し、第一と第二のフォトディテ
    クタを近接して設けるとともに、その第一のフォトディ
    テクタ上に遮光マスクを設け、前記対物レンズと基盤と
    の距離が正規の距離である時、前記第二の光束の前記基
    盤の第一の表面からの第一の表面反射光束のスポットの
    中心が前記両フォトディテクタの境界線上に位置し、前
    記第二の光束の前記基盤の第二の表面からの第二の表面
    反射光束のスポットが前記遮光マスク上に位置し、かつ
    前記第一の表面反射光束のスポットの中心から前記遮光
    マスクまでの距離りと前記第二の表面反射光束のスポッ
    トの中心から前記遮光マスクの前記境界線から遠い端部
    までの距離h′が等しくなるように、かつ、前記両距離
    りとh′がそれぞれ両表面反射光束のスポットの半径と
    略々等しくなるよう前記フォトディテクタおよび遮光マ
    スクの位置を設定し、前記両フォトディテクタの出力の
    差出力に応じて前記対物レンズを駆動して前記対物レン
    ズと基盤との距離を正規の距離に規制することを特徴と
    する情報再生装置。
JP4955277A 1977-04-28 1977-04-28 情報再生装置 Expired JPS5845095B2 (ja)

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JPS5345605Y2 (ja) * 1974-07-16 1978-11-01
NL7410642A (nl) * 1974-08-08 1976-02-10 Philips Nv Opto-elektronisch fokusseringsdetektiestelsel.

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