JPS5845048Y2 - 生単板の横はぎ装置 - Google Patents

生単板の横はぎ装置

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JPS5845048Y2
JPS5845048Y2 JP3048378U JP3048378U JPS5845048Y2 JP S5845048 Y2 JPS5845048 Y2 JP S5845048Y2 JP 3048378 U JP3048378 U JP 3048378U JP 3048378 U JP3048378 U JP 3048378U JP S5845048 Y2 JPS5845048 Y2 JP S5845048Y2
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idling
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JPS54134789U (ja
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正之 太田
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Description

【考案の詳細な説明】 生単板の横はぎは、その含有する多量の水分のために接
着剤による高能率な横はぎができず、また乾燥工程にお
ける苛酷な条件(単板の収縮、あばれ或は搬送等)に耐
える強固な接合が要求され、今迄これらの条件を満たす
有効な手段が開発されていないのが現状である。
本考案は、高能率でしかも強固な横はぎ単板が得られる
装置であって、生単板面を加熱することによって表面部
の水分を蒸発せしめ、ホットメルト接着剤による糸の生
単板面への接合を可能とし、ホットメルト接着剤の急速
固化の特性を利用して生単板の高速の横はぎを可能とし
たものであり、またこの糸の生単板面への固着に加え、
コ状針によって相前後する単板の衝合面を補強するので
あるから、乾燥工程における苛酷な条件に耐える強固な
横はぎ単板が得られ、更らに各生単板の前端上面又は下
面に被検知材料を塗布し、横はぎしたものを定尺寸法に
切断した後、被検知材料の塗布された位置を検出してコ
状針を打ち込むのであるから、各衝合面をまたぐように
正確にコ状針を打ち込むことができ、補強効果を一層高
めることができるのである。
本考案を図面に示す一実施例によって説明すれば、搬入
コンベア1は小幅の生単板Aをその繊維と直交する方向
に搬送するもので、その後半部は、上下一対の無端帯に
よって生単板Aを挟持搬送するように構威しである。
上下の無端帯から戒る搬入コンベア1の部位には、加熱
体2が配設してあり、加熱体2はヒーター3を内蔵し、
その下面2′は搬入コンベア1によって挟持搬送される
生単板Aの表面に接触して、生単板Aの表面をその繊維
と直交する方向に第2図の点線りで示すように帯状に高
温に加熱する。
加熱体2の設置数は、普通3組とするが、生単板の厚さ
、或は繊維方向の寸法等によって適宜に選択設定する。
また搬入コンベア1の部位には、生単板Aの前端上面(
実施例では上面について説明する)に被検知材料(被検
知材料は、本実施例においては螢光塗料Pによって説明
する。
)を塗布する塗布装置4が配設しである。
塗布装置4は塗料タンク5、電磁弁6、ノズル7から構
成され、ノズル7の前位には検知器8が配設してあり、
検知器8によって生単板Aの前端を検出し、その信号を
電磁弁6に伝えて、塗料タンク5に貯められた螢光塗料
Pをノズル7から噴出させ、第2図に示すように各生単
板Aの前端上面に塗布せしめる。
搬入コンベア1の送り力の消滅する末端部X −Xの前
後に渡っては、上下一対の複数組の加圧体9が配設しで
ある。
各組の加圧体9は搬送方向Fの方向に長手のバーから戊
り、上下のバーよって生単板Aが自由に走行し得る通路
が形成され、且つ各バーはスプリング10を介して機枠
に支持され、生単板面を上下より軽く押圧して走行する
生単板にブレーキ作用を与える。
この加圧体9のブレーキ作用によって、搬入コンベア1
によって搬送されて来た生単板Aは、送り力が消滅する
末端部X−Xの位置にその後端が一致して停止する。
搬入コンベア1によって順次に搬送される生単板Aは、
この加圧体9の部位で停止している前位の生単板を押し
ながら前進し、この間に相前後する生単板の前後の端面
の衝合が行われる。
尚加圧体9に代えて、空転する上下の無端搬送帯を使用
しても同様の効果が得られる。
糸貼り装置11は加圧体9の部位で搬入コンベア1の末
端部X−Xの後位に設けたもので、糸12の巻枠13、
ホットメルト接着剤を加熱溶融せしめる糊タンク14、
糸12を誘導しホットメルト接着剤を塗布する塗布ロー
ル15および貼着ロール16から成り、糸貼り装置11
は加熱体2の組に対応する数だけ設けてあり、また糸1
2が加熱体2によって加熱された第2図の点線りで示す
帯状の位置に一致して固着されるように各貼着ロール1
6は配設しである。
この糸12のホットメルト接着剤による生単板面への固
着によって、搬入コンベア1の末端部X−Xにおいて衝
合された各生単板Aは連続帯状に接合されるのであるが
、糸12の貼着される生単板面は加熱されてその表面部
の水分が除去されているから、ホットメルト接着剤は生
単板表面部に容易に投錨し、且つホットメルト接着剤の
急速固化によって、糸12の生単板面への急速で強固な
固着が得られるので゛ある。
糸貼り装置11に続いては、切断装置17、搬送コンベ
ア18および間けつ駆動のコンベア19が順次に配設し
てあり、糸12によって連続帯状に接合された生単板は
、切断装置17の位置をこえて搬出コンベア18へと移
送される。
切断装置17は刃物20と受刃21とから戊り、搬出コ
ンベア18の部位には連続帯状単板の所定寸法検出用の
検知器22が設けてあり、刃物20は連続帯状単板の前
端を検出する検知器22の信号によって作動し、連続帯
状のものを所定寸法の定尺板に切断する。
定尺板に切断された生単板は、搬出コンベア18からこ
れと関係なく間けつ的に駆動されるコンベア19へと移
送される。
間けつ駆動のコンベア19の部位には、螢光塗料Pの検
出装置23と補強装置24とが順次に配設してあり、検
出装置23によって定尺板の各生単板Aの前端上面に塗
布された螢光塗料Pが検出され、この検出信号によって
補強装置24が作動し、各生単板間の衝合面Bの補強が
行われる。
検出装置23は、紫外線ランプ25から紫外線を生単板
面に塗布された螢光塗料Pに照射し、この照射によって
緑色に発光した螢光をフィルター26、レンズ′27を
通してフォトトランジスター28で受光し、フォトトラ
ンジスター28に生じた起電力を利用して補強装置24
を作動せしめるものであり、螢光塗料Pは定尺板の各生
単板Aの前端上面にそれぞれ塗布されているから、各生
単板間の衝合面Bの位置を正確にキャッチすることがで
き、この検出信号に基いて衝合面Bが補強装置24の直
下に達したとき、間けつ駆動のコンベア19の走行を停
止せしめ、同時に補強装置24の作動を行うのである。
補強装置24は、一体的に上下動可能のコ状針29、コ
状針29の押圧体30、生単板の押え板31および固定
のコ状針29の受は台32から構成されており、また押
圧体30は単独に上下動してコ状針29を生単板Aに押
圧し、受は台32とともにコ状針29をホッチキスと同
様の要領で第3図に示すように相隣れる生単板Aの衝合
面Bをまたぐように喰い込ませ、且つ先端を折り曲げて
両単板を強固に保持せしめるのである。
尚、コ状針29は金属製或は合成樹脂製等の適宜の材質
のものを選択的に使用する。
また、被検知材料およびその検出装置23は、実施例の
如く螢光塗料とその検知手段に限定されるものではなく
、他の被検知材料とその検出装置を適宜に選択使用でき
るものであって、例えば各種の色の塗料とその検出装置
或は磁気を応用する(鉄粉の塗布とその検出装置)等の
適宜の手段によってこれを行うことができるものである
以上のように、本考案は、生単板を加熱して表面部の水
分を除去し、ホットメルト接着剤による糸の生単板面へ
の固着を可能とし、ホットメルト接着剤の急速固着性を
利用した生単板の高能率な横はぎ接合が可能となり、ま
た衝合面はコ状針によって補強するように構成しである
から、乾燥工程の苛酷な条件にも耐える強固な横はぎ単
板が得られ、更らには定尺に切断してからコ状針による
補強を行うのであるから、生単板の連続帯状形成とは関
係なく補強ができて、横はぎ能力を低下させることなく
、また被検知材料を各生単板の前端上面に塗布し、この
塗布位置を検出してコ状針を打ち込むのであるから、衝
合面の確実な補強が遠戚されるのである。
このように本考案は生単板を高能率で強固に横はぎでき
、生単板の横はぎによって合板製造工程は大幅に省力化
され、合板産業に多大の貢献をなすのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示し、第1A図および第
1B図は本装置の側面図、第2図は本考案装置によって
横はぎされた定尺板の斜面図、第3図はコ状針を生単板
に打ち込んだ状態を示す拡大した側面図である。 1・・・・・・搬入コンベア、2・・・・・・加熱体、
4・・・・・・被検知材料の塗布装置、9・・・・・・
加圧体、11・・・・・・糸貼り装置、12・・・・・
・糸、17・・・・・・切断装置、18・・・・・・搬
出コンベア、19・・・・・・間けつ駆動のコンベア、
23・・・・・・被検知材料の検出装置、24・・・・
・・補強装置、29・・・・・・コ状針、A・・・・・
・生単板、B・・・・・・衝合面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小幅の生単板をその繊維と直交する方向に搬送する搬入
    コンベアの部位に、生単板の表面をその繊維と直交する
    方向に帯状に高温に加熱する複数組の加熱体と搬送され
    る生単板の前端上面又は下面に被検知材料を塗布する塗
    布装置を備え、搬入コンベアの送り力の消滅する末端部
    の前後に渡っては、生単板を上下より挟持するとともに
    自由に走行せしめる加圧体又は空転の無端搬送帯を配設
    し、該加圧体又は空転の無端搬送帯の部位には、前記加
    熱体によって帯状の加熱されたそれぞれの生単板面にホ
    ットメルト接着剤を塗布した糸を固着せしめる糸貼り装
    置を配設し、加圧体又は空転の′無端搬送帯に続いては
    、連続帯状となった生単板を所定の寸法に切断する切断
    装置と搬送コンベアおよび間けつ駆動のコンベアを順次
    に配設し、前記間けり駆動のコンベアの部位には、前記
    被検知材料の塗布された位置の検出装置と該検出装置の
    検出信号によって所定寸法に切断された定尺板の隣接す
    る生単板の衝合面をまたぐようにコ状針を打ち込む補強
    装置を備えたことを特徴とする生単板の横はぎ装置。
JP3048378U 1978-03-10 1978-03-10 生単板の横はぎ装置 Expired JPS5845048Y2 (ja)

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JP3048378U JPS5845048Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 生単板の横はぎ装置

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JP3048378U JPS5845048Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 生単板の横はぎ装置

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JPS54134789U JPS54134789U (ja) 1979-09-19
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JP3048378U Expired JPS5845048Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 生単板の横はぎ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068445A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Hashimoto Denki Co Ltd 横はぎ生単板及びその製造方法と装置
JP2008229904A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Hashimoto Denki Co Ltd 生単板接合用合成樹脂製ステープル導入用中空針及びステープラー
JP2010105331A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Hashimoto Denki Co Ltd 一定長の単板群を製造する方法

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JP2010105331A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Hashimoto Denki Co Ltd 一定長の単板群を製造する方法

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JPS54134789U (ja) 1979-09-19

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