JPS5842804B2 - 単板横はぎにおける接着剤の塗布方法 - Google Patents

単板横はぎにおける接着剤の塗布方法

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JPS5842804B2
JPS5842804B2 JP692776A JP692776A JPS5842804B2 JP S5842804 B2 JPS5842804 B2 JP S5842804B2 JP 692776 A JP692776 A JP 692776A JP 692776 A JP692776 A JP 692776A JP S5842804 B2 JPS5842804 B2 JP S5842804B2
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veneers
splitting
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正之 太田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベニヤ単板の横はぎ合わせにおける接合端面へ
の接着剤の塗布方法に係り、繊維質等の帯状薄膜を接着
剤の塗布媒体とすることによって、所定量の接着剤を無
駄なく確実迅速に接合端面に塗布することを可能とし、
常に良好な横はぎを計り得る接着剤の塗布方法を提供す
るものである。
単板横はぎにおける接着剤の塗布は、接合端面が垂直面
となること、接合端面の面積が小さいこと、その搬送方
向が繊維と直交する方向である等の理由から、殆んどの
横はぎは横はぎ機の前工程において接着剤を塗布するか
、或は単板の表裏面に糸又はテープを貼る等の手段によ
って行われていた。
然るに前者の場合、接着剤の塗布と横はぎ接合の二工程
となり、作業が煩雑で多くの人員を要する欠点があり、
後者の場合は、はぎ合わせ面の強度が弱くてハンドリン
グに適せず、また横はぎした単板を心根として合板を構
成した時、糸又はテープが合板の表面に影響を与え品質
を低下させる等の欠点があった。
また横はぎ機において、接合端面へ接着剤を塗布する唯
一の実用的手段として、本発明者の考案になる実公昭4
4−28158号公報の単板横はぎ機の自動糊付は装置
が実際に使用されているが、本装置はホットメルトグル
ー(加熱によって溶融状態となり冷却すると固化する性
質の接着剤)のみにしか使用できず、また塗布量が一定
しない等の欠点があった。
本発明は従来のこのような単板横はぎにおける欠点を解
消するためになされたもので、液状であればいかなる種
類の接着剤にも適用でき、所定量の接着剤を無駄なく確
実迅速に接合端面に塗布し得るものである。
以下本発明の方法を図面に示す実施例によって説明する
第1図において、搬送面X−Xは矢印F1 で示す方向
に単板を搬送する搬速路を示し、衝合面Y−Yは相前後
する単板の互の端面を衝合させる位置を示すものであり
、相前後して搬送面X−X上を搬送される単板はその後
端面が衝合面Y−Yにほぼ一致して停止し、次位の単板
の前端面との衝合を待つように構成しである。
第1図に示す図は前位の単板1の後端面1aが衝合面Y
Yにほぼ一致して停止しており、後位の単板2の前端面
2aが衝合面Y−Yの直前にある状態を示す。
3は帯状の薄膜で、薄膜3としては紙・布等の繊維質の
もの或は塩化ビニール樹脂等の合成樹脂から成る安価で
容易に入手し得る適宜のものを使用し、接着剤をその片
面に塗布する場合は、塗布された接着剤が両面にわたる
ように小さな穴明きのもの或は接着剤を透過し得るもの
を使用する。
帯状の薄膜3は巻枠4からときほどかれ、案内ロール5
および6を介してその先端部が衝合面YYとほぼ一致し
て停止している単板の衝合する後端面に近接するように
繰り出される。
そして案内ロール5と案内ロール6との間は薄膜3がほ
ぼ水平方向に移行するように案内ロール5および6を配
設し、この案内ロール5および6の水平移送面の上方に
接着剤の供給装置7を配設する。
接着剤の供給装置7は糊タンク8、導管9、調節部10
およびノズル11から構成してあり、ノズル11からの
所定量の接着剤の滴下は調節部10によって行う。
即ち調節部10は例えは導管9とノズル11を柔軟体導
管12によって連結し、柔軟体導管12を台座13の方
向へ押駒14によって押圧するように構成し、押駒14
の押圧力を調節し得るようにして、押圧14の抑圧ごと
に所定量の接着剤Aをノズル11から、案内ロール5お
よび6間にある薄膜3上に滴下付着せしめる。
帯状の薄膜3に付着させる接着剤Aとしては、接合する
単板によって適宜選択使用する。
即ち例えば接合する単板が生単板(多量の水分を含んだ
単板)である場合には、ウレタン樹脂等の親水性の接着
剤(水と反応して硬化する性質の接着剤)を使用し、乾
燥単板の場合には、熱可塑性のホットメルトグルー或は
熱硬化性の尿素樹脂接着剤等液状或は液状となる適宜の
ものを使用する。
15は帯状の薄膜3の繰り出し装置で、繰り出し装置1
5は第2図に示すように、軸16に表面の摩擦係数大な
る2ケの繰り出しロール17を間隔を置いて固定し、繰
り出しロール17の表面を案内ロール6の表面に接触す
るように配設し、繰り出しロール17の回転によって薄
膜3を繰り出すようにしたものである。
そして繰り出しロール17の回転はロールに付設したつ
め車18と矢印F2で示す方向に移動自在としたつめ1
9とによって行ない、つめ19の移動量によって繰り出
しロール17の1回の回転量を決め、薄膜3の所定寸法
の繰り出しを行うように構成したものである。
薄膜3の1回の繰り出し寸法は接合する単板の厚さによ
って決め、1回の接合に対してほぼ単板の厚さに等しい
量の繰り出しを行う。
繰り出しロール17を2ケに分割し、間隔を置いて配設
したのは接着剤がロールに付着するのを防止するためで
、案内ロール16も第2図に示すようにこれと一致する
ように2ケに分割し、ロールによる薄膜3の挟持移送を
その両縁付近で行ない、接着剤Aを薄膜の中央付近に付
着させてこれを防止するようにしたものである。
刃物20は薄膜3を切断するもので、矢印F3で示す方
向に進退させ、その刃先20′によって薄膜3が衝合面
Y−Y付近において前後の単板の衝合面によって挟持さ
れた直後にこれを切断するように構成しである。
尚薄膜3を合成樹脂性で熱によって容易に溶融するもの
を使用する場合は刃物20を加熱し、その熱によって薄
膜を溶融切断せしめる手段による。
図面に示す実施9uを実施するに当っては、検知器等を
適宜に配設して、繰り出し装置15による薄膜3の所定
寸法の繰り出し、供給装置7による所定量の接着剤Aの
薄膜3上への滴下、刃物20による薄膜3の切断の一連
の動作を自動で行う。
即ち例えば供給装置7による所定量の接着剤Aの滴下は
、繰り出し装置15によって薄膜3が所定の寸法繰り出
された後に行ない、薄膜3上に接着剤Aを所定の間隔を
もって付着せしめ、また刃物20による薄膜3の切断は
後位の単板が前位の単板に衝合した直後に行ない、更ら
に薄膜3の所定寸法の繰り出しは後位の単板が前位の単
板と衝合して前進し、その後端面が衝合面Y−Yにほぼ
一致して停止してから行わしめる。
尚ベニヤ単板の衝合端面の長手方向の寸法(単板の繊維
方向の長さ)は構成される合板の寸法によって異なるが
、その横はぎする単板の寸法に応じてこれら一連の装置
を複数組配設するか、或ははぎ合わせ面の全長に渡る巾
の薄膜を使用し、接着剤を巾方向に適宜の間隔をもって
一列状に並べて滴下させる多数のノズルを設けた接着剤
の供給装置を配設する等適宜の手段によって、接合端面
の長手方向の全長に渡って充分なはぎ合わせ強度が得ら
れるように接着剤を介在せしめるように構成する。
また接着剤としてホットメルトグルーを使用する場合は
、接着剤の薄膜上への滴下位置から衝合面までの薄膜の
走行する位置にホットメルトグルーが冷却しないように
加熱装置を配設する等の適宜の手段を講する。
以上のように本発明の方法は接着剤の単板の衝合端面へ
の塗布に薄膜を媒体として使用し、これに所定量の接着
剤を所定間隔で付着させ、これを所定寸法づつ繰り出し
て接合端面に介在させるように構成したものであるから
、−接合端面に対して常に所定量の接着剤を確実に介在
させることができ、接着剤の無駄なく常に適量の接着剤
によって確実な横はぎが可能であり、また−接合に対し
て薄膜を僅かに繰り出すだけであるから、迅速な接着剤
の接合端面への供給をなし得て横はぎ能力の大巾な向上
を計り得、更らに糊タンクを密閉式とすれば空気中にお
いて硬化する性質の親水性の接着剤等液状であればどの
ような種類の接着剤にも使用し得る利点があり、単板横
はぎ用の接着剤の塗布方法としては最適のものであって
、合板産業に多大の貢献をなすものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施の一例を示し、第1図は本発明によ
る単板接合端面への接着剤の供給工程を例示した概略側
面図、第2図は第1図の一部を拡大した平面図である。 1・・・・・・単板、1a・・・・・・後端面、2・・
・・・・単板、2a・・・・・・前端面、3・・・・・
・薄膜、4・・・・・・巻枠、5゜6・・・・・・案内
ロール、7・・・・・・接着剤の供給装置、8・・・・
・・糊タンク、9・・・・・・導管、10・・・・・・
調節部、11・・・・・・ノズル、12・・・・・・柔
軟体導管、13・・・・・・台座、14・・・・・・押
駒、15・・・・・・繰り出し装置、16・・・・・・
軸、17・・・・・・繰り出しロール、18・・・・・
・つめ車、19・・・・・・つめ、20・・・・・・刃
物、20′・・・・・・刃先、A・・・・・・接着剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 紙等の繊維質又は合成樹脂から成る帯状の薄膜の両
    面にわたるように所定量の接着剤を所定間隔をもって付
    着せしめるとともに、該帯状の薄膜をその先端部から衝
    合する単板のいずれか一方の端面に近接するように順次
    に所定寸法づつ繰り出し、相前後する単板の衝合端面間
    に前記所定量の接着剤の付着した薄膜部分を介在させて
    これを衝合した後、該薄膜部分を切断分離することを特
    徴とする単板横はぎにおける接着剤の塗布方法。
JP692776A 1976-01-24 1976-01-24 単板横はぎにおける接着剤の塗布方法 Expired JPS5842804B2 (ja)

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JPS5290608A JPS5290608A (en) 1977-07-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0535376Y2 (ja) * 1990-04-20 1993-09-08

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JPH0535376Y2 (ja) * 1990-04-20 1993-09-08

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JPS5290608A (en) 1977-07-30

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