JPS5844354Y2 - ブレ−キ加圧式油漏れ検出機 - Google Patents

ブレ−キ加圧式油漏れ検出機

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Publication number
JPS5844354Y2
JPS5844354Y2 JP7921079U JP7921079U JPS5844354Y2 JP S5844354 Y2 JPS5844354 Y2 JP S5844354Y2 JP 7921079 U JP7921079 U JP 7921079U JP 7921079 U JP7921079 U JP 7921079U JP S5844354 Y2 JPS5844354 Y2 JP S5844354Y2
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JP
Japan
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frame
engagement member
pedal
actuator
leak detector
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Expired
Application number
JP7921079U
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English (en)
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JPS55179345U (ja
Inventor
和弘 関谷
俊彦 久野
栞 近藤
孝則 田中
三雄 豊岡
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧作動式のブレーキに於ける油漏れを検出
する装置に係り、特にブレーキペダルが踏込捷れた加圧
状態に於いてその油漏れを検出する装置に係る。
従来、油圧ブレーキに於ける油漏れ、特にブレーキペダ
ルが踏込1れその油圧系が加圧状態にある時の油漏れの
検出は、熟練した検査員の勘に頼る手作業的検査作業に
よって行われている。
しかしかかる従来の検査方法は非能率的であるばかりで
なく、微少な油漏れが存在する場合にそれた見落し易い
と−う問題を含んでいる。
本考案は、上述の如き問題に対処し、ブレーキの加圧時
に於ける油漏れを自動的に且つ確実に検出することの出
来る新規な装置を提供することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、枠体と、前記枠体によ
り支持され前記枠体に対し一つの直線に沿って往復動可
能なペダル係合部材と、前記係合部材に選択的に係止さ
れこれと共に前記枠体に対し往復動可能な偏位部材と、
前記ペダル係合部材を前記枠体に対し前記直線に沿って
可撓的に駆動するアクチュエータと、前記偏位部材を前
記ペダル係合部材に対し任意の相対位置に係止する第一
の係止装置と、前記偏位部材を前記枠体に対し所定の位
置に選択的に係止する第二の係止装置と、前記偏位部材
が前記所定の位置より所定の距離だけ偏位したことを検
出する偏位検出装置と、前記アクチュエータの作動後所
定の時間が経過した時前記第二の係止装置を解除し前記
第一〇係止装置を作動せしめるタイマを含む制御装置と
を有することを特徴とするブレーキ加圧式油漏れ検出機
によって達成される。
以下に添付の図を参照して本考案を実施例について詳細
に説明する。
第1図は本考案によるブレーキ加圧式油漏れ検出機の一
つの実施例を示す斜視図である。
図に於いて、1はその枠体であり、該枠体は把手2を含
み、この油漏れ検出機は作業員が該把手を掴むことによ
り全体として容易に搬送される程度の寸法及び重量を有
するものとして構成されている。
枠体1には管状の案内部3が設けられており、該案内部
に一部差込捷れたロッド4がその軸線に沿って往復動出
来る様になっている。
ロッド4の先端にはペダル係合片5が取付けられており
、該ペダル係合片はこの油漏れ検出機が運転席の前方床
面上に適当に設置された時、図中仮想線にて示されたブ
レーキペダル6に対向し、図にてこれより更に右方に移
動された時、該ブレーキペダルに係合する様になってい
る。
ペダル係合片5にはロッド4に平行に更に他の一つのロ
ッド7が取付けられている。
このロッド7は、枠体1の一部に形成された滑台8上に
滑動することの出来る偏位部材9に設けられたフランジ
10及び11の夫々に形成された孔12及び13を通っ
て延在しており、その図に於ける左方部はラック14と
して形成されている。
このラックの歯の部分には、偏位部材9上に装着された
ソレノイド15によって駆動される可動鉄芯16の先端
に設けられた爪17が対向しており、ソレノイド15が
励磁されると、爪17はラック14の歯の一つに係合し
、これによってロッド7と偏位部材9とを、即ちペダル
係合片5と偏位部材9とを互に連結するようになってい
る。
滑台8の床面下にはリードスイッチ18,19が設けら
れている。
尚このリードスイッチは少くとも−f固設けられていれ
ばよいものであり、この実施例に於いては本油漏れ検出
機を幾種類かの自動車の検査に適用出来る様にする為に
二つのリードスイッチが設けられているものである。
一方、偏位部材9上には磁石20,21が設けられてい
る。
かかる磁石も文士なくとも一個設けられていればよいも
のであるが、リードスイッチに関し上述した理由と同じ
理由により、この実施例に於いては二つの磁石が設けら
れているものである。
又これらの磁石は偏位部材9上の任意の位置に設定され
る様になっているのが好ましい。
偏位部材9上にはそのフランジ11と重なり合って鉄片
22が装着されており、一方枠体1上には前記鉄片22
に対向する磁極を呈する様に電磁石23が取付けられて
いる。
この場合電磁石23が励磁されると、鉄片22はこれに
吸着され、偏位部材9を枠体1に対し所定の位置に係止
するようになっている。
24はエアシリンダであり、エアホース25、電磁弁2
6、導管27、コネクタ28を経て送られてくる圧縮空
気がその一端部(図にて左端部)へ供給されると、該シ
リンダ内に於ける図には示されていなしピストンを図に
て右方へ駆動し、該ピストンと連結されたピストンロッ
ド29を図にて右方へ駆動する様になっている。
ピストンロッド29の外端はブラケット30を経てロッ
ド4と連結されており、これによってピストンロッド2
9が図にて右方へ駆動されると、ペダル係合片5はそれ
に伴って右方へ駆動される様になっている。
エアシリンダ24ばその両端部にてブラケット31及び
32により枠体1に固定されている。
又ブラケット30と31の間には引張りコイルばね33
が張設されてむり、前記ピストンによって図にて右方に
駆動されたピストンロッド29を、エアシリンダ24へ
の圧縮空気の供給が解除されると、図にて左方へ引戻す
様になっている。
34は本油漏れ検出機の作動を開始させる為の始動押ボ
タンである。
又この油漏れ検出機は自動車のその他の検査と同時に使
用される様になっており、又その場合その他の検査は車
輛床面より上の上廻り検査と車輌床面より下の下廻り検
査とが別々に行われる作業態様を想定し、上廻り検査及
び下廻り検査が夫々完了したことを押ボタンスイッチ3
5及び36を押すことによって知らせる様になっている
37はこれらの押ボタンスイッチ34.35,36の作
動に基づいて油漏れ検出機を制御する為の制御装置であ
り、38.39は夫々以下に説明する要領にて作動する
作動完了ブザー及び警報ブザーである。
次に第1図に示す油漏れ検出機の作動を第2図及び第3
図に示す配線図を参照して説明する。
1す一つの車輛についてそのブレーキの油漏れを検出す
るにあたっては、第1図に示す装置を、運転席の前方床
面上に、枠体1の後端部のブラケット40が運転席のシ
ートラック41に係合し、ペダル係合片5がブレーキペ
ダル6に向い合う装置に設置する。
かかる設置が行われたならば、油漏れ検出機の作動を開
始させるべく、押ボタンスィツチ34を押す。
このスイッチが押されることにより、第2図の回路イに
於ける接点34が閉じ、リレーCR1の作動によって回
路口に於けるソレノイド23が通電され、偏位部材9が
ソレノイド23によってその所定の位置に保持されると
同時に、回路りに於ける電磁弁26が通電され、エアシ
リンダ24へ圧縮空気の供給が開始され、ペダル係合片
5がブレーキペダル6へ向けて駆動される。
ペダル係合片5rtブレーキペダル6に係合した後頁に
図にて右方へ移動し、該ブレーキペダルをいっばいに踏
込んだ位置に到る。
かかる状態が達成された頃、回路口に於けるタイマTR
1が作動し、ソレノイド23への通電を遮断し、これに
代ってソレノイド15への通電を開始する。
これによつ−C偏位部材9は枠体1への固定から釈放さ
れ、今度はロッド7へ即ちペダル係合片5へ連結される
もしブレーキの油圧系統に油漏れがなければ、その後時
間が経過してもブレーキペダル6ばそれ以上踏込捷れな
いので、ペダル係合片5及びこれにロッド7を介して連
結された偏位部材9はそれ以上図にて右方へ移動しない
ので、磁石20或は21はリードスイッチ18或ば19
を作動させることがなく、回路へに於ける接点18,1
9が閉じられることはない。
その間に上廻り及び下廻りの検査が終了し、押ボタン3
5及び36が夫々押されると、回路ハ及び二に於ける接
点35及び36が夫々閉じられ、リレーCR2及びCR
3の作動によって回路トに於けるCR6が作動し、回路
チ及びヌを経て作業完了ブザー38が作動臥作業の完了
を告げる。
これに対し、もしブレーキの油圧系統に油漏れがあると
、ブレーキペダル6はその後頁に踏込1れるので、偏位
部材9r/′iその後頁に図にて右方に移動し、やがて
磁石20又Ir121がリードスイッチ18又は19に
対向してこれを閉じるので、回路へに於けるリレーCR
5の作用によって回路ルが閉じ、漏れ警報ブザ−39が
警報を発する。
かくして本考案による油漏れ検出機を用いる時は、ブレ
ーキを加圧した状態に於いて油圧系統に漏れがあるか否
かを自動的に検出することが出来且つこれに従事する作
業員は本油漏れ検出機によって油漏れの検出75咄動的
に行われている間に車輛の上廻り及び下廻りに関するそ
の他の必要な検査を並行して行うことが出来る。
以上に於いては本考案を一つの実施例について詳細に説
明したが、本考案がかかる実施例にのみ限られるもので
はなく一1本考案の範囲内にて種々の修正が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるブレーキ加圧式油漏れ検出機の一
つの実施例を示す斜視図、第2図及び第3図はその作動
制御に関する電気回路図である。 1・・・・・・枠体、2・・・・・・把手、3・・・・
・・管部材、4・・・・・・ロッド、5・・・・・・ペ
ダル係合片、6・・・・・・ブレーキペダル、7・・・
・・・ロッド、8・・・・・・滑台、9・・・・・・偏
位部材、10,11・・・・・・フランジ部、12,1
3・n・・・孔、14・・・・・・ラック部、15・・
・・・・ソレノイド、16・・・・・・可動鉄芯、17
・・・・・・爪、18,19・・・・・・リードスイッ
チ、20,21・・・・・・磁石、22・・・・・・鉄
片、23・・・・・・電磁石、24・・・・・・エアシ
リンダ、25・・・・・・エアホース、26・・・・・
・電磁弁、27・・・・・・導管、28・・・・・・継
手、29・・・・・・ピストンロッド、30.31,3
2・・・・・・ブラケット、33・・・・・・引張りコ
イルばね、34・・・・・・始動押ボタン、35・・・
・・・上廻り完了押ボタン、36・・・・・・下廻り完
了押ボタン、37・・・・・・制御装置、38・・・・
・・作業完了ブザー39・・・・・・漏れ警報ブザ−4
0・・・・・・ブラケット、41・・・・・・シートラ
ック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体と、前記枠体により支持され前記枠体に対し一つの
    直線に沿って往復動可能なペダル係合部材と、前記ペダ
    ル係合部材に選択的に係止されこれと共に前記枠体に対
    し往復動可能な偏位部材と、前記ペダル係合部材を前記
    枠体に対し前記直線に沿って可撓的に駆動するアクチュ
    エータと、前記偏位部材を前記ペダル係合部材に対し任
    意の相対位置に選択的に係止する第一〇係止装置と、前
    記偏位部材を前記枠体に対し所定の位置に選択的に係止
    する第二の係止装置と、前記偏位部材が前記所定の位置
    より所定の距離だけ偏位したことを検出する偏位検出装
    置と、前記アクチュエータの作動後所定の時間が経過し
    た時前記第二の係止装置を解除し前記第一の係止装置を
    作動せしめるタイマを含む制御装置とを有することを特
    徴とするブレーキ加圧式油漏れ検出機。
JP7921079U 1979-06-11 1979-06-11 ブレ−キ加圧式油漏れ検出機 Expired JPS5844354Y2 (ja)

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JP7921079U JPS5844354Y2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 ブレ−キ加圧式油漏れ検出機

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JPS55179345U JPS55179345U (ja) 1980-12-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009092516A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Central Motor Co Ltd ブレーキ検査用圧力装置

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