JPH0615999Y2 - アングルシフト補正装置 - Google Patents

アングルシフト補正装置

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JPH0615999Y2
JPH0615999Y2 JP1987105479U JP10547987U JPH0615999Y2 JP H0615999 Y2 JPH0615999 Y2 JP H0615999Y2 JP 1987105479 U JP1987105479 U JP 1987105479U JP 10547987 U JP10547987 U JP 10547987U JP H0615999 Y2 JPH0615999 Y2 JP H0615999Y2
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正博 太田
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンテナスプレッダ付フォークリフトトラック
のアングルシフト装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のコンテナスプレッダ付フォークリフトトラックで
は、第9図および第10図に示すようにフォークリフト
トラックのマスト内リフトブラケット21にシフトセン
タピン9を支点としてスプレッダ20が機台に対するス
プレッダ20の向き角度制御(アングルシフト)が可能
なように枢着されている。スプレッダ20とリフトブラ
ケット21の間に左右一対のアングルシフトシリンダ8
が設けられている。
運転席の荷役操作レバー22を操作して、左右のアング
ルシフトシリンダ8を作動させ、スプレッダ20のコン
テナ7に対する角度を調節し、ツイストロックピン23
をコンテナ7の係止穴7aに係合させる。
運転者の目視によりコンテナ7とスプレッダ20の平行
を出しているため、何度もアングル調整操作を行い平行
状態としている。このため時間がかかるし、やや平行に
近いと判断した時点にて無理にツイストロックピン23
をコンテナ7の係止穴7aに落し込もうとするため、お
互いが損傷するという問題がある。
また、特開昭49−37347号公報には、スプレッダ
装置のどちらか一方側がコンテナに当接すると車両の前
進による押圧力によって当接側のシリンダのピストンロ
ッドが後退しスプレッダ装置は中心軸を枢軸として反時
計方向に水平回動し、スプレッダ装置全面がコンテナの
側壁に密着するようにした装置が開示されている。
しかしながら、この装置では、車両の前進によってコン
テナ装置をコンテと平行になるようにコンテナに当接さ
せるため、コンテナを損傷させてしまうという問題があ
る。
また、実開昭62−106000号公報には、スプレッ
タに設けられてこのスプレッダのブームを前後方向に移
動するリーチシリンダと、マスト装置に設けられてスプ
レッダを左右方向に移動させるサイドシフトシリンダ
と、リーチシリンダの作動回路に設けられたアクチュエ
ータと、スプレッタに設けられてこのスプレッダとコン
テナとの間の距離を検出して検出信号を前記アクチュエ
ータに送る距離算出センサと、スプレッダのブームの左
右ツイストロック部に設けられてスプレッタとコンテナ
との左右方向の位置ずれを検出してアクチュエータに信
号を送るオンオフ検出センサとを備えたことを特徴とす
るフォークリフトトラックのスプレッダ装置が開示され
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この実開昭62−106000号公報に
開示された装置では、スプレッダシフト装置の作動を要
しない場合、さらに作動してはいけない場合にも、スプ
レッダシフト装置が作動し、フォークリフトトラックの
オペレータの作業性を損ねることがある。
更に、この実開昭62−106000号公報に開示され
た装置では、スプレッダがコンテナに平行になったこと
が確認できず、フォークリフトトラックのオペレータの
作業性を損ねることがある。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来技術に付随する問題を解決して、
オペレータの必要時にのみスプレッダシフトの補正装置
を自動的に作動させてスプレッダをコンテナに平行させ
ることができ、スプレッダとコンテナが平行になったこ
とを報知装置により表示して平行状態をオペレータが目
で分かるようにし、また、オペレータがスプレッダシフ
ト装置を任意に手動操作可能とした装置を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、上述した目的を、スプレッダのコンテナと
の当接部に、リミットスイッチや距離センサのような検
出部材が設けられ、該検出部材がアングルシフトシリン
ダのオイルコントロールバルブに接続されており、前記
検出部材にアングルシフト補正装置のオン−オフ切換え
スイッチが接続されているとともに、前記検出部材のコ
ンテナ検出時にオンする報知装置が検出部材に接続され
ているアングルシフト補正装置により達成する。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図から第5図は本考案の第1実施例を示しており、
従来装置と同様にフォークリフトトラックのマスト内リ
フトブラケットにシフトセンタピン9を支点としてスプ
レッダ20が枢着されている。スプレッダ20とリフト
ブラケット21の間に左右一対のアングルシフトシリン
ダ8が設けられている。
第5図において、アングルシフトシリンダ8と電磁式オ
イルコントロールバルブ4をチョークバルブ13を配置
した配管にて連結している。
第1図から第3図において、スプレッダレール1の左右
にリミットスイッチ2を、そのリミットスイッチレバー
2aがコンテナストッパ3よりコンテナ7側へ突出する
ように取付けている。
電磁式オイルコントロールバルブ4とリミットスイッチ
2とを第5図に示すように配線している。
すなわち、運転席(第4図参照)に設けたアングルコン
トロールレバースイッチ10の上部の押し釦スイッチ1
1をバッテリ6(電源)に連結し、押し釦スイッチ11
を押すと左右のリミットスイッチ2へ通電する。
リミットスイッチ2は常時は開回路となっており、この
他端は各々、No.1リレー14のコイル14a側へ連結
している。
No.1リレー14のコイル14aと並列に本考案の報知
装置の一実施例としてパイロットランプ15を接続して
いる。そして、合流点の下流でダイオードD、D
通り接地している。
また、バッテリ6の電源がNo.3リレー17の常時閉回
路に供給されているとともに、左右のNo.1リレー14
の常時開回路14b、ダイオードD、Dを経て電磁
式オイルコントロールバルブ4の左右の電磁ソレノイド
4a、4b(入力)側へ接続している。
左右のリミットスイッチ2の出力側を、No.2リレー1
6に接続している。すなわち、左側リミットスイッチ2
はコイル16a側を経て接地しており、右側リミットス
イッチ2は常時開回路16bを通り、No.3リレー17
のコイル側からダイオードDを経て接地されている。
アングルコントロールレバースイッチ10を操作する場
合は、押し釦スイッチ11の常時閉回路を通り、アング
ルコントロールレバースイッチ10の他の2極各々を電
磁式オイルコントロールバルブ4の左右入力側電磁ソレ
ノイド4a、4bへ接続するようになっている。
以上の構成からなる本実施例は次のように作用する。
〔スプレッダシフト補正装置の自動作動時〕
コンテナ7にアプローチするときに、押し釦スイッチ1
1を押しておく。左右のリミットスイッチレバー2aの
どちらかがコンテナ7に接触すると、接触した側のリミ
ットスイッチ2が反応し、No.1リレー14のコイル1
4aを励磁し、No.1リレー14内の接点14b側の回
路が閉回路をなし、電磁式オイルコントロールバルブ4
の通電した側の電磁ソレノイド4aまたは4bがスプー
ルを移動させる。また、その時に、リミットスイッチレ
バー2aが反応した側の報知装置(パイロットランプ)
15を点灯させ、接触したことを運転者に知らせる。
電磁式オイルコントロールバルブ4の作動により、左右
のアングルシフトシリンダ8のロッドがシフトセンタピ
ン9を軸に左右対称、しかも反応側のリミットスイッチ
2が後退する方向に作動する。アプローチと同時に上記
動作が交互に行われスプレッダ20はコンテナ7と平行
となる。
なお、左右のリミットスイッチ2が同時に反応した場合
は、No.2リレー16のコイル16aの励磁により、No.
2リレー16内の接点16b側の回路が閉回路となり、
No.3リレー17のコイル17aを励磁し、電源となっ
ているNo.3リレー17内の接点17b側の回路が開回
路となり、左右のNo.1リレー14への電源の供給が止
められる。
よって、電磁式オイルコントロールバルブ4へ通電され
なくなる。この際に、パイロットランプ15は左右共点
灯しており、スプレッダ20がコンテナ7と平行である
ことを示している。
すなわち、本考案によれば、コンテナ7とフォークリフ
トのコンテナスプレッダ20が平行になった時点で、シ
リンダ8への送油が遮断され、しかも、コンテナスプレ
ッダ20がコンテナ7と平行になったことがパイロット
ランプ15によって表示されるので、オペレータは作業
を極めて容易にしかも安心して行える。
以上のようにして、アングルシフト作業は完了し、押し
釦スイッチ11を放すと、上記回路への通電は全て断た
れ、パイロットランプ15も消灯し、不要の電力は一切
消費しない。
〔スプレッダシフト補正装置の手動作動時〕
本考案によれば、コンテナ7を吊った状態でも吊ってい
なくても、押し釦スイッチ11さえ押していなければ手
動にてアングルシフト作業が可能であり、この場合は報
知装置(パイロットランプ)15は点灯しない。すなわ
ち、本考案によれば必要なときのみ自動的にアングルシ
フトの補正を行うことができる。もし、手動にてアング
ルシフト作業する場合は、押し釦スイッチ11をオフし
てアングルコントロールレバースイッチ10を通常の如
く操作する。
他の実施例を第6図から第8図を参照して説明する。
距離センサ12を第1実施例のリミットスイッチ2と同
位置に取付け、第8図に示すように第1実施例の要領に
て接続する。ただし、ダイオードD、D、Dの位
置並びにNo.4リレー30およびNo.5リレー19の配置
が異なっている。
この実施例においても、上述した第1実施例と同様に作
用する。
〔スプレッダシフト補正装置の自動作動時〕
コンテナ7にアプローチするときに、押し釦スイッチ1
1を押しておく。左右の距離センサ12のうち右側が反
応するとNo.1リレー14が通電し、右の報知装置(パ
イロットランプ)15が点灯し、電磁式オイルコントロ
ールバルブ4の右側電磁ソレノイド4aが通電し、スプ
ールが移動して、第1実施例と同様に作用する。
また左の距離センサ12が反応すると、No.4リレー3
0が通電し、左の報知装置(パイロットランプ)15が
点灯し、電磁式オイルコントロールバルブ4の左側の電
磁ソレノイド4bが通電し、スプールが移動して、上述
と逆方向へ作動する。
左右距離センサ12が同時にコンテナ検出すると、No.
5リレー19の全てが開回路となり電磁式オイルコント
ロールバルブ4への通電が止まる。
すなわち、本考案によれば、コンテナ7とフォークリフ
トのコンテナスプレッダ20が平行になった時点で、シ
リンダ8への送油が遮断され、しかも、コンテナスプレ
ッダ20がコンテナ7と平行になったことが報知装置
(パイロットランプ)15によって表示されるので、オ
ペレータは作業を極めて容易にしかも安心して行える。
〔スプレッダシフト補正装置の手動作動時〕
本実施例でも、押し釦スイッチ11を放すと通常の手動
によるアングルシフト操作が可能である。従って、本考
案によれば必要なときのみ自動的にアングルシフトの補
正を行うことができる。もし、手動にてアングルシフト
作業する場合は、押し釦スイッチ11をオフしてアング
ルコントロールレバースイッチ10を通常の如く操作す
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、アングルシフト補正装置のオン−オフ
切換えスイッチにより、必要に応じて自動的にアングル
シフト補正をすることができ、不必要時にアングルシフ
ト補正装置が働きオペレータの作業を妨げるようなこと
がない。
本考案では自動操作によりスプレッダのアングルシフト
の補正が行えるため、誰でも熟練者なみの作業が可能と
なる。
本考案においてはコンテナとスプレッダが平行になった
時点でシリンダへの送油が遮断されるとともに平行にな
ったことを運転席に装備した報知装置で表示するので、
オペレータは一目で平行状態を確認でき、作業性が極め
てよい。
短時間に平行操作が完了するためコンテナハンドリング
が容易にでき、作業効率が向上する。操作スイッチ類を
電気スイッチにより構成することにより、小型にでき、
運転席のスペースを広くし、視野の妨げとならないよう
にできる。また、距離センサを使用した場合には、遠隔
からの平行操作が自動的に行え、早い状態から平行が完
了しており、運転者は安心してアプローチのみに専念で
き、しかもアプローチ速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の平面図、第2図および第
3図はそれぞれ第1図の部分側面図および背面図、第4
図は本考案の操作部の斜視図、第5図は第1実施例の回
路図、第6図、第7図および第8図はそれぞれ第2実施
例の部分側面図、背面図および回路図並びに第9図およ
び第10図は従来装置の斜視図および平面図である。 2…リミットスイッチ、 4…電磁式オイルコントロールバルブ、 7…コンテナ、 8…アングルシフトシリンダ、 10…アングルコントロールレバースイッチ、 11…押し釦スイッチ、 12…距離センサ、 15…パイロットランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプレッダのコンテナとの当接部に検出部
    材(2,2;12,12)が設けられ、該検出部材
    (2,2;12,12)がアングルシフトシリンダ
    (8,8)のオイルコントロールバルブ(4)に接続さ
    れており、前記検出部材(2,2;12,12)にアン
    グルシフト補正装置のオン−オフ切換えスイッチ(1
    1)が接続されているとともに、前記検出部材(2,
    2;12,12)のコンテナ検出時にオンする報知装置
    (15,15)が検出部材(2,2;12,12)に接
    続されていることを特徴とするアングルシフト補正装
    置。
JP1987105479U 1987-07-09 1987-07-09 アングルシフト補正装置 Expired - Lifetime JPH0615999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987105479U JPH0615999Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 アングルシフト補正装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987105479U JPH0615999Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 アングルシフト補正装置

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Publication Number Publication Date
JPS649999U JPS649999U (ja) 1989-01-19
JPH0615999Y2 true JPH0615999Y2 (ja) 1994-04-27

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JP1987105479U Expired - Lifetime JPH0615999Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 アングルシフト補正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235759Y2 (ja) * 1985-12-24 1990-09-28

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JPS649999U (ja) 1989-01-19

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