JP2009092516A - ブレーキ検査用圧力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のブレーキ検査用圧力装置のピストンロッドはシリンダー後室方向へ押し戻そうとするが簡単には戻らず、時間がかかる課題があった。
【解決手段】ブレーキ検査用圧力装置Aは、ピストンシリンダー装置1と、エア充填機2と、給気管3と、選択分岐弁4と、後室通気管5と、前室通気管6とを有し、ピストンシリンダー装置1は、シリンダー前室13とシリンダー後室14とを有し、エア充填機2は、給気管3を介して選択分岐弁4に連通しており、選択分岐弁4は、シリンダー前室13に連通する前室通気管6と、シリンダー後室14に連通する後室通気管15に分岐して選択的に連通し、前室通気管6は、排気管60と前室用管61とに分岐され、前室用管61は、逆支弁62を有するとともにエアを貯めることのできる空間63を有してシリンダー前室13に連通している。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車製造工場等の製造現場において、自動車のブレーキオイル洩れ検査等のブレーキ検査工程に使用するブレーキ検査用圧力装置(ブレーキバー)に関する。
自動車製造の検査工程において、詳細には足回り検査工程においてブレーキオイル洩れ検査工程に使用する1つのブレーキ検査用圧力装置(ブレーキバー)は、ピストンシリンダー装置を主体とした装置からなる。ピストンシリンダー装置は、ブレーキペダル押圧部を先端に有するピストンロッドがある方のシリンダー前室と、反対側のシリンダー後室とにピストンによってシリンダー内を分割されている。
そしてブレーキ検査用圧力装置は、足回り検査工程においては複数使用され、例えば12装置が使用され、半分の6装置が車体に取付けられ、残りの半分の6装置が逆方向コンベアで逆送され元の取付け位置に向かう。
それぞれのブレーキ検査用圧力装置は、作業員によって取付け位置において自動車のブレーキペダルと座席下との間に取付けられる。次にエア充填機(エアカプラ)からピストンシリンダー装置のシリンダー後室へエアを充填していき、シリンダー後室の圧力によりピストンロッドを伸長させて被検査車体のブレーキペダルを押圧し、ブレーキに一定圧力を掛けて、それによってブレーキオイルが洩れないかの検査を行なう。このときシリンダ前室のエアは、エア出入口から常圧の室内へ排出されており、ピストンロッドがシリンダー後室側へ戻るときは、エア出入口から常圧の室内のエアが吸引される。このときシリンダー後室のエアは、排気口から排出される。
検査が終わると、ブレーキ検査用圧力装置は、取り外し位置までに作業員によりその車体から取り外され、自動車が運ばれていくコンベアの移動方向とは逆方向に進行する逆方向コンベアに載せられて、再び取付け位置に戻される。そして再び作業員によって次の自動車のブレーキと座席下との間に取付けられ、同様のブレーキオイル洩れ検査を順次繰り返して行なっている。
被検査車体は車体搬送コンベアで進行しており、検査が終わったブレーキ検査用圧力装置は、作業員によって、伸びきったピストンロッドを迅速に元に戻し、一定の位置までに車体搬送コンベアの進行方向とは逆方向に進行する逆方向コンベアに載せる必要がある。しかし、ブレーキ検査用圧力装置のピストンロッドはシリンダー後室方向へ自動では戻らないため、手動でピストンロッドを元に戻してから、逆方向コンベアに載せるといった煩わしさがあった。
また、一度シリンダー後室へエア充填機からエア圧を掛けた後、ブレーキペダルと車体の間にうまく設置されない取付けエラーの場合、エア充填機の取外し、取付作業の繰り返しが必要で、装置設置のやり直し作業に時間が掛かってしまい、検査作業に遅れが出る問題点があった。
上記課題を解決するために、ピストンシリンダー装置のシリンダー外に突出するピストンロッドの先端にブレーキペダル押圧部を有し自動車のブレーキと座席下との間に取付けられるブレーキ検査用圧力装置であり、
ブレーキ検査用圧力装置は、ピストンシリンダー装置と、エア充填機と、給気管と、選択分岐弁と、後室通気管と、前室通気管とを有し、
ピストンシリンダー装置は、シリンダー内をピストンによって分割されピストンロッドがある方のシリンダー前室と、反対側のシリンダー後室とを有し、
エア充填機は、逆支弁を有する給気管に着脱自在であり、給気管を介して選択分岐弁に連通しており、
選択分岐弁は、シリンダー前室に連通する前室通気管と、シリンダー後室に連通する後室通気管に分岐して選択的に連通し、
後室通気管は、シリンダー後室に連通し、
前室通気管は、排気管と前室用管とに分岐され、排気管は外部に排気する排気口に連通し、前室用管は、逆支弁を有するとともにエアを貯めることのできる空間を有してシリンダー前室に連通することを特徴とするブレーキ検査用圧力装置を提案する。
また、排気管が、排気調整装置を設けた排気管である0008欄に記載のブレーキ検査用圧力装置を提案する。
更に、前室用管のエアを貯めることのできる空間が、長いホースからなる0008欄又は0009欄に記載のブレーキ検査用圧力装置を提案する。
更に、前室用管のエアを貯めることのできる空間が、エアタンクからなる0008欄又は0009欄に記載のブレーキ検査用圧力装置を提案する。
この発明によれば、選択分岐弁の切替のみで、シリンダー後室のエアの一部を排出するとともに、残りをシリンダー前室に、エアを貯めることのできる空間を通して送り込むため、従来に比し非常に迅速に先端の押圧部が突出した状態の伸びきったピストンロッドをシリンダー内へ戻すことができる。そのため、ブレーキ検査終了後、ブレーキ検査用圧力装置を、ブレーキペダルと車体の間から取り外す作業が容易になり、またやり直し作業もエア充填機の取外し及び取付作業が不要となり非常に迅速に行えるようになった。
更に、スプリングなどの部材を必要としないため、ピストンシリンダー装置へ負荷がかからず傷や破損などのおそれが無くなった。
そのため、作業が容易になるとともに全体の検査時間が短縮され、安全に作業を行えるようになった。
次ぎに、この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置のピストンロッドがシリンダー内へ戻った状態の平面図である図1、同じくピストンロッドが突出した状態の平面図である図2、自動車のブレーキ検査工程における被検査車体の搬送とブレーキ検査用圧力装置の移動を示す説明図である図3、ブレーキ検査用圧力装置の作動説明図である図4乃至図21に基づいて説明する。
ブレーキ検査用圧力装置Aは、図3に示すようにブレーキ検査工程においては、この実施例では12個の装置が使用されており、半分の6装置程度が搬送コンベアC1で搬送される車体Bに取付けられ、残りの半分の6装置程度が逆方向コンベアC2で逆方向に搬送され元の取付け位置に向かう。ブレーキ検査用圧力装置Aは、車体Bへの取り付け工程Dで車体Bへセットし、取り外し工程Eで車体Bから取り外し、逆方向コンベアC2に乗せられて元の取り付け工程Dに戻り、順にこの工程を繰り返す。
それぞれのブレーキ検査用圧力装置Aは、図2及び図3に示すようにピストンシリンダー装置1のピストンロッド1を伸ばした状態で車体BのブレーキペダルPと車体Bの座席下部との間に取り付け、ピストンロッド12の先端に設けるブレーキペダル押圧部15によってブレーキペダルPを一定の圧力、一定の時間押圧してブレーキオイル洩れ等の検査を行なう。
ブレーキ検査用圧力装置Aは、ピストンシリンダー装置1と、エア充填機(エアカプラ)2と、給気管3と、選択分岐弁(メカニカルバルブスイッチ)4と、後室通気管5と、前室通気管6とを有し、ほぼ平面視長方形の外枠7の中に設けられている。ピストンシリンダー装置1は、シリンダー10内を移動するピストン11によって分割されており、ピストンロッド12がある方のシリンダー前室13と、反対側のシリンダー後室14とを有している。
エア充填機2は、一端を開口した給気口30とし、他端で選択分岐弁4に連通し、中間に第1逆支弁31を有する給気管3の給気口30に着脱自在である。給気管3の第1逆支弁31は、エアが給気口30から選択分岐弁4へは流れるが、選択分岐弁4から給気口30へは流れない作用を有する。この実施形態では選択分岐弁4は、メカニカルバルブスイッチからなる。メカニカルバルブスイッチ4は、図4又は図7に示されるように上端にあるスイッチ部40を押し上げられた状態であると弁本体41は、下方に設けられてスプリング42の付勢力で押し上げられた状態となり、シリンダー後室14には連通せず閉鎖された状態である。
逆に、メカニカルバルブスイッチ4は、作業者により図5又は図6に示されるように上端にあるスイッチ部40が押し下げられると、弁本体41は、下方に設けられてスプリング42を押下げてシリンダー後室14に連通する後室通気管5に連通するとともに、シリンダー前室13に連通する前室通気管6へは閉鎖される。
前室通気管6は、途中で排気管60と前室用管61とに分岐され、排気管60は外部に排気する排気口60aに連通している。排気管60は途中又は排気口60a近傍に排気調整装置8を設ける。排気調整装置8は、排気口60aからの排気量を調整する作用を有し、これによってシリンダー前室13への給気量をコントロールする。このコントロールによってシリンダーロッド12の突出速度を調整する。
前室用管61は、排気管60との分岐の下流側直後に第2逆支弁62を設け、第2逆支弁62の下流側にエアを貯めることのできる空間63を有してシリンダー前室13に連通する。前室用管61に設けられる第2逆支弁62は、エアが選択分岐弁4からシリンダー前室13方向へは流れるが、シリンダー前室13から選択分岐弁4や排気管61方向へは流れない作用を有する。
また、前室用管61のエアを貯めることのできる空間63が、図1又は図2に示すように長いホースからなるエアを貯めることのできる空間63aでもよく、また図4乃至図21に示すように前室用管61のエアを貯めることのできる空間63がエアタンクからなるエアを貯めることのできる空間63bであってもよい。
次ぎに、この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置Aの作動を説明する図4乃至図21に基づいて説明する。この明細書の説明での圧力単位Mpa(メガパスカル)は、大気圧を0と考え相対的な圧力差を示す仮の数値として示す。
図4乃至図9は、最初の作業状態を示す。図4及び図5に示すようにブレーキ検査用圧力装置Aの給気管3の給気口30へエア充填機2を取り付ける。次に作業者は、メカニカルバルブスイッチ4のスイッチ部40を押し下げると、エアはシリンダー後室14へのみ連通し給気される。シリンダー後室14内が0.6Mpaになることによりピストン11はシリンダー前室13側へ移行し、ピストンロッド12が突出して図示しないブレーキペダルを押圧する。
次に図6に示すようにエア充填機2を給気口30から取り外すが、第1逆支弁31によりエアは逆流しないためシリンダー後室14内の圧は0.6Mpaに保たれる。この状態でブレーキペダルPは押圧され続けブレーキ検査が行なわれる。
次に図7のようにメカニカルバルブスイッチ4のスイッチ部40を押し上げると、弁本体41はスプリング42に押され、後室連通管5は、前室連通管6と連通する。これによりおおよそ半分のエアが排気管60から排気口60aを通って外部へ排気されるとともに、前室用管61から第2逆支弁62を通りエアを貯めることのできる空間63であるエアタンク63bへエアが入り0.6Mpaになる。排気管60からの排気量は、排気調整装置8によって調節することによって、シリンダー前室13への給気量を調節する。これによってシリンダー前室13内の空気圧を調整してシリンダーロッド12の突出速度を調整する。
更に図8に示すようにシリンダー後室14のエアが抜けていくとともに、エアタンク63bからシリンダー前室13へエアが入り込み出す。このとき第2逆支弁62があるのでエアタンク63b内のエアは、逆流せずにシリンダー前室13へのみエアは入り込む。このときシリンダー前室13とエアタンク63b内のエア圧及びシリンダー後室14内のエア圧、及び排気管60から排気されるエア圧は、それぞれ0.3Mpaとなり、ピストン11はシリンダー10の中間に位置する。
更に図9に示すようにシリンダー後室14のエアが抜けきると、ピストンロッド12の先端の押圧部15は戻る。このときシリンダー前室13とエアタンク63b内のエア圧及びシリンダー後室14内のエア圧、及び排気管60から排気されるエア圧は、それぞれ0.1Mpaとなり、ピストン11はシリンダー後室14側まで戻される。
図10乃至図15は、第2回目以降の作業を示す。第2回目の作業以降は、エアタンク63bに残圧0.1Mpaが残った状態で、給気口30にエア充填機2がセットされ給気を行なう。
図11に示されるようにエアが給気され作業者がメカニカルバルブスイッチ4のスイッチ部40を押し下げると、エアはシリンダー後室14へのみ連通し給気される。シリンダー後室14内が0.6Mpaになると、ピストン11はシリンダー前室13側へ移行し始めシリンダー前室13内のエア圧が高まり、エアはエアタンク63b内へ押し戻され、シリンダー前室13とエアタンク63b内のエア圧は0.3Mpaになる。
更に図12のようにエアが供給されシリンダー後室14のエア圧が0.6Mpaになると、ピストン11はシリンダー前室13側へ押されピストンロッド12が最高に突出した状態となる。このときエアタンク63b内のエア圧も0.6Mpaになる。エア充填機2を取り外し、この状態でブレーキペダルPは押圧され続けブレーキ検査が行なわれる。
作業者は、ブレーキ検査終了後、図13のようにメカニカルバルブスイッチ4のスイッチ部40を押し上げると、弁本体41はスプリング42に押され、後室連通管5は、前室連通管6と連通する。これによりおおよそ半分のエアが排気管60から外部へ排気されるとともに、前室用管61から第2逆支弁62を通りエアタンク63bへエアが入ろうとするが、エアタンク63b、シリンダー前室13のエア圧が0.6Mpaであり、シリンダー後室14のエア圧も0.6Mpaの同圧であるので、エアはエアタンク63bに入らない。
更に図14に示すようにシリンダー後室14のエアが抜けていくと、ピストン11は、シリンダー後室14側へ移動し始める。ピストン11がシリンダー10の中間位置であると、エアタンク63bとシリンダー前室13の合わせた空間が広がるため圧力が低下する。この圧力の低下によりシリンダー後室14のエアはメカニカルバルブスイッチ4から前室通気管6を通り第2逆支弁62を通ってエアタンク63b内へ入り込み始める。第2逆支弁62の作用によりエアタンク63b内のエアは、逆流せずにシリンダー前室13へのみエアは入り込む。このときシリンダー前室13とエアタンク63b内のエア圧及びシリンダー後室14内のエア圧、及び排気管60から排気されるエア圧は、それぞれ0.3Mpaとなる。
更に図15に示すようにシリンダー後室14のエアが抜けきると、ピストンロッド12の先端の押圧部15は戻る。このときシリンダー前室13とエアタンク63b内のエア圧及びシリンダー後室14内のエア圧、及び排気管60から排気されるエア圧は、それぞれ0.1Mpaとなり、ピストン11はシリンダー後室14側まで押圧され、図9と同じ状態になる。
図16乃至図21は、エアタンク63bとシリンダー前室13の空間に通常は残る0.1Mpaのエア圧が自然に抜けて0.05Mpa乃至0Mpaに低下した場合の作動を示す。図16及び図17に示すようにブレーキ検査用圧力装置Aの給気管3の給気口30へエア充填機2を取り付る。作業者は、メカニカルバルブスイッチ4のスイッチ部40を押し下げて、エアを給気する。これにより給気されたエアは、シリンダー後室14へのみ連通し給気され、シリンダー後室14へ0.6Mpaに加圧する。これによりピストン11はシリンダー前室13側へ移行し、ピストンロッド12が突出し始め、エアタンク63bとシリンダー前室13へエア圧は0.1Mpaとなる。
次に図18に示すように、エアがシリンダー後室14へ入りきり、ピストン11がシリンダー前室13側へ移動し終わると、ピストンロッド12が最高に突出した状態になり、シリンダー後室14内のエア圧は0.6Mpa、エアタンク63bとシリンダー前室13の共通空間のエア圧は0.3Mpaになる。エア充填機2を取り外し、この状態でブレーキペダルPは押圧部15によって押圧されブレーキ検査が行なわれる。
次に図19に示すように、作業者は、ブレーキ検査終了後、メカニカルバルブスイッチ4のスイッチ部40を押し上げると、後室連通管5は、前室連通管6と連通する。これによりおおよそ半分のエアが排気管60から外部へ排気されるとともに、前室用管61から第2逆支弁62を通りエアタンク63bへエアが入り0.6Mpaになる。
更に図20に示すようにシリンダー後室14のエアが抜けていくとともに、エアタンク63bからシリンダー前室13へエアが入り込み出す。このとき第2逆支弁62があるのでエアタンク63b内のエアは、逆流せずにシリンダー前室13へのみエアは入り込む。このときシリンダー前室13とエアタンク63b内のエア圧及びシリンダー後室14内のエア圧、及び排気管60から排気されるエア圧は、それぞれ0.3Mpaとなり、ピストン11はシリンダー10の中間に位置する。
更に図21に示すようにシリンダー後室14のエアが抜けきると、ピストンロッド12の先端の押圧部15は戻りきる。このときシリンダー前室13とエアタンク63b内のエア圧及びシリンダー後室14内のエア圧、及び排気管60から排気されるエア圧は、それぞれ0.1Mpaとなり、ピストン11はシリンダー後室14側まで押圧される。したがってシリンダー前室13とエアタンク63b内のエア残圧は、再び0.1Mpaとなり、図9及び図15と同じ状態となる。
この発明は、自動車製造工場等の製造現場において、自動車のブレーキ検査工程に使用するブレーキ検査用圧力装置(ブレーキバー)に利用される。
この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置のピストンロッドがシリンダー内へ戻った状態の平面図 同じくピストンロッドが突出した状態の平面図 自動車のブレーキ検査工程における被検査車体の搬送とブレーキ検査用圧力装置の移動を示す説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図 この発明の実施形態であるブレーキ検査用圧力装置の作動説明図
符号の説明
A ブレーキ検査用圧力装置
B 車体
C1 車体搬送コンベア
C2 逆方向コンベア
D 取り付け工程
E 取り外し工程
1 ピストンシリンダー装置
10 シリンダー
11 ピストン
12 ピストンロッド
13 シリンダー前室
14 シリンダー後室
15 ブレーキペダル押圧部
2 エア充填機(エアカプラ)
3 給気管
30 給気口
31 第1逆支弁
4 選択分岐弁(メカニカルバルブスイッチ)
40 スイッチ部
41 弁本体
42 スプリング
5 後室通気管
6 前室通気管
60 排気管
60a 排気口
61 前室用管
62 第2逆支弁
63 エアを貯めることのできる空間
63a 長いホース
63b エアタンク
7 外枠
8 排気調整装置

Claims (4)

  1. ピストンシリンダー装置のシリンダー外に突出するピストンロッドの先端にブレーキペダル押圧部を有し自動車のブレーキと座席下との間に取付けられるブレーキ検査用圧力装置であり、
    ブレーキ検査用圧力装置は、ピストンシリンダー装置と、エア充填機と、給気管と、選択分岐弁と、後室通気管と、前室通気管とを有し、
    ピストンシリンダー装置は、シリンダー内をピストンによって分割されピストンロッドがある方のシリンダー前室と、反対側のシリンダー後室とを有し、
    エア充填機は、逆支弁を有する給気管に着脱自在であり、給気管を介して選択分岐弁に連通しており、
    選択分岐弁は、シリンダー前室に連通する前室通気管と、シリンダー後室に連通する後室通気管に分岐して選択的に連通し、
    後室通気管は、シリンダー後室に連通し、
    前室通気管は、排気管と前室用管とに分岐され、排気管は外部に排気する排気口に連通し、前室用管は、逆支弁を有するとともにエアを貯めることのできる空間を有してシリンダー前室に連通することを特徴とするブレーキ検査用圧力装置。
  2. 排気管が、排気調整装置を設けた排気管である請求項1に記載のブレーキ検査用圧力装置。
  3. 前室用管のエアを貯めることのできる空間が、長いホースからなる請求項1又は請求項2に記載のブレーキ検査用圧力装置。
  4. 前室用管のエアを貯めることのできる空間が、エアタンクからなる請求項1又は請求項2に記載のブレーキ検査用圧力装置。
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