JPS5844349B2 - ユウキチヨウカイセイブツシツノ チヨウカイボウシホウ - Google Patents
ユウキチヨウカイセイブツシツノ チヨウカイボウシホウInfo
- Publication number
- JPS5844349B2 JPS5844349B2 JP50088719A JP8871975A JPS5844349B2 JP S5844349 B2 JPS5844349 B2 JP S5844349B2 JP 50088719 A JP50088719 A JP 50088719A JP 8871975 A JP8871975 A JP 8871975A JP S5844349 B2 JPS5844349 B2 JP S5844349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fondant
- compound
- comparative example
- added
- started
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Confectionery (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有機潮解性物質、及びその加工品、特にフォン
ダン類の潮解防止法に関するものである。
ダン類の潮解防止法に関するものである。
クエン酸等の有機酸、糖類及びそれらの加工品、誘導体
等の有機物質には潮解性を有するものが多く、その保存
、利用に際しては特に湿度の管理が必要であり、それを
誤まると、団塊化したり、液状、粥状に潮解したり、吸
湿して著しく利用価値を損うものである。
等の有機物質には潮解性を有するものが多く、その保存
、利用に際しては特に湿度の管理が必要であり、それを
誤まると、団塊化したり、液状、粥状に潮解したり、吸
湿して著しく利用価値を損うものである。
特に糖類はそのまま食品に利用されることが多く、潮解
性を防止することは技術的課題であるがまだ充分な効果
を持つ防止法は知られていない。
性を防止することは技術的課題であるがまだ充分な効果
を持つ防止法は知られていない。
製菓、製パン業界で多様に用いられているフォンダン、
粉糖等は視覚的にも味覚的にも好まれて臼=p互/7”
l i I 、 )矛〜n)ア水六Jべf? ↓、L条
朱7トス箔日狛に姓王目自巨を呈して本来の目的とする
結晶状、粉状を維持することができず全く利用効果のな
いものとなる。
粉糖等は視覚的にも味覚的にも好まれて臼=p互/7”
l i I 、 )矛〜n)ア水六Jべf? ↓、L条
朱7トス箔日狛に姓王目自巨を呈して本来の目的とする
結晶状、粉状を維持することができず全く利用効果のな
いものとなる。
又粉糖では保存中の吸湿固化を防止する為澱粉類を加え
る等の技術が行われているかなきを防止する方法はまだ
知られていない。
る等の技術が行われているかなきを防止する方法はまだ
知られていない。
フォンダンのなき防止に関する提案は種々行われている
が優れた効果を持つものがなく僅かに牛脂、椰子油等の
固体脂を添加する方法に効果が認められるがフォンダン
が飴様の食感を持つこと、なき現象を遅延させることは
できるが湿度が高くなると殆ど効果がなくなる等満足な
ものではない。
が優れた効果を持つものがなく僅かに牛脂、椰子油等の
固体脂を添加する方法に効果が認められるがフォンダン
が飴様の食感を持つこと、なき現象を遅延させることは
できるが湿度が高くなると殆ど効果がなくなる等満足な
ものではない。
本発明者はフォンダン、粉糖等の糖製品(以下、これら
をフォンダン類と称す)のなきを防止する方法について
種々研究の結果、環状デキスI−IJンの脂質電接化合
物を添加することによりフォンダン類の性状を変えるこ
となく全くなぎのないフォンダン類を得ることに成功し
本発明を完成した。
をフォンダン類と称す)のなきを防止する方法について
種々研究の結果、環状デキスI−IJンの脂質電接化合
物を添加することによりフォンダン類の性状を変えるこ
となく全くなぎのないフォンダン類を得ることに成功し
本発明を完成した。
更に本発明の環状デキストリンの脂質泣接化合物は、無
機塩類の潮解性を防止することはできないが無機塩類に
比し比較的分子量の大きい有機酸、その塩類等の潮解性
物質にも潮解防止効果を発揮する。
機塩類の潮解性を防止することはできないが無機塩類に
比し比較的分子量の大きい有機酸、その塩類等の潮解性
物質にも潮解防止効果を発揮する。
本発明のフォンダン類、特にフォンダンは全く“なき″
現象を示さないばかりかフォンダンが流動性でしかも糖
結晶が融解しない温度中が著しく拡大され、又急激な固
化が起らない為作業性が著しく改良されてフォンダンの
調整及びフォンダン掛は作業に高度の技術が不要となっ
た。
現象を示さないばかりかフォンダンが流動性でしかも糖
結晶が融解しない温度中が著しく拡大され、又急激な固
化が起らない為作業性が著しく改良されてフォンダンの
調整及びフォンダン掛は作業に高度の技術が不要となっ
た。
更にこの著しい特性改良の結果、パン類に対する結着不
良、剥がれが防止され優れた商品性を賦与することがで
きる。
良、剥がれが防止され優れた商品性を賦与することがで
きる。
本発明の詳細な説明すると環状デキスl−IJン、例え
ばα−サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリ
ン等を20〜80部、水に溶解、又は分散させる。
ばα−サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリ
ン等を20〜80部、水に溶解、又は分散させる。
水の量は環状デキストリンを湿潤させる量以上であれば
制限はない。
制限はない。
次に脂質、例えば七ノー、ジー、トリーグリセライド、
燐脂質、カロチノイド、乳化剤、例えばソルビタン脂肪
酸エステル、フロピレンゲリコール脂肪酸エステル蔗糖
脂肪酸エステル等、等を単独又は2種以上混合して20
〜80部添加しミキサー、ホモミキサ、乳鉢等で充分混
合捏和しペースト状又は白濁液状の環状デキストリンの
脂質泣接化合物(以下単に泣接化合物と称す)を得る。
燐脂質、カロチノイド、乳化剤、例えばソルビタン脂肪
酸エステル、フロピレンゲリコール脂肪酸エステル蔗糖
脂肪酸エステル等、等を単独又は2種以上混合して20
〜80部添加しミキサー、ホモミキサ、乳鉢等で充分混
合捏和しペースト状又は白濁液状の環状デキストリンの
脂質泣接化合物(以下単に泣接化合物と称す)を得る。
そして、必要により泣接化合物を乾燥して潮解防止剤を
得る。
得る。
次にこの泥液化合物をフォンダン類に対して1〜30重
量%添加してなきを防止したフォンダン類を得ることが
できる。
量%添加してなきを防止したフォンダン類を得ることが
できる。
次に実施例により粉糖、フォンダンの製造例を示す。
本実施例に示すフォンダンの製造例は全て煮上温度を1
15℃で統一しである。
15℃で統一しである。
実施例 1
β−サイクロデキストリン10.9rに水5ccを加え
、次に精製大豆油5.Srrを加えて混合捏合せ泣接化
合物を調整した。
、次に精製大豆油5.Srrを加えて混合捏合せ泣接化
合物を調整した。
この泥液化合物を300grのグラニユー糖に混合して
後乾燥して粉砕し粉糖を調整した。
後乾燥して粉砕し粉糖を調整した。
得られた粉糖をスポンヂケーキ表面に塗して温度30℃
、湿度80%の恒温室に24時間保存したが全くなきが
なく最初の白色粉末状を保持することができた。
、湿度80%の恒温室に24時間保存したが全くなきが
なく最初の白色粉末状を保持することができた。
実施例 2
β−サイクロデキストリン10grG水40grに分散
させ、次に精製大豆油15.!9rを加えてホモミキサ
ーで混合攪拌し出接化合物を得た。
させ、次に精製大豆油15.!9rを加えてホモミキサ
ーで混合攪拌し出接化合物を得た。
次に砂糖100 gr、水飴10grを加えて115℃
迄煮込み、次に室温迄冷却しながら練り合せてフォンダ
ンを調整した。
迄煮込み、次に室温迄冷却しながら練り合せてフォンダ
ンを調整した。
実施例 3
油溶性の蔗糖脂肪酸エステル5.9rをβ−サイクロデ
キストリン10.9rでa液化合物を調整し実施例2と
同様にしてフォンダンを得た。
キストリン10.9rでa液化合物を調整し実施例2と
同様にしてフォンダンを得た。
比較例 1
砂糖100gr、水40Frs 水飴10.?rの配合
で調整したフォンダンをブランクとした。
で調整したフォンダンをブランクとした。
比較例 2
比較例1で得たブランクに精製大豆油10.?rを添加
しフォンダンを調整した。
しフォンダンを調整した。
比較例 3
比較例1で得たブランクに椰子油10grを添加しフォ
ンダンを調整した。
ンダンを調整した。
比較例 4
比較例1で得たブランクにβ−サイクロデキストリン1
0grを添加しフォンダンを調整した。
0grを添加しフォンダンを調整した。
比較例 5
比較例1で得たブランクにβ−サイクロデキストリン1
0gr及び精製大豆油10.9rを泥液化合物とせずそ
のまま添加したフォンダンを調整した。
0gr及び精製大豆油10.9rを泥液化合物とせずそ
のまま添加したフォンダンを調整した。
本発明の効果を示すため実施例2,3及び比較例により
得られた各フォンダンを温度30℃、湿度80%の恒温
室で48時間保存テストを行った結果を次表に示す。
得られた各フォンダンを温度30℃、湿度80%の恒温
室で48時間保存テストを行った結果を次表に示す。
Claims (1)
- 1 環状デキスh IJン20〜80部と環状テキスト
リンを湿潤させる量以上の水及び脂質20〜80部より
形成された電接化合物を、有機潮解性物質に対して1〜
30重量%添加することを特徴とする有機潮解性物質の
潮解防止法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50088719A JPS5844349B2 (ja) | 1975-07-18 | 1975-07-18 | ユウキチヨウカイセイブツシツノ チヨウカイボウシホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50088719A JPS5844349B2 (ja) | 1975-07-18 | 1975-07-18 | ユウキチヨウカイセイブツシツノ チヨウカイボウシホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5212684A JPS5212684A (en) | 1977-01-31 |
JPS5844349B2 true JPS5844349B2 (ja) | 1983-10-03 |
Family
ID=13950701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50088719A Expired JPS5844349B2 (ja) | 1975-07-18 | 1975-07-18 | ユウキチヨウカイセイブツシツノ チヨウカイボウシホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844349B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5659745A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-23 | Otsuka Chem Co Ltd | Purification of crude ketazine solution containing ketoxime |
JP6148827B2 (ja) * | 2012-06-22 | 2017-06-14 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 油脂包接組成物及び該組成物を含有する粉末調味料 |
-
1975
- 1975-07-18 JP JP50088719A patent/JPS5844349B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5212684A (en) | 1977-01-31 |
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