JPS5844245B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS5844245B2 JPS5844245B2 JP52058372A JP5837277A JPS5844245B2 JP S5844245 B2 JPS5844245 B2 JP S5844245B2 JP 52058372 A JP52058372 A JP 52058372A JP 5837277 A JP5837277 A JP 5837277A JP S5844245 B2 JPS5844245 B2 JP S5844245B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- generating circuit
- transistor
- circuit
- voltage generating
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electric Clocks (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置に関し、更に詳細には電力の低消費
化を図った半導体装置に関するものである。
化を図った半導体装置に関するものである。
半導体装置、特に電池等を電源として用いるものは、装
置全体にその低電力化が要求されるが、かかる低電力化
を図るには、内蔵された種々の素子に流れる電流を減じ
る必要がある。
置全体にその低電力化が要求されるが、かかる低電力化
を図るには、内蔵された種々の素子に流れる電流を減じ
る必要がある。
電流を減じ、電力の低消費化を行なう手段として、例え
ば素子の導電定数を小さくする方法があるが、この方法
は、例えばMO8−FETにおいては、酸化膜の誘電率
、ベース材料表面の移動度、ゲートの長さや幅に左右さ
れ、また、必要以上に小さくすることはできないため、
十分に電力の消費を低減させることができない。
ば素子の導電定数を小さくする方法があるが、この方法
は、例えばMO8−FETにおいては、酸化膜の誘電率
、ベース材料表面の移動度、ゲートの長さや幅に左右さ
れ、また、必要以上に小さくすることはできないため、
十分に電力の消費を低減させることができない。
本発明は、電子回路の有するスレッショルド電圧近傍の
電圧を供給し、不要な電力の供給を制止すると共に、極
めて電力消費の少ない電源回路を備え電力の低消費化を
可能にした半導体装置を提供するもので、以下、図示し
た実施例に基づきその詳細を説明する。
電圧を供給し、不要な電力の供給を制止すると共に、極
めて電力消費の少ない電源回路を備え電力の低消費化を
可能にした半導体装置を提供するもので、以下、図示し
た実施例に基づきその詳細を説明する。
本発明に従う半導体装置の一実施例をしめす図面におい
て、符号1は電源回路で、ゲートが接地されたPチャネ
ルMOSトランジスタ(以下、P−MOS Tと略記す
る)2と、P−MO8T2のドレインにソースが接続さ
れたP−MO8T3c!:P−MO8T3のドレインに
ドレインおよびゲ゛−トが接続されたNチャネルMOS
トランジスタ(以下、N−MO8Tと略記する)4と、
NMO8T4のソースにアノードが接続され、カソード
が接地されたダイオード5と、P−MO8T2のドレイ
ンおよびP−MO8T3のソースに、ベースが接続され
たNPNI−ランジスタロとから構成されている○尚、
P−MO8T2のソースおよびNPNl−ランジスクロ
のコレクタは、電池Eの正側端子に接続されている。
て、符号1は電源回路で、ゲートが接地されたPチャネ
ルMOSトランジスタ(以下、P−MOS Tと略記す
る)2と、P−MO8T2のドレインにソースが接続さ
れたP−MO8T3c!:P−MO8T3のドレインに
ドレインおよびゲ゛−トが接続されたNチャネルMOS
トランジスタ(以下、N−MO8Tと略記する)4と、
NMO8T4のソースにアノードが接続され、カソード
が接地されたダイオード5と、P−MO8T2のドレイ
ンおよびP−MO8T3のソースに、ベースが接続され
たNPNI−ランジスタロとから構成されている○尚、
P−MO8T2のソースおよびNPNl−ランジスクロ
のコレクタは、電池Eの正側端子に接続されている。
符号γは電子回路で、P−MO8TI O,11とN−
MO8T12.13とから成るインバータ9と、インバ
ータ9の入出力間に設けられたN−MO8T14と、抵
抗15と、水晶振動子16、コンデンサ1γ、18とか
ら構成された発振回路8と、P−MO8T20゜21
、N−MO8T22.23とから成るインバータ19と
、P−MO8T25 、26 、 N −MO8T27
.28とから成るインバータ24とで構成されている。
MO8T12.13とから成るインバータ9と、インバ
ータ9の入出力間に設けられたN−MO8T14と、抵
抗15と、水晶振動子16、コンデンサ1γ、18とか
ら構成された発振回路8と、P−MO8T20゜21
、N−MO8T22.23とから成るインバータ19と
、P−MO8T25 、26 、 N −MO8T27
.28とから成るインバータ24とで構成されている。
次に、かかる半導体装置の動作を説明する。
電源回路1の抵抗素子としてのP−MO8T2に接続さ
れたP−MO8T3 、N−MO8T4、ダイオード5
は、所定の電圧を発生する回路を構成するものである。
れたP−MO8T3 、N−MO8T4、ダイオード5
は、所定の電圧を発生する回路を構成するものである。
MO8T3.4によって発生される電圧を■1とし、ダ
イオード5によって発生される電圧をVDとすると、バ
イポーラトランジスタ6のベース電圧VBは、 で表わすことができる。
イオード5によって発生される電圧をVDとすると、バ
イポーラトランジスタ6のベース電圧VBは、 で表わすことができる。
一方、バイポーラトランジスタ6のベース・エミッタ間
電圧をVBEとすれば、電子回路1に供給される電圧V
8UPは、と表わすことができる。
電圧をVBEとすれば、電子回路1に供給される電圧V
8UPは、と表わすことができる。
電子回路7は、本実施例では3個のインバータ9.19
.24を有している。
.24を有している。
今、p−MO8TIIのスレッショルド電圧をVTPl
l tN MO8T12のスレッショルド電圧をVTN
t□とすると、インバータ9のスレッショルド電圧VT
H9は、VTao= I VTPII I +VTN1
2と表わせる。
l tN MO8T12のスレッショルド電圧をVTN
t□とすると、インバータ9のスレッショルド電圧VT
H9は、VTao= I VTPII I +VTN1
2と表わせる。
また、インバータ19.24のスレッショルド電圧は、
インバータ9と同一基板上にインバータ19.24を形
成することにより略同−とみなせる。
インバータ9と同一基板上にインバータ19.24を形
成することにより略同−とみなせる。
従って、電子回路1のスレッショルド電圧VTH7は、
VTHT中VTH9
であり、また、このスレッショルド電圧vTH7は、電
源回路1のP−MO8T3 、N−MO8T4で発生さ
れる電圧V1と略等しい。
源回路1のP−MO8T3 、N−MO8T4で発生さ
れる電圧V1と略等しい。
一方、電子回路1を安定に動作させるには上記スレッシ
ョルド電圧VTH7よりやや高い電圧(VTR7+α)
を供給する必要がある。
ョルド電圧VTH7よりやや高い電圧(VTR7+α)
を供給する必要がある。
他方、電子回路1に供給する電圧VSUPは、上記した
ように、 を約0.3V以下となるように、ダイオード5およびバ
イポーラトランジスタ6を形成している。
ように、 を約0.3V以下となるように、ダイオード5およびバ
イポーラトランジスタ6を形成している。
この形成に際しては、イオンインプランテーション等の
手法を用いることによって実施できる。
手法を用いることによって実施できる。
一方、かかる回路構成をなした場合、電池Eの電圧に対
して電子回路γのスレッショルド電圧VTH7が比較的
低い方が安定な動作を期待することができる。
して電子回路γのスレッショルド電圧VTH7が比較的
低い方が安定な動作を期待することができる。
また、上記スレッショルド電圧VTH7を低くすること
によって、電子回路7の電力消費を更に少なくすること
ができることは理解され得よう。
によって、電子回路7の電力消費を更に少なくすること
ができることは理解され得よう。
このスレッショルド電圧を下げるには、P−MO8TI
O。
O。
11.20,21.25.26.N−MO8T12゜1
3.22,23,2γ、28等の各素子のスレッショル
ド電圧を低下させればよく、例えばイオンインプランテ
ーション、ドープトオキサイド、あるいはゲート膜厚を
変えたり、更にPウェルの濃度を制御することにより実
現できる。
3.22,23,2γ、28等の各素子のスレッショル
ド電圧を低下させればよく、例えばイオンインプランテ
ーション、ドープトオキサイド、あるいはゲート膜厚を
変えたり、更にPウェルの濃度を制御することにより実
現できる。
尚、この場合には、電源回路1の各素子も適宜制御して
形成する必要がある。
形成する必要がある。
このように、電子回路1のスレッショルド電圧VTH7
の近傍で、しかもスレッショルド電圧VT R7より少
し高い電圧VSUPを供給する電源回路1を備えている
ため、電子回路1を安定に動作させることができると共
に、電子回路γに供給される電圧VSUPが十分像いた
め、流れる電流が極めて少なくなり、特に発振回路8等
の比較的高い周波数の信号系において有効である。
の近傍で、しかもスレッショルド電圧VT R7より少
し高い電圧VSUPを供給する電源回路1を備えている
ため、電子回路1を安定に動作させることができると共
に、電子回路γに供給される電圧VSUPが十分像いた
め、流れる電流が極めて少なくなり、特に発振回路8等
の比較的高い周波数の信号系において有効である。
以上、図示した実施例に基づき本発明に従う半導体装置
の詳細を説明してきたか本発明は図示の実施例に限定さ
れるものではなく、種々の変更、あるいは改良がなされ
得るものである。
の詳細を説明してきたか本発明は図示の実施例に限定さ
れるものではなく、種々の変更、あるいは改良がなされ
得るものである。
例えば図面では示していないが、電子回路1をP−MQ
STだけで構成した場合には、電源回路1のN−MQS
T4を除けば良く、またN−MQSTだけで構成した場
合には、P−MQST3を除去すれば良い。
STだけで構成した場合には、電源回路1のN−MQS
T4を除けば良く、またN−MQSTだけで構成した場
合には、P−MQST3を除去すれば良い。
更に、実施例では抵抗素子としてPMO8T2を用いて
いるが、ポリシリコン等を用いた抵抗素子を用いること
もできる。
いるが、ポリシリコン等を用いた抵抗素子を用いること
もできる。
また実施例では、インバータ9,19.24のスレッシ
ョルド電圧より、供給電圧V8UPの方を少し高くする
ためにダイオード5のスレッショルド電圧VDをバイポ
ーラトランジスタのペース・エミッタ間電圧VBE よ
り高くするように形成しているが、P−MQST3およ
びN−MQST4のスレッショルド電圧■1を、インバ
ータ9,19゜24を構成するMOSトランジスタのス
レッショルド電圧より高くするように、P−MQST3
およびN−MQST4を形成すればよい。
ョルド電圧より、供給電圧V8UPの方を少し高くする
ためにダイオード5のスレッショルド電圧VDをバイポ
ーラトランジスタのペース・エミッタ間電圧VBE よ
り高くするように形成しているが、P−MQST3およ
びN−MQST4のスレッショルド電圧■1を、インバ
ータ9,19゜24を構成するMOSトランジスタのス
レッショルド電圧より高くするように、P−MQST3
およびN−MQST4を形成すればよい。
なお、この場合には、ダイオード5とバイポーラトラン
ジスタ6を同一プロセスで作ることかできる〇一方電子
回路γとしては、分周回路あるいは他の論理回路等を含
ませて構成することもでき、高い電圧で動作する回路等
も同一基板上に設けることも可能である。
ジスタ6を同一プロセスで作ることかできる〇一方電子
回路γとしては、分周回路あるいは他の論理回路等を含
ませて構成することもでき、高い電圧で動作する回路等
も同一基板上に設けることも可能である。
上述したように本発明に従う半導体装置は、電子回路の
スレッショルド電圧近傍の上記スレッショルド電圧より
高い電圧を供給する電源回路を備えているため、電子回
路の安定な動作を保障すると共に、電子回路に流れる電
流量を十分少なくすることが可能で電子回路における消
費電力の低減化を図ることができ、更に、電子回路をス
レッショルド電圧の低い素子で構成しているため電子回
路に印加する絶対的な電圧を低くすることができ、しか
も電池電圧の変動に対しても安定した動作か期待できる
等、十分に所期の目的を達成し得、実施上多大な効果を
奏する。
スレッショルド電圧近傍の上記スレッショルド電圧より
高い電圧を供給する電源回路を備えているため、電子回
路の安定な動作を保障すると共に、電子回路に流れる電
流量を十分少なくすることが可能で電子回路における消
費電力の低減化を図ることができ、更に、電子回路をス
レッショルド電圧の低い素子で構成しているため電子回
路に印加する絶対的な電圧を低くすることができ、しか
も電池電圧の変動に対しても安定した動作か期待できる
等、十分に所期の目的を達成し得、実施上多大な効果を
奏する。
図面は本発明に従う半導体装置の一実施例を示す回路図
である。 1・・・・・・電源回路、γ・・・・・・電子回路、8
・・・・・・発振回路、9,19.24・・・・・・イ
ンバータ、10,11゜20.2L25,26・・・・
・・インバータを構成するFチャネルMOSトランジス
タ、12.13゜22.23,2γ、28・・・・・・
インバータを構成するNチャネルMOSトランジスタ。
である。 1・・・・・・電源回路、γ・・・・・・電子回路、8
・・・・・・発振回路、9,19.24・・・・・・イ
ンバータ、10,11゜20.2L25,26・・・・
・・インバータを構成するFチャネルMOSトランジス
タ、12.13゜22.23,2γ、28・・・・・・
インバータを構成するNチャネルMOSトランジスタ。
Claims (1)
- 1 ゲートとドレインが接続されているPチャンネル及
びNチャンネルMOSトランジスタのドレインどうしを
接続したCMO8l−ランジスタから成す前記2つのM
OSトランジスタのスレッショルド電圧の和より少し大
きい電圧を両端となる各各のソースから出力する電圧発
生回路と前記電圧発生回路の一端と電源の一端との間に
ゲート以外の2つの主電極が接続される電流供給用のM
OSトランジスタと前記電圧発生回路の他端と前記電源
の他端に接続されたダイオードと前記電圧発生回路の一
端にベースが接続されると共に主電極の一つが前記電源
の一端に他の主電極が発振回路を構成するCMOSイン
バータの電圧供給端子に接続されるバイポーラトランジ
スタとを備えて成り前記ダイオードの両端に発生する電
圧と前記バイポーラトランジスタの順方向の接合に発生
する電圧とが打ち消しあって前記バイポーラトランジス
タの他の主電極から前記2つのMOSトランジスタのス
レッショルド電圧の和に等しい電圧よりも少し大きな電
圧が出力されて前記CMOSインバータの電圧供給端子
に印加されることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52058372A JPS5844245B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52058372A JPS5844245B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53143957A JPS53143957A (en) | 1978-12-14 |
JPS5844245B2 true JPS5844245B2 (ja) | 1983-10-01 |
Family
ID=13082485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52058372A Expired JPS5844245B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844245B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0217951Y2 (ja) * | 1984-05-25 | 1990-05-21 |
-
1977
- 1977-05-20 JP JP52058372A patent/JPS5844245B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0217951Y2 (ja) * | 1984-05-25 | 1990-05-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53143957A (en) | 1978-12-14 |
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