JPS584402B2 - 電気絶縁油を含浸した電気機器 - Google Patents
電気絶縁油を含浸した電気機器Info
- Publication number
- JPS584402B2 JPS584402B2 JP50008889A JP888975A JPS584402B2 JP S584402 B2 JPS584402 B2 JP S584402B2 JP 50008889 A JP50008889 A JP 50008889A JP 888975 A JP888975 A JP 888975A JP S584402 B2 JPS584402 B2 JP S584402B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating oil
- electrical
- impregnated
- electrical equipment
- electrical insulating
- Prior art date
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- Lubricants (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンデンサ、変王器などの電気絶縁油を含浸し
た電気機器に係り、特にプラステック材料と最適な絶縁
油とを組合せて,電力密度(コンデンサの場合、電圧、
電流の積(すなわち進相電力)と外装全表面積で除した
商)の高い、高信頼性のものを提供しようとするもので
ある。
た電気機器に係り、特にプラステック材料と最適な絶縁
油とを組合せて,電力密度(コンデンサの場合、電圧、
電流の積(すなわち進相電力)と外装全表面積で除した
商)の高い、高信頼性のものを提供しようとするもので
ある。
従来、鉱油系絶縁油や、塩化ジフエニル系油が広くコン
デンサをはじめとして変圧器、ケーブル関係等で絶縁油
として用いられてきた。
デンサをはじめとして変圧器、ケーブル関係等で絶縁油
として用いられてきた。
しかし、近年電力機器の高電圧化、小型化の要求に伴な
いプラスチック材料と組合せて用いられるようになった
。
いプラスチック材料と組合せて用いられるようになった
。
しかし、従来から使用されている紙との組合せと異なり
、絶縁性が向一する反面、絶縁油との適正な組合せが難
しくなり、従来の絶縁油では次にあげるような種々の問
題点が生じた。
、絶縁性が向一する反面、絶縁油との適正な組合せが難
しくなり、従来の絶縁油では次にあげるような種々の問
題点が生じた。
[)プラスチック材料、特にポリオレフイン系の材料を
容解しやすく,それによる絶縁性が低下した,i[)部
分放電開始電圧が低く、しかも一度放電が生じると放電
部が拡大し、消滅することがないため、放電劣化によっ
て、非常に寿命が短かくなった。
容解しやすく,それによる絶縁性が低下した,i[)部
分放電開始電圧が低く、しかも一度放電が生じると放電
部が拡大し、消滅することがないため、放電劣化によっ
て、非常に寿命が短かくなった。
本発明は以上のような従来の絶縁油を含浸した電気機器
の欠点を除去するものであり、プラスチック材料と最適
な油を組合せて、電力密度の高い、高信頼性の電気絶縁
油を含浸した電気機器を提供することを目的とするもの
である。
の欠点を除去するものであり、プラスチック材料と最適
な油を組合せて、電力密度の高い、高信頼性の電気絶縁
油を含浸した電気機器を提供することを目的とするもの
である。
すなわち、本発明の電気絶縁油を含浸した電気機器は、
電極とポリオレフイン系のプラスチック材料から構成さ
れる電気機器素子に一般式が(ただし、RtR1IR1
tR1”はCnH2n+1でn=5〜10、または )で 表わされる単一または混合酸テトラエステル化合物に誘
電率が4〜8までの範囲に含まれるホスヘートまたはホ
スファイトの有機リン化合物を混合させた電気絶縁油を
含浸したものである。
電極とポリオレフイン系のプラスチック材料から構成さ
れる電気機器素子に一般式が(ただし、RtR1IR1
tR1”はCnH2n+1でn=5〜10、または )で 表わされる単一または混合酸テトラエステル化合物に誘
電率が4〜8までの範囲に含まれるホスヘートまたはホ
スファイトの有機リン化合物を混合させた電気絶縁油を
含浸したものである。
表−1本発明に使用するエステル化合物と有機リン化合
物の一例を示した。
物の一例を示した。
また第1図はポリプロピレンフイルムの高温雰囲気中に
おける絶縁油に対する溶解性の試験の結果である。
おける絶縁油に対する溶解性の試験の結果である。
本発明品(ペンタエリスリイルテトラベンゾエートとト
リキシレニールホスヘトを2:1で混合した電気絶縁油
を含浸したコンデンサ)は、従来の絶縁油を含浸したコ
ンデンサと比較して明らかに、120℃という高温雰囲
気までも、非常に小さい溶解性を示した。
リキシレニールホスヘトを2:1で混合した電気絶縁油
を含浸したコンデンサ)は、従来の絶縁油を含浸したコ
ンデンサと比較して明らかに、120℃という高温雰囲
気までも、非常に小さい溶解性を示した。
第2図、第3図は、ペンタエリスリイルテトラエステル
化合物と有機リン化合物との混合率と複合誘電率および
誘電損失の関係を示したものである。
化合物と有機リン化合物との混合率と複合誘電率および
誘電損失の関係を示したものである。
有機リン化合物の誘電率が8を超えると誘電損失が大き
くなりすぎ、4未満では、複合誘電率が小さくなり、高
誘電率の利点がなくなり、不適当であった。
くなりすぎ、4未満では、複合誘電率が小さくなり、高
誘電率の利点がなくなり、不適当であった。
第4図は、ポリプロピレンフイルムを誘電体としたコン
デンサのコロナ放電開始電圧(実線)、コロナ放電消滅
電圧(点線)の温度特性を示したものである。
デンサのコロナ放電開始電圧(実線)、コロナ放電消滅
電圧(点線)の温度特性を示したものである。
明らかに、○印で示す本発明品(後述の実施例のもの)
は、Δ印で示す従来のものと比較して特に、低温領域に
おいて、優秀な効果を上げることができた。
は、Δ印で示す従来のものと比較して特に、低温領域に
おいて、優秀な効果を上げることができた。
以下具体的に実施例をもって説明する。
〈実施例〉
アルミ箔を電極として、ポリプロピレンフイル1ムを誘
電体としたコンデンサ素子に、ペンタエスリイルテトラ
カプリエートと、トリクレジールホスヘートを容積比3
:1で混合した含浸剤を含浸したIKVAのコンデンサ
を作製した。
電体としたコンデンサ素子に、ペンタエスリイルテトラ
カプリエートと、トリクレジールホスヘートを容積比3
:1で混合した含浸剤を含浸したIKVAのコンデンサ
を作製した。
また、上記コンデンサ素子に鉱物油を含浸したコンデン
サーを作製した。
サーを作製した。
そしてそれぞれのコンデンサに定格の1・3倍の過電圧
で−20℃と80℃の12時間1サイクルの温度サイク
ル寿命試験を行ない、第5図のような結果を得た。
で−20℃と80℃の12時間1サイクルの温度サイク
ル寿命試験を行ない、第5図のような結果を得た。
なお、図中実線が本発明品、破線が従来品を示す。
明らかに、5000hr経過しても本発明のものは、残
存率100彊を保持した。
存率100彊を保持した。
その他ペンタエリスリイルベンゾエートとトリオクチル
ホスヘート1:1の組合せ、ペンタエリスリイル、トル
エート、トリカプリエートとオクチルジフエニルホスヘ
ート2:1の組合せなども上記の実施例と同様な結果を
得た。
ホスヘート1:1の組合せ、ペンタエリスリイル、トル
エート、トリカプリエートとオクチルジフエニルホスヘ
ート2:1の組合せなども上記の実施例と同様な結果を
得た。
また、機器の種類によって、別の組合せも有効であった
。
。
以上のように本発明の電気絶縁油を含浸した電気機器は
、広範囲な温度領域において安定した信頼度の高い機器
を得るものとして産業界に対する貢献度は大なるもので
ある。
、広範囲な温度領域において安定した信頼度の高い機器
を得るものとして産業界に対する貢献度は大なるもので
ある。
第1図はポリプロピレンフイルムの高温雰囲気中におけ
る絶縁油に対する溶解性を示す比較図、第2図はリン酸
エステル含有率と複合誘電率の関係を示す特性図、第3
図は有機リン化合物の混合葦と誘電損失の関係を示す特
性図、第4図は本発明品と従来品のコロナ放電一温度特
性比較図、第5図は同温度サイクル寿命特性比較図であ
る。
る絶縁油に対する溶解性を示す比較図、第2図はリン酸
エステル含有率と複合誘電率の関係を示す特性図、第3
図は有機リン化合物の混合葦と誘電損失の関係を示す特
性図、第4図は本発明品と従来品のコロナ放電一温度特
性比較図、第5図は同温度サイクル寿命特性比較図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1対の電極と少なくとも一葉のポリオレ
フインフイルムを含む絶縁体からなる電気機器素子に、 一般式 (ただし、R,R′,R11,R″′はCnH2+1で
nが5〜10のものまたは で表わされる単一または混合酸テトラエステル化合物に
誘電率が4〜8の範囲に含まれるホスヘートまたはホス
ファイトの有機リン化合物を混合させた電気絶縁油を含
浸したことを特徴とする電気絶縁油を含浸した電気機器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50008889A JPS584402B2 (ja) | 1975-01-20 | 1975-01-20 | 電気絶縁油を含浸した電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50008889A JPS584402B2 (ja) | 1975-01-20 | 1975-01-20 | 電気絶縁油を含浸した電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5184100A JPS5184100A (ja) | 1976-07-23 |
| JPS584402B2 true JPS584402B2 (ja) | 1983-01-26 |
Family
ID=11705230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50008889A Expired JPS584402B2 (ja) | 1975-01-20 | 1975-01-20 | 電気絶縁油を含浸した電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584402B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58164108A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-29 | 株式会社日立製作所 | クラフト紙を用いた油入変圧器用絶縁油 |
| JP6928445B2 (ja) | 2016-12-21 | 2021-09-01 | 花王株式会社 | 潤滑油基油、該潤滑油基油を含有する潤滑油組成物およびその製造方法 |
-
1975
- 1975-01-20 JP JP50008889A patent/JPS584402B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5184100A (ja) | 1976-07-23 |
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