JPS5843310B2 - 紙とアルミ箔とを主体とした積層シ−ト製容器 - Google Patents

紙とアルミ箔とを主体とした積層シ−ト製容器

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JPS5843310B2
JPS5843310B2 JP50036406A JP3640675A JPS5843310B2 JP S5843310 B2 JPS5843310 B2 JP S5843310B2 JP 50036406 A JP50036406 A JP 50036406A JP 3640675 A JP3640675 A JP 3640675A JP S5843310 B2 JPS5843310 B2 JP S5843310B2
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JP
Japan
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aluminum foil
container
cylinder
paper
resin
Prior art date
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Expired
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JP50036406A
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English (en)
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JPS51111189A (en
Inventor
貞男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紙とアルミ箔とを主体とした積層シート製容器
に関するもので、さら(こ評言すれば、硬紙製の紙シー
トとアルミ箔との積層物の両面に樹脂膜を被覆した積層
シート体を丸めて製作された筒体の上下開口部をアルミ
薄板の片面に樹脂膜を被覆した板体製のキャップで閉塞
した容器Eこおける筒体の接合部およびキャップと筒体
との間における組付は強度を増大すると同時にその部分
の液密を確保しさらに積層シート体を構成する紙シート
に水が侵透して筒体の機械強度を劣化させないようにし
たことを目的とするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明すると、本
発明による容器は、積層シート体1を丸めた筒体2の上
下両開口部をキャップ6によって密封して構成されてい
る。
積層シート体1(1、硬紙を使用した紙シート1aとア
ルミ箔1bとの積層物の両面に耐水性、耐酸性、耐薬性
そして耐油性の合成樹脂材料製の樹脂膜1c、1dを被
膜成形して構成され、この紙シート1aとアルミ箔1b
とそして両相脂膜1c、ldとの積層シートを所定寸法
Φ短冊状に切断したものである。
このような構成となった積層シート体1を紙シートja
tc対してアルミ箔1bが内側となるよう丸めて重ね合
わさった両側端部を当接した樹脂膜I C+ 1 dが
一体に溶着する程度に力ロ熱しながら押圧して接合して
筒体2を成形する。
この積層シート体1の両側端部が重ね合せに接合された
接合部3における積層シート体1の両側端面にrt、接
合部3の加熱・抑圧成形時に両相脂膜1c、1dと一体
に溶けて積層シート体1の両側端面を完全1こ被覆した
形態で両相脂膜1c、 1 dと溶着する樹脂膜1c、
1dと同一材料を使用した樹脂条体4が耐湿されている
この樹脂条体4の耐湿目的は、まず第1に露出した積層
シート体1の側端面から水等が紙シート1a内Fこ侵透
して積層シー)・体1を層間剥離したりアルミ箔1bを
腐食させたりすることの防止上のためであり、第2には
極めて肉薄な樹脂膜1c。
1dの溶着て11その接合強度が充分ではないので、こ
の接合部3における接合強度の増大のためである。
この筒体2の上下両開口部1こ、この開口部を閉塞すべ
く組付けられるキャップ6は、片面に前記樹脂膜1c、
ldと同一材料の樹脂膜6bを被覆形成したアルミ薄板
6a)こよって、平板状をした蓋部7の周端から高さの
低い筒部8を樹脂膜6bが外側に位置するよう起立設置
、さらにこの筒部8の上端から連接部10を介して外方
に鍔状となった挟持部9を周設した構造となっている。
このような構造となったキャップ6の筒体2開口部への
組付けは、まずキャップ6の筒部8を開口部内tこ嵌入
し、しかる後込接部10から折り曲げた挟持部9を樹脂
膜1c、ldと6bとが一体蚤こ溶着するよう加熱しな
がら筒部8との間で筒体2端部を挟持すべく押圧成形し
て達成される。
この筒体2とキャップ6との組付けは、樹脂膜lc、1
dと6bとの一体溶着の他に連接部10と筒体2端部と
の間に充填され、加熱操作時に樹脂膜1 c 、1 d
そして6bと一体となって溶着する樹脂膜1 c t
1 d 、6 bと同一材料を使用した樹脂充填体51
こよって達成されている。
この樹脂充填体5は、各樹脂膜1c、ldそして6bの
膜厚が薄くなればなるほど、接合部3と異なり、わずか
な凹凸の存在)こよっても樹脂膜1c、1dと6bとの
溶着が達成されずかつ筒部8全域tこわたって均一な抑
圧操作カ行ない難いので樹脂膜1 c 、1 dと6b
との一体溶着がそのキャンプ6と筒体2との対向した全
域(こおいて確実に達成できるとは限らない等の理由に
よって樹脂膜1c、idと6bとの溶着だけでは筒体2
とキャップ6との組付は強度が弱くかつ確実な液密か達
成できないために設けられるもので、挟持部90折曲加
工時に必然的に連接部10と筒体2端部との間1こ形成
される空間を樹脂膜1c、ldそして6bと同一樹脂材
料の樹脂充填体5によって充填することによって連接部
10と筒体2端部との間の液密および接合を強力なもの
として、例え挟持部9または筒部8と筒体2端部との間
の樹脂膜lc、ldと6bとの溶着に不完全な箇所があ
っても筒体21こ対するキャップ6の組付けおよび筒体
2とキャップ6間の液密を完全にかつ強力に達成してい
る。
又、このように、樹脂充填体5を用いることによって、
各樹脂膜1 c 、1 dそして6bは、極めて薄いも
のであってもよいことになるのである。
このように本発明による容器(1、積層シート体1の両
側端部間の接合および筒体2とキャツ′プロとの接合が
極めて強力Eこかつ液密に達成されるので紙とアルミ箔
とを主体とした容器であるにもかかわらず容器として充
分な強度を発揮できかつ液状内容物を完全な液密な状態
で安全に収納することができる。
また、樹脂膜1c、ld、6bは極めて薄いものである
ので使用済の容器を焼却する際に樹脂膜1c、1d、6
bが燃え難くて公害を発生することがなく一般の紙製品
と同様1こ普通の手段で焼却することができる。
そして、印刷の椎し易い紙シート1a表面が容器の外観
を形成するので容器の外観模様を自由なかつ美しいもの
とすることができる。
さらに、本発明容器を形成する各材料は安価なものばか
りであるのでその全体を安価に製作でき、それゆえ日常
の飲食する液状体の容器として極めて利用価値の高いも
のとなっている。
なお、上記説明において樹脂膜1c、id。
6b、樹脂条体4そして樹脂充填体5は同一合成樹脂材
料によって成形されていると述べたが、上記各部分は必
ずしも同−合成樹脂材料(こよって成形されたものでな
ければならないということはなく、加熱して溶融した際
に相互間が一体(ご溶着し合うものであればよい。
以上の説明から明らかな如く、本発明は紙シート1aと
アルミ箔1bとを主体とした容器であるにもかかわらず
容器としての強度が強くまた完全な液密を達成すること
ができるので牛乳やジュース等の日常飲食する液状体用
容器として極めて利用価値の高いものであり、さらに極
めて安価(こ製作でき一般Φ紙クズと同様に焼却できる
ので使用後の処理が行ない易シ)等使い捨て容器として
多くの優れた作用効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明容器の外観斜視図、第2図11、筒体と
キャップとの組付は部分の縦断拡大図で、同図中丸印内
は積層シート体およびキャップの積層構造をさらに拡大
図示した詳細図である。 第3図は筒体の接合部における詳細を示す横断拡大図で
ある。 符号の説明、1;積層シート体、1a;紙シート、1b
;アルミ箔、1c、1d;樹脂膜、2;筒体、3;接合
部、4;樹脂条体、5;樹脂充填体、6;キャップ、6
a;アルミ薄板、6b;樹脂膜、7;蓋部、8;筒部、
9;挟持部、10;連接部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1一方の表面を合成樹脂膜6bで被覆したアルミ薄板6
    aによって平板状となった蓋部7の周端から高さの低い
    筒状となった筒部8を外周面側に樹脂膜6bが位置する
    よう起立設しさらに該筒部8上端から外方に鍔状となっ
    た挟持部9を周設したキャップ6を、硬紙を使用した紙
    シート1aの一方の表面にアルミ箔1bを積層しさらに
    この紙シーh1aとアルミ箔1bとの積層物の両面に合
    成樹脂膜1 c 、1 dを被覆して戒る積層シート体
    1を紙シーtla)こ対してアルミ箔1bが内側となる
    よう丸めて重ね合せた両側端部を溶着して接合部3とし
    て戒る筒体20上下両開口部に、筒部8を嵌入すると同
    時tこ該筒部8との間で筒体2端部を挟持すべく挟持部
    9を折り曲げかつ加熱処理して筒体2の開口部を閉塞す
    べく組付けて戒る容器であって、筒部8と挟持部9との
    湾曲した連接部10と筒体2端部との間に樹脂膜1c、
    1dそして6bと一体に溶着する樹脂充填体5を位置さ
    せかつ接合部3における積層シート体1の側端面を樹脂
    膜1c、1dと一体に溶着する樹脂条体4゜4で被覆し
    て成る紙とアルミ箔とを主体とした積層シート製容器。
JP50036406A 1975-03-26 1975-03-26 紙とアルミ箔とを主体とした積層シ−ト製容器 Expired JPS5843310B2 (ja)

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JPS51111189A JPS51111189A (en) 1976-10-01
JPS5843310B2 true JPS5843310B2 (ja) 1983-09-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57137170U (ja) * 1981-02-19 1982-08-27
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JPS5890036A (ja) * 1981-11-19 1983-05-28 三陽紙器株式会社 紙を主体とした円筒状容器
JPS608209U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 大日本印刷株式会社 容器
JPS6180214U (ja) * 1984-10-31 1986-05-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3406891A (en) * 1964-10-14 1968-10-22 Fr Hesser Maschinenfabrik A G Container, particularly for liquids, with a deep drawn metal foil cover

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JPS4999645U (ja) * 1972-12-19 1974-08-28

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US3406891A (en) * 1964-10-14 1968-10-22 Fr Hesser Maschinenfabrik A G Container, particularly for liquids, with a deep drawn metal foil cover

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