JPS5843130Y2 - 車輌用灯具のバルブ取付構造 - Google Patents

車輌用灯具のバルブ取付構造

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JPS5843130Y2
JPS5843130Y2 JP1979037897U JP3789779U JPS5843130Y2 JP S5843130 Y2 JPS5843130 Y2 JP S5843130Y2 JP 1979037897 U JP1979037897 U JP 1979037897U JP 3789779 U JP3789779 U JP 3789779U JP S5843130 Y2 JPS5843130 Y2 JP S5843130Y2
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JP
Japan
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socket fixture
bulb
set spring
bar ring
spring
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JP1979037897U
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JPS55138707U (ja
Inventor
秀彦 長沢
Original Assignee
株式会社小糸製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、H4型ハロゲンバルブ等のバルブラリフレフ
タバーリング内に組付ける際(又は交換時)にセットス
プリングが、ソケットフイクチャより脱落することがな
いようにした車輌用灯具のバルブ取付構造に関する。
従来から、車輌用バルブとして用いられるH4型ハロゲ
ンバルブは、灯具リフレクタのバーリングに嵌合されス
ポット溶接等により固定されたソケットフイクチャにセ
ットスプリングの弾性力を以て着脱自在に固定されてい
る。
すなわち、第1図に示すように、灯具リフレクタ1は断
面が略半球形に形成されてその内面にアルミ蒸着を施し
、後端(図において上方)中央部に形成されたバルブ挿
入用開口部2の周縁に一体に突設されたりフレフタバー
リング3を備えている。
前記リフレクタバーリング3にはバルブ取付用孔4を有
するソケットフイクチャ5が嵌装されてスポット溶接あ
るいはかしめ付は等により固定され、このソケットフイ
クチャ5にフランジ6を有するH4型ハロゲンバルブ7
が挿入載置され、線状のセットスプリング8によって押
圧固定される。
前記セットスプリング8は、上方から見て略コ字状で、
正面から見て略くの字形に新曲形成されており、その基
部8aをソケットフイクチャ5の一部周縁に設けられた
係止片9に係止させ、くの字形折曲片8b、8Cの屈曲
部H4型ハロゲンバルブ7のフランジ6に当接させ、折
曲片8bの先端に設けられた保合部8dをソケットフイ
クチャ5の外周でかつ前記係止片9と略軸対称な位置に
設けられた係止部10に係止させることにより、前記折
曲片8b、8Cの弾性力でフランジ6をソケットフイク
チャ5に押し付けている。
この場合、前記係止片9は鎖線で示す如く形成されてお
り、セットスプリング8の取付は後、リフレクタバーリ
ング3の外側に折曲げられてセットスプリング8の基部
8aを該係止片9とバーリング3との間で保持している
また、第2図に示すように、ソケットフイクチャ5の上
端に一体に突設された1対の保持片11 a、11 b
間にセットスプリング8の基部8aを挿入した後、保持
片11a。
11 bの先端部をかしめてセットスプリング8が抜け
ないようにしたものが知られている。
しかじなか゛ら、第1図に示したようなセットスプリン
グの保持構造においては、係止片9の折曲げ工程が必要
であるほか、係止片9がリフレクタバーリング3の外側
に突出するためセットスプリング8が長くなり、またバ
ルブ交換時にセットスプリング8を鎖線で示すように回
動させ得るようにランプユニットの後方に広い空間を設
ける必要があり、さらにバルブ組付時(又は交換時)に
セットスプリングが係止片9から抜は落ちてしまうこと
がしばしばあった。
一方、第2図に示した保持構造においては、セットスプ
リングが脱落することはなくなるが、保持片11a、l
lbのかしめ工程が増え、組立工数が増加するほか、十
分なかしめ強度を必要とするため、製作コストが高くな
るという欠点があった。
本考案は上述したような欠点を鎖消すべくなされたもの
で゛、その目的とするところは、ソケットフイクチャを
リフレクタバーリング内周面に嵌入すると同時に、セッ
トスプリングがソケットフイクチャ内に脱落することが
ないよう保持できる車輌用灯具のバルブ取付構造を提供
するものであり、その特徴とするところは、リフレクタ
バーリングの内周面とソケットフイクチャに形成された
保持部とによって形成される部分に、セットスプリング
の基部を回動自在に保持し、セットスプリングの先端に
設けられた係合片がソケットフイクチャの係止部と着脱
自在に係合することにより、バルブをソケットフイクチ
ャに固定保持したことにある。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第3図は本考案に係る車輌用灯具の取付構造の一実施例
を示す分解斜視図、第4図は平面図、第5図は一部破断
正面図、第6図はセットスプリングの斜視図である。
なお、第1図および第2図と同−構成要素のものに対し
ては同一符号を以て示し、その説明を省略する。
これらの図において、20は亜鉛等の金属によって一体
に形成されたソケットフイクチャで、一部肉厚が異った
円筒部21と、この円筒部21の上端に設けられ、該円
筒部21の外径よりも大きい外径を有する平板部22と
を備えている。
前記円筒部21は、その外径が灯具リフレクタのりフレ
フタバーリング3の内径寸法よりも若干小さく設定され
ていることにより、リフレクタバーリング3内に嵌入さ
れ、スポット溶接等によって該リフレクタバーリング3
の内周面に固定される。
この場合、円筒部21の嵌入に際しては図示していない
が、円筒部21およびリフレクタバーリング3に設けら
れた係合突起ど係合凹部の係合により、ソケットフイク
チャ20め軸を中心とする回転方向の位置決めがなされ
る。
また、前記円筒部21は略軸対称な2個所において切欠
き部23 a 、23 bが設けられることにより、半
円形の分割片21a、21bで構成されており、これら
の分割片21 a 、21 bの肉厚部分にそれぞれ下
方に突出するブラケツ)・受は用突起24および25
a 、25 bが一体に突設されている。
一方、前記平板部22の中央には前記円筒部21の内径
寸法と等しいバルブ取付用孔26が形成されると共に、
前記切欠部23 a 、23 bと対応する周縁部分に
それぞれ後述するセットスプリングの基部を保持する保
持部27および係合片を係止する係止部28が形成され
ている。
前記保持部27は開放部27 Cが外方に向いた略クラ
ンク状の保合部27 aと、このクランク状係合部27
aの中央部分より下方に延びかつ下端が外側に向けて
水平に折曲され、かつ、バーリング3にソケットフイク
チャ20が固定された時、その先端がバーリングの内周
面に周接又は近接するばわ受は舌片27 bとによって
構成されている。
一方、前記係止部28は、平板部22の前記円筒部21
の切欠部23 bに対応する部分で、かつ内側の一部を
残して前記バルブ取付用孔26と連通ずる如く切欠かれ
た開口29 aと、この開口29 Hの開口部幅をセッ
トスプリングの外径寸法よりも若干大きく設定しており
、先端が下方に鉤形に屈曲している係止片29 bとに
よって構成されている。
さらに、前記平板部22の内側周縁部で、かつ前記円筒
部21の各ブラケット受は用突起24および25 a
、25 bと対応する位置に切欠部30および31a、
31bがそれぞれ形成されており、これらは前記ブラケ
ット受は用突起24および25 a 、25 bの下端
近傍まで深く形成されている。
なお、前記ブラケット受は用突起24および25a、2
5bは後述するバルブの位置決め用として用いられるも
のであるため、バルブ挿入方向が常に一定となるように
設けられることが望ましく、そのため本実施例において
はブラケット受は用突起25 aと25 b間の間隔を
狭く設定して各ブラケツト受は用突起24.25 a
、25 bを結ぶ線が2等辺三角形を形成する位置に設
けられている。
バルブ7は一般に市販されているH4型ハロゲンバルブ
を構成し、前記灯具リフレクタ1のバルブ挿入用開口部
2から内部に挿入されるバルブ本体7aと、このバルブ
本体7aの上等部に固定されたフランジ6とを備えてい
る。
前記フランジ6はその外径がソケットフイクチャ20の
内径、すなわちバルブ取付用孔26より若干小さく設定
され、また外周縁でかつ前記ブラケット受は用突起24
゜25 a 、25 b切欠凹部30,31 a 、3
1 bとそれぞれ対応する位置に突起351〜35 C
が突設されている。
したがって、前記バルブ7はフランジ6をバルブ取付用
孔26に挿入して各突起35 a〜35 Cを対応する
切欠凹部30.31 a 、31 bに嵌入保合させる
ことにより、ソケツI・フイクチャ20の下端寄りに着
脱自在に保持され、これによってバルブ本体7aを所定
の向きで所定の位置にセットする。
セットスプリング8はばね用金属線材を屈曲させて形成
されるもので、第4図ないし第6図に示すように上方か
ら見た場合、左右1対の長辺、すなわち押圧片36 a
、361)が幾分外側に屈曲された略々横長矩形をな
し、また正面から見た場合、略々くの字形をなしている
そして、前記押圧片36a。36 bを一体連結する基
部37が、押圧片36 a 、36bの延長方向に対し
略直角に押し曲げられ、全体として略コ字状をなし、押
圧片の一方36 aの先端にはその先端部を略鉤形に屈
曲させ、係合片38が形成されている。
セラ1〜スプリング8は、ソケットライクチャ20内に
次のようにセットされる。
まず、セットスプリング8の基部37をソケツトフイク
チャ20の保持部27のば】・ユ受は舌片27 bと開
放部27 Cとの間に係合し、セットスプリング8の係
合片38を係止部28の上面に載置させ、その状態でソ
ケットフイクチャ20をリフレクタバーリング3内に嵌
入し、スポット溶接等によって該リフレクタバーリング
3の内周面に固定する。
その際、基部37は、保持部27とバーリング3の内周
面で形成される部分に回動自在に保持され、基部37の
下方向はばh受は舌片27 bに、上方向は開放部27
Cによって抜けを防止されるため、ソケットフイクチ
ャ20からセットスプリング8は脱落することがない。
以上のようにバーリング内にスプリング8と共に固定さ
れたソケットフイクチャ20にバルブ7をセットし、バ
ルブのフランジ6にセットスプリング8の押圧片36
a 、36 bの屈曲部39 a 、39 bを当接し
て、フランジを下方に押圧し、セットスプリング8の係
合片38を開口29 aの開口端40から挿入し、平板
部22の上面に臨むように鉤形の係止片29 bによっ
て押圧片36 aの先端部が係止部28に係止する。
また、上述したようなソケツトフイクチャ20の構造に
よれば、単にセットスプリング8の基部37を保持部2
7とりフレフタバーリング3の内周面で形成される部分
に保持させるだけでよいので、第1図および第2図に示
した従来構造に比べてかしめ工程等を必要とせず、組立
作業が極めて簡単であるほか、保持部27、係止部28
はソケツ1−フイクチャ20の外側に突出していないの
で、組立あるいは交換作業等において何ら障害とならな
い。
しかも、セットスプリング8は灯具リフレクタ1のバー
リング内径内にセットされるものであるため、長さが短
かく、シたがってバルブ交換時のばわスペースを小さく
設定することができ、灯具リフレクタ1の後方空間を有
効に活用することができる。
以上説明したように本考案に係る車輌用灯具の取付構造
は、灯具リフレクタのバルブ挿入用開口部の周縁に一体
突設されたりフレフタバーリング内に嵌装固定されるソ
ケツI・フイクチャには゛わ用保持部と係止部とをその
外周から突出しない状態で設け、バーリング内周面と保
持部とによって形成される部分にセットスプリングの基
部を回動自在に保持し、係合片を係止部に着脱自在に係
止させ、これによって前記ソケットフイクチャに着脱自
在に嵌装されるバルブを押圧固定したので、セットスプ
リングの脱落が極めて簡単な構造で防止でき、しかもセ
ラ)へスプリングは灯具リフレクタのバーリング内径内
にセラI−されるので゛、長さか゛短かくバルブ交換時
のばねスペースを小さくし得るばかりか、保持部がソケ
ツl−フイクチャの外側に突出していないため、組立、
交換作業時の邪魔にならず、良好な作業を行なうことが
できるなど、その実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車輌用灯具の取付構造の一例を示す断面
図、第2図は従来の他の一例を示す要部断面図、第3図
は本考案に係る車輌用灯具の取付構造の一実施例を示す
分解斜視図、第4図は平面図、第5図は断面図、第6図
はセットスプリングの斜視図である。 1・・・・・・灯具リフレクタ、2・・・・・・バルブ
挿入用開口部、3・・・・・・リフレクタバーリング、
6・・・・・・フランジ、7・・・・・・バルブ、7a
・・・・・・バルブ本体、20・・・・・・ソケットフ
イクチャ、21・・・・・・円筒部、22・・・・・・
平板部、27・・・・・・保持部、28・・・・・・係
止部、27 b・・・・・・ばね受は舌片、29b・・
・・・・係止片、36a、36b・・・・・・押圧片、
37・・・・・・基部、38・・・・・・係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノフレクタバーリング内周面に固定されるソケットフイ
    クチャと、このソケットフイクチャに着脱自在に装着さ
    れるバルブと、このバルブをソケットフイクチャに圧接
    固定するセットスプリングとを備えた車輌用灯具であっ
    て、リフレクタバーリングの内周面とソケットフイクチ
    ャに形成され、先端が前記リフレクタ・バーリングの内
    周面に周接又は近接するばね受は舌片を備える保持部と
    によって形成される部分にセットスプリングの基部を回
    動自在に保持し、前記セットスプリングの先端に設けら
    れた保合片がソケットフイクチャの係止部の着脱自在に
    係合することにより、バルブをソケットフイクチャに固
    定保持したことを特徴とする車輌用灯具のバルブ取付構
    造。
JP1979037897U 1979-03-26 1979-03-26 車輌用灯具のバルブ取付構造 Expired JPS5843130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979037897U JPS5843130Y2 (ja) 1979-03-26 1979-03-26 車輌用灯具のバルブ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS55138707U JPS55138707U (ja) 1980-10-03
JPS5843130Y2 true JPS5843130Y2 (ja) 1983-09-29

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ID=28901821

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JP1979037897U Expired JPS5843130Y2 (ja) 1979-03-26 1979-03-26 車輌用灯具のバルブ取付構造

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554884Y2 (ja) * 1974-04-27 1980-02-05
JPS5532248Y2 (ja) * 1974-04-30 1980-08-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55138707U (ja) 1980-10-03

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