JPS5843051Y2 - 変型ブロツク型楕円針 - Google Patents
変型ブロツク型楕円針Info
- Publication number
- JPS5843051Y2 JPS5843051Y2 JP16471876U JP16471876U JPS5843051Y2 JP S5843051 Y2 JPS5843051 Y2 JP S5843051Y2 JP 16471876 U JP16471876 U JP 16471876U JP 16471876 U JP16471876 U JP 16471876U JP S5843051 Y2 JPS5843051 Y2 JP S5843051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- horizontal cross
- shank
- modified block
- needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレコード盤を再生する音響再生針に関するもの
である。
である。
音響再生針は構成される材質からブロック型と接合型に
分けられる。
分けられる。
本考案はダイヤモンドか又はサファイヤ等の単一の材料
で構成されているブロック型の再生針に関するものであ
る。
で構成されているブロック型の再生針に関するものであ
る。
又音響再生針はテーパ一部の形状によりテーパ一部が円
錐形であるコニカル針、楕円形をしている楕円針、特殊
な形状をしている特殊針に分けられ、本考案は楕円針に
関するものである。
錐形であるコニカル針、楕円形をしている楕円針、特殊
な形状をしている特殊針に分けられ、本考案は楕円針に
関するものである。
楕円針はレコードの溝壁に接する部分の曲率半径を小さ
くしであるので方向性がありカンチレバー3に取付ける
のにスタイラスナツプ1の方向を決める必要があり、そ
の方向をシャンク1aの平面形状を見ただけでわかるよ
うに11本出願者が実願50−171944号で出願し
たブロック型の楕円針がある。
くしであるので方向性がありカンチレバー3に取付ける
のにスタイラスナツプ1の方向を決める必要があり、そ
の方向をシャンク1aの平面形状を見ただけでわかるよ
うに11本出願者が実願50−171944号で出願し
たブロック型の楕円針がある。
この従来の楕円針は第8図に示すようにシャンク部分1
aの水平断面が長方形を呈している。
aの水平断面が長方形を呈している。
先端のテーパ一部分1bは偏平な円錐形を呈しておりそ
の水平断面は次第に小さくなる楕円形をしている。
の水平断面は次第に小さくなる楕円形をしている。
そしてその楕円形の小アールすなわちレコードの溝壁と
接する部分の方向はシャンク部の水平断面が長方形の短
い辺と同じ方向になるに形成した楕円針であった。
接する部分の方向はシャンク部の水平断面が長方形の短
い辺と同じ方向になるに形成した楕円針であった。
この従来の楕円針はシャンク1aの平面形状を見ただけ
でカンチレバー3の所期目的方向に取りつけられる点、
製造工程が簡略される点、針先質料を軽くした点、コス
トを低廉価にすることができる等の数々の長所があった
。
でカンチレバー3の所期目的方向に取りつけられる点、
製造工程が簡略される点、針先質料を軽くした点、コス
トを低廉価にすることができる等の数々の長所があった
。
しかしながら長方形の各隅部を研摩しながら楕円形にす
るとどうしても出来上る楕円形が長方形に近い楕円形が
できてしまう欠点があった。
るとどうしても出来上る楕円形が長方形に近い楕円形が
できてしまう欠点があった。
そこで本考案は前記長所・lマ更に向上させ、かつレコ
ードの溝と接するテーパ一部の水平断面を弧成楕円に近
い近似楕円にすることにより、より音響特性を向上させ
、かつ強度の強いブロック型楕円針を提供することを目
的とするものである。
ードの溝と接するテーパ一部の水平断面を弧成楕円に近
い近似楕円にすることにより、より音響特性を向上させ
、かつ強度の強いブロック型楕円針を提供することを目
的とするものである。
本考案を図面に示す実施例について以下説明する。
第1図は本考案の楕円針10であって、レコードの溝方
向から見た場合の正面図である。
向から見た場合の正面図である。
楕円針11は第9図に示すようにカンチレバー3に嵌合
取りつける為のシャンク部11aと、レコード溝に接し
、振動をトレースするテーパ一部11bから戒り、シャ
ンク部11aは長方形の各稜角部を削った変形角柱状で
ある。
取りつける為のシャンク部11aと、レコード溝に接し
、振動をトレースするテーパ一部11bから戒り、シャ
ンク部11aは長方形の各稜角部を削った変形角柱状で
ある。
その稜角部4の削り方により第2図に示すような偏平六
角形の場合偏平六角形の場合より更に削り取ると第5図
、第6図に示すような偏平六角形のシャンク5も可能で
あり、更に又削ると第7図に示すようなひし形のシャン
ク6も可能である。
角形の場合偏平六角形の場合より更に削り取ると第5図
、第6図に示すような偏平六角形のシャンク5も可能で
あり、更に又削ると第7図に示すようなひし形のシャン
ク6も可能である。
更に又第10図に示すように長方形の隣り合う二稜角を
切線が合致するよう削り、残りの二稜角を切線が合致し
ないように削り取ることによって五角形のシャンク12
も可能である。
切線が合致するよう削り、残りの二稜角を切線が合致し
ないように削り取ることによって五角形のシャンク12
も可能である。
更に又第10図に示すように長方形の隣り合う二稜角を
全部、他の残りの二稜角を一部削り取ることにより三角
形のシャンク13を形成することも可能である。
全部、他の残りの二稜角を一部削り取ることにより三角
形のシャンク13を形成することも可能である。
テーパ一部は偏平な円錐形を呈しており、その水平断面
は第3図A、B。
は第3図A、B。
C,Dに示すように楕円形を呈している。
そしてその楕円形はシャンクから近い線A−A線断面で
はシャンクの六角形の各稜角が研摩されるのと同時に中
心より一番遠い辺が研摩されて第3図−Aに示すように
跳石楕円形となり、更にシャンクから離れた線では第3
図−Bに示すように近似楕円となりレコードの溝と接す
る作動部の断面は第3図−C−Dに示すように弧成楕円
形に形成される。
はシャンクの六角形の各稜角が研摩されるのと同時に中
心より一番遠い辺が研摩されて第3図−Aに示すように
跳石楕円形となり、更にシャンクから離れた線では第3
図−Bに示すように近似楕円となりレコードの溝と接す
る作動部の断面は第3図−C−Dに示すように弧成楕円
形に形成される。
いづれの断面の楕円形に於いても小アール、曲率半径の
小さい弧?a 、7b 、7c 、7aはレコードの溝
と接する方向であり、シャンクの削られる前の長方形の
短辺と同じ方向である。
小さい弧?a 、7b 、7c 、7aはレコードの溝
と接する方向であり、シャンクの削られる前の長方形の
短辺と同じ方向である。
従って曲率半径の大きい弧8a、8bt8ct8d、す
なわち、レコードの溝と接しない弧は偏平六角形の長辺
8と同じ方向である。
なわち、レコードの溝と接しない弧は偏平六角形の長辺
8と同じ方向である。
従ってカンチレバー3にこのような楕円針を取りつける
ために、その取付方向を定めるには、従来のように顕微
鏡を使用しなくとも比較的大きいシャンク11aの形状
を見ただけで目的方向に取り付けることが可能である。
ために、その取付方向を定めるには、従来のように顕微
鏡を使用しなくとも比較的大きいシャンク11aの形状
を見ただけで目的方向に取り付けることが可能である。
この考案の楕円針を作るには、断面長方形のダイヤモン
ド又はサファイア等の貴石を研摩ジグに複数個並べ稜を
研摩して水平断面が偏平六角形になるように各校4を研
摩し角柱を形成する。
ド又はサファイア等の貴石を研摩ジグに複数個並べ稜を
研摩して水平断面が偏平六角形になるように各校4を研
摩し角柱を形成する。
形成されたダイヤの偏平六角形角柱12を円柱状ホルダ
ー9の中心に穿設された穴に入れ嵌合固定される。
ー9の中心に穿設された穴に入れ嵌合固定される。
このホルダーを第4図に示すように回転させながらダイ
ヤモンド工具10によって研摩する。
ヤモンド工具10によって研摩する。
このホルダー9は上面より一定の圧力が加わっているの
でホルダーのみを研摩している時はどこでも同じ量だけ
おろされるのでダイヤモンドの面がでるまでは水平断面
の形状は円形状を呈しておりていく。
でホルダーのみを研摩している時はどこでも同じ量だけ
おろされるのでダイヤモンドの面がでるまでは水平断面
の形状は円形状を呈しておりていく。
そして中心より一番遠い辺のダイヤモンドの面がでると
ダイヤは硬いので研摩される量が少なく、ダイヤモンド
が現われないところは研摩量が多いので研摩された水平
断面は円形より徐々に楕円形に変形されていく。
ダイヤは硬いので研摩される量が少なく、ダイヤモンド
が現われないところは研摩量が多いので研摩された水平
断面は円形より徐々に楕円形に変形されていく。
この変形される場合長方形の角柱より偏平六角形の方が
長方形の各稜角を削っであるので従来の長方形の角材よ
り時間的に早く楕円形状にすることができる。
長方形の各稜角を削っであるので従来の長方形の角材よ
り時間的に早く楕円形状にすることができる。
又ダイヤモンドの研削初期に楕円形になるとそれに習っ
て研削され先端の作動部分の水平断面、すなわち第1図
C−C線、D−D線の水平断面図が第3図C,Dに示す
ように弧成楕円に近い形状に形成される。
て研削され先端の作動部分の水平断面、すなわち第1図
C−C線、D−D線の水平断面図が第3図C,Dに示す
ように弧成楕円に近い形状に形成される。
この考案は以上説明したように断面が長方形の角柱を一
度に多数各校の部分を研摩し、断面が偏平六角形、偏平
六角形、ひし形三角形、五角形等に研摩したので針のテ
ーパー加工の時間が短くすることができ、コストをより
安価にすることを可能とし又シャンクの部分の質量がよ
り少くなり針先の実効質量を小さくすることができる点
又スタイラスチップの作動部分の水平断面形状を弧成楕
円に近い形状にすることかできるので、音響特性に優れ
た楕円針ができる効果もある。
度に多数各校の部分を研摩し、断面が偏平六角形、偏平
六角形、ひし形三角形、五角形等に研摩したので針のテ
ーパー加工の時間が短くすることができ、コストをより
安価にすることを可能とし又シャンクの部分の質量がよ
り少くなり針先の実効質量を小さくすることができる点
又スタイラスチップの作動部分の水平断面形状を弧成楕
円に近い形状にすることかできるので、音響特性に優れ
た楕円針ができる効果もある。
第1図は本考穿の楕円針の正面図、第2図は本考案の平
面図、第3図、A、B、C,Dは夫々第1図A−A線、
B−B線、C−C線、D −D線の水平断面図、第4図
はダイヤの角柱材をホルダーに住めこんだ状態の一部を
断面した正面図、第5図は他の実施例の角柱材の正面図
、第6図は第5図の平面図、第7図は水平断面がひし形
の角柱材の平面図、第8図は従来のシャンクが長方形角
柱材の楕円針の斜視図、第9図は楕円針をカンチレバー
に取付けた状態の側面図、第10図は水平断面が五角形
の角柱材の楕円針の平面図、第11図は水平断面が三角
形の角柱材の楕円針の平面図である。 1・・・従来のブロック型楕円針、4・・・稜角部、1
1・・・本考案のブロック型楕円針、11a・・・シャ
ンク部、1 l b−・・テーパ一部、7a 、 7b
7c、7d・・・曲率半径の小なる弧、 形シャンク、6・・・ひし形シャンク。 5・・・偏平六角
面図、第3図、A、B、C,Dは夫々第1図A−A線、
B−B線、C−C線、D −D線の水平断面図、第4図
はダイヤの角柱材をホルダーに住めこんだ状態の一部を
断面した正面図、第5図は他の実施例の角柱材の正面図
、第6図は第5図の平面図、第7図は水平断面がひし形
の角柱材の平面図、第8図は従来のシャンクが長方形角
柱材の楕円針の斜視図、第9図は楕円針をカンチレバー
に取付けた状態の側面図、第10図は水平断面が五角形
の角柱材の楕円針の平面図、第11図は水平断面が三角
形の角柱材の楕円針の平面図である。 1・・・従来のブロック型楕円針、4・・・稜角部、1
1・・・本考案のブロック型楕円針、11a・・・シャ
ンク部、1 l b−・・テーパ一部、7a 、 7b
7c、7d・・・曲率半径の小なる弧、 形シャンク、6・・・ひし形シャンク。 5・・・偏平六角
Claims (5)
- (1) ダイヤモンド、サファイア等の硬度の高い貴
石で水平断面が長方形を呈する角柱材の各稜角部を削除
して変形角柱状のシャンク部を形成すると共に先端をテ
ーパーに形成し、このテーパ一部のテーパー形状は水平
断面が楕円形であり、前記長方形の短辺方向に相当する
部分の楕円形の弧は曲率半径の小なる弧であり、レコー
ドの溝に接する方向になるように形成した変形ブロック
型楕円針。 - (2)シャンクの水平断面が偏平六角形である実用新案
登録請求の範囲第1項記載の変形ブロック型楕円針。 - (3)シャンクの水平断面が偏平六角形である実用新案
登録請求の範囲第1項記載の変形ブロック型楕円針。 - (4)シャンクの水平断面がひし形である実用新案登録
請求の範囲第1項記載の変形ブロック型楕円針。 - (5)シャンクの水平断面が三角形である実用新案登録
請求の範囲第1項の記載の変型ブロック型楕円針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16471876U JPS5843051Y2 (ja) | 1976-12-10 | 1976-12-10 | 変型ブロツク型楕円針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16471876U JPS5843051Y2 (ja) | 1976-12-10 | 1976-12-10 | 変型ブロツク型楕円針 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5395801U JPS5395801U (ja) | 1978-08-04 |
JPS5843051Y2 true JPS5843051Y2 (ja) | 1983-09-29 |
Family
ID=28772419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16471876U Expired JPS5843051Y2 (ja) | 1976-12-10 | 1976-12-10 | 変型ブロツク型楕円針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843051Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5589904A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-08 | Ogura Houseki Seiki Kogyo Kk | Disc reproduction stylus |
JPS582714U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | 日本ビクター株式会社 | 再生針母体 |
-
1976
- 1976-12-10 JP JP16471876U patent/JPS5843051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5395801U (ja) | 1978-08-04 |
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