JPS5843010Y2 - パルス増幅回路 - Google Patents

パルス増幅回路

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JPS5843010Y2
JPS5843010Y2 JP3888177U JP3888177U JPS5843010Y2 JP S5843010 Y2 JPS5843010 Y2 JP S5843010Y2 JP 3888177 U JP3888177 U JP 3888177U JP 3888177 U JP3888177 U JP 3888177U JP S5843010 Y2 JPS5843010 Y2 JP S5843010Y2
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JP
Japan
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circuit
signal
transistor
resistor
output
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JP3888177U
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JPS53133544U (ja
Inventor
達雄 西又
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は保護回路を有するパルス増幅回路に関するもの
である。
近年、キャラクタディスプレイ装置に関する技術が発達
し、種々方面においてCRTキャラクタディスプレイ装
置が利用されている。
この場合、CRTキャラクタディスプレイ装置のビテ゛
オ回路においては、信号として供給される小振幅のデジ
タルパルス化されたビデオ信号を比較的大振幅のパルス
(約40Vp−p以上)に増幅してCRTに供給するた
めのパルス増幅回路が設けられている。
第1図は上述したCRTキャラクタディスプレイ装置の
ビデオ回路に用いられているパルス増幅回路の一例を示
し、入力端1にディジタルパルス化されたビデオ信号の
H信号が供給されると、波形整形用のアンドゲート2の
出力がHとなり、このH信号が抵抗3を介してトランジ
スタ4のベースに供給される。
トランジスタ4はこのH信号によってオフとなり、これ
に伴ってトランジスタ5がオフとなって出力端6に十B
2に対応したH信号が得られるように構成されている。
また、入力端1にデジタルパルス化されたビテ゛オ信号
のL信号が供給されると、アンドゲート2の出力がLと
なり、これに伴なってトランジスタ4,5がオンとなっ
て出力端6からL信号が得られる。
なお、抵抗7.8はトランジスタ4に対するベースバイ
アス用の分圧抵抗、9はトランジスタ5の負荷抵抗、1
0はトランジスタ5のバイアス調整によるゲイン調整用
の可変抵抗器、11はゲイン調整時の保護抵抗である。
このように構成されたパルス増幅回路において、通常方
形波パルスを増幅する場合には、トランジスタ5のバイ
アス点を調整することによって余分な電力を消費しない
ように動作させているが、入力信号のテ゛ニーティが大
きくなるに従って消費電力も大きくなってしまう。
この場合、キャラクタディスプレイに用いられる高解像
度のCRT等に於いては、電子ビームを細くして解像度
を上げるために第1グリツドの孔径が小さくなっており
、これに伴なってカソードの電子放射面積も小さくなっ
ている。
このために、電子ビームを流しすぎるとカソードの劣化
が早くなり、これに伴なってCRTの寿命が短くなって
しまう。
従って、キャラクタテ゛イスプレイ用の高解像度CRT
に於いては、出画率が決められており、これに伴なって
パルス状ビデオ信号のデユーディも制限されている。
この結果、第1図に示すパルス増幅回路においては、ト
ランジスタ5および負荷抵抗9の設計最大値を上述した
CRTの出画率によって決定されるデュ−テイに耐えら
れるようにすれば十分であることになる。
しかしながら、上述した回路においては、誤ってビュー
ティの大きな信号が供給された場合、つまり、例えば入
力信号源の接続忘れ、入力信号線の断線、入力信号源の
電源が断となってその動作が停止された場合、入力信号
源の故障、誤動作、誤操作等が生じた場合においては、
出力段の消費電力が増大して、出力段トランジスタ5お
よび負荷抵抗9が破損してしまう。
このため、従来のパルス増幅回路に於いては人力信号の
デユーティが何かの原因で大きくなって消費電力が増大
しても十分な容量の出力トランジスタおよび゛負荷抵抗
を用いているのが現状である。
また、パルス増幅回路をこのように大容量に設定すると
、何かの原因によってビデオ信号のデユーティが増大し
た場合に、この増大したテ゛ニーティのビデオ信号がそ
のまま増幅されてCRTに供給されるために、前述した
理由によって高解像度CRTが劣化してしまう等の種々
欠点を有している。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解決すると
共にかかる欠点を除去すべくなされたもので、その目的
は理論値の容量の部品を用いても必要以上の大きなデユ
ーティを有する入力信号によって回路が破損することな
く安定に動作することができるパルス増幅回路を提供す
ることにある。
このような目的を達成するため、本考案はパルス信号を
増幅するパルス増幅回路の入力側に、入力信号を積分す
る第1抵抗およびコンデンサからなる積分回路とこの積
分回路の出力が所定値に達したときオンするトランジス
タとこのトランジスタのオンするレベルを設定する第2
抵抗と上記トランジスタの反転出力と上記入力信号を入
力とするナントゲートとから構成され、上記積分回路の
第1抵抗とコンデンサの時定数によって定まる所定のテ
゛ニーティ以上の信号通過を阻止する保護回路を設ける
ようにしたものである。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明する。
第2図は本考案によるパルス増幅器の一実施例を示す回
路図であって、第1図と同一部分は同記号を用いである
同図において第1図との相違点は、入力端1と抵抗3と
の間に保護回路12を設けたことである。
この場合、保護回路12は入力信号の波形をそれぞれ整
形する第1.第2ナンドゲー) 13.14と、第1ナ
ントゲート13の出力信号を積分する抵抗15およびコ
ンデンサ16とからなる積分回路と、積分回路の出力が
所定値に達したときにオンとなるトランジスタ17と、
)ヘランジスタ17のオンするレベルを設定する抵抗1
9と、l・ランジスタ17の反転出力と第2ナントゲー
ト14の出力を入力信号とする第3ナンドゲ−1〜18
とから構成されている。
この場合、抵抗15とコンテ゛ンサ16による積分回路
の時定数は、所定デユーティ以下で通過さすべき最大パ
ルス幅の通過は妨げず、かつ阻止すべきパルス幅を通過
させないように設定されている。
抵抗19は、入力信号のデユーティにより決定される積
分出力がどれだけ上昇したときにトランジスタ17をオ
ンさせるかによって設定されている。
つぎにこの第2図に示す実施例の動作を説明する。
まず、テ゛ニーティの小さなビテ゛オ信号が供給された
場合には、波形整形用のナントゲート13の出力信号を
積分する抵抗15とコンテ゛ンサ16とからなる積分回
路の出力はトランジスタ17の動作レベルまで上昇せず
、これに伴なってトランジスタ17はオフ状態を続ける
この結果、トランジスタ17から第3ナントゲート18
にはH信号が供給され続けられることになる。
一方、ナントゲート14は入力端1に供給される入力信
号を波形整形して第3ナントゲート18の他方の入力端
に供給している。
従って、ナントゲート18からは入力端1に供給される
信号と同一の信号が出力され、この信号が抵抗3を介し
てトランジスタ4に供給されるために、前述した第1図
の回路と同一の動作となる。
次に入力端1に所定値よりも大きなデユーティのビデオ
信号が供給されると、入力信号を波形整形する第1ナン
トゲート13の出力を積分する抵抗15とコンデンサ1
6とからなる積分回路の出力が上昇し、これに伴なって
1ヘランジスタ17がオンとなる。
この結果、第3ナントゲート18に供給されるトランジ
スタ17の出力信号はL状態を続ける。
従って、第3ナントゲート18の出力信号は他の入力端
に供給される信号に関係なくH状態を続けることになり
、この第3ナントゲート18のH出力信号によってトラ
ンジスタ4,5を強制的にオフとする。
このために、抵抗15とコンテ゛ンサ16の時定数によ
って定まる値以上のデユーティを有する入力信号が供給
された場合には、保護回路12が働いてパルス増幅回路
の動作を強制的に停止させて回路の保護およびCRTの
保護を行なうことができる。
従って、パルス増幅回路の出力トランジスタおよび負荷
抵抗の容量を安全のために必要以上に大きなものとする
必要がなくなる。
従って、保護回路12は所定値以上のデユーティを有す
る信号の通過を阻止していることになる。
なお、上述した実施例においては、負極性パルスを入力
とする場合について説明したが、正極性パルスを入力と
する場合には第1.第2ナントゲートをアンドゲートに
変更して使用すれば良いことは言うまでもない。
以上説明したように、本考案によるパルス増幅回路は、
入力側に入力信号を積分する積分回路と、この積分回路
の出力が所定値に達したときオンするトランジスタと、
このトランジスタのオンするレベルを設定する抵抗と上
記トランジスタの反転出力と上記入力信号を人力とする
ナントゲートとから構成され、上記積分回路の抵抗とコ
ンテ゛ンサの時定数によって定まる。
所定のデユーティ以下の入力信号のみを通過させる保護
回路を設けたものであるために、理論値の容量の部品を
用いても必要以上の大きなデユーティを有する入力信号
によって回路が破損することなく安定に動作する。
また、CRTキャラクタテ゛イスプレイ装置のビデオ回
路に使用した場合には、出画率以上の信号を阻止して、
CRTを長寿命とすることができる等の種々優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルス増幅回路の一例を示す回路図、第
2図は本考案によるパルス増幅回路の一実施例を示す回
路図である。 4.5.17・・・・・・トランジスタ、12・・・・
・・保護回路、13゜14.18・・・・・・第1〜第
3ナントゲート、15.19・・・・・・抵L16・・
・・・・コンテ゛ンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルス信号を増幅するパルス増幅回路において、前記パ
    ルス増幅回路の入力側に入力信号を積分する第1抵抗お
    よびコンテ゛ンサからなる積分回路とこの積分回路の出
    力が所定値に達したときオンするトランジスタとこのト
    ランジスタのオンするレベルを設定する第2抵抗と前記
    トランジスタの反転出力と前記入力信号を入力とするナ
    ントゲートから構成され、前記積分回路の第1抵抗とコ
    ンデンサの時定数によって定まる所定デユーティ以上の
    信号通過を阻止する保護回路を設けたことを特徴とする
    パルス増幅回路。
JP3888177U 1977-03-30 1977-03-30 パルス増幅回路 Expired JPS5843010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3888177U JPS5843010Y2 (ja) 1977-03-30 1977-03-30 パルス増幅回路

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JP3888177U JPS5843010Y2 (ja) 1977-03-30 1977-03-30 パルス増幅回路

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Publication Number Publication Date
JPS53133544U JPS53133544U (ja) 1978-10-23
JPS5843010Y2 true JPS5843010Y2 (ja) 1983-09-29

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ID=28904672

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