JPS5842992B2 - 偏向回路 - Google Patents

偏向回路

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JPS5842992B2
JPS5842992B2 JP216278A JP216278A JPS5842992B2 JP S5842992 B2 JPS5842992 B2 JP S5842992B2 JP 216278 A JP216278 A JP 216278A JP 216278 A JP216278 A JP 216278A JP S5842992 B2 JPS5842992 B2 JP S5842992B2
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洋 嶋谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばテレビジョン受像機の垂直偏向回路に
用いられるような、インダクタンス分と抵抗分を併せ持
つ偏向コイルに、のこぎり波電流を流す偏向回路に関す
るものである。
従来のこの種の偏向回路にかいては、負荷となる偏向コ
イルが、偏向コイルの等価回路図である第1図に示す如
く、抵抗成分Rとインダクタンス成分りの直列回路の性
質を持っているために、例えば第1図の各部の波形を示
す図である第2図のaに示すような、のこぎり波電流を
流すためには、第1図の抵抗成分Rに対しては第2図す
に示すようなのこぎり波電圧を、インダクタンス成分り
に対しては第2図Cに示すようなパルス電圧を印加する
必要がある。
したがって、偏向コイルの両端には第2図dの如き電圧
を印加する必要がある。
このような電圧を出力とする偏向出力回路の電源電圧は
、第2図dのイに示すように出力電圧のピークの値が必
要であり、第2図dの口で示すような短期間の帰線期間
だけのために、第2図dの八で示す長期間の走査期間に
卦いても無為にその値を保つことになる。
そして、元来、走査期間ハに必要な電源電圧は第2図d
に示す二の値であるにもかかわらず、ピーク値イのよう
な高電源電圧も偏向出力回路に印加してかくのであるか
ら、その電源率は極端に悪くなるのが常であった。
このような問題を解決するために、種々の方法が提案さ
れているで、中でも代表的で、しかも効果的なものの一
例を第3図に示し説明すると、第3図は本発明を採用す
るのに好都合な偏向回路の原理を説明するためのブロッ
ク図である。
この回路は、第3図に示す如く、偏向コイルDLに対し
て、のこぎり波発生器STGとパルス発生器PGを別々
に備えて構成されるものである。
これについて詳記すれば、負荷となる偏向コイルDLに
のこぎり波電圧成分を供給するのこぎり波発生器STG
と、こののこぎり波発生器STGとは別に、偏向コイル
DLに電圧パルス成分を供給するパルス発生器PGとを
備え、このパルス発生器PGは各帰線周期中に偏向コイ
ルDLにパルスを供給し、これによりストロークの後期
にち−いて、偏向コイルDL中に存在する電流を逆変し
、次のストロークの初期に必要な電流値を生ぜしめるよ
うに構成されている。
このような構成の回路の作用は一般によく知られている
ので、その詳細な説明は省略するが、大部分の期間動作
するのこぎり波発生器STGの電源電圧は第2図dの二
に示したような低電圧でよく、したがって画期的に電源
効率を改良することができるという優れた手段である。
しかしながら、この手段の唯一の欠点は、パルス発生装
置PGのパルス幅の制御を微妙に行う必要があるという
点である。
すなわち、パルス幅PWと偏向電流Idの波形か、第3
図の波形を示す図である第4図aのように適正な場合に
比してパルス幅が広すぎる場合には第4図すに示すよう
に偏向電流Idの波形が歪み、lた、パルス幅が狭すぎ
る場合には第4図Cに示すように偏向電流Idの波形が
歪んでし1うという欠点があった。
本発明は以上の点に鑑み、このような欠点を除去すべく
なされたもので、その主目的は、常に適正なパルス幅を
得る偏向回路を提供することにある。
以下、図示する実施例によってその構成等を詳細に説明
する。
第5図は本発明による偏向回路の一実施例の基本的構成
を示すブロック図である。
図にDいて、■・O20はのこぎり波電圧を発生する垂
直発振回路、DOPは偏向コイルDLにのこぎり波電流
を流す偏向出力回路(垂直出力回路)、PGはパルス発
生回路で、このパルス発生回路PGは、のこぎり波電流
の帰線期間に偏向コイルDLにパル子電圧を印加するス
イッチング回路を構成している。
Ql、C2は工□ツタを共通に接続した導電形成の異な
る第1釦よび第2のトランジスタから々る一対のトラン
ジスタ、C1は結合コンデンサ、C2はコンデンサ、R
,、、R2は抵抗である。
ここで、抵抗R1は偏向コイルDLと直列に接続され、
のこぎり波電流に比例した電圧を発生する検出手段を構
成している。
そして、第1のトランジスタQ1 のベースは垂直発振
回路■・O20の出力端に接続され、コレクタは偏向出
力回路DOPの入力端に接続されている。
この偏向出力回路DOPの出力端には結合コンデンサC
0と偏向コイルDLi−よび抵抗R1が直列に接続され
、偏向出力回路DOPと結合コンデンサC1の接続点は
抵抗R2を介して第2のトランジスタQ2のベースに接
続され、偏向コイルDLと抵抗R1の接続点はコンデン
サC2を介して第2のトランジスタQ2のベースに接続
されている。
また、第2のトランジスタQ2のコレクタはパルス発生
回路PGの入力端に接続され、パルス発生回路PGの出
力端は偏向出力回路DOPと結合コンデンサC1の接続
点に接続されている。
そして、垂直発振回路■・O20で発生したのこぎり波
電圧と検出手段を構成する抵抗R1に発生した電圧を第
1)よび第2のトランジスタQ1゜C2のそれぞれのベ
ースに印加し、第1ち−よび第2のトランジスタQ1.
Q2のそれぞれのコレクタに発生した信号により偏向出
力回路DOPi−よびスイッチング回路からなるパルス
発生回路PGを励振するように構成されている。
第6図は第5図の各部の波形る示す波形図で、aは垂直
発振回路■・O20の出力波形を示したものであり、b
は第2のトランジスタQ2のコレクタ電圧波形、Cは第
1のトランジスタQ1のコレクタ電圧波形を示したもの
である。
筐た、STは走査期間を示し、BPは帰線期間を示す。
つぎにこの第5図に示す実施例の動作を第6図を参照し
て説明する。
1ず、第1のトランジスタQ1 のベースには垂直発振
回路■・O20から第6図aのイに示すようなのこぎり
波電圧が印加され、第1のトランジスタQ1 の出力に
よって偏向出力回路DOPを励振すると、結合コンデン
サC1を経て偏向コイルDLにのこぎり波電流が流れる
そして、この電流は抵抗R1により電圧変換され、コン
デンサC2を通して第2のトランジスタQ2のベースに
帰還される。
したがって、定常の状態では、第6図に示す走査期間S
Tにおける偏向コイルDLに流れる電流は、第1のトラ
ンジスタQ1ノヘース電圧と第2のトランジスタQ2の
ベース電圧の差が2VBo(ベース・エミッタ間電圧)
2倍)となるように自動的に制御される。
この場合、抵抗R2により偏向出力回路DOPの出力の
直流分も帰還することにより、動作点の安定化もはかれ
る。
一方、第6図に示す帰線期間BTについて考察すると、
第6図aのイに示すのこぎり波電圧と口に示すのこぎり
波電圧の差が2VBEに達しなくなるため、第1卦よび
第2のトランジスタQ1゜Q2は同時にオフする。
したがって、第2のトランジスタQ2のコレクタ電圧は
第6図すに示すようになり、このパルスによりパルス発
生回路PGを励振する。
このパルスは上記の説明からも解るように、第1のトラ
ンジスタQt >よび第2のトランジスタQ2のベース
電圧の差が2VBEに達すると、自動的に消滅するため
前述したようなパルス幅が不適当となるような障害は起
り得す、常に最適なパルス幅を維持することができる。
さらに、副次的な効果として第1のトランジスタQ1と
第2のトランジスタQ2が同時にオン・オフされるため
、第1のトランジスタQ、のコレクタ電圧は第6図Cに
示すようになり、これによって帰線期間BPにかける偏
向出力回路DOPを完全に遮断してパルス発生回路PG
によるパルス電圧が偏向出力回路DOPに流れ込むこと
なく、無駄なく偏向コイルDLに印加されるという点に
わいても極めて有効である。
第7図は本発明の実施例の具体的構成を示す回路図であ
る。
第7図で点線で囲んだ部分は第5図に示す偏向出力回路
D OP 釦よびパルス発生回路PGに対応し、同一符
号のものは相当部分を示す。
パルス発生回路PGは、電源E0に工□ツタが接続され
、コレクタが偏向出力回路DOPと結合コンデンサC1
の接続点に接続された第3のトランジスタQ3 と、
この第3のトランジスタQ3 をオン・オフ制御する第
4のトランジスタQ4 z−よびこの第4のトランジス
タQ4のベースバイアス用抵抗R3で構成されている。
ここで、第2のトランジスタQ2がオン・オフして第4
のトランジスタQ4のベースに第6図すに示すような電
圧が印加されると、第2のトランジスタQ2がオフの期
間だけ第4のトランジスタQ4がオンとなり、偏向コイ
ルDLには結合コンデンサC1を通して電源E、からパ
ルス電圧が印加される。
このパルス幅は第2のトランジスタQ2 bよび第1の
トランジスタQ1のベース電圧の差によって理想的に制
御されることは前述したとかりである。
一方、偏向出力回路DOPは、ベースをトランジスタQ
1 のコレクタに接続したトランジスタQ、、ベースお
よびエミッタを共通に接続した導電形成の異なる一対の
第6および第7のトランジスタQ。
Q7と第5のトランジスタQ、の負荷抵抗R4督よび前
述の電源E、より電圧の低い電源E2で構成されている
この回路構成はコンプリメンタリ5EPP回路として周
知であるため、その動作の詳細な説明は省略するが、第
5のトランジスタQ5のベースには第1のトランジスタ
Q1から第6図図Cに示すような電圧が印加されるため
、パルス発生回路PGの第3のトランジスタQ3がオン
となって第7のトランジスタQ7の工□ツタにパルス電
圧が印加される期間には、第5釦よび第7のトランジス
タQ5.Q7ともオフとなり、パルス電圧は無駄なく偏
向コイルDLに印加される。
以上本発明を主として垂直偏向回路を例にとって説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の電
磁偏向システムに適用しても同様の効果がある。
かくて本発明は、トランジスタ2個を組み合わせた極め
て簡単な構成により、従来のこの種の回路に比して次の
ような多くの有効な特徴をもつものである。
すなわち、渣ず、第1に発振電圧波形と偏向電流波形を
比較して常に適正なパルス幅のパルスを作ることができ
る。
第2にパルス発生中は偏向出力回路を完全に遮断するこ
とができる。
第3に帰還増幅器の誤差検出回路の機能を併せ備えるも
ので、発振波形に極めて忠実な偏向ができる等、種種の
特徴を有する。
このように、本発明によれば、従来のこの種の回路に比
して多大の効果があり、インダクタンス成分と抵抗成分
を併せ持つ偏向コイルにのこぎり波電流を流す偏向回路
にむいて、常に適正なパルス幅を得る偏向回路としては
独自のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の説明に供する偏向コイルの等価回路図
、第2図は第1図の各部の波形を示す波形図、第3図は
従来の偏向回路の一例を示すブロック図、第4図は第3
図の各部の波形を示す波形図、第5図は本発明による偏
向回路の一実施例の基本的構成を示すブロック図、第6
図は第5図の各部の波形を示す波形図、第7図は本発明
の実施例の具体的構成を示す回路図である。 ■・O20・・・・・・垂直発振回路、DOP・・・・
・・偏向出力回路、PG・・・・・・パルス発生回路、
Ql 、C2・・・・・・トランジスタ、C1,C2・
・・・・・コンデンサ、R1tR2・・・・・・抵抗、 DL・・・・・・偏向コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 のこぎり波電圧を発生する発振回路と、偏向コイル
    にのこぎり波電流を流す偏向出力回路と、前記のこぎり
    波電流に比例した電圧を発生する検出手段と、前記のこ
    ぎり波電流の帰線期間に前記偏向コイルにパルス電圧を
    印加するスイッチング回路とを備え、かつ導電型式の異
    なる一組のトランジスタのエミッタを共通に接続し、前
    記のこぎり波電圧と前記検出手段により発生した電圧を
    前記−組のトランジスタのそれぞれのベースに印加し、
    前記−組のトランジスタのそれぞれのコレクタに発生し
    た信号により前記偏向出力回路および前記スイッチング
    回路を励振せしめるようにしたことを特徴とする偏向回
    路。 2 のこぎり波電流に比例した電圧を発生する検出手段
    を、抵抗で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の偏向回路。 3 のこぎり波電流の帰線期間に偏向コイルにパルス電
    圧を印加するスイッチング回路を、エミッタが電源に接
    続され、コレクタを偏向出力回路とコンデンサの接続点
    に接続したトランジスタと、このトランジスタをオン・
    オフ制御するトランジスタとによって構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の偏向回路。
JP216278A 1978-01-11 1978-01-11 偏向回路 Expired JPS5842992B2 (ja)

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