JPS5842667A - 防錆塗料 - Google Patents
防錆塗料Info
- Publication number
- JPS5842667A JPS5842667A JP13997081A JP13997081A JPS5842667A JP S5842667 A JPS5842667 A JP S5842667A JP 13997081 A JP13997081 A JP 13997081A JP 13997081 A JP13997081 A JP 13997081A JP S5842667 A JPS5842667 A JP S5842667A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rust
- preventive
- paints
- parts
- aluminum phosphomolybdate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防錆塗料とくに無公害防錆塗料に関する。
従来、鉄面等を保饅するため防錆塗りが4使用されてい
る。しかしながら防錆塗料に使用されている公知の防錆
顔料例えば鉛系顔料、クロム系顔料、亜鉛系顔料等は、
それらが大地、河川、大気中に分散することにより公害
発生の問題が生じている。
る。しかしながら防錆塗料に使用されている公知の防錆
顔料例えば鉛系顔料、クロム系顔料、亜鉛系顔料等は、
それらが大地、河川、大気中に分散することにより公害
発生の問題が生じている。
また塗料は生産、塗装、残渣処理時の過程において普通
廃水中にあるいは大気中に分散していくため、無公害塗
料を使用するとか、その他適切な処理施設が必要である
。
廃水中にあるいは大気中に分散していくため、無公害塗
料を使用するとか、その他適切な処理施設が必要である
。
ところで現在無公害塗料として無溶剤型塗料、水系塗料
、粉体塗料等が開発されてきている。しかし優れた防錆
性を有する無公害防錆塗料の開発が強く要望されている
。
、粉体塗料等が開発されてきている。しかし優れた防錆
性を有する無公害防錆塗料の開発が強く要望されている
。
本発明の目的は、従来の防錆顔料の欠点である公害の発
生を、できうる限り未然に防止しうる、防錆塗料を提供
することにある。
生を、できうる限り未然に防止しうる、防錆塗料を提供
することにある。
このような目的は防錆顔料として一般式^t”CPMo
12040 ] で示されるリンモリブデン酸ア
ルミニウムを含む防錆塗料によって達成される。
12040 ] で示されるリンモリブデン酸ア
ルミニウムを含む防錆塗料によって達成される。
防錆顔料としてのリンモリブデン酸アルミニウムはキジ
/構造を有しており、例えば以下の通り製造される。モ
リブデン酸ナトリウム(Na2MoOa)210tを水
11に溶解し、約40℃に加温後、濃硝酸(68mi:
15N)1tを加え強く攪拌する0次いで74−リン酸
水溶液100fを攪拌しながら徐々に加え、さらに前記
濃硝酸0.7tを加え、約50分間攪拌後、−過処理す
る。そのF液は次いで約51のエーテルと強く攪拌混合
し、得られたリンモリブデン酸(Hs[pvo1シ04
01)をエーテル層に抽出し、水と分離する。さ゛らに
エーテル層に本釣2.5tを加え混合攪拌しながらエー
テルを蒸留分離後、残留水溶液のpHを1.0以下に調
整し、攪拌しながら38−硝酸アルミ二りム(^A(N
Os)i4H20)水溶液1tを徐々に加え、沈殿物(
^z[pMolzoaol ) を分離、乾燥するう
化学反応式で示すと以下の通りである。
/構造を有しており、例えば以下の通り製造される。モ
リブデン酸ナトリウム(Na2MoOa)210tを水
11に溶解し、約40℃に加温後、濃硝酸(68mi:
15N)1tを加え強く攪拌する0次いで74−リン酸
水溶液100fを攪拌しながら徐々に加え、さらに前記
濃硝酸0.7tを加え、約50分間攪拌後、−過処理す
る。そのF液は次いで約51のエーテルと強く攪拌混合
し、得られたリンモリブデン酸(Hs[pvo1シ04
01)をエーテル層に抽出し、水と分離する。さ゛らに
エーテル層に本釣2.5tを加え混合攪拌しながらエー
テルを蒸留分離後、残留水溶液のpHを1.0以下に調
整し、攪拌しながら38−硝酸アルミ二りム(^A(N
Os)i4H20)水溶液1tを徐々に加え、沈殿物(
^z[pMolzoaol ) を分離、乾燥するう
化学反応式で示すと以下の通りである。
H3PO4+ 12Na2Mo04 + 24HNO3
4Hs[:pMo、2o4o] + 2aNaNos
+ 12H26H3CP&40,2046]+^t<N
o5)s →^j(PMo、2on□) + 38NO
5しかし表からリンモリブデン酸アルミニウムの防錆機
構は、完全には解明されるに至っていない。
4Hs[:pMo、2o4o] + 2aNaNos
+ 12H26H3CP&40,2046]+^t<N
o5)s →^j(PMo、2on□) + 38NO
5しかし表からリンモリブデン酸アルミニウムの防錆機
構は、完全には解明されるに至っていない。
しかしその驚くべき強力な防錆性からみて、リンモリブ
デン酸アルミニウムが徐々に分解し、PO4’−あるい
はMOO42−イオンを供給し、これらが鉄面と反応し
、リン酸鉄あるいはモリブデン酸鉄等の縮合イオン錯化
合物を生成し、鉄の酸化を防止し密着性良好な防錆皮膜
を形成するものと思われる。
デン酸アルミニウムが徐々に分解し、PO4’−あるい
はMOO42−イオンを供給し、これらが鉄面と反応し
、リン酸鉄あるいはモリブデン酸鉄等の縮合イオン錯化
合物を生成し、鉄の酸化を防止し密着性良好な防錆皮膜
を形成するものと思われる。
まえ被塗物が亜鉛、アルミニウム等の非鉄金属製品にお
いても素地面と反応し、リン酸亜鉛、モリブデン酸亜鉛
あるいはリン酸アルミニウム等の縮合イオン錯化合物を
生成し、密着性良好な防錆皮膜を形成するものと思われ
る。
いても素地面と反応し、リン酸亜鉛、モリブデン酸亜鉛
あるいはリン酸アルミニウム等の縮合イオン錯化合物を
生成し、密着性良好な防錆皮膜を形成するものと思われ
る。
さらにリンモリブデン酸アルミニウムは、塗料中の樹脂
が活性水酸基を有する場合、架橋反応をおこし、七〇−
+め密着性良好で、緻密な防錆皮膜を形成するものと思
われる。
が活性水酸基を有する場合、架橋反応をおこし、七〇−
+め密着性良好で、緻密な防錆皮膜を形成するものと思
われる。
本発明の防錆塗料は下塗塗料として利用するが、その形
11は溶剤型塗料、油性塗料、水系塗料のいずれも可能
そあり、また自然乾燥タイプ、暁付タイプのいずれのタ
イプも可能であるう 例えば自然乾燥タイプとして′は、工lキシ樹脂塗料、
亜麻仁油や大豆油等で変性し丸フタル酸樹脂塗料、スチ
レン化アルキッド樹脂塗料、アクリル変性アルキッド樹
脂塗料、ビニル樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、ウレタン
樹脂塗料等が代表的なも6として挙げられる。
11は溶剤型塗料、油性塗料、水系塗料のいずれも可能
そあり、また自然乾燥タイプ、暁付タイプのいずれのタ
イプも可能であるう 例えば自然乾燥タイプとして′は、工lキシ樹脂塗料、
亜麻仁油や大豆油等で変性し丸フタル酸樹脂塗料、スチ
レン化アルキッド樹脂塗料、アクリル変性アルキッド樹
脂塗料、ビニル樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、ウレタン
樹脂塗料等が代表的なも6として挙げられる。
逆に前述の如く樹脂中に活性水酸基を含む亀のが望まし
い。
い。
本発明の塗料はさらに体質顔料、着色顔料を含むことも
で“きる。
で“きる。
本発明の防錆塗料に使用するリンモリブデン酸アルミニ
ウムの電は防錆効果、塗膜性能の観点から、塗料全量に
対して0.5〜40重量−1特に好ましくは2〜20重
量−が適当である。
ウムの電は防錆効果、塗膜性能の観点から、塗料全量に
対して0.5〜40重量−1特に好ましくは2〜20重
量−が適当である。
防錆顔料としてはリンモリブデン酸アルミニウ五単独で
もよいが、他の無会害顔料例えばモリブデン酸系顔料、
タングステン酸系顔料との併用も可能である。
もよいが、他の無会害顔料例えばモリブデン酸系顔料、
タングステン酸系顔料との併用も可能である。
本発明の防錆塗料は前述の如く、密着性良好な防錆皮膜
を形成する特徴を有するが、さらに、金属下地処理程度
の低いものにも適用出来る特徴を有する。例°えば従来
の工Iキシ樹脂塗料の場合、厳しい下地処理が必要で、
−通常SIS、Ss2・1/!以上のプラスト処理が必
要であるが、リンモリブデン酸アルミニウムを配合した
工4キシ樹脂塗料は。
を形成する特徴を有するが、さらに、金属下地処理程度
の低いものにも適用出来る特徴を有する。例°えば従来
の工Iキシ樹脂塗料の場合、厳しい下地処理が必要で、
−通常SIS、Ss2・1/!以上のプラスト処理が必
要であるが、リンモリブデン酸アルミニウムを配合した
工4キシ樹脂塗料は。
ジンククロメートを防錆顔料として用いた金属用プライ
マーと同様、プラスト処理していない被塗物にも適用可
能である。
マーと同様、プラスト処理していない被塗物にも適用可
能である。
以下本発明を実施例により説明する。
なお、実施例中「部」は重量部を示す。
実施例1
〔主剤成分〕
ビスフェノールF型工lキシmta ss部
(エビクロンφ830二大日本 インキ化学工業社製) キ シ し ン
10部イソツタノール 5
部弁 柄
5部炭酸カルシウム 30部リンモ
リブデン酸アルミニウム 10部沈殿だれ防
止剤 5部〔硬化剤成分〕 Iリアミドアミン 15部(サン
マイドM−1400: 三相化学工業社製) トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール 1
部(DMF−30ニジ工ル化学社製) キシレン 5部 メチルイソツチルケトン 2部エチ
ルセロソルブ 2部上記主剤成分お
よび硬化剤成分を攪拌混合し、得られ九塗料をサンyプ
ラスト板およびみがき軟鋼板に乾燥膜要約80μになる
ように刷毛にて塗布し、1週間自然乾燥させた。
(エビクロンφ830二大日本 インキ化学工業社製) キ シ し ン
10部イソツタノール 5
部弁 柄
5部炭酸カルシウム 30部リンモ
リブデン酸アルミニウム 10部沈殿だれ防
止剤 5部〔硬化剤成分〕 Iリアミドアミン 15部(サン
マイドM−1400: 三相化学工業社製) トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール 1
部(DMF−30ニジ工ル化学社製) キシレン 5部 メチルイソツチルケトン 2部エチ
ルセロソルブ 2部上記主剤成分お
よび硬化剤成分を攪拌混合し、得られ九塗料をサンyプ
ラスト板およびみがき軟鋼板に乾燥膜要約80μになる
ように刷毛にて塗布し、1週間自然乾燥させた。
比較例1
実施例1においてリンモリブデン酸アルミニウムの代り
にジンククロメートを使用する以外は同様にして塗布、
乾燥させた。
にジンククロメートを使用する以外は同様にして塗布、
乾燥させた。
実施例2
中油アルキラP樹脂ワニス 55部(油長
45、加熱残分500 コールタール抽、出油 5部弁
柄 5部炭酸
カルシウム 20部リンモリブデン
酸アルミニウム 5部ミネラルスピリット
7部沈殿だれ防止剤
3部上記組成物を実施例1と同様にして塗布
、乾燥させた。
45、加熱残分500 コールタール抽、出油 5部弁
柄 5部炭酸
カルシウム 20部リンモリブデン
酸アルミニウム 5部ミネラルスピリット
7部沈殿だれ防止剤
3部上記組成物を実施例1と同様にして塗布
、乾燥させた。
比較例2
実施例2においてリンモリブデン酸アルきニウムの代り
にジンククロメートを使用する以外は同様圧して塗布、
乾燥させ友。
にジンククロメートを使用する以外は同様圧して塗布、
乾燥させ友。
実施例1.2および比較例1.2より得られた塗装につ
きクロスカットし耐候性、耐塩水噴霧性、耐湿性および
密着性試験をし、その結果を第1表に示す。
きクロスカットし耐候性、耐塩水噴霧性、耐湿性および
密着性試験をし、その結果を第1表に示す。
州 切 州 州第1表よ
抄明らかの如く、本発明の無公害顔料であるリンモリブ
デン酸アルミニウムを使用した防錆塗料は、従来の優れ
九防錆性を有するものとして知られているジンククロメ
ート顔料を使用した防錆塗料より同等以上の塗膜性能を
有していた。
抄明らかの如く、本発明の無公害顔料であるリンモリブ
デン酸アルミニウムを使用した防錆塗料は、従来の優れ
九防錆性を有するものとして知られているジンククロメ
ート顔料を使用した防錆塗料より同等以上の塗膜性能を
有していた。
特許出願人 大日本塗料株式会社
Claims (2)
- (1)防錆顔料としてリンモリブデン駿アルミニウムを
含むことを特徴とする防錆塗料。 - (2)′上記リン罎すプデン酸アルミニウムを0.5〜
40重量−含むことを特徴とする特許請求の範囲第(1
1項記載の防錆塗料。 、
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13997081A JPS5842667A (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | 防錆塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13997081A JPS5842667A (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | 防錆塗料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842667A true JPS5842667A (ja) | 1983-03-12 |
JPS6216229B2 JPS6216229B2 (ja) | 1987-04-11 |
Family
ID=15257904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13997081A Granted JPS5842667A (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | 防錆塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842667A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028468A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-13 | Nippon Paint Co Ltd | カチオン電着塗料組成物 |
-
1981
- 1981-09-05 JP JP13997081A patent/JPS5842667A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028468A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-13 | Nippon Paint Co Ltd | カチオン電着塗料組成物 |
JPH037224B2 (ja) * | 1983-07-25 | 1991-02-01 | Nippon Paint Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6216229B2 (ja) | 1987-04-11 |
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