JPS5842608Y2 - 自動二輪車におけるエア−クリ−ナ− - Google Patents

自動二輪車におけるエア−クリ−ナ−

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Publication number
JPS5842608Y2
JPS5842608Y2 JP1977111685U JP11168577U JPS5842608Y2 JP S5842608 Y2 JPS5842608 Y2 JP S5842608Y2 JP 1977111685 U JP1977111685 U JP 1977111685U JP 11168577 U JP11168577 U JP 11168577U JP S5842608 Y2 JPS5842608 Y2 JP S5842608Y2
Authority
JP
Japan
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housing
air
intake
cleaner
air cleaner
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977111685U
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English (en)
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JPS5437705U (ja
Inventor
良造 岡野
建夫 青山
洋司 内海
Original Assignee
ヤマハ発動機株式会社
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Publication date
Application filed by ヤマハ発動機株式会社 filed Critical ヤマハ発動機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動二輪車の車体に組付けられるエアークリ
ーナーの改良に関する。
近年、自動二輪車が大型化するに伴い、エンジンの吸気
騒音を消音するための吸気消音器を組付けることが、騒
音対策の面から要請されている。
ところで、上記吸気消音器は、その容積が大きければ大
きいほど消音効果が高いものであるが、その反面容積の
大きな吸気消音器を車体の限られた組付空間に収納する
ことは構造上困難である。
このため、エアークリーナーのハウジングを大きくし、
エアークリーナー自体の有する吸気消音機能を増大させ
る試みがなされている。
しかし、この種の従来のエアークリーナーは、必ずしも
吸気、騒音の効果的に消音させているとは言い難い。
本考案は、この種のエアークリーナーの内部構造を、吸
気騒音の消音に適するものとした自動二輪車におけるエ
アークリーナーを提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、符号10はエアークリーナーを示し、
該エアークリーナー10は、車体フレームを構成する一
対のメインパイプ20とバックステー21に溶着固定さ
れたシートパイプ22の先端部に設けであるブラケット
23に取付けられ、エンジンに組付けられた気化器30
に接続する連結管40及び先端に空気取入口を備えた吸
気管50に連通していて、エアークリーナー10に流入
した空気が連結管40を経て気化器30内に吸入される
ようになっている。
しかして、エアークリーナー10は、特に第2図にて拡
大して示すように、アッパーハウジング111とロアー
ハウジング112からなるハウジング11と、断面長円
形の筒状クリーナーエレメント12を具備し、アッパー
ハウジング111とロアーハウジング112は中間支持
部材13を介して一体的に組付けられ、クリーナーエレ
メント12はその下方開口端121をノ・ウジング11
の底部に固定しその上方開口端122を中間支持部材1
3の下面に固定して組付けられている。
一方、吸気管50はアッパーハウジング111を貫通し
て下方に突出し、その内部開口端51にて中間支持部材
13を介してクリーナーエレメント12の上方開口端1
22に接続され、又気化器30に接続する連結管40は
アッパー・・ウジング111を貫通してハウジング11
内にクリーナーエレメント12の上方にて横方向に突出
していて、吸気管50を経て流入した空気は、図示矢印
のように、クリーナーエレメント12を通してその外方
に流出した後、連結管40を経て気化器30に吸入され
るようになっている。
このように構成したエアークリーナー10にかいては、
ハウジング11の内部にかける吸気管50の突出部分及
び連結管40の突出部分の外周にクリーナーエレメント
12を通してその外方に流出した空気の膨張空間が形成
され、且つ吸気管50の内部開口端51と連結管40の
開口端が対面しないように配置されているため、クリー
ナーエレメント12を通してハウジング11内に流入し
た吸入空気が連結管40に短絡して流れることなく上記
膨張空間を介して流れ、吸気騒音はハウジング11内に
て一旦膨張した後吸気管50に人って吸収される。
従って、この間にエネルギーの消耗を受けて効果的に消
音される。
なお、上記実施例においては、吸気管50の外部開口端
52を座席シート60の下面にて上方に開口させ、且つ
そのリアーフェンダ一対向面に空気取入口53を設けて
、座席シート60の下面とにより空気室54を形成し、
消音効果の増大を図っている。
又、座席シート60は開閉自在に構成されている。
なお、図面に3いて、符号70はブヨ−バイガスの還元
装置を示している。
以上説明したように、本考案によるエアークリーナーに
おいては、ハウジングの底部に筒状のクリーナーエレメ
ントの下方開口端を固定して、同クリーナーエレメント
の上方開口端にハウジング内に下方に向けて突出させた
吸気管を接続し、一方気化器に接続される連結管をクリ
ーナーエレメントの上方にてハウジング内に横方向に突
出させたことにより、吸気管の内部開口端と連結管の開
口端が対面しないように位置し、これによりハウジング
内にてクリーナーエレメントを通してその外方に流れた
吸入空気が連結管に短絡して流れることなく、吸気管の
突出部分と連結管の突出部分の各外周に形成した膨張空
間を介して流れ、吸気騒音の消音効果を高めることがで
きる。
換言すれば、上記構成においては、クリーナーエレメン
トの配設位置と相俟って所定容積のハウジング内に吸入
空気の膨張空間を無駄なく形成して吸気消音機能を高め
得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
に係るエアークリーナーを組付けた自動二輪車の一部切
断側面図、第2図は本考案に係るエアークリーナーの拡
大縦断面図である。 符号の説明、10・・・エアークリーナー 11・・・
ハウジング、12・・・クリーナーエレメント、121
・・・クリーナーエレメントの下方開口端、13・・・
中間支持部材、20−・・メインバルブ、21・・・バ
ックステー、22・・・シートパイプ、30・・気化器
、40・・・連結管、50・・・吸気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動二輪車の車体に組付けられるエアークリーナーにお
    いて、該エアークリーナーを構成する・・ウジングの底
    部に筒状のクリーナーエレメントの下方開口端を固定し
    て、同クリーナーエレメントの上方開口端に前記ハウジ
    ング内に下方に向けて突出させた吸気管を接続し、一方
    気化器に接続される連結管を前記クリーナーエレメント
    の上方にて前記ハウジング内に横方向に突出させて、前
    記ハウジングの内部に於ける前記吸気管の突出部分及び
    前記連結管の突出部分の外周に前記クリーナーエレメン
    トを通してその外方に流出した空気の膨張空間を形成し
    たことを特徴とする自動二輪車に釦けるエアークリーナ
JP1977111685U 1977-08-20 1977-08-20 自動二輪車におけるエア−クリ−ナ− Expired JPS5842608Y2 (ja)

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JP1977111685U JPS5842608Y2 (ja) 1977-08-20 1977-08-20 自動二輪車におけるエア−クリ−ナ−

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JP1977111685U JPS5842608Y2 (ja) 1977-08-20 1977-08-20 自動二輪車におけるエア−クリ−ナ−

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Publication Number Publication Date
JPS5437705U JPS5437705U (ja) 1979-03-12
JPS5842608Y2 true JPS5842608Y2 (ja) 1983-09-27

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ID=29059775

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JP1977111685U Expired JPS5842608Y2 (ja) 1977-08-20 1977-08-20 自動二輪車におけるエア−クリ−ナ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744389U (ja) * 1993-03-23 1995-11-21 正 前田 育苗用ポット植え付け器

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JPS5311688Y2 (ja) * 1975-01-29 1978-03-30

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JPS5437705U (ja) 1979-03-12

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