JPS5851407Y2 - エヤクリ−ナの吸気口 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内燃機関のエヤクリーナの吸気口に関する
。

内燃機関は１間欠的に吸気を吸入するので、吸気が脈動
波になって、吹返しに伴う放射音を発生する。

エヤクリーナボデーを大きくして内容積な大きくすれば
、どの吹返しに伴う放射音も吸収できるが、オートノ、
くイ等では、エヤクリーナボデーの大きさにも限度があ
って、場所的に大きくできない。

それで、騒音低減の限界となって、吸気騒音が発生する
。

この考案は゛、かかる点に鑑み改善したもので、以下図
面に示す本考案の実施例について説明する。

エヤクリーナのボデー１に５° −１０’ 程度にテー
パ状に広がる拡開管からなる吸気管２を、エヤクリーナ
側に大径側が位置するように取着する。

そして、吸気管２０周壁に、先端縁が吸気管の半径方向
内方に向く切り起し片２ａを設けることによって吹返し
防止孔３を穿設し、さらに吸気管２０周りに上記吹返し
防止孔３のみによって吸気管２内に連通する密閉空間４
な形成するように、吸気管２な外＠５で覆う。

尚、エヤクリーナのボデー１内には吸出口６の周りにク
リーナエレメント７な張設する。

作用について説明する。

吸気は、吸気管２の外端から、第２図に実線で示すよう
に、ボデー１内に流入し、クリーナエレメント７で清浄
にされて吸出口６に吸引される。

間欠吸気による脈動波で、吹返しが生ずると、先ずボデ
ー１の容積でこれを緩和し、緩和しきれない吹返し空気
は、吸気管２な、第２図に点線で示すように逆流する。

そして、切り起し片２ａに案内されて吹返し防止孔３か
ら空間４内に入り、吸気管２の外端から外に出るものを
少くする。

こうして、外部に吹返すことによって生ずる放射音を減
少する。

空間４内に入った吹返し空気は１次の吸入のとき、新気
と共に、ボデー１側に流入する。

以上説明したように、この考案は、エヤクリーナのボデ
ーに５° 〜１０’程度にテーパ状に広がる吸気管を取
着し、該吸気管の周壁に、先、端縁が内方に向く切り起
し片を設けることによって吹返し防止孔を穿設し、吸気
管の周りに上記吹返し防止孔のみによって吸気管内に連
通ずる密閉空間な形成するように外筒な取着したので、
ボデー内で緩和しき、れない吹返し空気を、吹返し防止
孔から空間に導き、外部へ吹返すことな防止できる。

従って、吹返し流に伴う放射音を低減することができて
、吸気騒音な減少することができる。

又、吸気管はテーパ状であって流路抵抗な少くでき、吸
気管の長さによって気柱振動騒音の低減も計れる。

こうして、限られたボデーの大きさでも、消音効果を大
きくでき、エヤクリーナなコンパクトにできる。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示し、第１図は縦断面図、第２
図は要部の拡大縦断面図である。 １・・・・・・ボデー、２・・・・・・吸気管、３・・
・・・・吹返し防止孔、４・・・・・・空間、５・・・
・・・外筒。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. エヤクリーナ側に向って５°〜１０’程度テーパ状に広
   がる拡開管からなり、周壁に先端縁が内方に向く切り起
   し片を設けることによって吹返し防止孔を穿設した吸気
   管をエヤクリーナのボデーに取着し、その吸気管の周り
   に、吹返し防止孔のみによって吸気管内に連通ずる密閉
   空間を形成するように、外筒な取着したことを特徴とす
   るエヤクリーナの吸気口。