JPS5842592A - クレ−ン車のウインチ用制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクンーン車のウィンチ用制御装置に関し、特に
ウィンチ作業を含む、他のクレーン作業を同時に行ない
得るようにしだも′のである。

一般にクレーン車は、旋回台の旋回、ブームの起伏、伸
縮、ウィンチ等のクレーン作業を油圧アクチュエータを
利用して行なっているが、このよ′うなりレーン車では
ウィンチ作業と合わせて他のクレーン作業が同時に行な
われることが望ましい。

このようなりレーン作業を達成するため、通常クレーン
作業用関連機器の制御弁をパラレル回路に組み込むこと
が行なわれているが、ウィンチ作業を含むａｌ数のクレ
ーン作業を同時に１個のポン／にて行なう場合には、ウ
ィンチ用制御弁を中正位置に戻しても他のり”レーン作
業による背圧がいずれの制御弁のポンプボートに作用し
、ブレーキを作動するブレーキシリンダをブレーキ作動
（制御！Ｉｌ）位置に復＊４ヒすることができず、吊荷
の自重落下を招来し、危険である。

また、クレーン作業を複数の油圧ポンプにより発生した
圧油を利用して行なう場合には、ウィンチ用制御弁を、
旋回、起伏、伸縮等地のクレーン作業用制御弁と別系統
に構成することができるため、前述の欠点は生じないが
、油圧ポンプは一般に高価であり、小型のクレーン車に
は不向きである。

本発明は上記の欠点に鑑みてなされたもので、以下本発
明の実施例を図面に基づいて説明すると、１はクレーン
車であって“、車体２の後部に旋回台３が旋回子−タ４
により旋回可能に設けられ、旋回台６には伸縮ブーム５
が連設されている。この伸縮ブーム５は鏡筒式に複数の
ブームが嵌挿される従来公知のものであって、内部に伸
縮用油圧シリンダ６が設けられている。また伸縮ブーム
５の基部が旋回台３に回動自在に枢支されるとともに、
中央部と旋回台６との間には起伏用油圧シリンダ７が接
続されている。８はフ、りであって、一端を伸縮プーム
５先端に止着されたワイヤ９が、前記フック８、伸縮ブ
ーム５を経て旋回台６に導かれ、その他端はウィンチ用
油圧モータ１０により回転駆動するウィンドドラム１１
　（第２図）に正着されている。

次にこれらの伸縮ブーム５の伸縮、起伏、旋回台６の旋
回およびウィンチ等のクレーン作業を行なうための油圧
回路について第２図により説明すす ると、１２は単一の油圧ポンプであって、自動車の動力
により駆動され、圧油を前述のクレーン作業用油圧アク
チュエータに供給するものである。

Ｖｌ、　Ｖ２　＋　Ｖｊ　ｅおよびｖ４は、前述の旋回
用油圧モータ４．伸縮用油圧シリンダ６、起伏用油圧シ
リンダ７およびウィンチ用油圧モーター０へ前記油圧ポ
ンプ１２よりの圧油を供給し、あるいはタンク１６へ帰
還させる制御弁であり、このうち制御弁”ｌ’Ｖ２およ
びｖ３はパラレル回路に構成されている。

一方、ウィンチ用油圧モーター０の制御弁ｖ４は、他の
クレーン作業用制御弁群Ｖ’ｌ、７２およびｖ３の後方
位置に配置されると同時に、これらの制御弁群Ｖｌ、　
Ｖ２およびｖ３に対しタンデム回路に構成されている。

そしてこの制御弁ｖ４のシリンダポートム。

Ｂとウィンチ用油圧モーター０との間には配ｔｉ４．１
５が接続されており、油圧モーター０は油圧ポンプ１２
よりの圧油を受けて正転あるいは逆転作動する。一方、
前述の配管１４．１５より分鼓された配管１４’、　１
５’には逆止弁０■を介してブレーキシリンダ１６が連
結されており、通常ウィンチドラム１１に捲着されたブ
レーキ１７をスプリング１８により牽引して制動をかけ
ているが、配管１４’、　１５’に圧油が作用すると、
スプリング１８に抗してブレーキ１７を解除するように
なっている。更に配管１４’、１５’およびブレーキシ
リンダ１６よりの排油は、逆止弁ＯＫを介して帰油配管
１９に流れ、この配管１９は制御弁ｖ４のポンプボー）
Ｐに接続されている０ 次に本発明の作用について説明すると、単一の油圧ポン
プ１２より供給された圧油は、制御弁Ｖｌ。

Ｖ’二、ＶＳおよびｖ４の切換制御により旋回用油圧モ
ー縮あるいは回転駆動する。この場合、ウィンチ用油圧
モータ１０に供給された圧油は、正転巻上時には負荷Ｗ
によって、また逆転巻下時にはカウンタバランス弁によ
って、それぞれ一定の背圧が発生するから、その背圧が
分妓配管１４’、１５’のいづれかよりブレーキシリン
ダ１６に作用し、スブ作動に必要な圧力と同友となって
いるため、ウィンチ作業時にはブレーキシリンダ１６の
圧油は帰還することがない。

一方、制御弁ｖ４を中正位置に戻せば、ポンプボー）Ｐ
はタンク１６に解放するから、スプリング１８の付勢力
により圧油はタンク１６に帰還すると同時に、ブレーキ
１７が作動し、ウィンチドラム１１を制動するものであ
る。

次につ５インチ用油圧モータ１０と他のクレーン作業用
関連機器との同時操作を行なう場合は、制御弁ｖ１’；
　ｖｇおよびｖ３のインチング操作によりスプールとボ
ート部分との間膝よりの若干の洩漏油が後方に流れ、そ
の圧油によってウィンチ用油圧モータ１０を同時操作す
ることができる。

以上のように本発明にあっては、ウィンチと他のクレー
ン作業用関連機器とを同時操作することができるととも
に、ウィンチ作業時にはブレーキを解除する一方、その
中正時にはプレー中を確実に作動させることができるも
のである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はクレーン
車の全体側面図、第２図は油圧回路図である。 ３・・・・旋回台、５・・ｉ伸縮ブーム、１０・・・・
ウィンチ用油圧ｉ−タ・１１・・・・ウィンチドラム、
１６・・・・ブレーキシリンダ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体上に旋回用油圧モータにより旋回自在に搭載
   された旋回台と、該旋回台に起伏用油圧シリンダにより
   起伏自在に枢着され、更に伸縮用油圧シリンダにより伸
   縮自在に構成された伸縮ブームと、該伸縮ブームの先端
   にウィンチ用油圧モータにより巻上げ巻下しされるフッ
   クとを有し、これらのクレーン作業を、１個の油圧ポン
   プにより得られた圧油を各油圧アクチュエータに給排す
   る制御弁の切換作動で行なうようにしたクレーン車にお
   いて、ウィンチ用油圧モータの制御弁を、他のクレーン
   作業用制御弁群に対しタンデム回路に構成するとともに
   、その後方位置に配置したことを特徴とするクレーン車
   のウィンチ゛用制御装置０