JPS584244Y2 - 導波管の接続部 - Google Patents
導波管の接続部Info
- Publication number
- JPS584244Y2 JPS584244Y2 JP8556978U JP8556978U JPS584244Y2 JP S584244 Y2 JPS584244 Y2 JP S584244Y2 JP 8556978 U JP8556978 U JP 8556978U JP 8556978 U JP8556978 U JP 8556978U JP S584244 Y2 JPS584244 Y2 JP S584244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- flange
- connector
- adapter
- gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Waveguide Connection Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は導波管の接続部に関し、屈曲特性の改良された
導波管として提案された横断面が略楕円形であり、蛇腹
状に波付けされた導波管（以下、導波管と謂う）と、モ
ード変換器や他の導波管などとを接続する場合に適用さ
れ、取付けの容易な、しかも気密性や電気特性の安定し
た接続部を提供するものである。
導波管として提案された横断面が略楕円形であり、蛇腹
状に波付けされた導波管（以下、導波管と謂う）と、モ
ード変換器や他の導波管などとを接続する場合に適用さ
れ、取付けの容易な、しかも気密性や電気特性の安定し
た接続部を提供するものである。
このような波付けされた導波管を接続する場合の気密方
法の一例として、第１図に示すように間隙部分にコンパ
ウンドを充填することが知られている。
法の一例として、第１図に示すように間隙部分にコンパ
ウンドを充填することが知られている。
即ち第１図の接続においてはフランジ部２ａおよび筒状
部２ｂからなり、筒状部２ｂの適当場所に充填口２ｃが
設けられた接続器２が、螺旋状に波付けされた導波管１
の端部に被嵌されている。
部２ｂからなり、筒状部２ｂの適当場所に充填口２ｃが
設けられた接続器２が、螺旋状に波付けされた導波管１
の端部に被嵌されている。
そして導波管１と筒状部２ｂとの間隙部分３ａおよび対
応して接続される例えばモード変換器などのフランジ６
ａとフランジ２ａとの間隙部分３ｂに充填口２ｃからシ
リコン系樹脂等のコンパウンドが注入される。
応して接続される例えばモード変換器などのフランジ６
ａとフランジ２ａとの間隙部分３ｂに充填口２ｃからシ
リコン系樹脂等のコンパウンドが注入される。
然るにこのようなコンパウンド注入な作業が面倒であり
、充填されたコンパウンドはボイドができ易い。
、充填されたコンパウンドはボイドができ易い。
また布設工事現場では外気温等の影響を受けてコンパウ
ンドの最適硬化条件を保てない場合もある。
ンドの最適硬化条件を保てない場合もある。
さらにこのようナコンパウンドは外気温度の変化に応じ
微妙に軟化し、それに伴って接続されている双方の接続
器の軸心が不安定となり、僅かではあるが電気特性、こ
とに電圧定在波比が変化する場合があるなどの問題があ
る。
微妙に軟化し、それに伴って接続されている双方の接続
器の軸心が不安定となり、僅かではあるが電気特性、こ
とに電圧定在波比が変化する場合があるなどの問題があ
る。
本考案は、導波管が蛇腹状に波付けされている故に、導
波管上の波形谷部にリング状ガスケットを装着すること
が可能であり、しかもそのための凹溝を設ける必要のな
いことに着目し、さらに構成部材を簡単にして組立てを
容易にし、安定した気密性や電気特性が得られるように
した導波管の接続部であり、蛇腹状に波付けされた導波
管の拡開された管端部が、導波管に被着された接続器の
フランジアダプタと、対向する接続子のフランジ部との
間に挾持されるとともに接続子のフランジ部と、接続器
のフランジアダプタ、または前記管端部との間にガスケ
ットが装着されてなる導波管の接続部において、接続器
は、内周面に導波管谷部に係合する突起が設けられ、か
つ筒状部とフランジ部とからなる二つ割のクランプと、
該フランジ部に接して設けられ導波管が挿通しうる内孔
を有するリング状のフランジアダプタとからなり、該フ
ランジアダプタの内周面と導波管波形谷部間にガスケッ
トが装着されてなることを特徴とするものである。
波管上の波形谷部にリング状ガスケットを装着すること
が可能であり、しかもそのための凹溝を設ける必要のな
いことに着目し、さらに構成部材を簡単にして組立てを
容易にし、安定した気密性や電気特性が得られるように
した導波管の接続部であり、蛇腹状に波付けされた導波
管の拡開された管端部が、導波管に被着された接続器の
フランジアダプタと、対向する接続子のフランジ部との
間に挾持されるとともに接続子のフランジ部と、接続器
のフランジアダプタ、または前記管端部との間にガスケ
ットが装着されてなる導波管の接続部において、接続器
は、内周面に導波管谷部に係合する突起が設けられ、か
つ筒状部とフランジ部とからなる二つ割のクランプと、
該フランジ部に接して設けられ導波管が挿通しうる内孔
を有するリング状のフランジアダプタとからなり、該フ
ランジアダプタの内周面と導波管波形谷部間にガスケッ
トが装着されてなることを特徴とするものである。
以下、第２図を参照して本考案の一実施例を詳細に説明
する。
する。
蛇腹状の波付導波管１０の横断面は略楕円形で周上でリ
ング状となる山部１０ａおよび谷間１０ｂからなる波形
が長手方向に交互に連続して設けられている。
ング状となる山部１０ａおよび谷間１０ｂからなる波形
が長手方向に交互に連続して設けられている。
接続器２０は、二つ割された一対のクランプ部材２０ａ
′および２０ａ“からなるクランプ２０ａと、フランジ
アダプタ３０からなる。
′および２０ａ“からなるクランプ２０ａと、フランジ
アダプタ３０からなる。
クランプ２０ａは筒状部２０ｂおよびフランジ部２０ｄ
からなり、筒状部２０ｂは、その内周面にリング状とな
る突起２０ｃが谷部１０ｂに係合して導波管１０上に被
着される。
からなり、筒状部２０ｂは、その内周面にリング状とな
る突起２０ｃが谷部１０ｂに係合して導波管１０上に被
着される。
フランジ部２０ｄは、筒状部２０ｂの導波管端側に設け
られ、フランジアダプタとボルト７０により連続する貫
通孔と、フランジアダプタ３０を介し、対向するモード
変換器などの接続子のフランジ部６０と連結するための
貫通孔（図示せず）が設けられている。
られ、フランジアダプタとボルト７０により連続する貫
通孔と、フランジアダプタ３０を介し、対向するモード
変換器などの接続子のフランジ部６０と連結するための
貫通孔（図示せず）が設けられている。
３０はフランジアダプタでフランジ部２０ｄと、接続子
のフランジ部６０との間に設けられ、導波管が挿通し５
るリング状部材である。
のフランジ部６０との間に設けられ、導波管が挿通し５
るリング状部材である。
このフランジアダプタ３０の内周面と谷部１０ｂとの間
に例えばＯリングなどのガスケット４０が気密に装着さ
れる。
に例えばＯリングなどのガスケット４０が気密に装着さ
れる。
１０ｃは、導波管端が拡開、形成されたフレヤ一部であ
り、フランジアダプタ３０と、接続子のフランジ部６０
との間に挾持される。
り、フランジアダプタ３０と、接続子のフランジ部６０
との間に挾持される。
フレヤ一部１０ｃが対向するフランジ部６０の面には、
例えばＯリングなどのガスケット５０が凹溝内に気密に
装着される。
例えばＯリングなどのガスケット５０が凹溝内に気密に
装着される。
この導波管接続部を組立てるに際しては、保護被覆１１
が取除かれた導波管１０の谷部１０ｂの所定位置にガス
ケット４０を装着し、フランジアダプタ３０を嵌装して
クランプ部材２０ａ′および２０ａ“を、突起２０ｃを
谷部１０ｂに係合させつつ所定位置に被せてネジ２０ｅ
を締め、固定する。
が取除かれた導波管１０の谷部１０ｂの所定位置にガス
ケット４０を装着し、フランジアダプタ３０を嵌装して
クランプ部材２０ａ′および２０ａ“を、突起２０ｃを
谷部１０ｂに係合させつつ所定位置に被せてネジ２０ｅ
を締め、固定する。
そしてフランジ部２０ｄとフランジアダプタ３０をボル
ト７０で固定した後、導波管１０の端部を拡開してフレ
ヤ一部１０ｃを形成する。
ト７０で固定した後、導波管１０の端部を拡開してフレ
ヤ一部１０ｃを形成する。
ついでガスケット５０を装着した接続子のフランジ部６
０を所定位置に合わせボルト８０により固定する。
０を所定位置に合わせボルト８０により固定する。
ところで、本考案は上述の一実施例に限定されるもので
はない。
はない。
上述のように本考案による導波管の接続部は導波管波形
谷部にガスケットを装着してフランジアダプタを嵌装す
るだけでフレヤ一部方向に対する導波管表面の気密が容
易に得られガスケット５０とともに導波管内部への気密
を充分に行える。
谷部にガスケットを装着してフランジアダプタを嵌装す
るだけでフレヤ一部方向に対する導波管表面の気密が容
易に得られガスケット５０とともに導波管内部への気密
を充分に行える。
また導波管波形谷部にクランプ内周面に設けた突起を係
合させることにより接続器の導波管軸方向への機械的強
度が増強されることにより、フレヤ一部が均一に、安定
して形成でき、さらにクランプが導波管表面に直接被着
されることにより接続された接続器と接続子の軸心が変
化することもなく安定した電気特性が得られる。
合させることにより接続器の導波管軸方向への機械的強
度が増強されることにより、フレヤ一部が均一に、安定
して形成でき、さらにクランプが導波管表面に直接被着
されることにより接続された接続器と接続子の軸心が変
化することもなく安定した電気特性が得られる。
第１図は螺旋状に波付けされた導波管に適用された従来
の接続部の一例の半裁縦断面図、第２図は本考案の一実
施例の半裁縦断面である。 １０は導波管、２０はクランプ、３０はフランジアダプ
タ、４０および５０はガスケットである。
の接続部の一例の半裁縦断面図、第２図は本考案の一実
施例の半裁縦断面である。 １０は導波管、２０はクランプ、３０はフランジアダプ
タ、４０および５０はガスケットである。
Claims (1)
- 蛇腹状に波付けされた導波管の拡開された管端部が、導
波管に被着された接続器のフランジアダプタと、対向す
る接続子のフランジ部との間に挾持されるとともに接続
子のフランジ部と、接続器のフランジアダプタ、または
前記管端部との間にガスケットが装着されてなる導波管
の接続部において、接続器は内周面に導波管波形谷部に
係合する突起が設けられ、かつ筒状部とフランジ部とか
らなる二つ割のクランプと、該フランジ部に接して設け
られ導波管が挿通しうる内孔を有するリング状のフラン
ジアダプタとからなり、該フランジアダプタの内周面と
導波管波形谷部間にガスケットが装着されてなることを
特徴とする導波管の接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8556978U JPS584244Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 導波管の接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8556978U JPS584244Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 導波管の接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS553556U JPS553556U (ja) | 1980-01-10 |
| JPS584244Y2 true JPS584244Y2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=29009330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8556978U Expired JPS584244Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 導波管の接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584244Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58121401U (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-18 | 日立電線株式会社 | 波付導波管の接続部 |
| JP5183234B2 (ja) * | 2008-02-07 | 2013-04-17 | コスモ工機株式会社 | 制水体設置装置 |
-
1978
- 1978-06-21 JP JP8556978U patent/JPS584244Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS553556U (ja) | 1980-01-10 |
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