JPS5842432A - ポリプロピレン延伸フイルム - Google Patents
ポリプロピレン延伸フイルムInfo
- Publication number
- JPS5842432A JPS5842432A JP14008081A JP14008081A JPS5842432A JP S5842432 A JPS5842432 A JP S5842432A JP 14008081 A JP14008081 A JP 14008081A JP 14008081 A JP14008081 A JP 14008081A JP S5842432 A JPS5842432 A JP S5842432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polypropylene
- transparency
- weight
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D7/00—Producing flat articles, e.g. films or sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2023/00—Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
- B29K2023/10—Polymers of propylene
- B29K2023/12—PP, i.e. polypropylene
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は透明性を大きく損うことなく滑り性。
耐ブロッキング性を改良したポリプロピレン延伸フィル
ムに関する。
ムに関する。
ポリプロピレン延伸フィルムはその優れた透明性、機械
的物性のゆえに食品包装−繊維包装その他広範囲な用途
に使用されている。
的物性のゆえに食品包装−繊維包装その他広範囲な用途
に使用されている。
しかしこのように優れた物性を有するポリプロピレン延
伸フィルムにも欠点が皆無というわけではなく、その問
題点として滑り性、耐ブロッキング性の欠如がある。
伸フィルムにも欠点が皆無というわけではなく、その問
題点として滑り性、耐ブロッキング性の欠如がある。
このような滑り性、耐ブロッキング性を改良すべ〈従来
から種々の方法が検討されているが。
から種々の方法が検討されているが。
その一つに無機充てん剤を添加する方法がある。
しかし、一般に無機充てん剤の添加では滑り性、耐ブロ
ッキング性が充分に改良されるまで添加量を増すと、無
機充てん剤が核となって生成するボイドによりフィルム
の透明性が損なわれるため、フィルムの商品価値を低下
させ必ずしも満足できるものではない。
ッキング性が充分に改良されるまで添加量を増すと、無
機充てん剤が核となって生成するボイドによりフィルム
の透明性が損なわれるため、フィルムの商品価値を低下
させ必ずしも満足できるものではない。
本発明者らはかかる実情にかんがみ透明性を大きく損う
ことなく滑り性−耐ブロッキング性を改良すべく種々検
討した結果−特定された微粉シリカを配合することによ
り上記目的にかなったポリプロピレン延伸フィルムが得
られることを見出し本発明に到達した。
ことなく滑り性−耐ブロッキング性を改良すべく種々検
討した結果−特定された微粉シリカを配合することによ
り上記目的にかなったポリプロピレン延伸フィルムが得
られることを見出し本発明に到達した。
すなわち一本発明はポリプロピレン100重量部に対し
て、見掛比重0.1〜0.2でかつ比表面1ift 1
50rr?/f以下の微粉シリカを0.01〜1重量部
配合してなる透明性が良好でかつ滑り性、耐ブロッキン
グ性の優れたポリプロピレン延伸フィルムに関するもの
である。
て、見掛比重0.1〜0.2でかつ比表面1ift 1
50rr?/f以下の微粉シリカを0.01〜1重量部
配合してなる透明性が良好でかつ滑り性、耐ブロッキン
グ性の優れたポリプロピレン延伸フィルムに関するもの
である。
本発明におけるポリプロピレンとはプロピレンを主体と
する結晶性重合体であり、結晶性プロピレン単独重合体
または結晶性プロピレン−αオレフイン多元共重合体、
例えばエチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブ
テン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1
共重合体など、及びこれらの混合物を包含する。
する結晶性重合体であり、結晶性プロピレン単独重合体
または結晶性プロピレン−αオレフイン多元共重合体、
例えばエチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブ
テン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1
共重合体など、及びこれらの混合物を包含する。
また本発明で使用する微粉シリカは見掛比重0.1〜0
.2でかつ比表面積が150 tr?AI以下のもので
ある。微粉シリカの比表面積が150m”/y以上の場
合はボイドの発生による透明性低下が大きく、また微粉
シリカの見掛比重が0.2以上の場合は比表面積が15
0靜/f以下であってもボイドの発生により透明性が大
きく損なわれ。
.2でかつ比表面積が150 tr?AI以下のもので
ある。微粉シリカの比表面積が150m”/y以上の場
合はボイドの発生による透明性低下が大きく、また微粉
シリカの見掛比重が0.2以上の場合は比表面積が15
0靜/f以下であってもボイドの発生により透明性が大
きく損なわれ。
0.1以下の場合は滑り性、耐ブロッキング性の改良効
果が得られにくい。
果が得られにくい。
本発明における微粉シリカの見掛比重及び比表面積は下
記の方法により測定したものである。
記の方法により測定したものである。
見掛比重:JIS 、に−6220に準拠したシリン
ダー法。
ダー法。
比表面積:/82体望素温度でのN2吸肴によるBET
法。
法。
また微粉シリカの配合量はポリプロピレン100重量部
に対して0.01〜1重喰部、好ましくは0.05〜0
.5重量部である。
に対して0.01〜1重喰部、好ましくは0.05〜0
.5重量部である。
本発明に使用するポリプロピレンには種々の添加剤、例
えば酸化防止剤−滑剤、帯電防止剤、無滴剤などを適宜
配合することができる。
えば酸化防止剤−滑剤、帯電防止剤、無滴剤などを適宜
配合することができる。
本発明におけるポリプロピレン延伸フィルムは少なくと
も一方向に延伸されたフィルムである。
も一方向に延伸されたフィルムである。
つぎに実施例によって本発明を説明するがこれらは例示
的なものであって一本発明はこれらに限定されるもので
はない。
的なものであって一本発明はこれらに限定されるもので
はない。
実施例におけるフィルム物性は下記の試験法により測定
した。
した。
透明性:フィルム4枚重ねのヘイズ値をJISK−67
14に準拠して測定した。
14に準拠して測定した。
滑り性: ASTMD1894 に準拠して静摩擦係
数を測定した。
数を測定した。
耐ブロッキング性:幅80WrMのフィルムを40覇重
ね合せ、500Fの荷重をかけ、 温度60℃にて8時間状態調整した 後、せん断剥離を行ない、その最大 荷重を測定した。
ね合せ、500Fの荷重をかけ、 温度60℃にて8時間状態調整した 後、せん断剥離を行ない、その最大 荷重を測定した。
実施例1及び比較例1〜5
メルトインデックス1.9f/10分なるプロピレン単
独重合体100N量部に対して各種の微粉シリカを0.
1重量部添加混合し、造粒機によりペレットとした後、
樹脂温度280℃で溶融押出を行ない一40℃の冷却ロ
ールにて急冷することにより厚さ0.6 rrmのシー
トとした。得られたシートを縦延伸機のロール周速差に
より延伸温度140℃で縦方向に4倍延伸し、引つづき
テンタ一式延伸機にて延伸温度156℃で横方向に7倍
延伸し一140℃で熱処理を行ない厚さ約20μの2軸
延伸フイルムとした後、片面コロナ処理を施した。
独重合体100N量部に対して各種の微粉シリカを0.
1重量部添加混合し、造粒機によりペレットとした後、
樹脂温度280℃で溶融押出を行ない一40℃の冷却ロ
ールにて急冷することにより厚さ0.6 rrmのシー
トとした。得られたシートを縦延伸機のロール周速差に
より延伸温度140℃で縦方向に4倍延伸し、引つづき
テンタ一式延伸機にて延伸温度156℃で横方向に7倍
延伸し一140℃で熱処理を行ない厚さ約20μの2軸
延伸フイルムとした後、片面コロナ処理を施した。
(5)
第1表にフィルム物性を示す。
第1表
第1表に示すごとく、微粉シリカの比表面積が1501
r?/fを越える場合(比較例8.4)は見掛比重にか
かわらず透明性の悪化が、比表面積が150 rr?/
I以下であっても見掛比重が0.2を越える場合(比較
例2)は透明性の悪化が見られ、また0、1未満の場合
(比較例1)は滑り性−耐ブロッキング性の改良効果(
6) が得られない。
r?/fを越える場合(比較例8.4)は見掛比重にか
かわらず透明性の悪化が、比表面積が150 rr?/
I以下であっても見掛比重が0.2を越える場合(比較
例2)は透明性の悪化が見られ、また0、1未満の場合
(比較例1)は滑り性−耐ブロッキング性の改良効果(
6) が得られない。
これらの比較例と実施例の比較から一本発明における特
定された微粉シリカを使用した場合にのみ透明性が良好
でかつ滑り性、耐ブロッキング性の改良されたフィルム
が得られることがわかる。
定された微粉シリカを使用した場合にのみ透明性が良好
でかつ滑り性、耐ブロッキング性の改良されたフィルム
が得られることがわかる。
実施例2及び比較例6〜10
メルトインデックス2.21710分なるプロピレン単
独重合体100重量部に対して、各種の微粉シリカを0
.15重量部及び非イオン系帯電防止剤を0.6重量部
及び脂肪酸アマイドを0.1重量部添加混合した以外は
実施例1と同様の方法で2軸延伸フイルムとした後、片
面にコロナ処理を梱した。第2表にフィルム物性を示す
。
独重合体100重量部に対して、各種の微粉シリカを0
.15重量部及び非イオン系帯電防止剤を0.6重量部
及び脂肪酸アマイドを0.1重量部添加混合した以外は
実施例1と同様の方法で2軸延伸フイルムとした後、片
面にコロナ処理を梱した。第2表にフィルム物性を示す
。
第2表
第2表に示すごとく、帯電防止剤、滑剤を添加した場合
においても本発明における特定された微粉シリカを使用
した場合にのみ透明性、滑り性、酬ブロッキング性の優
れたフィルムが得られることがわかる。
においても本発明における特定された微粉シリカを使用
した場合にのみ透明性、滑り性、酬ブロッキング性の優
れたフィルムが得られることがわかる。
実施例8及び比較例11〜15
メルトインデックス510g/10分なるエチレン含有
量8.5重量%のエチシン−プロピ粒機によりペレット
とした後、樹脂温度24O℃で溶融押A〜を行ない一4
0℃の冷却ロールにで急冷することにより厚さ0−4
mraのシー1−とした。得られたシートを東洋精機製
二軸延伸装置により、延伸潤度181)Cにて直交する
2軸方向へ同時に各々5倍延伸を行jfい、厚さ約15
μの2軸延伸フイルムを得た。
量8.5重量%のエチシン−プロピ粒機によりペレット
とした後、樹脂温度24O℃で溶融押A〜を行ない一4
0℃の冷却ロールにで急冷することにより厚さ0−4
mraのシー1−とした。得られたシートを東洋精機製
二軸延伸装置により、延伸潤度181)Cにて直交する
2軸方向へ同時に各々5倍延伸を行jfい、厚さ約15
μの2軸延伸フイルムを得た。
第8表にフィルム物性を示ス。
第 8 表
(9)
第8表に示すごとく一ポリプロピレンとしてエチレン−
プロピレンランダム共重合体を用いた場合においても、
本発明における特定された微粉シリカを使用した場合に
のみ透明性、滑り性−耐ブロッキング性の優れたフィル
ムが得られることがわかる。
プロピレンランダム共重合体を用いた場合においても、
本発明における特定された微粉シリカを使用した場合に
のみ透明性、滑り性−耐ブロッキング性の優れたフィル
ムが得られることがわかる。
Claims (1)
- の微粉シリカを0.01〜1重量部配合してなる透明性
が良好でかつ滑り性、耐ブロッキング性の優れたポリプ
ロピレン延伸フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14008081A JPS5842432A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | ポリプロピレン延伸フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14008081A JPS5842432A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | ポリプロピレン延伸フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842432A true JPS5842432A (ja) | 1983-03-11 |
JPS6358170B2 JPS6358170B2 (ja) | 1988-11-15 |
Family
ID=15260490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14008081A Granted JPS5842432A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | ポリプロピレン延伸フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842432A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0513975B1 (en) * | 1991-03-15 | 1996-01-17 | Mizusawa Industrial Chemicals, Ltd. | Amorphous silica-type filler |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4941099A (ja) * | 1972-08-26 | 1974-04-17 | ||
JPS5128878A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-11 | Showa Yuka Kk | Tomeiseitoburotsukinguboshiseinosugureta enshinhoripuropirenfuirumu no seizohoho |
JPS523645A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-12 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Polyester composition |
JPS5286471A (en) * | 1976-01-12 | 1977-07-18 | Teijin Ltd | Two dimensional orientated film |
JPS564642A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-19 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Propylene polymer film |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP14008081A patent/JPS5842432A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4941099A (ja) * | 1972-08-26 | 1974-04-17 | ||
JPS5128878A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-11 | Showa Yuka Kk | Tomeiseitoburotsukinguboshiseinosugureta enshinhoripuropirenfuirumu no seizohoho |
JPS523645A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-12 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Polyester composition |
JPS5286471A (en) * | 1976-01-12 | 1977-07-18 | Teijin Ltd | Two dimensional orientated film |
JPS564642A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-19 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Propylene polymer film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6358170B2 (ja) | 1988-11-15 |
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