JPS5842371Y2 - レ−ルガイド装置 - Google Patents

レ−ルガイド装置

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Publication number
JPS5842371Y2
JPS5842371Y2 JP1978000173U JP17378U JPS5842371Y2 JP S5842371 Y2 JPS5842371 Y2 JP S5842371Y2 JP 1978000173 U JP1978000173 U JP 1978000173U JP 17378 U JP17378 U JP 17378U JP S5842371 Y2 JPS5842371 Y2 JP S5842371Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
side walls
rail guide
back wall
rail
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978000173U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54104757U (ja
Inventor
貢 栗原
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP1978000173U priority Critical patent/JPS5842371Y2/ja
Publication of JPS54104757U publication Critical patent/JPS54104757U/ja
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Publication of JPS5842371Y2 publication Critical patent/JPS5842371Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエレベータ−のレールガイド装置の改良に関す
るものである。
従来、エレベータ−においては、横振れを生じないよう
に、第1図、第2図に示すようなレールガイドaをボッ
クス(図示せず)に取付けられ、エレベータ一孔の縦方
向に設けられたレールbを挾持するようにして摺動させ
、レールbを案内として移動するのであるが、該レール
ガイドaのレールbとの摺動面には、コ字状のライナー
Cが内挿されて、押え板dによジレールガイドaに取付
けられている。
当該ライナーCは、レールガイドa釦よびレールbの摩
耗防止、振動吸収ふ・よび摺動抵抗の引下げのために必
要であり、欠くことのできないものであるとともに、定
期点検に際し、該ライナーCに摩耗がある場合は、これ
を新しいものと交換するようになっている。
ライナーCはポリアセタール、ポリアミド筐たはポリウ
レタン系の合成樹脂からなり、通常射出成形によって製
作されるが、断面がコ字状に形成されるため、成形時に
釦いて特に角部近傍に内部応力が発生しやすく成形後に
、第3図に示すごとく、両端壁が内側へ傾倒するように
変形して使用不能となるので、通常、成形徒歩なくとも
ライナーCの摺動側に機械加工を施して精度を得ること
が必要であって、生産コストが上る等の欠点を有してい
た。
本考案は、上記欠点を一掃するとともに、精度の良好な
ライナーを成形し、直線性の良いエレベータのレールガ
イド装置を提供することを目的とするものであり、上記
ライナー成形後に機械加工をする必要がないものである
つぎに、本考案の一実施例を、第4図乃至第6図にした
がって説明する。
第4図は、レールガイド1を示すもので、アルミ合金等
によシ押し出し成形され、背壁2と該背壁2に対し略直
角方向に伸びる両側壁3,3により略コ字状断面に構成
されるとともに、両側壁3,3端部が内側に屈曲して係
止縁4,4になる。
該係止縁4の内断は斜向内方にアンダーカットされて係
合凹部5を形成している。
図中12は押え板(図示せず)取付用の螺子孔である。
第5図は、合成樹脂をもって射出成形により成形される
ライナー6を示すもので、背壁1釦よび背壁γから略直
角方向に伸びる両側壁8,8とによりコ字状断面になり
、側壁8と背壁γの外角に凹部9が設けられて薄肉部位
10を構成するとともに、両側壁8,8の端部に前記レ
ールガイド1のアンダーカットに見合う斜向端面11が
形成されている。
上記構成になるライナー6は、レールガイド1の内壁に
沿って挿入され、この時ライナー60両側壁8,8の斜
向端面11はレールガイド1の係合凹部5に係止され内
側に倒れるととがない。
仮に射出成形によってライナー6の側壁8力、S内側に
傾倒していても、両側壁8,8が薄肉部位10の変形に
より、レールガイド1の側壁3,3に沿った形状になる
ため、背壁釦よび両側壁8,8は計画した断面形状を呈
し、確実な摺動面の精度を保つことができる。
つぎに第7図は、ライナーの他の実施例を示すもので、
当該ライナー6aは、背壁1aが中央部にかいて2分割
され、各分割片と、各分割片の端部から略直角方向に伸
びるそれぞれの側壁8 a s8aとからなる略り字状
断面の2片を衝合させてなるもので、前記実施例と同様
に、各側壁8a。
8aの端部は斜向端面11a、llaを形成されている
上記した構成になるライナー6aも、射出成形により成
形されるため、背壁7a 、7aに対して側壁8a 、
8aが直立しない場合があるが、前記レールガイド1に
挿入すると、両背壁7a。
7a端部が互いに押圧し合うために、ライナー6aの両
側壁8 a 、 8 aがレールガイド10両側壁3゜
3にそれぞれ押し付けられ、更に斜向端面11゜11と
レールガイド1の係合凹部5,5との係合により内方へ
の傾倒を抑止されてレールガイド10両側壁3,3側へ
押圧されるので摺動面の精度が良好に維持される。
以上説明したように、本考案は、ライナーがレールガイ
ドの内壁に沿い易い形状に成形されるとともに、ライナ
ーの縁部がレールガイドの縁部に強制係止するようにな
されているため、射出によりライナーの角部が正確に直
交して成形されなかったとしても、少なくともライナー
摺動面を正確に位置付けることができるものであり、ま
たライナーの成形にあたっては、前述のごとく、角部の
精度が要求されないため、両側壁の厚さの精度管理だけ
を行なえばよく、さらにライナー釦よびレールガイドは
射出成形によシ連続した長物を構成し、適宜長さに切断
するだけで得られるため、量産可能であるとともに、機
械加工を要しないので、生産コストを引下げるとともに
、精度のよいレールガイド装置を提供することができる
もので、極めて実用的効果の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図は従来の
レールガイド装置の平面図、第2図は同縦断面図、第3
図は同装置のライナーの断面図、第4図は本考案のレー
ルガイド装置のレールガイドの斜視図、第5図は同ライ
ナーの斜視図、第6図はレールガイドとライナーを組合
わせた状態の断面図、第1図は他の実施例を示すライナ
ーの斜視図である。 1・・・・・・レールガイド、2・・・・・・背壁、3
・・・・・・側壁、4・・・・・・係止縁、5・・・・
・・係合凹部、6・・・・・・ライナー、?、7a・・
・・・・背壁、8,8a・・・・・・側壁、10・・・
・・・薄肉部位、11,11a・・・・・・斜向端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.背壁2釦よび該背壁2の両端部から略直角方向に伸
    びる両側壁3,3を備えて略コ字状断面形状を呈し、エ
    レベータ−のボックスに取付けられるレールガイド1と
    、上記レールガイド1の背壁2に沿う背壁Iおよび上記
    レールガイド1の両側壁3,3に沿う両側壁8,8を備
    えてレールbと摺動するライナー6とを有するレールガ
    イド装置において、上記レールガイド1が、上記両側壁
    3,3の端部から互いに対向して伸び、斜向内方にアン
    ダーカットにより係合凹部5.5を形成された係止縁4
    ,4を付され、上記ライナー6が、上記両側壁8,8の
    、上記係止縁4,4側端部に、上記保合四部5,5に適
    合する斜向端面i1.iiを形成されるとともに、上記
    背壁γに、上記両側壁8,8の離開な容易にする手段を
    備えていることを特徴とするレールガイド装置。 2、ライナー60両側壁8,8の相互離開を容易にする
    手段が、上記ライナー6の背壁7の両端部の外角に設け
    られた凹部9,9によシ形成された薄肉部の10.10
    である実用新案登録請求の範囲第1項に記載のレールガ
    イド装置。 3、ライナー60両側壁8,8の相互離開を容易にする
    手段が、上記ライナー6の背壁Tにbける長手方向に伸
    びる分割面である実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のレールガイド装置。
JP1978000173U 1978-01-06 1978-01-06 レ−ルガイド装置 Expired JPS5842371Y2 (ja)

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JP1978000173U JPS5842371Y2 (ja) 1978-01-06 1978-01-06 レ−ルガイド装置

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JP1978000173U JPS5842371Y2 (ja) 1978-01-06 1978-01-06 レ−ルガイド装置

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JPS54104757U JPS54104757U (ja) 1979-07-24
JPS5842371Y2 true JPS5842371Y2 (ja) 1983-09-26

Family

ID=28801182

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JP1978000173U Expired JPS5842371Y2 (ja) 1978-01-06 1978-01-06 レ−ルガイド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5455549B2 (ja) * 2009-10-22 2014-03-26 三菱電機株式会社 エレベータのガイド装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527622U (ja) * 1975-07-02 1977-01-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527622U (ja) * 1975-07-02 1977-01-19

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