JPS5841628Y2 - 変圧継電器の鉄芯 - Google Patents

変圧継電器の鉄芯

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Publication number
JPS5841628Y2
JPS5841628Y2 JP13607476U JP13607476U JPS5841628Y2 JP S5841628 Y2 JPS5841628 Y2 JP S5841628Y2 JP 13607476 U JP13607476 U JP 13607476U JP 13607476 U JP13607476 U JP 13607476U JP S5841628 Y2 JPS5841628 Y2 JP S5841628Y2
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JP
Japan
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iron core
joint
ring
iron cores
relay
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Expired
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JP13607476U
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JPS5353541U (ja
Inventor
信一 上田
Original Assignee
八洲電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変圧継電器の鉄芯の結合に関するものである。
従来、突合せ式鉄芯の結合は、第6図イのようにコアカ
バーを用いて、鉄芯をつつみこんで結合したりあるいは
、接合部をまたぐように当板を設けて、鋲で結合したり
、又は第6図口のようにコ型の締金を用いて鉄芯を締め
つけて結合する等が行われていたが、突合せ圧力の不足
からバラツキがありギャップが生じたり、ずれたりして
磁気抵抗が増大し変圧器として又継電器としての特性が
低下する欠点があった。
本考案はか・る欠点を解消する目的にてなされたもので
ある。
本考案の構成を■実施例である変圧継電器の図面につい
て説明する。
1,2は1組の突合せ式鉄芯にして、1はL型2はF型
を形取っている。
接合部3.3′には凸部4,5、凹部6,7が設けられ
ており互に嵌合するよう設計されている。
更に前記鉄芯1,2の接合部3,3′には主磁路外とな
る鉄芯外側に突起8.9及び10.11を設は輪環12
,12’を前記突起8,10及び9,11に圧入するこ
とによって1組の鉄芯1゜2を一体化するよう構成され
ている。
13.13’。13″・・・・・・は電磁鉄板を積層一
体化するための鋲である。
14は鉄芯2の継鉄部で継電器の継電磁路となる部分で
あり、その先端は接点を具備した可動鉄芯15を枢着す
る支点部分である。
16.17は一体化する前に装入するコイルで実施例で
は16を1次コイル、17を2次コイルとした。
尚低圧電源を取るために3次コイルを1次コイル側に巻
くことも出来る。
次に作用効果を説明する。
先づ電磁鉄板を所定の厚さに積層して鋲13にてかしめ
鉄芯1,2を作り、コイル16.17を装入後接合部3
,3′の凸部4,5凹部6,7を互に嵌合突合わせる。
接合部の凸部4゜5の鉄芯の内側にある面が輪環圧入方
向に垂直で、反対側の面が凸部の先端にいくほどせまく
なるような傾斜をもっており、又、凹部がこれに嵌合す
るようになっているため容易に位置決めが出来且つ接1
触面積が大きくなるので磁気抵抗が少くなる長所があり
、輪環12,12’の圧入時に力が掛っても変形、ズレ
のない特徴をもっている。
又鉄芯1,2の接合部3,3′の外側の突起8,10及
び9,11が対向するのでその間に輪環12,12’を
圧入することによって2つの鉄芯1,2を強力に圧接す
ることが出来る。
この場合外側に設けた突起8,10及び9,11によっ
て接合部3,3′の接触面積はより増大して接合部3,
3′のギャップの磁束密度は減り従って漏洩磁束も減り
輪環12.12’による損失は極少となり変圧器として
の特性は向上する。
特に第4図の如く突起の先端の1部に傾斜面18.18
’を付することにより装入が楽になり且つ輪環、鉄芯等
の少しの誤差は吸収して確実なる圧接を得ることが出来
る。
又、輪環12,12’はプレス抜きの場合、抜きダレが
できるので、前記の鉄芯に傾針面18.18’を設ける
かわりに抜きダレを利用して圧入する方法もある。
尚本考案の接合方法は突合せ式の変圧器鉄芯にも利用し
て確実なバラツキのない鉄芯を得ることも出来る。
以上の如く鉄芯1,2を一体化することによって主磁路
と継電磁路が形成される。
従って1次コイル16に電源を接続すれば主磁束Φ1は
密着された接合部3,3′を通って流れ、2次コイル1
7に巻回数に見合った起電力を発生する。
この場合接合が長幼であれば励磁電流は減少する。
今2次コイル17に接続されたスイッチ19を短絡すれ
ば逆方向の2次磁束Φ2が発生し1部主磁路へ、残部Φ
2Rが継電磁路を通るので吸引力が働き可動鉄芯15を
吸引し、前記可動鉄芯15に付属された接点によって継
電作用を行わしめることが出来る。
吸引時に於いては主磁路Φ□の1部ψ1Rと2次磁束Φ
2の残部Φ2Rの合成磁束が継電磁路を流れ吸引作用を
行うがこの際輪環12は隈取コイルとして兼用出来るの
で良導電材料の銅又は黄銅を使用すれば騒音防止効果は
大となり吸引力も増加する。
又継電磁路において、輪環を通る磁束と、載環を通らな
い磁束の比が、適当な値になるように突起の位置を決め
ることにより吸引力最大の状態にすることも出来る。
以上述べた如く本考案は接合部3,3′の凹凸嵌合によ
る位置決めと傾斜面による密着度の向上、及び輪環12
,12’による圧接の確実性は磁気抵抗を削減し高能率
な鉄芯を得ることが出来ると共に輪環12.12’は隈
取コイルを兼用出来るので部品の単純化、組立の容易さ
は工数削減の効果としてあられれ、本考案の鉄芯を使用
することによって高性能の変圧継電器を生産することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にして変圧継電器の構成図で
ある。 第2図、第3図は夫々その上面図、側面図である。 第4図は突起の傾斜面を示す。第5図は変圧継電器の磁
束関係を示す。 第6図は従来例にしてコアカバーにて接合したものを示
す。 図中、1,2・・・・・・鉄芯、3,3′・・・・・・
接合部、4,5・・・・・・接合部の凸部、6,7・・
・・・・接合部の凹部、8,9,10.11・・・・・
・突起、12.12’・・・・・・輪環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ■組の突合せ式鉄芯において、接合部にて凹凸の嵌合突
    合せをなさしめると共に接合部の外側に、鉄芯1,2よ
    り互いに接するように設けた突起に輪環を圧入して、鉄
    芯を一体化し、且つ、隈取コイルを兼用せしめたことを
    特徴とする変圧継電器の鉄芯。
JP13607476U 1976-10-08 1976-10-08 変圧継電器の鉄芯 Expired JPS5841628Y2 (ja)

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JP13607476U JPS5841628Y2 (ja) 1976-10-08 1976-10-08 変圧継電器の鉄芯

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JP13607476U JPS5841628Y2 (ja) 1976-10-08 1976-10-08 変圧継電器の鉄芯

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Publication Number Publication Date
JPS5353541U JPS5353541U (ja) 1978-05-09
JPS5841628Y2 true JPS5841628Y2 (ja) 1983-09-20

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ID=28744938

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JP13607476U Expired JPS5841628Y2 (ja) 1976-10-08 1976-10-08 変圧継電器の鉄芯

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JPS58183131U (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 株式会社伊藤喜工作所 組立棚における棚板

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JPS5353541U (ja) 1978-05-09

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