JPS5841498Y2 - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPS5841498Y2
JPS5841498Y2 JP10489978U JP10489978U JPS5841498Y2 JP S5841498 Y2 JPS5841498 Y2 JP S5841498Y2 JP 10489978 U JP10489978 U JP 10489978U JP 10489978 U JP10489978 U JP 10489978U JP S5841498 Y2 JPS5841498 Y2 JP S5841498Y2
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JP10489978U
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JPS5522627U (ja
Inventor
芳明 矢沢
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日本精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転機構における回転警報を適確にしたヒス
テリシス特性を有する回転検出装置に関するものである
従来、回転警報装置等に使用される回転検出装置には、
発振コイルを対設して発振装置を作動させ、この出力を
もってブザー又は警告灯を点灯せしめるものがあるがこ
の場合検出器である発振コイルの時定数が比較的大きく
、鋭利な特性を必要とする回転検出装置において、上記
従来の装置では不十分であった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので、回転数
が警報状態に達した場合時間遅れを生じず即座に警報器
を作動させ、かつ警報器を作動ののち操従者の減速操作
等により回転数が安全状態にまで達した場合もしばらく
の間は警報を作動させ続けて周囲に注意状態であること
を示すヒステリシス特性を有する回転検出装置の提供を
目的とする。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第1図において、1は回転計本体、2は回転計本体1に
支承され、図示しない駆動源と接続されて回転される軸
、3は軸2に固着され、軸2と共動するマグネット、4
は回転計本体1に支承され、図示しない指針を保持する
軸、5は軸4に固着され上記マグネット3と少許間隙を
介在して対設されたローターを各示し、マグネット3の
回転運動により発生する渦電流作用によってローター5
を図示しないヒゲバネに釣合して角度運動に変換し、た
とえば回転数を測定するそれ自体周知の渦電流型計器を
構成するものである。
ところで、6はローター5と同心的に、かつその回転軌
跡上に一定幅を保有してローター5から突設された遮閉
板、7は回転計本体1に付設されるコ字状保持体、7’
、7’は保持体7の対向両側部、8は保持体7に形成さ
れ遮閉板6が通過される空隙、9A、9Bは発光素子で
本実施例では発光ダイオードを使用し、10 A、10
Bは受光素子で本実施例ではフォトトランジスタを使
用するもので゛ある。
11は検出部を示し、12は検出部より信号を外部へ送
るリード線群である。
第2図A−Cは本考案検出部の正面図、側断面および背
面図である。
発光素子9A、9Bは前記空隙8における透間根負の移
動方向に若干位置を違えて保持体7に埋設されるととも
に、前記透間根負の移動に直角方向の寸法が前記透間板
互の移動方向について互いに重複しないよう定めである
受光素子10 A、10 Bは前記空隙8をはさんで保
持体7に埋設されており、かつ発光素子9Aと受光素子
10A9発光素子9Bと受光素子10Bは空隙8をはさ
んで、それぞれ正対し検出器を構成して以下9AとIO
Aの対をA、9BとIOBの対をBとする。
Uは検出部、12は検出器よりの信号を外部へ送るリー
ド線群である。
第3図は本考案実施例に基づく透間根負の形状と、任意
回転状態時における透間根負と検出部月との位置関係を
示したものである。
透間根負は、前記2組の対A、Bにおいてそれぞれの対
の発光素子と受光素子との空隙を回転するが、その回転
中前記2組の対A、Bの各々に相対する部分に回転方向
に発光素子の光を受光素子へ通過させない光遮断部13
A、13Bと光を通過させる光通過部14A、14Bと
をプログラム的に備えている。
各村A、Bにおいて、各々の受光素子が正対している発
光素子の光に対する不感状態を0、感応状態を1で表わ
すとき、各村A、Bにつきこの順序に、(1,oj(o
、o)、(o、1)の3通りの組み合わせが透間板歪の
回転とともに指示回転数の0〜N 1(rPm) 、
N 1〜N2(rPm)、N2〜NmてrPm)c7)
3範囲に対応して生ずるように、透間根負の光透閉部
13A、13Bと光通過部14A、14Bの関係を第3
図に示す設計としである。
ただしN1<N2<Nmの関係があるものとし、Nmは
本考案装置を設置する回転装置の最高回転数である。
第4図は本考案の実施例における結線図である。
15〜27は抵抗、28〜30はダイオード、31はツ
ェナーダイオード、32〜35はトランジスタ、36は
コンデンサ、37は入力比較器であり、該比較器37の
(ト)入力V1はIOAの出力より←)入力■2はIO
Bの出力より取り入れられる。
38は電源入力端子で直流定電圧Viが加えられ、39
は出力端子で直流出力Voが発生される。
第5図A−Cは、本考案の実施例に基づく各回転状態時
における透間板6と検出部11との位置関係を示したも
のである。
第5図Aは、回転数Q −N 1(rPm)中の任意回
転状態を示し、第5図Bは回転数がN1〜N2(rPm
)中の任意回転状態を示し、第5図Cは回転数がN2〜
Nm(rPm)任意回転状態を示している。
第6・図は本考案の実施例に基づく回転数と出力との関
係を示したものである。
次に動作原理の説明として、回転数がO(rPm)より
上昇していく場合を示す。
回転数が0〜N1(rPm、)の状態、すなわち、透間
根負と検出部Uとの位置関係が第5図Aの場合には、透
間根負の形状により、各々の発光素子が正対している受
光素子の光に対する状態の組み合わせは各村A、Bにつ
き、この順序で<1.o)”’rある。
つまり、フォトトランジスタIOAはON状態でフォト
トランジスタ10BはOFF状態であり、この場合■1
はLowレベルであり次式によって 示される。
Ml = VOESAT
(1)ただし、VCE S Aτ は
トランジスタ32の飽和電圧であり、以下各式において
も同様である。
またV2はHighレベルであり、次式によって示され
る。
ただし、Vzはツェナーダイオード31の両端に印加さ
れている電圧であり、R3は抵抗17、R4は抵抗18
であって、以下各式においても同様である。
上記により■1〈■2となり、比較器37の出力は発生
されず、これによりトランジスタ34.35はOFF状
態であり、■oは発生されない。
よって、回転数が0〜N 、 (rPm)の間では出力
は0で、第6図に示す回転数と出力との関係のグラフ上
のア点〜イ点を示す。
回転数がN1〜N2(rPm)状態、すなわち透間板6
と検出部11との位置関係が第5図Bの場合には、透間
板6の形状により、各々の発光素子が正対している受光
素子の光に対する状態の組み合わせは各村A、Bにつき
この順序で(0,0)である。
つまり、フォトトランジスタIOA、IOB両方ともO
FF状態であり、この場合、この場合V1.■2はそれ
ぞれHighレベルであり、それぞれ次式によって示さ
れる。
ただしR1は抵抗15、R2は抵抗16をそれぞれ意味
し、以下各式においても同様である。
ここでR1−R4の設定でVl<■2とすれば、比較器
37の出力は発生されず、回転数0〜N1(rPm)の
場合と同様出力は0で第6図に示す回転数と出力との関
係のグラフ上のイ点〜つ点を示す。
回転数がN2〜Nm(rPm)の状態、すなわち、透間
板6と検出部11との位置関係が第5図Cの場合には、
透間板6の形状により、各々の発光素子が正対している
受光素子の光に対する状態の組み合わせは各村A、Hに
つきこの順序で[O,1)である。
つまりフォトトランジスタIOAはOFF状態で、フォ
トトランジスタIOBはON状態であり、この場合v1
はHighレベルであり次式によって示される。
また■2はLowレベルであり、次式によって示される
V2 = Vjasx−r
(6)ただし、VC’ESAT トランジスタ
33の飽和電圧であり、以下各式においても同様である
上式によりV 1 > V 2となり、比較器37の出
力は発生され、これによりトランジスタ34.35がO
N状態となり、■oは発生される。
よって、回転数がN2〜Nm(rPm)の場合、出力は
発生され、第6図に示す回転数と出力との関係のグラフ
上のつ′点〜二点を示す。
つまり、N2(rPm)以上が本考案装置を設置した回
転装置の警報必要回転数ならば、この時点で周囲に警報
する警報装置を作動させるものである。
次に回転数がNm(rPm)より下降していく場合を示
す。
回転数がNm−N 2(rPm)の状態、すなわち透間
板iと検出部■との位置関係が第5図Cの場合には、前
記回転数上昇時における回転数がN2〜Nm(rPm)
の状態の場合と同じ関係であり、この時出力は発生され
、第6図に示す回転数と出力との関係のグラフ上の二点
〜つ′点を示し、かつ警報装置は作動を続けている。
回転数がN2〜N 、 (rPm)の状態、すなわち透
間根負と検出部旦との位置関係が第5図Bの場合には、
前記回転数上昇時における回転数がN0〜N2(rPm
)の状態の場合と同じ関係であり、V工は前記第(3)
式によって示される。
しかし、回転数がN2(rPm)を越えた後すなわちト
ランジスタ34がON状態となった後回転数が下降しN
2〜N 1(rPm)の状態となった場合に、フォトト
ランジスタIOBはOFF状態であるにもかかわらず、
トランジスタ34の導通作用によって、■2は前記第(
4)式に示されるものではなく、次式によって示され。
V 2 ” V F + V”C□SAT・・・・・・
(7)′ただし、VFはダイオード28の両端に印加さ
れる電圧、V″CESA□はトランジスタ34の飽和電
圧を意味する。
上記第(3)式および第(7)式により■□>V2とな
り、比較器37の出力は発生を続けることになり、これ
によりトランジスタ34.35はON状態を保ち、■o
は継続して発生し、第6図に示す回転数と出力との関係
のグラフ上のつ′点〜イ′点を示す。
すなわち、本考案の装置を設置した回転装置の回転数が
警報状態を脱出した後もしばらくの間は警報を作動させ
続けて周囲に注意状態であることを示すものである。
つまりN1〜N2(rPm)は本考案の装置を設置した
回転装置の注意回転数範囲を示すもので、次式によって
示される回転数がヒステリシスとして生ずることになる
Nh−N2−N1・・・・・・(8) ただし、Nhはヒステリシス幅。
回転数がN1〜Q(rPm)の状態、すなわち透間根負
と検出部Uとの位置関係が第5図Aの場合には、トラン
ジスタ34はOFF状態に戻り前記回転数上昇時におけ
る0 、 N 、 (rPm)の状態の場合と同じ関係
になり、■1.■2はそれぞれ前記第(1)式。
第(2)式によって示されたものの関係よりvl〈■2
となり、比較器37の出力は発生されずこれにより、ト
ランジスタ34.35はOFF状態であり、V。
は発生されない。
よって回転数がN1〜0(rPm)の間では出力はOで
第6図に示す回転数と出力の関係のグラフ上のイ点〜ア
点を示す。
本考案の装置を設置した回転装置の回転数が下降しN
1(rPm)を下回わった時点において、前記回転装置
の注意回転範囲を脱出し安全回転装置に戻ったことによ
り、同時に回転検出装置の出力は無くなり回転警報装置
の作動を停止させる。
本考案によれば2個の発光素子と2個の受光素子そして
1個の透間板を使用することにより3通りの回転範囲に
対応して、出力端子よりそれぞれの出力を発生させるこ
とが出来、かつ回転警報装置へ送る回転数上昇時におけ
るON信号と回転数下降時におけるOFF信号のそれぞ
れ発生させる回転数を異ならせるためにヒステリシス幅
を選べる回転検出装置で、このヒステリシス幅は透間板
の光遮断部と光通過部の形状により自由に変えられるこ
とは前述の説明により明白であり、車輌部門、農業機械
部門、工作機械部門等広範囲の部門の回転検出装置に本
考案装置を利用可能となる。
また、検出器は発光素子と受光素子とにより構成したも
のであるため、検出器に発振コイルを使用している従来
装置に比べ、時定数を極めて小さくすることが出来、鋭
利な特性が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を設置した回転計の要部断面図、第
2図A、B、Cは本考案装置の検出部の正面図、側面図
及び背面図、第3図は本考案装置実施例に基づく透間板
の形状と任意回転状態時における前記閉板と検出部との
位置関係を示した図、第4図は本考案実施例における結
線図、第5図A〜Cは本考案装置に基づくそれぞれ任意
回転状態時における透間板と検出部との任意関係を示し
た図、第6図は本考案装置の回転数と出力電圧との関係
を示したグラフである。 透間板・・・・・1、保持体・・・・・・7、空隙・・
・・・・8、発光素子・・・・・・9A、9B、受光素
子・・・・・・IOA、IOB、検出部・・・・・・U
、光遮断部・・・・・・13A、13B、光通過部・・
・・・・14A、14B0

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の走行速度もしくはエンジン回転数を指針の回転角
    度にて指示するたとえば渦電流型計器において、該計器
    可動部材の回転軌跡上に一定幅を保有して突設された遮
    蔽板と、計器の固定部材に付設され、上記遮蔽板の通過
    空隙を形成してコ字状に突設された保持体と、上記空隙
    をはさんで対設され、上記保持体に遮蔽板の回転軌跡方
    向または半径方向に若干位置を変えて埋設された2対の
    発光素子および受光素子と、回転数の変化に伴う遮蔽板
    の回転により制御される上記受光素子の出力をあらかじ
    め電圧設定された正負入力端子に各々接続した比較器と
    、該比較器の出力で警報ブザー等の負荷を作動する駆動
    回路と、上記比較器の正負いずれかの入力端子と該比較
    器もしくは駆動回路の出力間に接続され、回転数の任意
    下降位置まで上記正負いずれかの入力端子電圧を出力電
    圧レベルに維持するダイオードとから構成される回転検
    出装置。
JP10489978U 1978-07-29 1978-07-29 回転検出装置 Expired JPS5841498Y2 (ja)

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JP10489978U JPS5841498Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 回転検出装置

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JP10489978U JPS5841498Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 回転検出装置

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JPS5522627U JPS5522627U (ja) 1980-02-14
JPS5841498Y2 true JPS5841498Y2 (ja) 1983-09-19

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ID=29046662

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JP10489978U Expired JPS5841498Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 回転検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6331064A (ja) * 1986-07-24 1988-02-09 Anritsu Corp カ−ド処理装置

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JPS5522627U (ja) 1980-02-14

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