JPS5841314A - 複合記録装置の記録用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、時間送り軸目盛線の必要な記録データを必要
とする分野に用いられる文字とアナログ線分の記録可能
な複合記録装置に用いられる記録紙に関する。

記録紙への目盛線記録能力を備えたドラム形またはフラ
ットベット形ＸＹプロッタなどの文字とアナログ線分の
記録できる複合記録装置及びフローチャート式電圧記録
計では、従来、Ｘ軸及びＹ軸とも目盛線印刷済の記録紙
、捷たは、目盛線印刷の全くない白紙記録紙が広く使わ
れてきた。

こノｔらの記録紙の実用上の問題点として、次の２点が
ある。１つは、目盛線印刷付記録紙を用いるドラム形Ｘ
Ｙプロッタなどにおける、予め印刷された目盛線と記録
ペン先との位置合わせが自動式線合わせなとの機構を使
わないと実現難であること、２つ目は白紙記録紙の場合
において目盛線のくり返し記録を行なうと目盛線の長さ
と数に比例した時間がか＼る事である。

本発明の目的は、Ｙ軸目盛線と記録ペン位置合わせ機能
の具体化のため、自動罫線合わせ機構を用いることなく
記録紙の目盛罫線印刷方式の改良と内蔵マイクロコンン
ノト機能の組合わせで、同等の機能を実現することにあ
る。

本発明は、Ｘ軸目盛線（Ｘ軸方向）のみを予め印刷して
おき、測定開始時の記録ペン位置が、いずれのＹ軸−ト
にあっても開始時に置かれたベノ位置からＹ軸上の目盛
線の記録を開始することによリ、Ｙ軸上における目盛線
と記録ペンの位置合わせを不要にすると共に、Ｘ軸目盛
線（Ｘ軸方向線）の印刷化によるＸ軸目盛記録録を不要
にして記録データ作成時間の短縮化を計ることを可能と
するものである。

シリアル方式のワドット構成感熱記録ヘッドを用いたド
ラム形ＸＹプロッタにおいて、文字とアナログ線分の記
録可能な複合記録機能を用いて本発明を適用した場合の
実施例をのべる。なお、フラットベッドＸＹプロッタに
ついても同じ考え方が適用できる。

第１図は、本発明になる記録紙を示し測定データの記録
対象により要求される目盛分割数（Ｘ軸方向）に対応し
た目盛罫線（記録データとの識別のため記録線と異なる
色）を印刷した記録紙である。第２図は第１図の記録紙
を用いた場合の記録データ作成例であり、Ｙ軸方向に要
求される罫線は、任意の記録開始点から書き始め予め決
められた条件に従って罫線を書いてゆけばよいため、Ｙ
軸方向罫線と記録ペンとの間の罫線合わせが不要になる
ことを示している。また、Ｘ軸方向の罫線記録が不要に
なることはデータ記録時間の短縮ができることをも示し
ている。なお、第２図は点線にて罫線記録を行なう場合
を示すが、実線、一点鎖線などの手段を用いて、実際に
書き出されるアナログカーブなどのデータ（実線記録が
多い）と記録罫線を識別し易くすることも可能である。

さらに、第３図に示すようにＹ軸上に一定ルールに従っ
て書きこまれる罫線の記録に同期して、Ｙ軸方向に印刷
された罫線部への目盛数字の添字記録をさせたり、Ｙ軸
方向に書き込んだ罫線位置に合　。

わせでＹ軸罫線に必要な数字や単位記号などをも一括し
て記録することもできることは勿論である。

説明は前後するが、具体的な応用例を掲げる。ドラム形
ＸＹプロッタを用いてマイクロコンピュータ内蔵の分析
計と組合わせ、分析計の分析開始時からの一定経過時間
毎にＹ軸上に時間目盛線を書き込むと同時に経過時間信
号を受信して時間数値を添字記録してゆく使い方の場合
である。この場合分析出力データ記録が主目的であるた
め、分析開始に先立って、開始点のＸ軸目盛分割と罫線
を書き込んでおき測定開始を待つ。罫線は記録データ（
実線）との識別のため薄い目の記録線となるようマーク
とスペース比が極力大きくなるように選ぶことができる
。また、目盛分割には必要に応じて目盛数字を添字記録
する。

分析動作を開始すると予めプログラムされた動作順序に
従って、一定時間経過毎にＸ軸目盛分割と罫線、目盛数
字などを必要に応じて書き込んでゆく。これらの書き込
みタイミングは分析計、又は、ドラム形ＸＹプロッタ側
に内蔵された時限要素機能で一義的に決るため分析計の
分析経過時間と完全に一致させ乍ら記録させることがで
きることになる。

この場合の記録データを、従来から用いられている自動
罫線合わせ機能の付いたドラム形ＸＹプロッタに比べる
と、記録紙上に印刷され念罫線位置（Ｙ軸方向）を検出
するための手段として通常用いられている光学式記録線
読取り機構などのハード上の増設が不要になること、罫
線印刷に伴う印刷上の作業管理（インク色のばらつき、
線途切れなど）が罫線読取り不要化で簡単になり記録紙
価格の低減ができること、また、印刷原版は縦の線だけ
を印刷すればよいため簡単かつ安価になるとともに、印
刷作業もＹ軸方向の印刷誤差について関与しなくてもよ
くなる。′従って、旧来の罫線自動合わせ機能と組合わ
せて用いる全罫線印刷済の記録紙に比べて廉価な記録紙
の供給が可能になるとともに、簡略化されたドラム形Ｘ
Ｙプロッタと正確なＹ軸方向目盛罫線（水平方向）の記
録などが実現できる。

なお、上記使用例の場合でも全く長所ばかりある訳では
なく、許容しうる範囲内での短所も介在することを認め
ねばならない。その短所は、Ｙ軸上の一定時間または一
定記録間隔毎に記入する水平方向罫線、目盛線等の割込
み記録により、本来の記録データが途切れることである
。この記録データの途切れ現象については経過時間軸上
の記録条件により罫線記録方式を使い分けることで対処
できる。即ち、記録データ途切れを問題にする使い方で
は記録データの記録開始または終了時に罫線類を記録す
ることであり、途切れが認容される場合は、必要なタイ
ミングで割込み記録動作により罫線類を記録する方式が
適用可能である。

本発明の採用により次の効果が得られる。

■、　自動罫線合わせなどの複雑な罫線読取り検出手段
と、高価な印刷目盛付の記録紙を用いることなく、マイ
クロコン内蔵機器が本来備えているソフトウェアを利用
した記録機能と製作容易な印刷記録紙を用いることで従
来方式と同等以上の高品質・高精度の記録データを得る
ことができる。

２、記録装置の原価低減と、安価な記録紙の使用が可能
になる。

３　記録データ作成時間の短縮が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる縦線のみ印刷された記録紙、第２
図は第１図に示す記録紙を複合記録計に用いて得られる
記録データ例、第３図はＸ軸の目盛数字を目盛罫線とと
もに書き込んだ記録例、第４図は目盛罫線をＹ軸の一部
にマークの形でのみ残した場合の記録例である。 １・・・記録紙、２・・・印刷目盛罫線、３，４・・・
紙送り穴、１０・・・記録目盛罫線、１１．１２・・・
記録目盛竿２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、文字とアナログ線分の記録が可能な記録手段を用い
   た複合記録装置の記録紙手段において、予め配録紙上に
   印刷することにより形成しておき、物理現象の変化によ
   り得られる記録データの配録開始時目盛罫線類及び一定
   の条件変化毎に記ｑ・される目盛罫線類を、データの記
   録に同期巳で記録することにより記録データ内に必要に
   応じて目盛罫線の記録を可能にしたことを特徴とうる複
   合記録装置の記録用紙。